糸の会 & 伊藤幸司「山旅図鑑」

山旅図鑑・山ごよみ──8月

★twitter(@itokoji3)で進行中(8月1日〜15日分収録)
撮影・伊藤 幸司(1995〜2020年)

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目次

■8月1日(2009)瑞牆山
■8月1日(2019)編笠山
■8月2日(2006)飯豊連峰(2日目)
■8月2日(2008)黒岳
■8月2日(2018)箱根外輪山・三国山
■8月3日(2006)飯豊連峰(3日目)
■8月3日(2017)金峰山
■8月4日(1999)北岳(1日目)
■8月4日(2004)苗場山
■8月4日(2006)飯豊連峰(4日目)
■8月5日(1999)北岳(2日目)
■8月5日(2006)飯豊連峰(5日目)
■8月7日(1997)丹沢・流れの沢
■8月7日(2002)唐松岳〜五龍岳(1日目)
■8月8日(1998)毛無山(1日目)
■8月8日(2001)仙丈ヶ岳(1日目)
■8月8日(2002)唐松岳〜五龍岳(2日目)
■8月8日(2009)黒岳
■8月8日(2015)金時山
■8月9日(1997)毛無山
■8月9日(1998)毛無山(2日目)
■8月9日(2000)毛無山(1日目)
■8月9日(2001)仙丈ヶ岳(2日目)
■8月9日(2005)唐松岳(1日目)
■8月9日(2008)雨巻山
■8月9日(2011)仙丈ヶ岳(1日目)
■8月9日(2014)杓子山
■8月10日(1996)丹沢・モミソ沢
■8月10日(2000)毛無山(2日目)
■8月10日(2002)武尊山
■8月10日(2004)白山(1日目)
■8月10日(2005)唐松岳(2日目)
■8月10日(2010)木曽・駒ヶ岳(1日目)
■8月10日(2011)仙丈ヶ岳(2日目)
■8月10日(2013)棒ノ嶺
■8月10日(2019)大岳山
■8月11日(2001)大蔵高丸
■8月11日(2002)乾徳山
■8月11日(2004)白山(2日目)
■8月11日(2007)日向山
■8月11日(2009)御嶽山(1日目)
■8月11日(2010)木曽・駒ヶ岳(2日目)
■8月11日(2011)仙丈ヶ岳(3日目)
■8月11日(2012)菜畑山
■8月12日(2000)大蔵高丸
■8月12日(2004)白山(3日目)
■8月12日(2006)菜畑山
■8月12日(2008)大菩薩縦走(1日目)
■8月12日(2009)御嶽山(2日目)
■8月13日(2005)乾徳山
■8月13日(2008)大菩薩縦走(2日目)
■8月13日(2011)滝子山
■8月13日(2016)大山
■8月14日(1999)富士山(1日目)
■8月14日(2001)大蔵高丸
■8月14日(2004)大蔵高丸
■8月14日(2007)富士山(1日目)
■8月14日(2010)菜畑山
■8月15日(1999)富士山(2日目)
■8月15日(2000)仏果山
■8月15日(2006)大蔵高丸
■8月15日(2007)富士山(2日目)
■8月15日(2012)蝶ヶ岳(2日目)
■8月15日(2017)黒部五郎岳(1日目)
■8月16日(2012)蝶ヶ岳(3日目)
■8月16日(2016)笠ヶ岳(1日目)
■8月16日(2017)黒部五郎岳(2日目)
★以下進行中



■8月1日(2009)瑞牆山 ▲目次へ

■8月1日(2009)瑞牆山



8月1日、瑞牆山、山旅図鑑
【撮影】8月1日(2009)瑞牆山 ©ito-koji
瑞牆山(みずがきやま)の桃太郎岩です。脇を流れる天鳥川はポンと飛び越えられるほどの小さな沢ですから、ドンブラコ、ドンブラコと流れ下ってきたという過去はナシにしてもモモ太郎が生まれ出る瞬間を見せていただく感じはしますね。


8月1日、瑞牆山、山旅図鑑

8月1日、瑞牆山、山旅図鑑

8月1日、瑞牆山、山旅図鑑

8月1日、瑞牆山、山旅図鑑

【撮影】8月1日(2009)瑞牆山 ©ito-koji
これが瑞牆山の表口登山道というべきルート。いわゆる「道」にはなっていないフリをして、初心者でもうまく登れるようにできているので、まだ岩っぽい道に慣れていない人に体験してもらうには最高! なんです。冒険登山という印象ですかね。


8月1日、瑞牆山、山旅図鑑

8月1日、瑞牆山、山旅図鑑
【撮影】8月1日(2009)瑞牆山 ©ito-koji
山頂の眼前にそびえているのは「大ヤスリ岩」。ときにはここにクライマーが取りついていることもあるとか。それだと岩の大きさがわかります。


8月1日、瑞牆山、山旅図鑑
8月1日、瑞牆山、山旅図鑑
8月1日、瑞牆山、山旅図鑑
8月1日、瑞牆山、山旅図鑑
【撮影】8月1日(2009)瑞牆山 ©ito-koji
登った道を下るというのは「引き返す」という選択肢があるためにいくぶん無理なチャレンジができることと、下りでは下りの歩き方に加えて「登りの逆モーション」で「三点支持」を実感してもらうことができます。そしてダブルストックの威力も。鬼退治登山ですかね。




■8月1日(2019)編笠山 ▲目次へ

■8月1日(2019)編笠山



8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑
【撮影】8月1日(2019)編笠山 ©ito-koji
標高約1,550mの観音平までタクシーで入れます(2020年から北杜市が片道1人1,000円の「マウンテンタクシー」の運行を始めたそうです)。ともかく、標高約2,100mの押手川まで、私たちは2時間かけて、平地の道を時速4kmで歩くパワー(8パワー/時)でゆったりと楽しみました。


8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑
【撮影】8月1日(2019)編笠山 ©ito-koji
歩きながら花を見るのも楽しいけれど、そこに小さな昆虫がいたりすると、たちまちドラマチックになります。小さなポケットカメラは虫眼鏡代わりに使えるので、一眼レフカメラ(フィルム〜デジタル)と併用していたのですが、今は超接近撮影から超望遠撮影までかんたんにやってのけるコンパクトデジタルカメラになりました。


8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

【撮影】8月1日(2019)編笠山 ©ito-koji
観音平の登山口から青年小屋との分岐に当たる押手川まではポツン、ポツンという感じで花が登場しました。途中の樹林には鹿よけカバーなども見られましたから、かつては御花畑の雰囲気のところもあったのではないかと思いました。


8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

【撮影】8月1日(2019)編笠山 ©ito-koji
標高約2,100mの押手川から標高2,524mの編笠山山頂までは、水平距離1kmで標高差400mあまりというかなりの急登になります。平地を時速4kmで歩くパワーだと1時間半プラス。途中で雷雨休憩がありましたが、山頂に立つと権現岳の山頂が見えました。


8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

8月1日、編笠山、山旅図鑑

【撮影】8月1日(2019)編笠山 ©ito-koji
標高2,524mの編笠山の山頂からJR信濃境駅へと下ると、標高約2,400mが森林限界。そこまでは巨大な岩がごろごろと転がりあっている状態です。私たち糸の会は25年前の創設直後からダブルストックを標準装備して、下りでの安全確保とスピードアップを実現。北アルプスでも下りの能力は上級者といえます。






■8月2日(2006)飯豊連峰(2日目) ▲目次へ

■8月2日(2006)飯豊連峰(2日目)



8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑
【撮影】8月2日(2006)飯豊連峰(2日目) ©ito-koji
喜多方に前泊して、川入口登山口(標高約600m)から登り始め、地蔵山(標高1,485m)を経て三国岳(標高1644m)の三国小屋泊まり。避難小屋ですがシーズン中は管理人がいて有料。同様の避難小屋3泊なので全食料と、混雑時のための大型テントを持参しました。


8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月2日、飯豊連峰、山旅図鑑
【撮影】8月2日(2006)飯豊連峰(2日目) ©ito-koji
三国小屋からは北西方向に飯豊山(標高2,105m)への稜線が見えていました。西に夕日が落ちるとき、東側の山腹をガス(山霧)が這い上がってくると、高い確率でブロッケン現象が見られます。北アルプス縦走時の楽しみと同様に。






■8月2日(2008)黒岳 ▲目次へ

■8月2日(2008)黒岳



8月2日、黒岳、山旅図鑑

8月2日、黒岳、山旅図鑑

8月2日、黒岳、山旅図鑑

8月2日、黒岳、山旅図鑑
【撮影】8月2日(2008)黒岳 ©ito-koji
太宰治ゆかりの天下茶屋(標高約1,300m)から御坂山地の黒岳(標高1,973m)に登り、急斜面を河口湖へダイレクトに下り、野天風呂天水にドボン! という真夏の1日。この当時、この時期の黒岳山頂一体はレンゲショウマが素晴らしい群落をつくっていました。






■8月2日(2018)箱根外輪山・三国山 ▲目次へ

■8月2日(2018)箱根外輪山・三国山



8月2日、三国山、山旅図鑑

8月2日、三国山、山旅図鑑

8月2日、三国山、山旅図鑑

8月2日、三国山、山旅図鑑
【撮影】8月2日(2018)箱根外輪山・三国山 ©ito-koji
元箱根港から箱根旧街道の石畳を通って外輪山周廻歩道へ。芦ノ湖西岸の芦ノ湖スカイラインとつかず離れず辿ろうという計画でしたが、三国山のずっと手前、山伏峠で周廻歩道は崩落のため通行禁止、3時間ほどの行動で、タクシーを呼ぶことになりました。


8月2日、三国山、山旅図鑑

8月2日、三国山、山旅図鑑

8月2日、三国山、山旅図鑑

8月2日、三国山、山旅図鑑
【撮影】8月2日(2018)箱根外輪山・三国山 ©ito-koji
箱根神社につらなる駒形神社(8月3日の「例祭」前日)から「芦ノ湖スカイラインレストハウスレイクビュー」までがこの日の行動。山伏峠展望台に上ると、芦ノ湖の対岸に見えたのは箱根園。フレアスカート風の屋根は「ふれあいどうぶつランドだっこして! ZOO!」。天山湯治郷では「山のにぎり」を食べました。






■8月3日(2006)飯豊連峰(3日目) ▲目次へ

■8月3日(2006)飯豊連峰(3日目)



8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑
【撮影】8月3日(2006)飯豊連峰(3日目) ©ito-koji
登山は2日目。三国小屋から飯豊山(2,105m)、御西岳(2,013m)を経て御西小屋まで。おおらかな稜線にはハクサンコザクラ、シラネアオイ、ニッコウキスゲを始めとしてポピュラーな夏山の花が大群落を見せ始めているところでした。


8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

【撮影】8月3日(2006)飯豊連峰(3日目) ©ito-koji
さすがに8月ですから登山道をおおう残雪はほぼ例外的という状態。私たちは雪渓のわきで素麺の昼食としましたが、私がうかつで「なだ万」の麺つゆが希釈しないタイプに気づかず、「山都の水そば」の素麺版になりました。


8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

【撮影】8月3日(2006)飯豊連峰(3日目) ©ito-koji
この日は切合小屋、頂上小屋を素通りして御西小屋に泊まりました。三国小屋同様、稜線上にポツンと立つ避難小屋です。切合小屋にはちょうどヘリが飛来したところでしたから、金で買えるものがあったかもしれません。


8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月3日、飯豊連峰、山旅図鑑

【撮影】8月3日(2006)飯豊連峰(3日目) ©ito-koji
稜線の道を行くと左右の斜面にまだ雪渓が残っていました。これなどは夏の間に消えそうな小さな雪溜まりですが、それが雪のハートに見えました。この日、御西小屋からの夕景は雄大なものとなり、雲海から頭をもたげた朝日連峰が印象的でした。






