箭内和子……山笑う・山眠る
遠くの山 18
草津白根芳ケ平――2010.1019-20



■草津白根芳ケ平
日時────2010年10月19日(火)〜20日(水)
メンバー────吉田・坂本・安藤・箭内

10月19日・曇り
6時……須賀川アリーナに集合して、箭内車にて、出発
10時45分……白根ドライブイン駐車場着
11時25分……渋峠行きのバスに乗車 (11時半発) @400

渋峠からリフト (往復@700) に乗って、横手山へ。
残念ながら、ガスがかかって、北アルプスの山は、見えない。各自持ち寄りのおかずを出して、ランチタイム。
昼食後、リフト降り場の脇の神社の鳥居から三角点へ向かう。白根山方面は、うっすらと見えた。ほどほどの紅葉と、すっきりした山の空気の中で、皆さん満足そう。
横手山頂ヒュッテのパンを買って、下山する。

13時45分……渋峠から芳ケ平に向かう。
熊注意の案内表示あり。熊鈴と賑やかなおしゃべりで、熊さん、退散してくれるでしょう。
笹原の中、クロマメの実をつまみながら、歩く。ダケカンバの木肌の色やナナカマドの赤を楽しむ。
笹原の中にダケカンバの赤が、ぼんぼりのように浮かぶ姿を見たくて、出かけて来たが、時期的に遅かった。今年は、10月4日頃にダケカンバが赤くなったそうだ。あと、10日、早く来れば良かった。
標高の高い所は、どこの地域も紅葉の最盛期は、ほんの数日。その時にどこに行くか、タイミングが難しい。来年こそ、芳ケ平のベストの紅葉を見たいと強く思う。芳ケ平の湿原を歩いて、15時半頃にヒュッテに着いた。
今日の泊りは、私達4人のみ。3匹のワンチャンが、纏わりついてくる。犬の苦手な人には、嬉しくないかも・・・・・。各自シャワーを浴びてから、外でコーヒータイム。ランプの下で、18時より、夕食。

10月20日・曇り
7時……朝食。
8時……ヒュッテのママに見送られて、出発する。クロマメの実の群生地があり、少々いただく。
9時半……国道に上がる。弓池散策。観光客が、大勢来ていて、ここは今まで歩いてきた所とは、別世界です。
今日も、ガスがかかる。本白根登山は中止にして、湯釜にまわる。湯釜の姿もガスが切れたと思うと、すぐガスの中になってしまう。もう一度、晴れた日に来てみたい。
12時……帰途につく。道の駅で、お土産を買ったり、地元のこんにゃく料理のお店で、昼食。
18時30分頃……須賀川アリーナに無事到着。

全走行距離・630km
自分で運転してみて、何とか、この地域の道路状況もわかった。
群馬県と長野県の県境の草津白根は、福島からだと気分的に遠い。
コマクサの時期に一度だけ、出かけた事があるだけで、土地勘もない。群馬県と長野県の県境の草津白根は、福島からだと遠いです。
2011年の4月に東北道と、関越道が繋がる。
東北道から、関越道にすんなりと入れるようになれば、この地域に来るのも、楽になるだろう。
来年以降のお楽しみ。志賀高原も、歩いてみたい所がたくさんありそう。
新しいエリアを見つけた気分。志賀高原のスキー場は、日本においてのスキーの発祥の地。スキーのエリアとしても、充実しているのだろう。スキー場に来てみても、良いのかな〜と思った。
中之条や六合村 (くにむら) なども、福島の山奥・南会津や西会津と、また違った自然、歴史、文化、伝統を持っている地域らしい。
自分の見知っている地域だけではなく、いろいろな地方の風景や風情を楽しみながら、歩く事が出来たら、私の山歩きも、充実するかな・・・。
そんなことを思いながら、この二日間を振り返った。


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