箭内和子……山笑う・山眠る
遠くの山 04
糸の会 美ヶ原山行――2009.2.10-11(火水=祭)



■糸の会 美ヶ原山行
2009年2月10日〜11日

 糸の会の山行に参加しました。美ヶ原には、花の季節に霧が峰と一緒に来ております。雪の季節は初めてです。私は、福島県郡山市に住んでいるので、裏磐梯や会津の山が近くにあります。天候を見て安達太良や会津の山に出かけることが出来るので、雪の山には慣れております。ただ、北アルプスや焼岳、乗鞍岳、御岳、富士山、八ヶ岳、遠くに南アルプスなどの山を眺めるためには、ここまで出かけてこなくてはなりません。1日だけでも、晴れて欲しいと、天候だけが気がかりでした。
 10日。郡山から、東北新幹線〜長野新幹線〜長野から松本へ。
 松本駅で、今回ご一緒の皆さんと合流です。コーチおすすめのお蕎麦やさんへ直行する。
 女将さんのおすすめの三重蕎麦と、そばうす焼を注文。美味しかったです。これから山に登るのに数人の女性メンバーは、美味しいからと、そば粉を購入していました。
 このお蕎麦やさんへ向かっている道中に安藤さんと、稲葉さんが自己紹介を兼ねて、私に声をかけて下さいました。大人は、こうするのね・・・と、うれしく思いました。
 私も、安藤さん、稲葉さんを見習って、自分から皆さんに溶け込まなくてはと、強く思いました。松本城を見学して、タクシーで三城へ。
 入山の準備をして、美ヶ原に向かいます。この日は、気温が高く2月としてはかなり薄着で登りました。稜線に出ると、さすがに寒いので、稜線に出る前に衣類調整の時間がありました。
 17時に待望の王ケ頭ホテルに入る。夕食まで自由時間。お風呂に入って、のんびりする。ホテルのスタッフ全員の感じが良く、食事も地元の食材を使い美味しくて、とても気分が良かった。昇ったばかりの赤い月、真冬のオリオン。朝日を浴びてピンクに染まる北アルプスの山々。予想以上の景色を見せてくれました。
 11日。ホテルから松本駅へ送りのバスの発車時間が、13時30分。
 9時から、ぎりぎりまで、スノーシューのハイキング。
 牛伏山から美ヶ原高原美術館へ。ホテルに戻り、王ケ鼻まで、往復する。
 美ヶ原からの展望を充分に楽しみました。
 大急ぎで、バスに乗り込み、松本駅へ。
 皆さんは、温泉と食事をされてから、帰宅するとのことですが、私は、14時48分発のスーパーあずさに飛び乗りました。
 私も皆さんと一緒に温泉と食事を楽しみたかったのですが、実家(東京)の両親が、私の帰りを待っているのです。
 今回のようなリッチな楽々登山も、たまには良いですね。
 同行の皆さんありがとうごさいました。
――2009.2.18 記


★トップページに戻ります