■8月3日(2017)金峰山 ▲目次へ

■8月3日(2017)金峰山



8月3日、金峰山、山旅図鑑

8月3日、金峰山、山旅図鑑

8月3日、金峰山、山旅図鑑

8月3日、金峰山、山旅図鑑
【撮影】8月3日(2017)金峰山 ©ito-koji
金峰山(標高2,599m)は塩山からタクシーで大弛峠(標高約2,400m)までメーター料金で上がれるようになり、かつ下山までのんびり待ってくれたりするので、日帰りが簡単になりました。シラビソとオオシラビソの森を抜けるとアズマシャクナゲ。赤剥けの樹肌はシカの食害ですかね。


8月3日、金峰山、山旅図鑑

8月3日、金峰山、山旅図鑑

8月3日、金峰山、山旅図鑑

8月3日、金峰山、山旅図鑑
【撮影】8月3日(2017)金峰山 ©ito-koji
奥秩父山地を「東アルプス」と呼ぼうという運動はなかなか広がりませんが、私はこの山域の価値を『山と渓谷』という本(川崎吉藏の雑誌『山と溪谷』はその影響下)で紹介した田部重治……英文学者にして日本山岳会の重鎮が探検登山家として提唱した「山旅」に刺激されています。






■8月4日(1999)北岳(1日目) ▲目次へ

■8月4日(1999)北岳(1日目)



8月4日、北岳、山旅図鑑

8月4日、北岳、山旅図鑑

8月4日、北岳、山旅図鑑

8月4日、北岳、山旅図鑑
【撮影】8月4日(1999)北岳(1日目) ©ito-koji
北岳(標高3,192m)は日本で2番めの高峰ですから、一番楽な方法にします。登山口の広河原(標高1,529m)から白根御池小屋(標高約2,250m)までの標高差約700mを1日目とするのですが、約30度の急斜面を強引に登ります。そこを「平地を時速4kmで歩くパワー」で歩ければ、2時間半ほどで白根御池小屋です。






■8月4日(2004)苗場山 ▲目次へ

■8月4日(2004)苗場山



8月4日、苗場山、山旅図鑑

8月4日、苗場山、山旅図鑑

8月4日、苗場山、山旅図鑑

8月4日、苗場山、山旅図鑑
【撮影】8月4日(2004)苗場山 ©ito-koji
苗場山(標高2,145m)を日帰りにするために、上越新幹線・越後湯沢からタクシーで小赤沢三合目(標高約1,300m)へ。深い樹林を標高約2,050mまで上ると高層湿原が広がります。


8月4日、苗場山、山旅図鑑

8月4日、苗場山、山旅図鑑

8月4日、苗場山、山旅図鑑

8月4日、苗場山、山旅図鑑
【撮影】8月4日(2004)苗場山 ©ito-koji
山頂部に広がるのは高層湿原と雪田草原だそうですが、突如別世界踏み込んだような気分になります。木道で挨拶している写真はこのままかぐらみつまたスキー場の和田小屋へと下る日帰りグループと、苗場山頂ヒュッテに泊まりたいというグループの別れ。ここが山頂です。






■8月4日(2006)飯豊連峰(4日目) ▲目次へ

■8月4日(2006)飯豊連峰(4日目)



8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

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8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑
【撮影】#8月4日(2006)#飯豊連峰(4日目)
この日は05時に空身で御西小屋を出て、最高峰・大日岳(標高2,128m)の往復。約3時間の散歩でしたが、背後には昨日と一昨日にたどった稜線が全部見えた感じです。ともかく、素晴らしい朝の飯豊散歩でした。


8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑
【撮影】#8月4日(2006)#飯豊連峰(4日目)
御西小屋から烏帽子岳(標高2,018m)、梅花皮小屋、北股岳(標高2,025m)を越えて門内岳(標高1,887m)の門内小屋までが、この縦走路の核心でした。門内小屋は混雑していたので、夕食と人減らしの寝室としてテントを張りました。


8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

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8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

【撮影】#8月4日(2006)#飯豊連峰(4日目)
稜線の両側からは次々に谷が広がっていきました。雪が溶けて夏の花々が勢いよく広がっていました。標高2,000mに届くか届かないかという稜線が、夏を謳歌する花々に占拠されるのはもう少し先のことでしょうか。


8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

【撮影】#8月4日(2006)#飯豊連峰(4日目)
この日御西小屋から門内小屋の間で見た花は、烏帽子岳への登りで断然多くなり、36種類がメモされています。でもまあ、この日の主役はなんといってもハクサンコザクラでしたね。


8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

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8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月4日、飯豊連峰、山旅図鑑

【撮影】#8月4日(2006)#飯豊連峰(4日目)
マツムシソウの花が周囲に侍らしているのは自分自身の蕾なんでしょうかね。イブキトラノオやクルマユリは、まあ、私がメモした30種ほどの花の、おおよそ標準的なひとかたまりという例として。ニッコウキスゲは、こんなもんじゃないだろうと思いながら。






■8月5日(1999)北岳(2日目) ▲目次へ

■8月5日(1999)北岳(2日目)



8月5日、北岳、山旅図鑑

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8月5日、北岳、山旅図鑑

8月5日、北岳、山旅図鑑
【撮影】#8月5日(1999)#北岳(2日目)
私たちは白根御池小屋から「草すべり」ルートで登頂し、下りは「右俣コース」で二俣に出ました。標高2,200mあたりで重要な花がミヤマハナシノブだということを私はまだ知りませんでした。で、その1枚。草すべりで主役だったのはイブキトラノオでした。


8月5日、北岳、山旅図鑑

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8月5日、北岳、山旅図鑑

8月5日、北岳、山旅図鑑
【撮影】#8月5日(1999)#北岳(2日目)
この日の北岳では展望に恵まれず、山頂稜線の花も低調でしたが、大樺沢を下る道では、足元に咲く花の楽しさもありました。ミヤマシャジン、ヤマホタルブクロ、ミソガワソウ、花柄に関節があるオオバタケシマランの赤い実など。






■8月5日(2006)飯豊連峰(5日目) ▲目次へ

■8月5日(2006)飯豊連峰(5日目)



8月5日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月5日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月5日、飯豊連峰、山旅図鑑
【撮影】#8月5日(2006)#飯豊連峰(5日目)
門内岳(標高1,887m)の門内小屋から下山の日(行動4日目)です。地神山(標高1,850m)から飯豊山荘(標高約400m)への下りにかかると、雪渓に動くものが。猿の群れが移動していました。最大300mm望遠でようやくここまででしたけれど。


8月5日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月5日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月5日、飯豊連峰、山旅図鑑

8月5日、飯豊連峰、山旅図鑑
【撮影】#8月5日(2006)#飯豊連峰(5日目)
地神山(標高1,850m)からは丸森尾根を下ります。周囲の風景を見るとこのルートの険しさが想像できるかと思いますが、ここで1名、斜面に転がり落ちました。さいわいブッシュで止まりましたが、斜面としては恐ろしいところでした。






■8月7日(1997)丹沢・流れの沢 ▲目次へ

■8月7日(1997)丹沢・流れの沢



8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑

8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑

8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑

8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑
【撮影】#8月7日(1997)#丹沢・流れの沢
流れの沢は大倉バス停から水無川に沿って戸沢林道を1時間半ほど歩いたところ。戸沢出合に注いでいます。そのウォーミングアップ区間に竜神ノ滝があり、満開のネムノキやサワグルミがあって、これは長々と伸び切ったフトミミズでしょうか。


8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑

8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑

8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑

8月7日、丹沢・流れの沢、山旅図鑑
【撮影】#8月7日(1997)#丹沢・流れの沢
沢歩きでは時間の流れが驚くほど速くなるのですが、加えて真夏の熱暑も瞬時に別世界のものとなります。ただそれだけのためにワラジをはき、シンプルな確保ロープを持って出かける価値を感じます。丹沢には初体験者向けのそんな沢がいろいろあります。






■8月7日(2002)唐松岳〜五龍岳(1日目) ▲目次へ

■8月7日(2002)唐松岳〜五龍岳(1日目)



8月7日、唐松岳、山旅図鑑

8月7日、唐松岳、山旅図鑑

8月7日、唐松岳、山旅図鑑

8月7日、唐松岳、山旅図鑑
【撮影】#8月7日(2002)#唐松岳
長野オリンピックで滑降競技が行われた白馬(はくば)の八方尾根は、標高約1,800mのリフト山頂駅から徒歩約1時間の八方池(標高約2,100m)までが「観光地」です。八方池では二重稜線に溜まった水面が白馬(しろうま)三山を映しています。


8月7日、唐松岳、山旅図鑑

8月7日、唐松岳、山旅図鑑

8月7日、唐松岳、山旅図鑑

8月7日、唐松岳、山旅図鑑
【撮影】#8月7日(2002)#唐松岳
夕刻の唐松岳山頂(標高2,696m)はドラマチックでした。二人の仲間が写っている写真には剱岳(2,999m)が、人の写っていない写真には不帰嶮から白馬三山が見えています。唐松岳頂上山荘は24時間発電の人気の小屋なので荷揚げのヘリが何往復も。






■8月8日(1998)毛無山(1日目) ▲目次へ

■8月8日(1998)毛無山(1日目)



8月8日、毛無山、山旅図鑑

8月8日、毛無山、山旅図鑑

8月8日、毛無山、山旅図鑑

8月8日、毛無山、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(1998)#毛無山
富士山の西側にそびえるこの山を「日帰り」で、と考えた前年は、時間で迎えに来てもらったタクシーを待たせて遭難騒ぎ一歩手前までいきました。今回は路線バスを使って、1日目は山頂稜線でビバーク&宴会。お花畑と長い下りは2日目にゆったりと。






■8月8日(2001)仙丈ヶ岳(1日目) ▲目次へ

■8月8日(2001)仙丈ヶ岳(1日目)



8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2001)#仙丈ヶ岳
この頃、首都圏からの1泊2日では、北沢峠から花の藪沢ルートで馬ノ背ヒュッテ泊まりというのが一番ポピュラーだったと思います。この日は本来地味なタカネグンナイフウロが印象に残りました。振り返ると甲斐・駒ケ岳がいつまでも見送ってくれていました。


8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月8日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2001)#仙丈ヶ岳
馬の背ヒュッテは標高約2,650mにあって、森林限界を超えると仙丈ヶ岳の藪沢カールになります。馬の背ヒュッテ周辺のお花畑はシカの不嗜好植物とされるマルバダケブキの占拠が目立つようになっており、2008年に防鹿柵が設けられることになります。






■8月8日(2002)唐松岳〜五龍岳(2日目) ▲目次へ

■8月8日(2002)唐松岳〜五龍岳(2日目)



8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑

8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑

8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑

8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2002)#唐松岳
唐松岳頂上山荘山荘から頂上までは20分ほど。日の出は05時ちょっと前でしたから30分前から曙の空のドラマを楽しみました。ちなみに日の出前30分の行動では、私たちはライトをつけません。不要だし、空のドラマも台無しです。主役の山は白馬三山と剱岳。


8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑

8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑

8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑

8月8日、唐松岳、五龍岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2002)#唐松岳 #五龍岳
唐松岳頂上山荘から五竜岳に向かうとすぐに牛首と呼ばれる岩場が登場します。ちょっとした鎖場で、恐怖心は北アルプスの通常のレベルでしょうから、三点支持をきちんと指導して、その面倒くさい動作のなかに「恐怖心の有無」をさぐります。ありましたね、危険な兆候が。


8月8日、五龍岳、山旅図鑑

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8月8日、五龍岳、山旅図鑑

8月8日、五龍岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2002)#五龍岳
五龍岳(標高2,814m)の山頂で、私たちは30分間、至福の休憩を味わいました。正面には剱岳(標高2,999m)、すぐ西隣には八峰キレットを越えて鹿島槍ヶ岳(標高2,889m)へと抜ける岩稜。さらに遠くには槍ヶ岳(標高3,180m)まで見えて、無風・快晴。






