発見写真旅・展(4)――2012.5.26 渋温泉
発見写真旅・展(4)――2012.5.26 渋温泉



糸の会「5b志賀高原」は宮城・山形県境に位置する船形山が豪雪のため取りやめにしたことによるピンチヒッターでした。いろいろ探しましたが小屋泊まりの適当な山が見つからず、宿泊を渋温泉にして志賀高原の岩菅山に軽く登るという宿泊重視型の「e」に近いものになりました。
湯田中駅から直接歩いて渋温泉へ。すぐに「九湯めぐり」+発見写真旅へ出ました。

今回の写真出展メンバーは以下の5人(各人3点)です。
曽根 一郎(2点)
林 智子
伊藤 幸司
箭内 和子
河田 恭子


【01】から始まる本編の写真は提出された写真をシャッフルしてランダムに並べた「仮展示」の状態のままです。
ネット上での二次的な「発見写真旅」を楽しんでいただいた方から、そこにさまざまな「投票」が寄せられました。
投票締切後、それぞれの写真に撮影者のキャプション(あらかじめ提出されていました)を加えたので、写真の意図が初めて明らかにされたというものもあるかもしれません。この段階でも二次的な「発見写真旅」を楽しんでいただけるかと思います。
さらに写真サンプルを撮影者別に並べた索引ページを作りました。そのサンプル写真からも展示写真に飛ぶことができます。


撮影:曽根 一郎

【01】 【12】


【01】鍵を持って10ヶ所の湯めぐりをして神社にお参りすると、願いが叶うという楽しみをさせてくれる渋温泉。私たちはきっちり湯めぐりをして神社にお参りした。しかし、お賽銭を持ってなかったので果たして願いは叶うかどうか・・・女性たちが綺麗な色とりどりの浴衣を着て湯めぐりしている姿は温泉町によく似合う。遠くにみえる後姿の男性2人誰かに似ていませんか?
【12】渋温泉では私たちが泊まった5月26日の夜、温泉町の通りでお茶の野点の催しがあった。おぼろ月夜の中で実演の琴の音を聴きながら おうす を一服いただいた。この日しかやらないとのことでラッキーだった。 そこで一句”渋の湯の灯りのもとの琴の音に、茶の湯親しむおぼろ月かな”お粗末でした。


撮影:林 智子

【11】 【02】 【08】


【11】混沌にして癒しの温泉 NO・4・・・<湯の街エレジー>する 糸の会3ワカトリオの皆さま。熱湯<あつゆ>に いきなり飛び込んだら 火傷しますよ 火遊びは もっと 火傷しますよ・・・と 和服美人の若おかみからも ご注意ございました。お気をつけくださいましネ。
【02】混沌にして癒しの温泉 NO・5・・・君たち そんなところから見下ろしてて・・・ 私の<3つのお願い> 聞いてくださる気 あります? おちゃらけていないで お願い聞いて。 ところで 君たち 何の神様の お使いですか?
【08】混沌にして癒しの温泉 NO・6・・渋温泉の夜も更けました。 祭りも うたげも もうおしまい。静かに静かに おやすみなさい。 嬉しい人も悲しい人も ♪ グンナーイ・グンナーイ♪ 優しい フレーズです。 ヨウスイ・イノウエふうに。


撮影:伊藤 幸司

【10】 【07】 【03】


【10】長野電鉄の湯田中駅から歩いていくと、志賀高原に向かうバス通りから唐突に分かれて、温泉街に入る石畳の道は始まります。そぞろ歩きにジャストサイズという感じの道幅ですが、車が入ってきます。でも邪魔な感じがしないでこの道はどんどん先へと伸びていきます。
【07】泊まった旅館ではありません。渋温泉の顔となっている金具屋旅館。木造四階建てのこの斉月楼は昭和11年の建築。国の有形文化財で宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとか。じつは泊まったのは「洗心館松屋」で創業元禄年間、建物は木造の三階建てで昭和初期のものが改増築されているということ。トイレつきの部屋がないゆえ格安で外国人旅行者が多いとか。そちらの写真もいろいろ撮ってみましたが、やっぱり渋温泉を代表するのは金具屋のこの顔でした。
【03】泊まった宿の泊まった部屋の窓から、この光景が見えました。渋温泉の「おぼろ月夜の茶会」。琴の音が流れ始めてすぐの風景でわが女性陣もいます。ゆるゆるとしたこの感じが、静かにずっと続いていました。


撮影:箭内 和子

【05】 【04】 【13】


【05】温泉寺脇のおだまき、沢山咲いていてきれいでした。花を写せば、恰好がつくかなあ〜。
【04】金具屋旅館・数寄屋造り作りの建物・渋温泉の温泉街に入って、一番最初に目に入った。
【13】金具屋の玄関前を整える女将さん、渋温泉の中の老舗中の老舗。お客様を迎える前の再点検かな〜。


撮影:河田 恭子

【06】 【14】 【09】 【15】


【06】渋温泉を歩く三人娘?後ろ姿も色っぽいでしょう
【14】何番湯? 訪ねる仲間はまた後ろ姿
【09】我が宿(まつや)の前を通る若やいだ浴衣姿の人達の声が聞 こえますか
【15】白いツツジが綺麗なので、シャッタを押しました


 


【01】撮影:曽根 一郎
鍵を持って10ヶ所の湯めぐりをして神社にお参りすると、
願いが叶うという楽しみをさせてくれる渋温泉。
私たちはきっちり湯めぐりをして神社にお参りした。しかし、
お賽銭を持ってなかったので果たして願いは叶うかどうか・・・
女性たちが綺麗な色とりどりの浴衣を着て湯めぐりしている姿は
温泉町によく似合う。
遠くにみえる後姿の男性2人誰かに似ていませんか?

