糸の会案内
………2005.8.25(糸の会お知らせ)


●糸の会は日帰り登山を基本にして、できれば山小屋泊まりの山歩きも楽しみたいという人のための講習会です。
●行動時間枠を目安にしたグレードを設定しました。自分に合ったものを選びながら、夏には高い山に、冬には雪景色の山にチャレンジしていただきます。
【a】…標準的な日帰りで第2土曜日に実施。
【b】…「a」の小屋泊り版で第4土曜とその翌日に実施。
【c】…「軽量」の日帰りで第4火曜日に実施。
【d】…「軽量」の日帰りで第3火曜に実施。
【e】…「c」「d」の1泊2日版。入門編で「70歳前後対応」とお考え下さい。第2火曜日とその翌日に実施。平日ですから宿泊環境がいいので、山麓の温泉宿(山小屋宿泊料金程度の宿)に前泊して軽い山歩きというイメージです。
*なお、温泉旅館やペンションをチェックしますので、参加可能な方は早めにお知らせ下さい。とくに洋室のペンションなどの場合、宿泊人数が限られる場合があります。こちらもおおよその人数を目安にしてできるだけおもしろい(さびれた……という演出も含めての)宿を探したいと考えています。
【s】…特別企画、「b」のグレードアップ版。
●計画のグレードはおおよそ、行動時間を目安としますが、現地での行動テーマの設定もちがいますから、それについては各計画書でお確かめください。
【a】…山手線駅08時集合→18時下山(行動枠約10時間)
【b】…長い場合04時出発→18時下山(行動枠約14時間)
【c】…山手線駅09時集合→16時下山(行動枠約7時間)
【d】…山手線駅09時集合→16時下山(行動枠約7時間)
【e】…登りの目安を高度差で毎時250m以下というゆっくりペースにしてみます。下りも余裕のあるスケジュールにしておきます。
【s】…実験的な要素を含みますから、参加者を特定する場合があります。とくに岩場の通過技術やザックの重さに対するパワーなどを計算できるメンバーでチームを組みたいと思います。
●糸の会への参加には資格や制限はありませんが、年度会員になっていただくことが前提です。
●2004年度と同じですが、年度会費は10,000円。ただしその10,000円は最初の1〜2回分(あるいは「☆」印の予約分)として参加費に充当させていただきます。会員をその年度の実働メンバーとしたいのです。(年度末に参加費として落とせなかった残額があれば、会費残金として頂戴します)
●会員の方には糸の会通信をお送りしますので、各山行については参加希望(○印)、あるいは関心のあるもの(△印)があればお知らせください。計画書を作った段階でその方々にお送りします。その参加希望状況はホームページに掲載してありますので、確認していただけると安心です。
●はじめて申し込まれる方は、お名前、ご住所のほか、電話(ファクス)、生年月日、血液型が必要です。
●保険は会員のみなさんには原則として三井海上のハイキング保険(年間3,000円のものでけっこうです)を個別にかけていただきます。三井海上のハイキング保険申込みは電話03-3755-9718かファクス03-3754-7566へ直接資料請求してください。
●当初は計画ごとに団体保険をかけていましたが、現在では伊藤側では保険はいっさいかけていません。事故に対しては(個人行動にも適応できるよう)各自で自衛していただくことを前提にしています。ご了承下さい。
●講座料や写真代金の振込のために糸の会では「通常払込料金加入者負担」という郵便振替用紙を用意していますが、これは料金を差し引かれて届くというだけのこと。郵便局備え付けの用紙で振り込んで下さる場合には、料金(1万円以下=70円、10万円以下=120円)を差し引いた金額をお送り下さい。気がつけば、こちらでも処理しますが。
●山行リストのうち参加希望(予約一覧に○印がつきます)、あるいは計画書を見て検討したいもの(△印がつきます)をあらかじめまとめて教えておいていただけば、計画書ができた段階でお送りします。最終的な出欠については、前日までに電話・ファクス・電子メールで連絡いただければさいわいです。当日持参する正確な参加者名簿が作成できます。△が○に、あるいは○が×になります。
●旧来の参加費払い込み済みの「◎」印はできるだけ使わないようにします。従来「◎」にしていたところを「○」とし、計画終了後に参加費精算という方式に一本化します。払い込まれた参加費はいったん「残金」にプールして、単に「○」とさせていただきます。
●しかし、半期ごとに参加予定の山行を「完全予約」しておきたいという方もいます。私がすすめる「月イチ」の山行をしていただくために「☆」組を設けます。【a】と【d】と【c】(混在可)、あるいは【b】と【e】(混在可)を3回分「キャンセル時返金なし」として申し込んでいただく場合、「☆」印になります。その際の参加費は「2回分」(【a】【d】は10,000円、【b】【e】は20,000円)となります。その3回分は半年のリスト内ならどういう組み合わせでもよく、何セットでもけっこうです。(事前であれば)申し込みの時期も問いませんし、組み合わせの変更も可能です。
●「☆」は(事前であれば)申し込みの時期も問いませんし、組み合わせの変更も可能です。糸の会側の事情で「残金=?円+日帰り☆印1個分」などとなる場合も生じてきました。変更自由度は高くしてありますので、年度末(3月)までにクリアしてください。残っても次年度には繰り越せません。
●講座料は、講師側の経費などを含めて、以下のとおりになります。
日帰りの【a】【d】…5,000円。
小屋泊まりの【b】【e】【s】などは1日あたり5,000円。
【s】などで、単なる前泊がある場合は、日数に含みません。
なお世の中でいう最少催行人数は、日帰りでは2人、宿泊山行の場合は3人と考えています。
●参加者各人の登山にかかる現地の費用は各自清算、ないし均等割り支払いが原則です。なおタクシー料金を精算する人は念のため領収書を受け取っておいてください。乗車した車が特定できますから、忘れ物などの場合、役に立つことがあります(領収書の保存の義務はありません)。
●原則的にキャンセルは自由と考えていただいてけっこうです(集合場所に来ない方はキャンセルとみなして探索しません)。キャンセルとなった場合は講座料を「残金処理」として繰り越しますので、その後の講座料、写真代金などに当てていただけます。
●「現地費用は各自精算」で「キャンセル自由」が原則ですが、山小屋ではなく旅館を利用するものについては旅行代理店に手配を頼むことが多くなるかもしれません。その場合は通常のパッケージツアーの場合と同じく、キャンセル料金が発生する場合があります。旅行代金を代理店に振り込む場合には、ご注意ください。
●また写真代金などを「残金処理」することによって残金が▲(マイナス)になることがありますが、あくまでも当方のデータ記入を一括処理したいために生じる前後逆転ですので、気を悪くなさらずに。次の機会に帳尻を合わせていただければけっこうです。会計記録は原則として山行計画書や写真の送付時に同封しますのでご確認ください(かなりの計算ミスが発生しています。監視の目を怠らないように……)。残金処理に関してはいつでも全データをプリントアウトすることができますし、返金できますのでお知らせ下さい。