■8月8日(2009)黒岳 ▲目次へ

■8月8日(2009)黒岳



8月8日、黒岳、山旅図鑑

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8月8日、黒岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2009)#黒岳
「今年のレンゲショウマはどうでしょか?」というプランです。御坂山地のレンゲショウマがものすごくよかった時代です。とくに黒岳から釈迦ヶ岳へと向かう道の周辺はレンゲショマの群生地……でした。


8月8日、黒岳、山旅図鑑

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8月8日、黒岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2009)#黒岳
フシグロセンノウもなかなかにぎやかでした。このオレンジ色はこの時期のこの山域では特別ですし「節が黒い」ので、一度覚えると私でも忘れません。でも花びらを虫に食われたらしい痛々しい花を見なかったら、ここに並べるほどの役柄ではなかったかもしれません。


8月8日、黒岳、山旅図鑑

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8月8日、黒岳、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2009)#黒岳
首都圏の日帰りの山から高い山の樹林帯まで、あまりにもポピュラーなマルバダケブキですけれど、アサギマダラの姿があったのでまとめてみました。「山の」「丸い大きな葉の」「蕗」ですから、まず見間違えることはありません。


8月8日、黒岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月8日(2009)#黒岳
ミヤマホツツジかと思ったら、これはホツツジ。ネット情報によるとミヤマ……は花柱(雌しべ)の先端が上向きに曲がっているそうです。忘れなければ区別できます。ここでホツツジを出す気になったのは、悪食らしいアサギマダラがホツツジにもしがみついていたからです。


8月8日、黒岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月8日(2009)#黒岳
ヤグルマソウです。見てください。軍団を組んで春のうちに陣地を確保して王国を作ります。ところがそのなかには老人もいれば幼児もいる。老人が老いさらばえてなお存在を誇示しようとしている姿に、老齢の私は毎回刺激を受けるのです。


8月8日、黒岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月8日(2009)#黒岳
シシウドかアマニュウかわかりませんが、大きな目玉模様のあるクジャクチョウが止まっている写真があったので、まとめてみました。高い山ではシシウド(ミヤマシシウド)が圧倒的だと思っていましたが「近寄ってみないとわからない」のだそうです。






■8月8日(2015)金時山 ▲目次へ

■8月8日(2015)金時山



8月8日、金時山、山旅図鑑

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8月8日、金時山、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2015)#金時山
この日は乙女峠から登って仙石へと下りましたが、登りでも下りでも立派なヤマユリと出会いました。ウィキペディアによると「茎の先に1 - 数個、ときに20個ほどの白い花」だそうですからヌシではないのでしょうが、登山者全員の目を引きつけるだけのものではありました。


8月8日、金時山、山旅図鑑

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8月8日、金時山、山旅図鑑
【撮影】#8月8日(2015)#金時山
金時山は別名・猪ノ鼻岳。長尾山から山頂までの稜線は驚くほど切り立っています。とくに富士山側の北斜面が。そこにヤマボウシの巨木が何本もあって6月には楽しみなんですが、この時期には鬱蒼たる森をくぐり抜ける雰囲気が続きます。木の種類はわかりませんけれど。






■8月9日(1997)毛無山 ▲目次へ

■8月9日(1997)毛無山



8月9日、毛無山、山旅図鑑

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8月9日、毛無山、山旅図鑑

8月9日、毛無山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(1997)#毛無山
台風の愛鷹山ですれ違った登山者から「秘密の花園」の話を聞きました。急遽、西丹沢・不老山の計画を変更したのが間違いでした。アプローチが丹沢から富士山麓へ変わって標高差も約700mから約1,100mへ。一面ピンクのシモツケソウがちょうど見頃というのに目がくらんで。


8月9日、毛無山、山旅図鑑

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8月9日、毛無山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(1997)#毛無山
山頂を出たのが16時でした。待たせたタクシーが心配し始め、遭難一歩手前となったのです。その当時、ディズニーランド行きの夜行列車となっていた大垣発の夜行快速「ムーンライトながら」で帰京しました。






■8月9日(1998)毛無山(2日目) ▲目次へ

■8月9日(1998)毛無山(2日目)



8月9日、毛無山、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(1998)#毛無山(2日目)
毛無山のお花畑は標高1,946mの三角点のある山頂ではなく、そこからさらに奥、標高1,964mの水準点のある「毛無山最高点」に続く稜線です。20年も前のことですから、現在はどうなっているのでしょうか。


8月9日、毛無山、山旅図鑑

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8月9日、毛無山、山旅図鑑

8月9日、毛無山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(1998)#毛無山(2日目)
前年に遭難未遂事件を起こしたので頂上稜線でビバーク、下山は09時に出発して地蔵峠経由で16時20分に登山口に帰着しました。途中、滝水でのそうめん昼食などを楽しみ、下山後に入浴して路線バスで帰れました。






■8月9日(2000)毛無山(1日目) ▲目次へ

■8月9日(2000)毛無山(1日目)



8月9日、毛無山、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2000)#毛無山(1日目)
1997年(日帰り)、1998年(山頂稜線でビバーク)に続く3回目の毛無山です。登山口近くの「ふもと村」オートキャンプ場で前泊しました。






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■8月9日(2001)仙丈ヶ岳(2日目)



8月9日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2001)#仙丈ヶ岳(2日目)
馬の背ヒュッテの玄関脇で荷物の整理をしているのは私たちのグループ。04時出発のため小屋内での準備は不可能でした。なにせ親分がドンと座って、若い衆が監視の目を光らせ、夕食のお代わりなどしようとすると常連客が静止するような小屋でした。この日は展望も皆無でした。






■8月9日(2005)唐松岳(1日目) ▲目次へ

■8月9日(2005)唐松岳(1日目)



8月9日、唐松岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2005)#唐松岳(1日目)
リフト山頂駅から八方池までが観光歩道。1時間ほどのその道筋が花の八方尾根の第一幕です。八方尾根の図鑑を見ながら49の名前をメモしたのですが、合っているかどうか。タカネイブキボウフウ、タカネミミナグサ、オオバギボウシなど。


8月9日、唐松岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2005)#唐松岳(1日目)
八方池までで元気な顔つきだったのは、ハクサンシャジン、タカネマツムシソウ、カライトソウ、タテヤマウツボグサなどなど。タカネがついたり、ハクサンやタテヤマがついたりすると、見当がつきません……けど。


8月9日、唐松岳、山旅図鑑

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8月9日、唐松岳、山旅図鑑

8月9日、唐松岳、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(2005)#唐松岳(1日目)
標高約2,100mの八方池の先にダケカンバの巨木がひとかたまり集団をつくっています。森林限界近くのヌシたちという顔つきです。ここまでがすでに高山帯のお花畑に見えたのは蛇紋岩のせいだったとか。


8月9日、唐松岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2005)#唐松岳(1日目)
ダケカンバ林を過ぎるとまたお花畑。ずいぶん元気のいい(というより美人の)タカネナデシコがありました。ハッポウアザミやクルマユリ、ニッコウキスゲなども。


8月9日、唐松岳、山旅図鑑

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8月9日、唐松岳、山旅図鑑

8月9日、唐松岳、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(2005)#唐松岳(1日目)
ハクサンタイゲキやコバイケイソウも顔見せして、標高2,361mの丸山ケルンに登ると、八方尾根はハイマツ帯の岩稜になります。標高約2,600mの唐松岳頂上山荘までは展望の良い岩場です。






■8月9日(2008)雨巻山 ▲目次へ

■8月9日(2008)雨巻山



8月9日、雨巻山、山旅図鑑

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8月9日、雨巻山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(2008)#雨巻山
雨巻山という名に惹かれて、標高272mの芳賀富士とセットで計画してみましたが、水戸駅からレンタカーを使うという大仕掛けに。光のマジックにちょっと踊らされた、かもしれません。






■8月9日(2011)仙丈ヶ岳(1日目) ▲目次へ

■8月9日(2011)仙丈ヶ岳(1日目)



8月9日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2011)#仙丈ヶ岳
2泊での仙丈ヶ岳。このときには伊那のマツタケ山に関する技術文書を見ていたので「たかずや鉱泉」に泊まり、1日目は高烏谷山への腹ごなし。登山道の両脇は「茸止山」で入山禁止となっていました。






■8月9日(2014)杓子山 ▲目次へ

■8月9日(2014)杓子山



8月9日、杓子山、山旅図鑑

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8月9日、杓子山、山旅図鑑

8月9日、杓子山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(2014)#杓子山
立ノ塚峠から鹿留山(標高1,632m・ししどめやま)への稜線はまず最初、センニンソウの大群落。それからヤマユリ、フシグロセンノウ、シモツケソウなどがポツン、ポツンと登場しました。


8月9日、杓子山、山旅図鑑

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8月9日、杓子山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(2014)#杓子山
登山道に張られたトラロープは頼りにすると危険なんですが、不安な気持ちの人をあぶり出す「標識ロープ」に。ダブルストックも使いづらいところで技量が見えます。歩幅を広げるのも不安の表明というケースがあります。


8月9日、杓子山、山旅図鑑

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8月9日、杓子山、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2014)#杓子山
杓子山山頂から不動湯に下る最初の斜面は(最近階段状になって残念ですが)下りでダブルストックの威力を実感してもらうのに絶好の場所でした。「深い前傾姿勢」で「三歩先」に突いて「一歩、二歩で立ち上がる」が大前提。つま先立ちが基本です。


8月9日、杓子山、山旅図鑑

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【撮影】#8月9日(2014)#杓子山
オオジシバリですかね、黄色い花は。白い花はヤマユリ、小さな白十字はヤエムグラでしょうか。じつは日本特産で一属一種、富士山周辺が特産地域のレンゲショウマを私が初めて見たのがこの杓子山、1998年の7月でしたが、今回も参加の佐藤さんに写真を撮らされたのです。


8月9日、杓子山、山旅図鑑

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8月9日、杓子山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(2014)#杓子山
下りの道には白い花が多かったように思います。オカトラノオ、オオバギボウシ、シシウド、ウバユリ、ですかね。標高1,598mの杓子山山頂からハンググライダーのカタパルトのある大ザス峠(標高約1,250m)まで下ると林道です。


8月9日、杓子山、山旅図鑑

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8月9日、杓子山、山旅図鑑

8月9日、杓子山、山旅図鑑
【撮影】#8月9日(2014)#杓子山
標高約950mにある不動湯で入浴すると、送迎車を出してくれました。最寄り駅は富士急行線・下吉田駅。満開の桜のなかで五重塔と富士山が見えるというので外国人に人気の新倉浅間神社の最寄り駅。富士急行としては珍しくプロのデザイナーに頼んだ駅舎という感じがしました。






■8月10日(1996)丹沢・モミソ沢 ▲目次へ

■8月10日(1996)丹沢・モミソ沢



8月10日、モミソ沢、山旅図鑑

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【撮影】#8月10日(1996)#モミソ沢
丹沢のやさしい沢ということで水無川(戸沢林道)から大倉尾根の堀山付近へ抜けるモミソ沢へ出かけました。超初級の沢登りですが、Kさんに自記心拍計をつけてもらったところ、約5時間の行動中3回ほど息苦しさを覚え、160泊/分を超えるグラフが描かれました。






■8月10日(2000)毛無山(2日目) ▲目次へ

■8月10日(2000)毛無山(2日目)



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【撮影】#8月10日(2000)#毛無山(2日目)
不動の滝は登山口から約45分のところにありました。登山口が標高868mでしたから標高差で250mほど登ったところで展望休憩をとりました。落差に関する正式な情報が見つかりませんが、60mほどか、2段の滝です。印象に残る美しい滝だと思いました。


