2008.6.4_小林 美子――ワンポイントレポート「5c笹尾根――久し振りの山歩きを終えて」


■2008.6.4――小林 美子さんから「5c笹尾根――久し振りの山歩きを終えて」

 やっぱり山はいい、来てよかったと何度思った事でしよう。思いきって行って本当に良かった。ちょうど運よく天気にも恵まれ、すがすがしく気持ちの良い日でした。
 私の足8時間がんばれるかしら? と不安・・・。
 歩き始めたら大丈夫かな? と少し自信がわいてきた。
「5c」では無理かな? 「5d」の石老山にいこうかな・・とか迷った。
「5c」の前に一度高尾山に誘われ、足の調子を試すためお試し登山を予定したけど、台風接近で当日雨で中止になってしまい、お試し登山もしないで直接8時間の長い登山に挑戦。
 あまりけわしくはないだろうが時間に耐えられるかしら、そう心配しながら、久しぶり山の仲間に会いその不安も少しずつ薄らいでいった。
 甘草水で無事皆と一緒に下りられますように頼み、又すすむ。もうきてしまったのだから後戻りはできない。やるっきゃないぞ! 
 休憩が今回多かった事と、休憩時間もいつもの5分が10分であったり、10分が20分であったりして、私としては大助かりでした。
 少し左足がつってきた(いつもつるけど)
 ぐ〜と筋をのばしながら歩く登りが続くと足がつってくる。今日みたいに登りがあり下りがあるという方が足がつるのは解消される。下りになるとつるのがおさまる・・。
 三国山に着く。もうすぐ生藤山だ。着いたぁ〜。
 これから3時間の下りになる。途中サルの一団に会い、皆どこどこと見なかったら損をするという感じで探す。全員サルを見たらしく満足・・・。
 やっと和田峠。ここは素通り。茶店のおばさん、中であら! 行っちゃうの? 寄っていかないの〜という顔? で見ていた
 4年前の雪の陣馬山の時は、この和田峠から登ったんだ。一度歩いた道でも全然覚えてない、でももうすぐ陣馬山だぞ〜。
 陣馬山の馬が見えた、茶店もあったんだぁ〜。雪の陣馬山の時は真っ白で周り何にも見えなかったので、始めてきたみたい。(馬は覚えているけど)
 茶店のおばさん話好きだった。つられてキーホルダー買ってしまった。ここでも20分休んで、記念写真もとり、出発。
 かなりの急斜面の所もあり、だんだん足が痛くなってきた。前の人全然痛そうに見えず軽そうに下りている。やっぱり休んでしまったから違うんだなとガマン・・。
 が前の人も痛いと言って立ち止まって休む、私だけではなかったんだ。そこで私も足が痛いと声にだすと、後ろの方からも足痛いの声。皆痛かったんだぁ〜と妙なところで安心する。
 あぁ、まだ2時間・・と下りる途中、姫谷岩風呂の看板。「私道800m」の方へおりていく。ワァー、あと800mでつくの? 終わるの? とうれしい・・が、道のような道でないような800mでした。この最後がまた辛かった。
 後で聞いたらこの道は姫谷岩風呂のご主人が一人で作ったと聞き、近道できて感謝。岩風呂も自然でよかったが沢ガニが岩の隙間を歩いていてお風呂に落ちて岩風呂の中で死んでいた。可哀想・・に。
 マイクロバスでご主人が藤野駅までのせていってくれる事にはラッキーと思ったが、この運転がまたこわい。酔っ払い運転の様で大丈夫かしら? マイクロバス転落なんてなったらイヤだよねとコソコソいって乗ってたけど、まぁ無事駅についてホッとした。
 2ヶ月の間、本当に山の事は何事もすっかり忘れていました。いっときは山はもういいか・・・と思いました。やめたくはないが行く気がおきない。一度いけば又絶対のめりこむのは解っているのだが、最初の一歩ができない。
 でも思い切って行って良かった。久しぶりに足と口を使いました。良かったです。いつもの一日より重みのある山歩きでした。
 又休まず100回をめざします。宜しくお願い致します


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