2009.9.24――矢野 博子さんからレポート「9c沼津アルプス」


■2009.9.24――矢野 博子さんからレポート「9c沼津アルプス」

 2009年9月22日(火)沼津アルプス縦走をした。
 五山七峠(今回は更にもう一つ七面山を足して六山)を”奥アルプス”から開始し沼津側に下りた。 東京からの日帰りでは難しいのでは?という心配をよそに チームCは めでたく完歩。下山すれば 沼津港で美味しい魚が待っていると言うのが その牽引役だったかもしれない。
 一番高い鷲頭山でも400m足らず。ちょっと軽い気持で歩き始めたら とんでもないその名の通りアルプスらしい急登の箇所がいくつも現れ 中々手ごわかった。帰ってからガイドブックをみると 1000m登ったと同じぐらいの縦走と書いてあったが 成る程それ位の手ごたえはあった。
 11時15分狩野川にかかる新城橋出発。遠くに象が鼻を伸ばした様な格好の山が見える。今日の下山地点だ。 天気は曇りだったが 気温27度。低山を歩くにはキツイ気温だった。 近くに見えるはずの富士山は裾野しか見えない。 汗が滴り落ちる。でも6月に経験したような 暑さによるバテはなかった。湿度が低いからかもしれない。
 大平山までは 道があまり整備されてなく 山も随分荒れていた。竹林の枯れ木が目立ったが 彼岸花の赤が眼に鮮やかだった。
 歴史上重要な役割を果たしてきた山々なのか随所に謂れを書いた立て札があった。
 二時間かかって二番目の大平山到着。気合を入れて次の本日の最高峰の鷲頭山を目指す。今回の縦走の中で やはりこの山頂前後が一番難所だった。岩登りの得意なOさんの見事な足さばき? 軽い身のこなしに思わず感動。 以前このコースを歩いたOさんから”もうこの先は大した事ないわよ”と教えてもらい その一言で まだ半分以上あったが ホッとした。全体像を知っていると知らないでは随分疲れ方が違う。
 左手にきれいな駿河湾が見え 気がつけばワレモコウ、ススキが道を飾っていた。秋色満載だ。おおらかな雄大な景色が続く。千本松の海岸線がきれいだ。振り返れば歩いてきた山並みが延々と見える。持参した水が底を尽き コーチに分けて頂く。十分に補水したら随分元気になった。最後に象の頭に登って17時下山。
 駿河の湯;坂口屋にて入浴。ここの露天風呂から今日歩いてきた沼津アルプスがシルエットになって見渡せて嬉しかった。そしてお目当ての沼津港に向かう。第一候補の”イワシ料理の磯はる”は 電話に出ないと思ったら定休日が休日だった翌日とかで休み。第二候補の人気の”丸天”は チョー満員で待ち時間の予想もつかない状態。連休のせいかもしれないが 異常な混み具合でここは却下。でもここの デカエビフライは挑戦してみたい。次の候補の”魚がし鮨”ここも30分待ちなので取りやめ。・・・・でそのそばにあった ちょっと気取った雰囲気のすし屋に決定。地魚のにぎりを注文。期待を裏切らない味だった。そして アナゴ丼もやわらかく風味もあって美味しかった。コーチの話では 以前は まず港で鮨を食べてから 登山開始した事もあったとか。 登山:鮨=50:50の私は それも有りかな?と半分納得。コーチ始め皆様お世話になりました。


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