8月10日、毛無山、山旅図鑑

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【撮影】#8月10日(2000)#毛無山(2日目)
毛無山は富士山と南アルプスの間に伸びる天子山地の最高峰ですから、当然、富士山展望と南アルプス展望(樹林の隙間から白根三山が見えました)が期待できるわけですが、私たちはこの時期の「シモツケソウのお花畑」を期待して1997、1998、2000年と登ったのです。


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【撮影】#8月10日(2000)#毛無山(2日目)
毛無山に登った多くの登山者は、1,964mの「本峰山頂」ではなくて、ずっと手前にある1,946m三角点の山頂標識のところで引き返してしまうのではないでしょうか。このシモツケソウのお花畑は三角点の先に広がっているのです。


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【撮影】#8月10日(2000)#毛無山(2日目)
あわただしいスケジュールでしたからのんびり花を見る時間はありませんでしたが、ルリタテハとアサギマダラは写真に写っていました。昆虫好きの方が参加されたことがありましたが、休憩ごとに道を外れて歩き回るのを制限されて、2回目の参加はありませんでした。


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【撮影】#8月10日(2000)#毛無山(2日目)
なんといっても圧倒的な主役はシモツケソウですから個性的なお花畑ではありましたが、もちろん見る人が見れば、もっといろいろあったでしょう。オオバギボウシ、コオニユリ、シシウド? にクガイソウぐらいは写真に撮ってありました。






■8月10日(2002)武尊山 ▲目次へ

■8月10日(2002)武尊山



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【撮影】#8月10日(2002)#武尊山
武尊山と書いてホタカヤマと読ませるにはかなりの強引さがあるけれど、英雄・日本武尊(やまとたけるのみこと)をイメージキャラクターとした理由については深田久弥の『日本百名山』でも触れてはいません。私たちは武尊スキー場から登りました。


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【撮影】#8月10日(2002)#武尊山
2,000m級の稜線が長く伸びている武尊山は鎖場も多く、修験の山だったことがわかりますが、現在もなお、信仰登山が行われているのでしょう。私たちは前武尊〜剣ヶ峰〜武尊山(沖穗高)と稜線をたどりました。


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【撮影】#8月10日(2002)#武尊山
山頂から水上町の武尊川・裏見ノ滝へと下るルートには数多くの鎖場がありました。ダブルストックが有効な鎖場が多かったのでスピードが極端に落ちることはありませんでしたが、迎えのタクシーには心配をかけることになりました。






■8月10日(2004)白山(1日目) ▲目次へ

■8月10日(2004)白山(1日目)



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【撮影】#8月10日(2004)#白山(1日目)
JR金沢駅を最寄駅とする白山登山では夜行バスを利用する以外は前泊が必要です。このときは上越新幹線Maxたにがわ+特急はくたかで、13時04分金沢着を目安にして希望者は金沢観光としました。その日の泊まりは各人個別に予約、私は3,300円の宿でした。






■8月10日(2005)唐松岳(2日目) ▲目次へ

■8月10日(2005)唐松岳(2日目)



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【撮影】#8月10日(2005)#唐松岳(2日目)
唐松岳頂上山荘に泊まった2日目の朝は暴風雨、富山県全域に雷注意報が出ていました。元々八方尾根の往復という計画でしたが、状況を見て08時30分に出発。岩稜の八方尾根から逃げるように下るうち雷雲は急速に去っていきました。下山してうなぎの「こいや」へ。






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■8月10日(2010)木曽・駒ヶ岳(1日目)



8月10日、木曽・駒ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月10日(2010)#木曽・駒ヶ岳(1日目)
1日目は悪天候でした。でも悪天候も「体験」要素として考えられるのが木曽の駒ヶ岳です。ロープウェイ山頂駅にはホテル千畳敷、カールを登れば宝剣山荘(と天狗荘)、中岳の先には駒ヶ岳頂上山荘、山頂近くには頂上木曽小屋がありますから。


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【撮影】#8月10日(2010)#木曽・駒ヶ岳(1日目)
伊那谷では中央アルプス(木曽山脈)のこの山は西駒、南アルプスの甲斐駒は東駒と呼んでいます。頂上木曽小屋は木曽谷から上がってくる登山道の最上部の小屋。私たちは明日、木曽谷へと下ります。小屋まわりには白花のコマクサなどがありました。






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■8月10日(2011)仙丈ヶ岳(2日目)



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【撮影】#8月10日(2011)#仙丈ヶ岳(2日目)
2日目は伊那市側の戸台口から南アルプス林道バスで北沢峠へ。小仙丈ヶ岳経由の尾根道を行きました。進行左手に北岳が見え、その左に富士山も。北岳の右の稜線は間ノ岳へと続いて白根三山となります。


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【撮影】#8月10日(2011)#仙丈ヶ岳(2日目)
背後に立ち上がってきたのは甲斐・駒ヶ岳です。山頂部は花崗岩の白い斜面で、その下にある丸っこいコブが摩利支天。その「まりしてん」によって、いろいろな場所から甲斐駒と確認することができます。


8月10日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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8月10日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月10日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2011)#仙丈ヶ岳(2日目)
2日目は登頂後に藪沢カールの縁に建つ仙丈小屋に泊まりました。伊那市が荒廃していた避難小屋(とキャンプ指定地)を廃止、2000年から営業を始めた小屋で、水不足以外は快適です。標高約2,900mの高さで、正面には甲斐・駒ヶ岳から鋸岳の山並みが広がります。


8月10日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月10日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月10日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

8月10日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2011)#仙丈ヶ岳(2日目)
山頂一帯の岩場に張り付くように咲いていた花々はみな「明るく元気」に見えました。主役顔をしていたのは黄色いミヤママンネングサ、赤みの紫色はイブキジャコウソウ、黄色い斑点のあるミヤマコゴメグサ、それと(たぶん)チシマギキョウなどなど。






■8月10日(2013)棒ノ嶺 ▲目次へ

■8月10日(2013)棒ノ嶺



8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2013)#棒ノ嶺
名栗湖から白谷沢をたどって岩茸石までの沢筋は真夏の暑さから逃れた気分を満喫させてくれます。まずはその入口。花を期待するルートではありませんが、このときはイワタバコや、たまたまうまく撮れたミズヒキソウ。最初の滝口でのんびり休みました。


8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2013)#棒ノ嶺
これが白谷沢(しらやざわ)の核心部。この小さな流れが削り出したとは思えないゴルジュ…切り立った断崖に挟まれた峡谷ですが、関東ふれあいの道ですからしっかりとした登山道になっています。沢の中を歩くのと、沢筋の登山道をたどるのとでは登山領域が全く違います。


8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2013)#棒ノ嶺
白谷沢を登り切ると岩茸石です。この先の分岐から黒山方面に進むと高水三山の岩茸石山に出られます。岩茸石からは尾根道を登って棒ノ嶺(棒ノ折山)なのですが、この日はタマゴダケが目につきました。6月だとコアジサイの花にまとわりつくブルーが思い出されます。


8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2013)#棒ノ嶺
白谷沢だけを楽しみたい納涼企画だと岩茸石から名栗温泉の大松閣へと下るのですが、この日は奥多摩側の奥茶屋キャンプ場へ出ました。子どもたちには白谷沢(荒川・隅田川水系)なんかよりもっと涼しい大丹波川(多摩川水系)の水遊びですかね。


8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

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8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2013)#棒ノ嶺
バスを待たずにJR川井駅まで歩こうということになったのですが、川面に面した「お食事処 多満山荘ちわき」が魅力的だったので、バスの時間待ちに変更。のんびり、ゆったりと45分を過ごしました。老齢組には水遊びより涼しいひとときだったかも。


8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑

8月10日、棒ノ嶺、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2013)#棒ノ嶺
「多満山荘ちわき」のすぐ近くに小中茶屋バス停がありました。楽々JR川井駅へ着くと、8月10という日の、奥多摩の駅の午後5時過ぎという雰囲気の無人駅ホームという雰囲気が漂っていました。私たちはこのころから定番となっていた河辺温泉へ。






■8月10日(2019)大岳山 ▲目次へ

■8月10日(2019)大岳山



8月10日、大岳山、山旅図鑑

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8月10日、大岳山、山旅図鑑

8月10日、大岳山、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2019)#大岳山
この日の計画は大岳山から海沢三滝を見て奥多摩の花火大会……というものでしたが、大岳山を下ったところで鋸尾根に入ってしまいました。まずは御岳山。御嶽神社境内にはヤマユリとレンゲショウマが数株ありましたが、富士峰園地ではほぼ全滅状態に見えました。


8月10日、大岳山、山旅図鑑

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8月10日、大岳山、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2019)#大岳山
「天狗の腰掛け杉」のところから奥ノ院を目指しました。スギの登録番号は表参道では滝本大銀杏そばの784番からビジターセンター下の1番に向かって登るのですが、こちらは「天狗の腰掛け杉」の1501番からとか。御嶽神社社有地の大径木は全部で4,000本に近いそうです。


8月10日、大岳山、山旅図鑑

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8月10日、大岳山、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2019)#大岳山
大岳山に近づくと鎖場があります。難易度は高くありませんが、斜面が急峻なので、ここと鋸山の岩稜とではけっこう大きな滑落事故が起こるそうです。氷が張ったときにズック靴で歩く人がいたりして。その先は廃墟となった大岳山荘。向かいの公衆トイレは健在です。


8月10日、大岳山、山旅図鑑

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【撮影】#8月10日(2019)#大岳山
秋川流域の白倉にあるのが大嶽神社里宮、大岳山山頂下にあるのがその「奥宮」です。その参道は、じつはとても歩きやすい登山ルートとしておすすめです。この「おいぬ(狼)様」信仰は東京都檜原村ではここだけにしか残っていないとのこと。


8月10日、大岳山、山旅図鑑

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【撮影】#8月10日(2019)#大岳山
大岳山から鋸山をへてJR奥多摩駅までの縦走路はおだやかに伸びていますが、なかなか長いのです。高齢(80歳代に突入)の佐藤さんはダブルストックのおかげで山歩きが続けられるという場面が多くなりました。きちんと歩くこと、ゆっくり歩くことが最重要課題です。


8月10日、大岳山、山旅図鑑

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8月10日、大岳山、山旅図鑑

8月10日、大岳山、山旅図鑑
【撮影】#8月10日(2019)#大岳山
奥多摩駅のあたりから見ると鋸尾根の末端となる愛宕山がそびえ立っています。その手前、林道の登計峠に花火師が準備万端整えていたのです。下ると川辺や橋の歩道は花火を待つ人々で大賑わい。ほぼ日没時刻だったので残念でしたが、人出に驚いて駅に直行しました。






■8月11日(2001)大蔵高丸 ▲目次へ

■8月11日(2001)大蔵高丸



8月11日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月11日、大蔵高丸、山旅図鑑

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8月11日、大蔵高丸、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2001)#大蔵高丸
大菩薩嶺から南に延びる山並みは笹子峠に至りますが、その中ほどにある夏沢峠から大蔵高丸〜ハマイバ丸〜大谷ヶ丸が首都圏有数の花の山だと知ったのは2000年でした。花々はこの山域で、ササと壮絶な領土戦争をしながら、楽園風景を維持しているように見えました。


8月11日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月11日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月11日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月11日、大蔵高丸、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2001)#大蔵高丸
とくに私が関心を抱いたのは、大蔵高丸のルリトラノオ属と大谷ヶ丸のレンゲショウマでした。ルリトラノオ属で候補にあがるのはヤマトラノオ、ヒメトラノオ、ヤマルリトラノオのどれかでしょうが、わかりません。レンゲショウマは大谷ヶ丸の山腹に群生していました。






■8月11日(2002)乾徳山 ▲目次へ

■8月11日(2002)乾徳山



8月11日、乾徳山、山旅図鑑

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8月11日、乾徳山、山旅図鑑

8月11日、乾徳山、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2002)#乾徳山
標高約1,400mの大平牧場からの山頂往復でした。扇平で富士山が見える晴天の日、小さな鎖場をひとつひとつ通過して行きました。乾徳山の岩場は初心者向きですが、ある程度の経験者でも風が吹いたり岩が濡れたりして恐怖心をうむことがあるので補助ロープは必要です。


