箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山(近くの山) 62
只見・未丈ケ岳――2014.8.31



■只見・未丈ケ岳(みじょうがたけ・H1552.9m)





日時       2014年8月31日
メンバー     克行・和子

昨年の秋に計画していたが、ボツになってしまった、只見の未丈ケ岳に
夫と私の2人で、登る。
自宅を30日の夕方出発。磐越道〜北陸道〜関越道〜小出IC
道の駅「ゆのたに」にて、車中泊

31日 道の駅「ゆのたに」を5時20分頃出発
奥只見シルバーラインの途中にある泣沢避難口の前で車を停めると、壁にチョークで未丈ケ岳と書いてあった。シャッターを持ち上げて、広場に出る。
道なりに登山口に向けて、1分位進む。すでにジムニー1台駐車していた。
6時、準備をして、入山。
泣沢3回、黒又沢1回、沢を渡るので、沢靴を履いて、入山する。
ところが、難関の黒又沢に新しい橋が出来ていて、ラッキーだった。
ここまでのルートを地元で再整備したようだ。
(ここ数年、黒又沢の橋が流されたままになっていた)
6時55分 登山靴に履き替えて、登山道に入る。東に向けて、1本道。
登りはじめてH974当たりまでは、越後駒や中の岳が見えたが、後は、雲の中。
ここまでは、早朝まで雨だったせいか、地面が濡れていて滑りやすい。
キタゴヨウが点在するやせ尾根。花崗岩がむき出しのトラバース。
松ダオへ下り、登り返す。藪を払いながらの登りで、全身びっしょりになる。
ここからは、ブナの林だったが、登りは足元だけに集中していて、周りの景色を見る余裕が無かった。下山の時に綺麗なブナの林を見ながら、うっとりした気持ちになった。登山道の半分位は、薮がかぶさり、足元が見えない、神経を使う登りだった。
10時45分 山頂着。三角点を中心に数人が座れる程度の広さの山頂だ。藪の背が私と同じ位あり、展望なし。登山道脇からそばに草原があるらしいけど、私には見えなかった。ジャンプした夫は、一瞬見えたらしい。
登山者は私達含み、たった6人。
登山口に15時に戻る。とても、疲れた山歩きだった。


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