齊藤 紀久子さんから「鳥海山」について
………2006.6.15


■2006.6.15――齊藤 紀久子さんから「鳥海山」について(ポイント進呈します)

●まずは事務的に山行の申し込みをします。
●☆印として、「453−八風山」 「454−岳ノ山」 「461−菜畑山」
●さて暫くご無沙汰しておりましたが、冬眠していたわけではなく、山から気持ちが離れていたわけでもありません。それどころか益々山への恋心はいや増している昨今です。
●実は市野さんのレポートに触発されて一筆啓上する気になったのですが、私もここ数年東北の山に 「恋」 しています。そしてやはり一番気になる山が「鳥海山」です。
●東北の山に惹かれる 理由は、市野さんと殆ど共通していると思いますが、私の場合非常に高度に弱いので、鳥海山のように標高2236mでも北アルプス級の高山植物にふんだんに会えることも理由の一つだと思います。
●勿論出羽富士、秋田富士とも呼ばれ、象潟や吹浦などの日本海から見上げる姿の美しさ、北側へ廻って祓川から仰ぐ荘厳さを秘めた佇まいも、大きな魅力です。
●何しろ毎日のようにネットで『今日の鳥海山』をチェックしているというノボセようですから手が付けられません。
●しかしそもそもこうなったのも、考えてみるとかつて伊藤コーチにダマサレテ?「足」を 初めてしまったテレマークスキーに端を発しているのではないか、という気もしている のですけれど?
●スキーといえば雪、雪といえば何といっても東北、いつかあの山々を滑り降りてみたい! という長年の望み叶って今シーズン月山、八甲田、鳥海山を板を担いで巡ってきました。
●5月過ぎの東北の山々はブナの芽吹きやフキノトウの淡い緑に覆われ、所々山桜のピンクやノウルシの黄が点在するという、うっとりする風景でした。
●話を鳥海山に戻しますが、やはり私も「鳥海」は鳥海だけが、絶対いい!と思います。
●但しこの山は雨作りの山で、余程運が良くないと快晴の山行は 望めないようです。
●かの芭蕉さんもとうとう山の姿は拝めなかったようですし、私も5回のうち山頂までは 1回だけ。(それも雨と霧で何にも見えず)あとは麓から仰いだのと、この5月鳥海湖からと祓川から七つ釜避難小屋までスキーで行った時 は、快晴でした。
●こうなったら何度でも足を運ぼう!それだけの価値のある山だ、と決めています。
●糸の会も次回は、たっぷり時間をかけて山頂小屋に泊まり、出来れば河原宿にも泊まるという贅沢なプランを、それも平日に計画していただきたいものです。
●今月は、やはり東北は岩手の「七時雨山」と「姫神山」に登りました。
●「七時雨」は予想に反して一度も時雨れず、広々とした牛の放牧場の先の小さな双子峰の山でした。秋も良さそうです。
●「姫神山」は、岩手山の妻といわれる可愛いい山で、見たい、見たいと思っていた「蛍 かずら」という紫の小さな花の群生を見付け歓声を上げてはしゃいでいる私をご想像ください。
●では長々と、鳥海の話になると止まらない 齊藤紀久子でした。   そういえば去年 11月の集まりで市野さんと意気投合しましたっけ。
■コーチから
●市野さんといい、齊藤さんといい、東北の山に恋しているみなさんには、神風登山は不評みたいですね。
●でも今回は御浜小屋に泊まりたくなかった。「e」ですから。
●雪渓と花の月山+鳥海山。結果はどうなるでしょうか。


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