8月11日、乾徳山、山旅図鑑

8月11日、乾徳山、山旅図鑑

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8月11日、乾徳山、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2002)#乾徳山
山頂直下の垂直の鎖場は20m。当初はこれを避けて裏から登頂していましたが、その後上からロープで確保して体験してもらうようになり、今回は下から声掛けするだけに。じつは見るとやるのとでは大違い、しっかりした足場がとれるので、恐怖心がなければ登れるのです。


8月11日、乾徳山、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2002)#乾徳山
同じルートで下りますが、登りと比べると難易度が上がるので見守る側が慎重にならなければいけません。落ち着いてもらう声掛けは「三点支持」と「登りの逆モーション」です。






■8月11日(2004)白山(2日目) ▲目次へ

■8月11日(2004)白山(2日目)



8月11日、白山、山旅図鑑

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8月11日、白山、山旅図鑑

8月11日、白山、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2004)#白山(2日目)
登山口の別当出合(標高約1,250m)から宿泊施設のある室堂センター(標高2,448m)まで、標高差約1,200mをゆっくりと登りました。標高約2,350mの弥陀ヶ原に出ると、イブキトラノオの群落のそばにハクサンフウロのかたまりがありました。


8月11日、白山、山旅図鑑

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8月11日、白山、山旅図鑑

8月11日、白山、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2004)#白山(2日目)
室堂センターの周辺を歩いてみると、クロユリは(当然のことですが)花は終わっていました。残雪の周囲を探さなくっちゃ。花はいろいろありましたが、ウサギギクやミヤマリンドウが元気でしたね。






■8月11日(2007)日向山 ▲目次へ

■8月11日(2007)日向山



8月11日、日向山、山旅図鑑

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8月11日、日向山、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2007)#日向山
JR中央本線の車窓から甲斐・駒ヶ岳を見上げると、手前に白い“天空のビーチ”、それが日向山なんですね。でもじつは名水の白州から尾白川ぞいに登る滝見ルートが素晴らしかった。下界の人たちが水と戯れているのは甲斐駒・黒戸尾根の登山口で、かつ渓谷道入口のあたり。


8月11日、日向山、山旅図鑑

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8月11日、日向山、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2007)#日向山
今は最奥の錦滝(日向山への入口)につながるすべてのルートがそれぞれ崩落事故で通行禁止のほか、尾白川渓谷道では滑落事故などが起きているとか。旭滝、神蛇滝、吊橋から見られる不動滝などがありますが、あちこちが、ときどき通行禁止になったりするようです。


8月11日、日向山、山旅図鑑

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8月11日、日向山、山旅図鑑

8月11日、日向山、山旅図鑑
【撮影】#8月11日(2007)#日向山
尾白川の深い渓谷を抜け出たと思ったら、白砂の世界が広がっていました。花崗岩の白砂で、雁ヶ原と呼ばれているそうですが、印象としては標高1,660mの山頂の一部です。私たちはここから駐車場のある矢立石(標高約1,150m)まで1時間ほどで下りました。






■8月11日(2009)御嶽山(1日目) ▲目次へ

■8月11日(2009)御嶽山(1日目)



8月11日、御嶽山、山旅図鑑

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8月11日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2009)#御嶽山(1日目)
木曽の御嶽山は江戸時代に覚明行者と普賢行者がそれぞれ参拝ルートを開いて信仰を広めたのですが、明治6年に全国の信者をまとめ、政府公認の「教派神道」として「御嶽教」が成立したとのことです。


8月11日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2009)#御嶽山(1日目)
夏休みに御嶽山に登ると、白衣の集団が山のあちこちで宗教儀式を執り行っています。子どもが多いのもこの時期の特色かもしれません。この日の変わりやすい空模様も、宗教的な背景としてみると御嶽大神のお導きに連なることなのかもしれません。


8月11日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2009)#御嶽山(1日目)
この日の日没は(長野県庁で)18時43分。夕食の前後に頂上山荘の屋上というべき標高3,067mの山頂に立つと、槍〜奥穗〜西穂の稜線がはっきりと見えました。残念ながら木曽駒ヶ岳〜北岳〜富士山という三段重ねは雲の中でしたけれど。






■8月11日(2010)木曽・駒ヶ岳(2日目) ▲目次へ

■8月11日(2010)木曽・駒ヶ岳(2日目)



8月11日、木曽・駒ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2010)#木曽・駒ヶ岳(2日目)
これは「やさしい小屋泊まり」でしたから、1日目は軽く登って、2日目は長い下りをゆっくり楽しもうというのが狙い。05時00分の日の出を山頂で味わおうとしたら、あやしい光に。気にせずに06時30分出発で玉の窪小屋方面へと下りました。


8月11日、木曽・駒ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2010)#木曽・駒ヶ岳(2日目)
下山ルートは駒の湯を経てJR木曽福島駅へと下る「福島Aルート」。私たちは登りでは年齢相応のシニア軍団ですが、下りになるとダブルストック20年の伝統があるので技術ランクが2段階ぐらいアップします。


8月11日、木曽・駒ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2010)#木曽・駒ヶ岳(2日目)
駒の湯へ下る道は、七合目にソーラーパネルを貼った避難小屋があったりして木曽谷側のメインルートだと思いますが、伊那谷側の遭難記念碑「聖職の碑」ルートと比べると山深い感じがします。わずかですが、足元の岩間に雪が残っていたのは驚きでした。


8月11日、木曽・駒ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2010)#木曽・駒ヶ岳(2日目)
雨上がりだったかもしれませんが、フレッシュな顔つきの茸が足元にいくつも顔を出していました。グーグルの画像検索にかけてみると黄色い上向きラッパがアンズタケらしいということはわかりました。


8月11日、木曽・駒ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2010)#木曽・駒ヶ岳(2日目)
出発前に、頂上木曽小屋がだいじにしているコマクサをルーペ代わりの(1万円クラスの)ポケットカメラで撮り直しておきました。赤い実をつけたオオヒョウタンボクも雨に濡れて。そしてこの白い蝶(蛾?)は見れば見るほど凝ったデザイン作品ですね。






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■8月11日(2011)仙丈ヶ岳(3日目)



8月11日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2011)#仙丈ヶ岳(3日目)
仙丈小屋から馬の背ヒュッテに向かうと馬の背のお花畑にバイケイソウが元気に咲いていました。シカが食べない毒草なので、いまや主役の座についたという感じです。振り返れば小さくポツンと仙丈小屋、行く手の藪沢の谷の先には甲斐・駒ヶ岳。


8月11日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2011)#仙丈ヶ岳(3日目)
馬の背ヒュッテ周辺にこの防鹿柵が設置されたのは2008年。それに守られてマルバダケブキが栄華を誇っているという印象は間違いで、マルバダケブキはバイケイソウと同様シカの「不嗜好性植物」。被害を受けた他の植物を守ろうという試みだそうです。


8月11日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2011)#仙丈ヶ岳(3日目)
正面に甲斐・駒ヶ岳を望みながら、藪沢を下ります。今回は2泊3日で高烏谷山と仙丈ヶ岳でしたが、北沢峠をベースにして2泊で仙丈ヶ岳と駒ヶ岳という計画にすると余裕無し。トラブルなしで、ギリギリセーフ。バスの最終が早いですからね。


8月11日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2011)#仙丈ヶ岳(3日目)
藪沢大滝が右岸から落ちています。このあたりが花が一番にぎやかなあたりで、とくにグンナイフウロが印象に強く残ります。今回はちょっとインパクトのない写真ですが、紫の花です。ほかにコオニユリ? とオトギリソウ。


8月11日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2011)#仙丈ヶ岳(3日目)
藪沢が深い樹林帯に入り込もうとするあたりに残雪がありました。ミヤマダイモンジソウですかね、それとイチヤクソウ。ここでは標高2,300mあたりから、突然深い森に潜り込んでいくような印象が残っています。


8月11日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2011)#仙丈ヶ岳(3日目)
足元に小さな花がたくさんあって、かつゆっくり歩く場合には、ポケットタイプの、中古で3,000円ぐらいのカメラがルーペ代わりに活躍します。鳳凰三山のオベリスクもそのカメラで撮ったみたいですが、マルバダケブキ、グンナイフウロ、それとカラマツソウ。


8月11日、仙丈ヶ岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2011)#仙丈ヶ岳(3日目)
古くはルーペや双眼鏡を持ち歩いていましたが、デジタルカメラが良くなって小さなボディの小さなレンズで望遠と接写がかなりうまく撮れるようになりました。腕を伸ばしてカメラをどんどん花に近づけていくと、別世界に引き込まれる感じがします。






■8月11日(2012)菜畑山 ▲目次へ

■8月11日(2012)菜畑山



8月11日、菜畑山、山旅図鑑

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【撮影】#8月11日(2012)#菜畑山
老いの見え始めたフシグロセンノウ、爛熟のヤマユリ、これから青春というヤマアジサイに、まだつぼみのレンゲショウマ。じつはこの日撮った花の写真はこの4枚だけ、というのに自分で驚きました。2006年に乱舞するレンゲショウマを見てから5回目の謎。






■8月12日(2000)大蔵高丸 ▲目次へ

■8月12日(2000)大蔵高丸



8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2000)#大蔵高丸
7月8日に富士山を見に大蔵高丸に出かけました。台風一過のこの日、富士山は見えませんでしたが房総半島が驚くほど近く見えました。……でお花畑の存在を知って、その後いろんな講座の日程を変更して7月26日、8月12日、23日、30日、10月17日、と訪れたのです。


8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

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8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑
【撮影】#8月12日(2000)#大蔵高丸
この時期に入手した旧大和村の「湯の沢峠の花しるべ」に「ヤマトラノオ」と「ルリトラノオ」が載っていたのが私のこだわりの発端になりました。園芸種でなければ伊吹山特産のルリトラノオがここにあるのだろうか? あるいは「ルリトラノオ属」のことだろうか?


