2007.9.14_藤 本 喜 弘――ワンポイントレポート「槍ヶ岳登山(雑感1)……天気予報」


■2007.9.14_藤 本 喜 弘――ワンポイントレポート「槍ヶ岳登山(雑感1)……天気予報」
 70歳の槍ヶ岳[9es]に参加しました。半年前には予想もしていなかった登山の機会が得られ、感激しています。いくつかの感想を綴ってみたいと思います。
 上高地から槍沢ロッジまでの初日は、時に穂高の山頂も見えたものの、全体としては小雨もよいの一日でした。夜になると星が見えるようになり、二日目はすばらしい晴天になりました。
 出発の身支度をしながらの会話で、明日もお天気だといいねぇという声に「大丈夫でしょう、晴れますよ」と反応しました。大丈夫?という方に「もう雨雲が逃げて行ってるから」と大きな雨雲が関東から太平洋に向けて動いているレーダー画面を指しました。
 瞬間「お山の天気は別ですが」と言っておくべきだったと気がついたのですが、「レーダー写真は過去のもので予想情報は含んではいない」とか「高層天気図を見ないと自信が持てない」とかの言い訳が面倒な気がしてそれきり黙っていました。
 お昼前の天狗池、午後の山頂アタックなど全ての行程は快晴の下で楽しむことができたのですが、何と 夜半から猛烈な雨になってしまいました。小さな低気圧が急接近してきたためで、次の日の午前中まで降り続き、二回目の山頂アタックどころではなく、反省することしきりでした。


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