箭内 和子――山笑う・山眠る
東北の山 8
森吉・桃洞沢〜赤水沢と鬼首の禿岳――2010.10.9〜11



■森吉・桃洞沢〜赤水沢と鬼首の禿岳

日時────2010年10月9日〜11日
メンバー────克行、和子

10月の連休にどこに行こうか? 
最初は、葛根田川を遡行したいと思っていたが、寒気が入ると寒いだろうな・・・。
葛根田川の遡行記録を検索しているうちに、岩手の沢屋さんのHPに出会った。
そこに桃洞沢遡行の企画が載っていて、私達も参加させていただく事にした。

10月9日(土)曇り時々晴れ。夜は雨だった。
両親を「そよ風」ショートステイにお願いして、9時50分 自宅発
14時大曲ICを下りる。連休の為、東北道は、所々渋滞していた。
ここから森吉まで、2時間位の予定だったが、3時間近くかかった。
やはり、森吉は、遠いなあ〜。16時45分に奥森吉の親子キャンプ場着。走行距離470km。地元の沢やさん達と、懇親会に突入。Sさん、Mさん、Kさん達と、茨城ACCのMさんや沢やのTさんの話で盛り上がった。
克行は、遅くまで、グダグダしていた。

10月10日(日)小雨のち曇り
7時20分頃……親子キャンプ場のサニタリーを出発
8時10分頃……鳥獣センター駐車場着。沢の準備をして、歩きだす。雨の心配もなさそうです。 
9時10分頃……桃洞滝、右側に足場が切ってある。不思議な形の滝です。良い感じの紅葉が期待できそう。ワクワクします。水量は多いです。 
9時50分頃……大滝を経て、二股を左へ入る(H750m)ここからルートファインデイングが難しい。リーダーの小笠原くんが的確に判断してくれる。見ごろの紅葉にうっとりします。
10時50分頃……迷わずに 赤水沢へ入るコルに上がる。(H808m) 目印の赤テープを探して、沢下降する。うっかりすると甌穴にはまります。水の流れがキラキラして、目が回りそう。キノコを発見。皆さん、キノコ採りモードです
11時10分〜25分……休憩
12時45分〜13時15分……兎滝の上のトラバース。ロープをフィックス。兎滝の懸垂下降。ロープのセットと回収などの段取り。私達のように初対面のメンバーもいるのに、皆さん手際が良くて順調に沢下降出来ました。
14時30分……桃洞滝への登山道へ上がる
15時10分……鳥獣センター駐車場着。

無事、遡行終了して、解散となる。
森吉山荘にて汗を流して、大仙市へ向かう。
「すきや」で食事をして、「道の駅・なかせん」へ。
雨が降りそうなので、イベント用に張ってあるテントの中に私達のテントを張る。これで、雨が降っても安心です。
500mlのスーパードライでひっそりと盛り上がり、眠りの国へ。

10月11日(月)くもり
5時35分……起床。テント撤収。食事をする
6時44分……出発。晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、クルクル変わる。大曲IC〜湯沢ICへ 鬼首高原〜花立峠へ向かう
8時50分……花立峠着。天気が悪いのに登山者の車が10台位あった。
9時10分……ガスの中だったが、準備をして入山。
10時……五合目から、日が射してきた。七合目から八合目にかけての稜線は、展望が開けて、紅葉が綺麗だった。
10時35分……九合目、またガスが、かかる。
10時40分……山頂着。向かいの山の西斜面の紅葉が素晴らしい。鳥海や栗駒は、ガスの中。残念です。
11時10分……下山開始
12時15分……登山口着

簡単に登れて、それなりの展望があるので、人気があるのだろう。次々と、登山者が登ってくる。郡山で言えば、安積山みたいな山なのかな〜と思う。
わざわざ、郡山から、この山だけに、登りに来るチャンスはないだろうから、今回は、帰り道のついでに 登る事が出来て、ラッキーだった。

鳴子温泉の先の川渡(かわたび)温泉で、汗を流して、帰途に着く。
一般道も、東北道は、渋滞していた。古川ICに15時55分に入って、
19時過ぎに自宅着。基史が、食事の準備をして、待っていてくれた。
豆腐の味噌汁、アボガドサラダと、ローストビーフ。美味しかったですよ!
全走行距離 956kmでした。


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