8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2000)#大蔵高丸
湯ノ沢峠から大蔵高丸〜ハマイバ丸〜大谷ヶ丸という稜線をたどると、すこしずつ性格の違うお花畑が登場します。いつも同じような表情で登場するところもあれば、爆発的なピークを感じさせるところもあります。行ってみないとそれがわからないのです。


8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月12日、大蔵高丸、山旅図鑑
【撮影】#8月12日(2000)#大蔵高丸
マルバダケブキ、コウリンカ、コオニユリ、そしてレンゲショウマ。大谷ヶ丸の山腹には驚くほどたくさんのレンゲショウマがありましたが、逆光でなかなかうまく撮れませんでした。






■8月12日(2004)白山(3日目) ▲目次へ

■8月12日(2000)白山(3日目)



8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑
【撮影】#8月12日(2004)#白山(3日目)
日の出は05時ごろなので04時に室堂センターを出発。04時40分に標高2,702mの御前峰に到着、05時20分まで朝のドラマを堪能しました。ちなみに日の出1時間前からの行動では、私はみなさんに灯火の使用を禁止します。人間の目の能力を知る絶好の機会ですから。


8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑
【撮影】#8月12日(2004)#白山(3日目)
翠ヶ池の先に広がっているのは北アルプスと中央〜南アルプスという脊梁山脈です。クローズアップしてみると槍ヶ岳から穂高連峰にかけての部分が主役を張っていま。もし富士山が出ていれば……と調べたら、富士山は御嶽山にブロックされているんですね。


8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

【撮影】#8月12日(2004)#白山(3日目)
御嶽山のアップの写真がありました。左隣にあるのが北岳、引いた写真では南アルプスが甲斐・駒ヶ岳から光岳まで見えているみたいですね。もう一枚の写真は北アルプス北部。右端に薬師岳、中央に立山三山から剱岳、左端の突起は白馬岳ということです。


8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

8月12日、白山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2004)#白山(3日目)
朝日の中、朝食に戻る途中で見た花です。現場のメモ書きには20種類以上ありますが、ここにあるのはヨツバシオガマ、イワギキョウ、コメススキ、ジンジソウ。ボランティア・ガイドの人がナナカマドとウラジロナナカマドの見分け方を教えてくれました。


8月12日、白山、山旅図鑑

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8月12日、白山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2004)#白山(3日目)
登りは別当谷左岸の砂防新道でした。そこには標高約1,950mに避難小屋の甚之助ヒュッテがあって、水の補給もできました。帰路は右岸の観光新道をとって花を楽しむという計画でしたが、じつは砂防新道のほうが、メモした花の数は多かったように思います。






■8月12日(2006)菜畑山 ▲目次へ

■8月12日(2006)菜畑山



8月12日、菜畑山、山旅図鑑

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8月12日、菜畑山、山旅図鑑

8月12日、菜畑山、山旅図鑑
【撮影】#8月12日(2006)#菜畑山
道志山塊の今倉山から二十六夜山は既知のルートでした。今倉山にはレンゲショウマがありましが、そこから菜畑山方面へ行ってみようと軽い気持ちで出かけたところ、そこがなんとレンゲショウマの花道でした。






■8月12日(2008)大菩薩縦走(1日目) ▲目次へ

■8月12日(2008)大菩薩縦走(1日目)



8月12日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月12日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月12日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月12日、大菩薩縦走、山旅図鑑
【撮影】#8月12日(2008)#大菩薩縦走(1日目)
1日目は青梅街道の柳沢峠から大菩薩峠。介山荘に泊まり、2日目は南に向かう小金沢連嶺を行けるところまで行こうという計画でした。ここにあるのは標高1,472mの柳沢峠から標高2,057mの大菩薩嶺の部分。深い森林のなか、静かな山歩きができました。


8月12日、大菩薩縦走、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2008)#大菩薩縦走(1日目)
大菩薩嶺で森林を抜けると、雷岩の先は明るい草原の稜線。岩っぽい稜線をゆっくり下っていくと介山荘です。ハナイカリ、コウリンカ、ミヤマホツツジ、それからキオンでしょうか。






■8月12日(2009)御嶽山(2日目) ▲目次へ

■8月12日(2009)御嶽山(2日目)



8月12日、御嶽山、山旅図鑑

8月12日、御嶽山、山旅図鑑

8月12日、御嶽山、山旅図鑑

8月12日、御嶽山、山旅図鑑
【撮影】#8月12日(2009)#御嶽山(2日目)
標高3,067mの御嶽山山頂は泊まった頂上山荘の屋上みたいなところですから、05時01分の日の出時刻には宿泊客全員が登頂していました。富士山が見える山頂で、ご来光が終わると、信者のみなさんは背後の御嶽神社頂上奥社でのお詣りにうつりました。


8月12日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2009)#御嶽山(2日目)
山頂の剣ヶ峰から賽の河原を抜けて摩利支天山へと向かいました。急ぐ旅ではないとはいえ、山頂主要部を縦断するだけで3時間ほどかかりましたから、御嶽山は大きな山です。単独峰ながら本州中央部の高山群の中で独特の存在感を示しているだけのことはあります。


8月12日、御嶽山、山旅図鑑

8月12日、御嶽山、山旅図鑑

8月12日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2009)#御嶽山(2日目)
ちょっと違和感を感じたのはあちこちに立つ銅像です。御嶽教は信者総数約4万人で、奈良に教団本部があるものの「教祖を持たず、選挙によって管長を選出する民主的な信仰団体」なんだそうです。信者のみなさんにはそれぞれ自分たちの聖地があるようです。


8月12日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2009)#御嶽山(2日目)
白衣の信仰登山者は小さな集団となって山頂部のあちこちに散っていきます。明治政府によって「神道十三派」のひとつとして公認されたからか、個々の聖域を自由に設けることができたような気配です。私たちには他人の庭にお邪魔するという感じもしました。


8月12日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2009)#御嶽山(2日目)
バイケイソウとミヤマバイケイソウは区別がつきにくいのですが、花の色が白ならバイケイソウ、緑ならミヤマバイケイソウというふうに割り切るのが簡単かもしれません。またミヤマバイケイソウのほうが花のつき方が密、という見方もあるそうですが……。


8月12日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2009)#御嶽山(2日目)
私たちは飛騨頂上というところから三ノ池を回って、摩利支天山からの黒沢口登山道に合流して、御岳ロープウェイの飯森駅へと下りました。登った大滝口は普賢行者、この黒沢口覚明行者が開いて、江戸時代の宗教登山ブームの一角を担ったとのこと。


8月12日、御嶽山、山旅図鑑

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8月12日、御嶽山、山旅図鑑

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【撮影】#8月12日(2009)#御嶽山(2日目)
御嶽山で見た花は、たとえばコマクサ、ミヤマダイコンソウ、ヨツバシオガマ、それにカラマツソウの花は存在感がありましたね。






■8月13日(2005)乾徳山 ▲目次へ

■8月13日(2005)乾徳山



8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2005)#乾徳山
乾徳山岩場の登りです。扇平から樹林帯に潜り込んで本格的な岩場となります。まずは写真にある鎖場を登るのですが、ここは写真のように岩に張り付くとちょっと身動きできなくなる微妙な難しさがあるので、必要と感じたら鎖の最上部にリング状のロープを設置します。


8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2005)#乾徳山
これが山頂直下の20mの鎖場です。当初私は裏から山頂に登っていましたが、そのうちロープで確保して登ってもらうようになり、最終的には自力で登ってもらえるようになりました。十分な足場がとれるので、途中で何度も態勢を立て直すことが可能だからです。


8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑

8月13日、乾徳山、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2005)#乾徳山
下りは恐怖心が増幅した人がいないかよく観察して、写真にある最後の鎖場(登りの写真の鎖場)では万が一ということも想定して、指示出しをしたほうがいいところです。もちろん鎖にリング状のロープをつければ、安全と安心は倍加します。






■8月13日(2008)大菩薩縦走(2日目) ▲目次へ

■8月13日(2008)大菩薩縦走(2日目)



8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2008)#大菩薩縦走
大菩薩峠から南に向かって延びる南大菩薩の長い山並みは一般に小金沢連嶺と呼ばれています。大菩薩峠の介山荘を出て、小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜黒岳までは、草原の主役はササです。なんというササかわかりませんが、花を咲かせる余裕を与えないほどの一人勝ち。


8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑

8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑

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【撮影】#8月13日(2008)#大菩薩縦走
ササが圧倒的に占拠した南大菩薩の登山道ですが、牛奥ノ雁ヶ腹摺山周辺で一時マルバダケブキの群落が見られます。そして黒岳周辺では登山道は荒れた感じの樹林を抜けます。力でへし折られた大木は、どう見ても巨大な圧力が上から加わったもの。積雪ですかね。


8月13日、大菩薩縦走、山旅図鑑

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【撮影】#8月13日(2008)#大菩薩縦走
この日は11時45分に湯ノ沢峠でトイレ休憩。ここから大蔵高丸〜ハマイバ丸〜大谷ヶ丸手前の米背負峠という馴染みの道をたどりました。お花畑はかなり低調で、ササに押し込まれている気配でしたが、その代わりルリトラノオ属のヤマトラノオなどが目立ちました。






■8月13日(2011)滝子山 ▲目次へ

■8月13日(2011)滝子山



8月13日、滝子山、山旅図鑑

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8月13日、滝子山、山旅図鑑

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【撮影】#8月13日(2011)#滝子山
赤石岳の足慣らしとして標高差約1,000mの岩稜を考え、滝子山の寂しょう尾根に出かけました。できるだけストックを活用して、無駄な力を使わずにゆっくりと登ります。標高約650mから標高1,610mの山頂まで、約3時間。途中に春ならイワウチワが咲く場所があります。


8月13日、滝子山、山旅図鑑

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【撮影】#8月13日(2011)#滝子山
下山は桧平からJR初狩駅へと下りました。途中、この日はキノコが一斉に「花開いた」感じでした。赤いのがおなじみのタマゴタケ、白いトゲトゲがけっこうおなじみのシロオニタケ、その他はわかりません……けれど。






■8月13日(2016)大山 ▲目次へ

■8月13日(2016)大山



8月13日、大山、山旅図鑑

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【撮影】#8月13日(2016)#大山
江戸時代の大山講の賑わいを彷彿とさせる宿坊街から、ケーブルカーで阿夫利神社下社へとのんびり系の大山詣。計画書には糸の会の1,000回記念登山として、最後は七沢温泉の玉川館で〆たいけれど「お盆休みの土曜日」で不可。日向薬師経由・七沢荘としました……と。


8月13日、大山、山旅図鑑

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【撮影】#8月13日(2016)#大山
大山阿夫利神社の本社は標高1,252mの山頂にあり、これは標高約700mの「下社」、いわゆる里宮でしょうね。ここから山頂へと向かう参道が始まります。20年前、大山登山は休日なら老若男女途切れることなく登山者が続くので、女性の1人登山の山として勧めました。


8月13日、大山、山旅図鑑

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【撮影】#8月13日(2016)#大山
さすが江戸時代からの登山道、ということで道標もしっかり立てられています。山頂が何丁目なのかわからないまま(懺悔や願いを)「丁目」ごとに増やしていくのもいいんじゃないかと思います。標高差500mほどの登りですから孫を連れたおじいちゃん・おばあちゃんでも。


8月13日、大山、山旅図鑑

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8月13日、大山、山旅図鑑

8月13日、大山、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2016)#大山
以前は途中に茶店があったのですが、今は中間地点でベンチ休憩ですかね。登山道は(階段も含めて)「時速1km」の歩き方のコツをつかめば、平地の道を時速4kmで歩き続けるのと同じパワーでいけるのです。3/4のエネルギーで体を垂直に持ち上げ、前進エネルギーを1/4に。


8月13日、大山、山旅図鑑

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8月13日、大山、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2016)#大山
見晴台へと下ります。金があるとこんな見栄えのいい道路工事をしたくなるのでしょうが、登山道の補修では「掘り返さない」のが基本だと思います。登山者にうまく踏んでもらう、雨さんにはうまく斜面に散ってもらうという弱者の視点。この道が激流になった日の想像が必要です。


8月13日、大山、山旅図鑑

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8月13日、大山、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2016)#大山
見晴台から日向薬師へと下りました。勝五郎地蔵は江戸末期の嘉永年間、地元の石工・勝五郎さんによる「歴史を語る記念碑的作例」とか。日向地区は信州高遠の職人が開いた石切り場を地場産業にしたとのこと。九十九曲がりを下ると日向川で遊ぶ子どもたち。


8月13日、大山、山旅図鑑

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8月13日、大山、山旅図鑑

8月13日、大山、山旅図鑑
【撮影】#8月13日(2016)#大山
日向薬師を出たのが16時。夕闇迫る樹林を抜けて日向山(標高404m)から七沢温泉へ。七沢荘は大昔、なにかの雑誌取材で「波動」の名人の波動論を取材したことがありました。たぶん納得できない顔をしながら。ともかく波動効果のあるお風呂へと向かいました。






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■8月14日(1999)富士山(1日目)



8月14日、富士山、山旅図鑑

8月14日、富士山、山旅図鑑

8月14日、富士山、山旅図鑑

8月14日、富士山、山旅図鑑
【撮影】#8月14日(1999)#富士山(1日目)
「富士山に『全員登頂』を試みます」と計画書に書きました。「10人に1人は高度障害がでる」としたうえでのチャレンジ。悪天候と1/11の確率で起きた高度障害により七合目で泊まりました。






