2009.2.26――矢野 博子さんからレポート「大小山」


■2009.2.26――矢野 博子さんからレポート「大小山」

 2009年2月24日(火)東武伊勢崎線沿いの大小山(314m)に登った。
 8時50分浅草発の特急りょうもう号にて足利市に向かった。8名の参加者のうち浅草に集まったのは3名であとは 北先住からの合流となった。(ちなみに帰路は 全員 北先住で乗り換えた。浅草という駅は不便な駅となってきた)
 今回の山は314mでかなり小さな山だったが 手前の稜線をたっぷり歩いたので かなり満足度の高い結果となった。
 山川長林寺を10時42分出発。このお寺はなかなか手入れの行き届いたお寺で 寂しい冬景色にピンク色の椿が色を添えていた。登り始めると 要所要所に訓戒めいた有り難いお言葉が石碑に彫ってあった。分かったような分からないような内容で5分も歩くとその言葉も忘れた。
 期待していた雪はなかったが気温8度。無風で登りは汗ばむくらいだった。いくつものピークを越え 時には岩に挑戦しながら越床峠に14時につく。自分達が歩いてきた尾根がずーっと後方に延々と見え すごい距離歩いたもんだと我ながら感心する。
 この峠の少し前に新築の建物が急に現れ トイレかしら?と思ったら地場産業の社長が作った避難小屋だった。話によると 彼自身が以前この山で遭難し その時皆にお世話になったので その恩返しという意味も込めて建てたとか。一通り彼の話を聞いてそこを後にした。帰りがけに皆はホカロンを一箱ずつ渡された。(これは使用期限過ぎていた。 多分使用には問題ないでしょう)
 目的地の大小山に15時15分到着。360度見渡される山頂なのだが曇っていて赤城山も富士山も見えなかった。ここからもアップダウンを繰り返し一番長い稜線をゴルフ場を左手にみながら下山した。下りと登りが交互にあるので いつも下りが延々と続くと起こるヒザの痛みもなかった。
 16時40分下山。タクシーで ”幸の湯”に向かう。ここの¥500は安い。ゆっくりとお湯につかってから ”蝶や”で和食を頂く。
 朝7時半に家を出て 行動時間6時間、帰宅が10時前。入浴も食事もゆっくりとれて 日帰りの山歩きとしては 理想的だった。


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