陣馬山から高尾山(2026.1.10)
フォトエッセイ・山咲 野の香(短歌)

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【撮影】09時01分=山咲 野の香=7039
冬晴れの中央本線車窓から 知らぬ山並み輝いている
半年ぶり会うその人の肩薄く 相変わらずを急いで探す
遅刻した中央本線お互いに 加齢問題ネタ尽きず


【撮影】09時08分=山咲 野の香=7042
外界を取り込む光おおらかで 上野原駅ステンドグラス


【撮影】09時15分=山咲 野の香=7046
〈扇山〉
どこからか見えるはずとは思いしも タクシーからも山火事確認


【撮影】09時28分=山咲 野の香=7051
春が来るありがたくない兆しあり 花粉の目立つ明るき斜面


【撮影】09時47分=山咲 野の香=7059
「あたたかい甘酒あります」振り切って 峠の茶屋を後にする


【撮影】09時48分=山咲 野の香=7060
峠より階段となる登山道 ゆっくり登山は本懐である


【撮影】09時52分=山咲 野の香=7062
凛とした強き冬日の眩しさと 吸い込む冷気で頭が冴える


【撮影】09時56分=山咲 野の香=7068
後ろから見ている人の存在が 変わらぬままの有り難み知る


【撮影】10時01分=山咲 野の香=7070
踏みたいと思ったけれどやめておく ザクッとすれば気も晴れように


【撮影】10時03分=山咲 野の香=7073
万葉の世から雅な箒なり
 ドライになっても輝き忘れず


【撮影】10時17分=山咲 野の香=7084
来る度に寄るチャンスなき恨めしい 富士展望と陣馬そば


【撮影】10時18分=山咲 野の香=7085
富士見るかうなじを曲げる白馬いて 由緒なくても命あるよう


【撮影】10時18分=山咲 野の香=7086
おすましの富士よこちらを見てほしい 山火事白馬 茶屋も私も


【撮影】10時18分=山咲 野の香=7087
舞台裏打ち捨てられし大道具 書割りの富士貰っていこうか


【撮影】10時39分=山咲 野の香=7090
扇山煙あがりて痛ましや 南アルプス雪を届けて


【撮影】10時43分=山咲 野の香=7100
額縁は冬の枯枝ロープでも 輝き変わらぬ富士を横目に


【撮影】11時08分=山咲 野の香=7103
たくさんの人すれ違い追い越され がんばらないで高尾まで行く


【撮影】12時15分=山咲 野の香=7119
伐採後広場となりし尾根筋は ポカンとぬけて小仏望む


【撮影】12時27分=山咲 野の香=7120
カチカチの舗装道路に変化して 縄文人ゆく我らゆく


【撮影】12時52分=山咲 野の香=7122
だんだんと疲れてくれば鉄塔の にわかマニアとなるかもしれぬ


【撮影】12時57分=山咲 野の香=7123
本日のDeepTakaoTravers
 年相応に巻道選ぶ


【撮影】13時36分=山咲 野の香=7124
景信の山頂間近雪ついて
 光明さすも道程半分


【撮影】13時37分=山咲 野の香=7125
女子ならば誰でも叫ぶ
 「あらカワイイ〜」
 たったこれだけ雪の塊


【撮影】13時40分=山咲 野の香=7128
東には快晴のもと茫漠と なんの受け皿関東平野


【撮影】13時52分=山咲 野の香=7134
西の富士東の平野のワキ役に 木立の奥で控えめとなる


【撮影】14時51分=山咲 野の香=7144
茶屋にいて商売繁盛神通力 天狗の鼻がなめこに見える


【撮影】15時51分=山咲 野の香=7159
山頂へ頑張りどころの階段で カメラ構えて一息いれる


【撮影】15時56分=山咲 野の香=7161
山頂の大見晴し台終日の 富士に感謝し縦走完結


【撮影】16時20分=山咲 野の香=7173
いつ見てもテンション上がる五色幕 意味は知りても知らずともよし


【撮影】16時33分=山咲 野の香=7176
高尾より見晴らす都会と夕雲の 間に薄く房総の嶺


【撮影】16時58分=山咲 野の香=7179
夕なずむ駅後にして極楽湯 筋肉痛の足ひきずりて



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