カルチャーセンター登山講座からの由来
………1996.9.5(糸の会お知らせ)


●東急セミナーBE(渋谷)の「初めての山歩き」(1994.10〜1995.9)の突然の終了がこの「糸の会」の発端となったのですが、担当の三好律子さんの意地(?) でこの10月から「ネイチャートレッキング」が始まります。第3火曜日の実技のみ3カ月コースで、山がダメならお墨付きのハイキングコースでドーダ! と首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)を歩きます。とりあえず第1期の実施はめどが立ったようです。講座カタログの解説は以下のとおり。
★環境庁によって平成元年に設置された首都圏自然歩道『関東ふれあいの道』の142コースから毎月1本を選んで歩きます。長短・難易さまざまですが、いずれも日帰りのハイキングコースとして整備されたものです。軽快に歩くことで脂肪を効率よく燃やしてみましょう。基本的な歩き方に重点を置いて指導します。(雨天決行、教室での講義はありません)
★10月「神奈川県No.16大山参り簑毛のみち」
★11月「埼玉県No.2奥武蔵の古刹を訪ねるみち」
★12月「群馬県No.34桜山のみち」+「No.1三波石峡のみち」
★教室での講義はなく、初回はオリエンテーションレターをお送りした上で東急セミナーBEロビーで集合。以後は現地集合・解散です。現地での交通費・食費など当日の費用のすべては各自精算、タクシーなどは割り勘となります。

●東急セミナーの「初めての山歩き」の企画を立てたときには、月に1回の実技登山を前後2回の講義でサンドイッチ状態にして完結させたものを10/11/12月と3本並べたのです。それがこちらの勘違いで、ふたを開けたら連続3カ月、合計9回の講座。その妙なヘビーさが(私は)気に入って、カリキュラムも同じまま4期1年間続けさせていただいたわけです。その同じカリキュラムを4回繰り返しつきあって下さって4期まで定員を確保して下さったのが、以下に列記する会員の方々なのです。Y.宇田川、E.大西、T.大森、N.加藤、H.小池、K.斎藤、A.清水、T.高松、K.西沢、S.本間、H.本間、M.清川、M.藤増
●1期からではないけれど東急セミナーからの参加は、Y.春日、A.田中、T.高木、I.甲谷、のみなさん。
●東急セミナーでの今度のネイチャートレッキングは同じ月1回の実技で3カ月のコースですが、今度は講義を全部はずしてしまいました。糸の会での通信システムをさらにブラッシュアップしてみたいという気持ちもあります。ともかく、むかしメインライターを務めながら(調査メンバーの配送係をやったため)あまり現地を歩いていない『朝日ハンディガイド・ふれあいの「首都圏自然歩道」』(朝日新聞社1989年)の再取材という気持ちも重ねています。

●4月から朝日カルチャー千葉でやっている「初歩の山歩き」は朝日新聞から『おじさんの登山術』(1990年)を出したときに編集部に在籍していた長塚進吉さんが朝日カルチャーセンター千葉に出向になって、千葉ではまだどのカルチャーセンターでもやっていない「登山」の講座をやりたいというお話から始まりました。そこでは東急セミナー方式を少し軽くして、毎月、講義と実技を1回ずつの3カ月コース。すでに2期目に入っており、来年3月まで(4期)の募集が決まっています。
●朝日カルチャーセンター千葉から糸の会への参加はこれから少しずつ増えそうですが、今のところは、T.佐藤、S.永田、S.早川、N.向井、H.池浦、K.金子、M.志村、N.鈴木、E.長谷川、T.林といったみなさんです。

●私が、バテた思い出ばかりの「登山」に関わるなどということは、朝日カルチャーセンター横浜で「40歳からの登山入門教室」の5人の講師の1人として地図担当に指名されるまでは考えても見ないことでした。1983年の秋からですから、今年が13年目ですが、残念なことに春の企画が流れたことでシリーズの幕を閉じ、第40期の上越・白毛門が最後になりました。朝日新聞社から出していただいた『おじさんの登山術』(1990年)はその当時のじり貧→消滅の危機に、朝日カルチャーセンター横浜が時代の先端を切った「中高年登山」の存在であったことを残しておきたいと思ったのが動機でした。朝日新聞出版局のプロジェクト室の大峡弘通さんが隠れ中高年登山者であったことが幸いしました。
●朝日カルチャーセンター横浜には大所帯のOB会の「山百合会」があります。そこで糸の会には1995年の2回の実技、39期=天城山と40期=白毛門に参加された方に[03]大山三峰山(1996.1)をご案内しました。
●大山三峰山から参加の朝日カルチャーセンター横浜組は、A.石側、T.市野、N.伊藤、T.井上、K.奥田、S.鈴木、T.山崎、R.山崎のみなさんです。その後[05]北八ヶ岳で参加されたのが、K.岡田、H.加瀬、S.高波、Y.三橋、H.三橋、K.磯部のみなさんでした。その他、K.加藤木、E.田野、T.矢田のみなさんも。
●十把ひとからげみたいになってしまいましたが、個人個人の選択でこの会は成り立っています。軽い発端の話としてご容赦。


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