屋上緑化のための実験から
サツマイモの東西南北

────2011.5.15(「新しいプランターの会」伊藤知恵)




この写真は7月9日に撮ったものですが、この7日前の7月2日に広〜い屋上にポツンと90cm×90cm×高さが34.5cmのマップ式自動灌水プランターを設置して、プランターの四方にサツマイモの苗を植えたところです。(2006.7.9)



杉並区の屋上でマップ式自動灌水(水の水量も補給時間も植物が決める)プランターを一つ置かせていただき、実験をしたときの写真です。
目的はサツマイモによる屋上緑化をするにはプランターをどの位の間隔で点在させて置けば良いのものかと言うことを確認するためでした。
四方に伸びたサツマイモのつるの長さを計測して図に落としてみました。
この実験を行ったときに、意外に南側のつるの成長が旺盛ではないのだなあと思ったものでした。(2006.9.16)



この図は屋上でのさつまいもによる緑化を行う時にプランターを点在させる間隔を求める為の実験でしたので、四方に伸びたつるの長さを図に落としてゆきました。
目的が達成して暫くしたときに、わたしの植物の先輩が「朝の太陽光が植物にとって一番良い光であると言われているけれども、同じ花を植えた同じプランターを家の東側と西側に置いておくと、西側に置いたプランターの花が大きく沢山育ったのですよ。」と話されました。
図につるの長さを落とした日の違和感を思い出したので、改めてこの図を眺めてみました。
すると、どう見ても東から南側よりも、南側から西寄りの方が育ちが良いのです。
この一例では決められませんが、質の良い太陽光よりも長時間太陽光にあたることの方が植物は成長すると言えそうだと思ったその図です。(2008.10.25)


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