■8月14日(2001)大蔵高丸 ▲目次へ

■8月14日(2001)大蔵高丸



8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑
【撮影】#8月14日(2001)#大蔵高丸
2000年は6回。2001年は4回と集中的に「大蔵高丸」に出かけました。これなどはお盆休みのシリーズに急遽はめ込んだとかで、下山地点も景徳院から道証地蔵へと変わっています。花の写真は棘なしでアザミ顔のタムラソウと、名前を思い出せない個性的な蕾の花など。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑
【撮影】#8月14日(2001)#大蔵高丸
大蔵高丸の先に、私がいろいろな講座の行き先を強引に変更して出かけたお花畑がありました。映画の「コーラスライン」を思い出させるような、バックダンサーたちの花の絨毯。8月の大蔵高丸が11回あっただろうと思うので、見比べていただくとドラマチックです。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑
【撮影】#8月14日(2001)#大蔵高丸
ルリトラノオ属のヤマトラノオだかヤマルリトラノオだか、あるいはカワラナデシコ、コウリンカ、オミナエシ……、じつはこういうお花畑はどうも、周囲を取り囲むササと領地のせめぎあいをしているらしい、と時々感じました。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2001)#大蔵高丸
キベリタテハだそうです、カバノキ属の樹液を吸っているのだとか。白い小さな花を広げているのはミネウスユキソウではありませんか? フシグロセンノウが独特の色合いで写っています。それと、白や赤みの花の塊を宙に浮かせているのはヒヨドリバナでしょうか。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2001)#大蔵高丸
大谷ヶ丸から、滝子山との鞍部にある鎮西ヶ池方面へと回り込みました。ものすごいレンゲショウマ地帯で、樹林を刈払われてこれが最後の命かなというようなレンゲショウマが主役の濃密な花畑もありました。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2001)#大蔵高丸
大谷ヶ丸と滝子山の間を下る「すみ沢」に沿って下って、道証地蔵で林道に出、大月からタクシーを呼んだ(と思います)。滝子山登山では何度も利用してきたルートですが、その道筋にあれほどのレンゲショウマ群落があったとは知りませんでした。






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■8月14日(2004)大蔵高丸



8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
この頃にはJR甲斐大和駅からタクシーで湯ノ沢峠へと登り、大蔵高丸〜ハマイバ丸〜米背負峠と歩き、米背負峠登山口からタクシーで一気に天空の湯へ、というのが定番になりました(後に帰路の林道が閉鎖されますが)。見た順1=これは湯ノ沢峠からの歩きはじめ。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
見た順2=黄色い花はオミナエシですかね。脇役ですが重要な存在です。白い野菊は、当時の公式カタログではシラヤマギク、綿毛をつけたのはヤナギラン、北米ユーコン川のあたりでは大群落をつくりファイヤーウィード(山火事の跡地の花というよりは野火の花)。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
見た順3=薄いピンクの花はものすごく重要な脇役ですが、なんですかね、わかりません。それから(たぶん)コオニユリとキオンの花、そして私が通い始めたきっかけのルリトラノオ属、これはヤマトラノオの花穂としておきましょうか。わかりませんが。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
このころはまだ、通路際のロープもなければ、鹿柵もありませんでした。でも以前にプロやアマチュアの猛烈な盗掘があって、そこからよやく立て直したとか聞きました。標高1,700m前後ながら、首都圏有数のお花畑だと思いました。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
このときにはマツムシソウが大量出演して主役の座を獲得しつつありました。名前はわかりませんが、茶毛のような穂先を伸ばしている草が緩やかに場を仕切っているように思われました。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
ルリトラノオ属には明らかに2種類あるようです。最初に手にした旧・大和村の「湯ノ沢峠の花しるべ」にヤマトラノオとルリトラノオが出ていたのが混乱の原因でした。その後、花穂が1本ならヤマトラノオ、複数本ならヤマルリトラノオとしてみましたが……


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
オヤマボクチはたったひとりで主役の座を勝ち取ってしまうだけの存在感があります。下ったところにある村営の天目山温泉にはヨモギのかわりにこれを使ったおまんじゅうがありました。ちなみにホクチは「火口」、綿毛が火起こしの火種に使われたとか。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
ハマイバ丸を過ぎると急斜面を下って深い森林に入り込む気配になります。アサギマダラが蜜を吸っているのでいつも見る場所のヨツバヒヨドリと同じかと思ったのでオリジナル画像で見たのですが、葉っぱが違う感じ。黄色い花はキツリフネとオミナエシ。


8月14日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2004)#大蔵高丸
縦走路が深い森林に入ると、マルバダケブキが主役になります。そして米背負峠まで来ると大谷ヶ丸側の斜面にレンゲショウマが登場するのです。そしてその峠のあたりで大月側に電波をさぐり勝沼のタクシーを呼ぶと、林道を登山口まで上がってくれたのです。






■8月14日(2007)富士山(1日目) ▲目次へ

■8月14日(2007)富士山(1日目)



8月14日、富士山、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
あえてお盆休みの富士山を計画しました。バスでスバルライン終点の五合目(標高2,307.7m)まで上がると、何? この大群衆……さすが! という光景。それから馬車。乗馬だとお金さえあれば七合目花小屋下までとか。でも99%以上の人は歩いていました。


8月14日、富士山、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
スバルラインは、じつは舟津口登山道。そこからトラバースして吉田口六合目の富士山安全指導センター(標高約2,390m)に合流します。でもじつはスバルラインの新五合目広場から富士山頂・久須志神社(標高約3,710m)までは山梨県の県道(全長約5.8km)なのです。


8月14日、富士山、山旅図鑑

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8月14日、富士山、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
七合目はまず花小屋(標高約2,700m)、日の出館(約2,715m)、七合目トモエ館(2,742.6m)と3つの小屋が並んでいます。この登山道の勾配を1/2,500の平面図で見ていくとおおよそ100m先で30m登るという30%勾配(約16.7度)となっています。


8月14日、富士山、山旅図鑑

8月14日、富士山、山旅図鑑

8月14日、富士山、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
じつは標高2,742.6mの七合目トモエ館には私たちに手を振る人がいました。小林さんはお孫さんとツアーに参加していたのです。じつは子孫に偉大なおじいちゃん、おばあちゃんイメージを残すのに、小学校高学年の孫と山に登ることを勧めているのです。


8月14日、富士山、山旅図鑑

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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
七合目の宿が続きます。鎌岩館(標高2791.1m)のベンチにも多くの人が休んでいましたが、それは無料。雨の日などは中にはいって有料休憩にしようか悩みます。山小屋はベッドの定員制が守られるようになり、トイレがきれいになって、かなり良くなりました。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
鎌岩館(標高2791.1m)を出ると、すぐ上に富士一館(標高約2,815m)があって、そこから次の鳥居荘(標高2,869.7m)を目指します。このあたりから登山道の勾配は100m先で40m登る40%勾配(約21.8度)になります。山頂までずっとですからお忘れなく。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
鳥居荘へと近づく道です。とてつもなく急斜面に見えますが、これが20度(40%)の登りです。私は30%の登りを「時速1km」で歩くことを登山道での基本中の基本と考えています。平地を時速4kmで歩くパワーの3/4を体を垂直に持ち上げることから始めます。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
鳥居荘(標高2,869.7m)を過ぎ、東洋館(標高2913.4m)を通過して八合目へと向かいます。写真のこのあたりも40%勾配。混んでいるとスピードが落ちるのと、前進より、体を持ち上げるのにエネルギーを使うので「平地を時速4km」のパワーで歩くコツがわかるはずです。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
七合目の東洋館(標高2913.4m)から八合目の太子館(標高3,048.0m)までは300mの距離があります。で、さらにその上には蓬莱館(標高約3,075m)と白雲荘(標高3,204.0m)も見えていますが、その部分に50%という急勾配があるので、休憩する人が多いのですね。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
私の感覚では、富士山に登る人(平均的日本人)の10人に1人は頭痛や吐き気などの高度障害を発し、20人に1人は登頂が難しくなります。私たち10人のうち吉田さんが次第に調子を落とし、蓬莱館(標高約3,075m)のあたりで先行きの判断を必要とする状態になりました。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
高度障害は、振り返れば標高2,000mあたりから出始めていた可能性があります。荷物を軽くし、ペースを落として、症状が軽くなるかどうか確かめます。北アルプスの縦走でも、行動のほとんどは標高2,700mあたりあたりまで。蓬莱館(標高約3,075m)を越えました。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
白雲荘(標高3,204.0m)を経て、元祖室(標高3,248.8m)まで来ました。前年の8月8-9日は台風が駿河湾沖を北上していて、富士山で出会ったのは外国人ばかりでしたね。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
元祖室(標高3,248.8m)でゆっくりと休みました。調子の悪い吉田さんもカップラーメンを食べました。ホッと一息。なにしろ人生初の標高3,000m超えですからね。吉田口登山道には太子館(標高約3,040m)に24時間体制の「富士吉田救護所」もあります。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
この日は影富士が出ましたね。私たちは富士山ホテル(標高3,354.0m)に泊まりました。古い石室のイメージを残した夏場の荒稼ぎというイメージは消えましたが、富士山の山小屋は最低レベルです。なにしろこにはブル道があるのです。料理で勝負! だって可能です。


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【撮影】#8月14日(2007)#富士山(1日目)
標高3,354mから見下ろすと、独特の世界観が広がります。真上を飛ぶ旅客機だと、このリアリティはないと思います。じっと立って、夕闇が迫ってくる時間景観が素晴らしい。月夜でなくても、いいぐあいの曇りだったら、東京の明かりで無灯火登山が可能です。






■8月14日(2010)菜畑山 ▲目次へ

■8月14日(2010)菜畑山



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【撮影】#8月14日(2010)#菜畑山
この頃、大蔵高丸〜大谷ヶ丸ではレンゲショウマが激減したのに対して、道志の今倉山〜菜畑山では登山道にまで背伸びしてくるレンゲショウマが見られました。日本の固有種で1属1種、分布の中心が富士山周辺にあるという、特別な花ですからね。


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【撮影】#8月14日(2010)#菜畑山
フシグロセンノウも日本の固有種だそうで、日本各地で見られるそうですが、この朱色は「野草では珍しい」のだそうです。タクシーで登山口に向かうときなども、道路の法面に1輪咲いていても目に飛び込んできます。「節が黒い」というのも泣きぼくろに似た魅力かも。


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【撮影】#8月14日(2010)#菜畑山
さあて、道筋には見慣れた花がポツポツとありましたが、ソバナ、ハクサンフウロ、黄色いのはヤクシソウかハナニガナかですが、葉が違うかも。紫褐色という個性的な花をつけたのはクロクモソウでしょうかね。






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■8月15日(1999)富士山(2日目)



8月15日、富士山、山旅図鑑

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【撮影】#8月15日(1999)#富士山(2日目)
1日目は雨の中、八合目の元祖室か富士山ホテルのどちらに泊まったのか、高度障害が出た人がいて、ちょっと右往左往しました。この日は04時10分に出発して08時20分に山頂の久須志神社に。回復してきた天気の中、14時00分にスバルライン五合目に帰着しました。






■8月15日(2000)仏果山 ▲目次へ

■8月15日(2000)仏果山



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【撮影】#8月15日(2000)#仏果山
小田急線・本厚木駅からバスで半僧坊前へ。そこから経ヶ岳を経て仏果山へ。規模は小さいながら急登あり、岩場あり、足元に宮ヶ瀬湖がひろがり、うまくすれば丹沢の主脈が眼前に連なるという、なかなかドラマチックな山でしたから、一時期頻繁に出かけました。






■8月15日(2006)大蔵高丸 ▲目次へ

■8月15日(2006)大蔵高丸



8月15日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月15日(2006)#大蔵高丸
林道の終点、湯ノ沢峠から5分も歩けばお花畑が緩やかに広がっているのですが、この日は、まあ、静かな表情でしたね。大蔵高丸の先には樹林に仕切られながらお花畑が続くのですが、やっぱりちょっとおとなしい。シモツケソウの群落だけはいつも同じかも。