■会員登録に当たってのお願い
●糸の会に始めて参加される方は、最初は【d】(あるいは【c】)か【a】にご参加下さい。相性ということもありますから、最初の回は参加費のみの「特別参加」というかたちでもけっこうです。糸の会はあくまでも初心者対応の講習会と考えています。【d】から参加して、ゆっくりと装備を整え、夢をふくらませていくという方の新規参加を期待しています。
●それから、保険の件です。最近はあまりチェックしていないので不安なのですが、会員のみなさんにはハイキング保険(あるいは山岳保険)に入っていただくことを前提にしています。いざというときに迅速にヘリを呼び、救助隊を要請できるための保険ですから三井のハイキング保険の最低価格のものでけっこうです。これは救命という意味での初動に大きな役割を果たしてくれるはずです。糸の会でまとめてという方法をとらずに個人加入にしているのは、みなさんの年間のすべての山歩きに対応できるように、という考えからです。
●……で、不幸にして事故が起きた場合の傷害・生命保険部分は低額ですし、保険がどこまでカバーしてくれるかという問題も生じてくるかと思います。それはほかの保険で補っていただくよう、チェックしておいていただきたいのです。
●また、健康状態や当日の体調については各自責任を持って管理していただくのが原則です。……が、不安がある場合には伊藤までお知らせください。100%の配慮ができるかどうかわかりませんが、【d】や【e】はそのような状況に積極的に対応できる計画、という了解の上で、みなさんに参加していただいていると考えています。【a】などについては、ときにハードな設定になっていますから、計画書を見た上で、当日の体調など不安があれば無届けで欠席していただいてもけっこう、という考え方をしています。


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