箭内和子……山笑う・山眠る
遠くの山 14
高峰高原――2010.3.9-10



■糸の会山行・高峰高原
日時  2010年3月9日(火)〜10日(水)

 山行前日の8日に上京。長男の妻の絵里さんと、7時過ぎから有楽町で食事をする。年齢の離れた女二人ですが、話題(絵里さんは、5月に出産予定。来週から産休に入る)が次々とあって、楽しい時間でした。

9日(曇り)
 上野から長野新幹線に乗車。コーチ他、皆さんと合流。佐久平で、ジャンボタクシーの予約に行き違いがあったが、予定通りに高峰温泉に到着。宿のスタッフから「天候が悪いので、黒斑山への山行は、お勧めできない」と言われる。山歩きの準備をして、黒斑山の途中まで向かう。黒斑山・中コースを途中まで歩いて、引き返す。高峰高原ホテルで、のんびりとコーヒータイム。高峰温泉の雪上車への乗車を断って、スノーシュー歩きで高峰温泉まで戻る。温泉にゆっくり浸かり、美味しい食事をいただき、極楽、極楽。この夜は、低気圧の通過のため、雪が恐ろしいように舞っていた。

10日(曇り)
 朝のニュースで、中央線の「あずさ」が倒木のため、何本か運休。中央自動車道は、雪のため、通行止めと、報道されていた。糸の会は、計画書の通り、水の塔山に向かう。
 9時────高峰温泉発  
 9時30分────うぐいす展望台から下った所で休憩。気になったスキー場のBGMも聞こえなくなった。私達のスノーシューが、雪を踏む音。風の音。鳥の鳴き声。踏み跡のない雪面。素敵な1日になりそうだ。
 11時〜11時20分────ローテションで、先頭を交代しながら、山頂近くまで、登った。とうとう、コーチから、「ここから引き返します」とのご指示はなかった。稜線は風が強い。目出帽が欲しいと思った。登山道から、風を避けられる場所に少し斜面を下って、休憩。水分摂取とおやつを食べる。
 11時55分〜12時────山頂着。写真を撮って、すぐ下山。岩場の不安な下りが、待っていた。案ずるより難なく、皆さん、無事、岩場を下る事が出来た。 
 13時────サクサク、サクサク、サクサク、下る。赤マークが頻繁に着いているので、不安感を持たずに歩ける。登りで最初に休憩した場所に戻った。朝は、うるさいと思ったスキー場のBGMだったが、帰りはこのBGMが聞こえて、ホッとした。
 13時30分────高峰温泉着
 3時30分発の雪上車に乗る予定だったので、温泉に入って、一息ついた。ゆっくり、荷物を片づけ、それぞれ、おやきを食べたり、おはぎを食べたりした。
 きれいな縞模様だろう浅間山の姿を見る事は出来なかったが、新雪の中をスノーシューで歩く事が出来たので、満足感一杯だった。佐久平の駅前の「草笛」で、お蕎麦を食べた。ここのお蕎麦は、ボリュームがある。
 長野新幹線は、混んでいたが、座ることが出来た。大宮で東北新幹線に乗り換え、9時前に帰宅した。
 また、花の季節に高峰温泉に行ってみたいと思いました。コーチ、同行の皆さま、有難うございました。


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