8月15日、大蔵高丸、山旅図鑑

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【撮影】#8月15日(2006)#大蔵高丸
タムラソウとヤマトラノオ? と、トモエソウとシシウド……というぐあいに、ていねいに見ていくとおなじみの花がやっぱり咲いているのですが、一度、それらが全部ハッチャケちゃって、というか、爆発しちゃった光景を見てしまうと、ちょっと不満が残るのです。


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【撮影】#8月15日(2006)#大蔵高丸
この時期は米背負峠から1時間ほど下った林道にタクシーを呼んで、ぶどうの丘へ直行。入浴後、レストランからは甲府盆地東部の一宮町から石和温泉までが見渡せ、甲府の街も半分ぐらいは見えています。夜景の中に花火が上がったこともありましたね。






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■8月15日(2007)富士山(2日目)



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【撮影】#8月15日(2007)#富士山(2日目)
2日目は02時45分に富士山ホテル(標高3,354.0m)を出て、05時30分に山頂・久須志神社(標高3,710m)に登りました。日の出はこの日、静岡県庁で05時03分のところ、標高3,500mあたりでは04時30分へと前倒し。朝日の中を山頂目指して登りました。


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【撮影】#8月15日(2007)#富士山(2日目)
05時30分に久須志神社で登頂しました。八合目以上は富士宮の富士山本宮浅間大社の境内地ということが1974年(昭和49)に最高裁判決として確定していますが、政治問題化するのをさけて、八合目以上は地形図でも「県境未定」となって現在に至っています。


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【撮影】#8月15日(2007)#富士山(2日目)
「登頂」といっても外輪山の一角に上がっただけです。標高3775.6mの剣ヶ峰に登らないとというべき「最高の天気」ですし、調子の悪かった吉田さんもすっかり元気になりました。まずは富士山本宮浅間大社の富士山頂奥宮へ。富士宮口登山道の終点です。


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【撮影】#8月15日(2007)#富士山(2日目)
奥宮の周辺でごろごろしている人たちは、今日はとても気持ちよさそう。全員かどうかはわかりませんが、外国人弾丸登山者たち。若いというのはいいですね、と思いました。私たちは剣ヶ峰に登って、向こう側から元の久須志神社に戻りました。


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【撮影】#8月15日(2007)#富士山(2日目)
久須志神社のところからブル道兼用の下山道をたどり、八合目の江戸屋(標高3,3504.0m)で吉田口の下山道と分かれて、須走口を下ります。荷揚げのブル道は全部で4本あるので山小屋はかなりのサービスができるはずですが、既得権営業ですかねみんな。


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【撮影】#8月15日(2007)#富士山(2日目)
私は1足のランニングシューズを夏冬通してほぼ2年で履きつぶしてきましたが、この須走口の砂走りでも厚手のソックスをはくだけでOKでした。富士山では靴箱にしまってあった登山靴を履いてくる人が多く、靴底がパックンと剥がれる事故が毎回ですかね。






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■8月15日(2012)蝶ヶ岳(2日目)



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【撮影】#8月15日(2012)#蝶ヶ岳(2日目)
この「1日目」は一般に言う「前泊」で、みなさんにはできれば上高地周辺の好みの宿に泊まってほしいと思ったのです。私は河童橋先の小梨平キャンプ場でビバーク。11時徳沢園出発に合わせてのんびり歩いて行きました。サルさんに道を譲りながら。


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【撮影】#8月15日(2012)#蝶ヶ岳(2日目)
徳沢(標高1,562m)から蝶ヶ岳(2,677m)への一気登りは、長塀尾根。深い森林のなかを進みます。花らしい花はなく、主役は圧倒的にカニコウモリ。かなり立派な群落もありました。葉の形に違いのあるものもありましたが、別物かどうかわかりません。


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【撮影】#8月15日(2012)#蝶ヶ岳(2日目)
標高約2,600mの「妖精の池」が森林限界です。夏前まで雪渓が残るような場所で、たちまちお花畑が広がりました。クルマユリ、キヌガサソウ。タケシマランでしょうか、赤い実をぶら下げている花柄が途中でねじれていればオオバタケシマラン。






■8月15日(2017)黒部五郎岳(1日目) ▲目次へ

■8月15日(2017)黒部五郎岳(1日目)



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【撮影】#8月15日(2017)#黒部五郎岳(1日目)
JR富山駅からタクシーで折立登山口へ。太郎平小屋までの標高差約900mを私は32パワーと計算し毎時8パワーの出力で4時間と予定。実際には休憩を含めて5時間かかりました。これは標高1,870mの「三角点」まで、深い樹林帯を急登する道筋です。


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【撮影】#8月15日(2017)#黒部五郎岳(1日目)
樹林帯の足元で見た小さな花や実です。赤い実と白い花はアリドウシですかね。長いつるにぶら下がっているのはツルアリドウシ? モウセンゴケもありました。みんな足元と、登山道脇の斜面にあって、ほかにはほとんどナシ、という登り道でした。


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【撮影】#8月15日(2017)#黒部五郎岳(1日目)
五光岩ベンチ(標高2,189m)まで来ると、森林限界を越えて草原が出現。天気は、雷さえ来なければOKです。主役になっている黄色い花はアキノキリンソウ(ミヤマアキノキリンソウではないと思います)。白い花はイワショウブとイワイチョウですね。


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【撮影】#8月15日(2017)#黒部五郎岳(1日目)
道はかなり手の混んだ歩道になっていて、ここが人気のルートらしいとわかります。標高約2,200mの草原で、アキノキリンソウがミヤマアキノキリンソウに置き換わったようにも思われます。若々しい黄色い花はニッコウキスゲの青春時代という感じですかね。


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【撮影】#8月15日(2017)#黒部五郎岳(1日目)
標高約2,350mの太郎平小屋周辺の花(その1)はヤマハハコ、オトギリソウ、イタドリですかね。とくにヤマハハコの若い蕾は初めて見る顔つきでした。それに対して雨に濡れたオトギリソウはなかなかむずかしい年齢の表情みたいに感じました。


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【撮影】#8月15日(2017)#黒部五郎岳(1日目)
太郎平小屋周辺の花(その2)はトモエソウと、リンドウと、ヨツバシオガマと、タンポポに似た花をつけながら黒い腺毛と白い短毛でガラリと変わった人格形成を表現しているようなミヤマコウゾリナですかね。


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【撮影】#8月15日(2017)#黒部五郎岳(1日目)
太郎平小屋周辺の花(その3)は「1日花」の最後のひと花がかろうじて残っていたニッコウキスゲと、雨に濡れた羽つきの種だけで素性のわからない花。イッセイミヤケのプリーツプリーズ似がコバイケイソウということは枯れた花茎でわかりました。






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■8月16日(2012)蝶ヶ岳(3日目)



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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
蝶ヶ岳山頂で、日の出は一応見られました。八ヶ岳も見えましたが、眼前の、槍〜穗高は雲の中。待っていれば見えるに違いないとは思ったものの、大滝山から徳本峠まで行って、今日中に東京まで帰るためには、残念ながらここでこの風景を後にして……


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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
最初に印象に残ったのはクルマユリとウサギギクでした。どちらも山ではありふれた花の部類ですが、群れ雰囲気がちょっとシャレているなと感じました。こちらから見る、というのと、向こうから見られたい(らしい)というのとでは、ずいぶん違います。


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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
1時間ほど歩いたところで、突然、池に出ました。のぞいてみるとホコリが溜まったような水底に小さな魚が数匹見えました。涸れない池なんですね。大滝山への中間あたりでしたが、あまり期待していなかったこの道が急に楽しくなりました。


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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
ミヤマキンポウゲの道を進みます。巴形のトモエシオガマはいいとして、濡れて生乾き状態の白い花はなんでしょう。さらに、白っぽくて黄色っぽい花の片隅でカミキリムシらしい2匹がけしからぬ行為に及んでいますね。背中の模様で調べましたがわかりません。


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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
樹林に入ると、とたんに雰囲気が変わります。キヌガサソウやサンカヨウが出てきました。花屋の店先みたいな写真はマルバダケブキ、イブキトラノオ、トリカブトという感じ。木の下の白い花はボタンヅル似ですけれど、わかりません。


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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
約2時間で大滝山(標高2,616m)に。八ヶ岳〜富士山〜南アルプス方面が見えましたが、槍〜穗高はまだだめでした。大滝山荘でトイレ休憩。気温は17℃でした。


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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
大滝山から徳本(とくごう)峠までは長い稜線歩きです。わたしたちは5時間ほどかかりました。途中に標高2,365mの大滝槍見台があって、槍〜穗高方面を望む展望台に。この日はここでもまだちょっと見えませんでしたけれど。


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【撮影】#8月16日(2012)#蝶ヶ岳(3日目)
なんだか気になった花がありました。ひとつはトリカブト。たくさんある種類の中で直立不動型があるのかもしれませんが、初めて見た気がしました。それから(たぶん)ウツボグサ。、一瞬、ウンッ? となりました。徳本小屋に着いたのは14時でした。






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■8月16日(2016)笠ヶ岳(1日目)



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【撮影】#8月16日(2016)#笠ヶ岳(1日目)
前泊を、平湯温泉に全員集合というかたちにしました。腹ごなし散歩で居酒屋もある合掌造りの「旧高桑家住宅」を見つけたので、夕食後その裏にある「平湯の湯」にも入りました。






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■8月16日(2017)黒部五郎岳(2日目)



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【撮影】#8月16日(2017)#黒部五郎岳(2日目)
06時に太郎平小屋を出発しましたが、天気は雨模様、気温は18℃でした。歩き始めるとすぐにライチョウを間近に見られたのもこの悪天候のおかげ。雨にそぼ濡れたチングルマも印象的で、昨夕いろいろな花を撮った場所と同じとは信じられない気分でした。


8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

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【撮影】#8月16日(2017)#黒部五郎岳(2日目)
トモエシオガマもワタスゲもしっとりとした顔つきで咲いていました。道際に元気に咲いていたのはオンタデの仲間、ウラジロタデだと思います。風が吹いたら恐ろしい道ですが、長い縦走の始まりです。


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【撮影】#8月16日(2017)#黒部五郎岳(2日目)
伸びやかな尾根はゆっくり、ゆっくり登っていきます。太郎平小屋から標高2,662mの北ノ俣岳まで、標高差約300mで距離約3.5kmですから約8.5%勾配。わたしたちの計算法では16パワーを2時間20分ですから平地を時速4km歩くパワー出力で20分のオーバー。


8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

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8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑
【撮影】#8月16日(2017)#黒部五郎岳(2日目)
白い花ばかりですが、たまたまです。トウヤクリンドウが2枚ありますが、フレッシュな感じでいいですね。周囲に散っている白い花はイワツメクサのようです。白い大きな花はハクサンイチゲ。最後の花はやっぱり濡れそぼっていてわかりません。


8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑
【撮影】#8月16日(2017)#黒部五郎岳(2日目)
黒部五郎岳は12時30分の予定でした。太郎平小屋から43パワー(平地なら21.5km分)なので5時間半と計算していたところ、6時間半かかりました。休憩時間分がはみ出た感じです。じつは1時間前倒しで出たので、ほぼ予定時刻でしたが、行き先を変更しました。


8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑

8月16日、黒部五郎岳、山旅図鑑
【撮影】#8月16日(2017)#黒部五郎岳(2日目)
計画では黒部五郎小舎を経て三俣山荘泊まりでしたが、電話で黒部五郎小舎泊まりに変更したのです。小屋へ着くと、翌日槍ヶ岳まで行くという予定を知ったスタッフに、真剣に怒られました。私たちのスピードだと槍は絶対に無理、人騒がせのシニアだと。











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