■投票:伊藤 幸司
私もこの渋温泉の雰囲気をどうにかして写真に撮りたいと思っていたのですが、勝負としては負けました。私もどこかに写っていますし。
渋温泉の魅力はこの狭い温泉街に35軒の旅館があり、そのうちの18軒は部屋数10室以下となっています。家族連れが訪れる大衆的な温泉街なのです。

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【02】撮影:林 智子
混沌にして癒しの温泉(2)
君たち そんなところから見下ろしてて・・・
私の<3つのお願い>聞いてくださる気 あります?
おちゃらけていないで お願い聞いて。
ところで 君たち 何の神様の お使いですか?

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【03】撮影:伊藤 幸司
泊まった宿の泊まった部屋の窓から、この光景が見えました。
渋温泉の「おぼろ月夜の茶会」。
琴の音が流れ始めてすぐの風景でわが女性陣もいます。
ゆるゆるとしたこの感じが、静かにずっと続いていました。

■投票:矢野 博子
賑やかな声が あちこちから聞こえてきそう。赤い傘がきれい・・・伊藤こーち?

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【04】撮影:箭内 和子
金具屋旅館・数寄屋造り作りの建物・渋温泉の温泉街に入って、一番最初に目に入った。

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【05】撮影:箭内 和子
温泉寺脇のおだまき、沢山咲いていてきれいでした。花を写せば、恰好がつくかなあ〜。

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【06】撮影:河田 恭子
渋温泉を歩く三人娘? 後ろ姿も色っぽいでしょう

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【07】撮影:伊藤 幸司
泊まった旅館ではありません。渋温泉の顔となっている金具屋旅館。
木造四階建てのこの斉月楼は昭和11年の建築。国の有形文化財で宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとか。
じつは泊まったのは「洗心館松屋」で創業元禄年間、建物は木造の三階建てで昭和初期のものが改増築されているということ。
トイレつきの部屋がないゆえ格安で外国人旅行者が多いとか。
そちらの写真もいろいろ撮ってみましたが、やっぱり渋温泉を代表するのは金具屋のこの顔でした。

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【08】撮影:林 智子
混沌にして癒しの温泉(3)
渋温泉の夜も更けました。
祭りも うたげも もうおしまい。静かに静かに おやすみなさい。
嬉しい人も悲しい人も ♪ グンナーイ・グンナーイ♪
優しい フレーズです。
ヨウスイ・イノウエふうに。

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【09】撮影:河田 恭子
我が宿(まつや)の前を通る若やいだ浴衣姿の人達の声が聞 こえますか

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【10】撮影:伊藤 幸司
長野電鉄の湯田中駅から歩いていくと、志賀高原に向かうバス通りから唐突に分かれて、温泉街に入る石畳の道は始まります。
そぞろ歩きにジャストサイズという感じの道幅ですが、車が入ってきます。
でも邪魔な感じがしないでこの道はどんどん先へと伸びていきます。

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【11】撮影:林 智子
混沌にして癒しの温泉(1)
<湯の街エレジー>する 糸の会3ワカトリオの皆さま。
熱湯<あつゆ>に いきなり飛び込んだら 火傷しますよ
火遊びは もっと 火傷しますよ・・・と
和服美人の若おかみからも ご注意ございました。
お気をつけくださいましネ。

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【12】撮影:曽根 一郎
渋温泉では私たちが泊まった5月26日の夜、温泉町の通りでお茶の野点の催しがあった。
おぼろ月夜の中で実演の琴の音を聴きながら おうす を一服いただいた。
この日しかやらないとのことでラッキーだった。
そこで一句
”渋の湯の灯りのもとの琴の音に、茶の湯親しむおぼろ月かな”
お粗末でした。

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【13】撮影:箭内 和子
金具屋の玄関前を整える女将さん、渋温泉の中の老舗中の老舗。お客様を迎える前の再点検かな〜。

■投票:矢野 博子
おかみさんの 何気ない優しい心遣いが伝わる・・・はやしさん?

■投票:伊藤 幸司
ブレているし、石畳のマンホール? が半端に写り込んでいますし、石碑も半端な役割しか果たしていないし、明らかに旅館の女将さんと思われる女性も何をどうしているのか分からないので、写真としてはどうにもならないといわれてもしょうがないものながら、この日、渋温泉に泊まった人間にはその時の気分が実によく写し撮られていると思います。
夜になると旅館街総出で宿泊客にお茶を振る舞う「おぼろ月夜の茶会」がありました。接待に当たったのは未来の女将たち。温泉全体が家族ぐるみみたいな一夜でした。

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【14】撮影:河田 恭子
何番湯? 訪ねる仲間はまた後ろ姿

■投票:伊藤 幸司
渋温泉には狭い路地がたくさんあるのでそこを巡り歩けばいろんな光景が見られるだろうと予想して「発見写真旅」を渋温泉だけで立ててみたのですが、じつは路地はあんがいつまらなかった。
これは「九湯巡り」の光景をからめて、驚くほど魅力的な路地風景をでっち上げて(失礼?)います。脱帽です。

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【15】撮影:河田 恭子
白いツツジが綺麗なので、シャッターを押しました。


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