- 新しいプランターの会・環境博覧会すぎなみ2006 環境博覧会すぎなみ2006
ヘチマによる壁面緑化 (板橋区役所)



●2006年10月15-16日
●環境博覧会すぎなみ2006
●展示パネル――ヘチマによる壁面緑化(板橋区役所)







 
●マップ式プランター――炭を入れて用土を入れる。



■つるが伸びた理由
(1)植え付けは、4月29日から5月10日までに植えることが重要。
(2)葉を育てるためチッソ肥料をたっぷりやる。
(3)用土は培養土+腐葉土+なたね油かす+ボカシ。有機農法と同じ健康な土。腐葉土はバクテリアが分解し、良い肥料となる。
(4)ヘチマのつるが4階建てビルの屋上(14m)に届き、さらに伸びて25mとなった。
●プランターの設置場所は高速道路が走る緑の少ない場所。
●花を交配してくれる昆虫が少なく、実がならなかったから。
●緑の葉と花の量が増えると、それが昆虫を呼んでヘチマがなりだした。

■育て方(肥料のやり方)
●板橋区役所の緑化で分かること
(1)4月29日――植え付け
(2)6月中旬――水2リットルに対して15ccの尿素の水溶液10リットルを週に一回やり始める。(90cm×90cm×深さ35cmのプランターで)
(3)7月中旬――上記の尿素の水溶液20リットルを週に1回やり始める。尿素は葉を育てるチッソ肥料。植物を育てる肥料主要三要素(チッソ・リン酸・カリ)のひとつ。しかし有機質のプランターとするため、微量栄養素にも重きを置く。
(4)9月16日――4階建ての屋上までが14m。ヘチマのつるはそれを越えて伸び続け、16日現在で25m、6階建ての壁面緑化ができるまでになった。葉は上にゆくほど大きくなり、50cmの巨大な葉もある。






★トップページに戻ります