★0512「葛城山の地蔵群像」
▲発端丈山 2004




★0512「葛城山の地蔵群像」発端丈山=2004
 葛城山(かつらぎ山・標高=452m)の山頂につきました。この頃にはまだ「碧(AO)テラス」などという洒落た施設はなく、ただ、伊豆長岡温泉からロープウェイで登れる富士山展望台となっていました。
 そこにあったこの地蔵群像をなんと説明すればいいのかAI氏にたずねてみると……
 これは一般には「地蔵塚」とか「六地蔵群像」「地蔵群」と呼ばれるタイプに近いものですが、この写真のように多数の地蔵を円錐状・築山状に積み上げた形式には、地域によってかなり独特な呼び名があります。
 伊豆葛城山山頂のものなら、かなり特徴的ですね。これは一般的には「百体地蔵」「千体地蔵」の系統に入るものですが、伊豆葛城山では特に、五百羅漢的な発想と地蔵信仰・供養塔信仰が混ざった形式に見えます。
 伊豆葛城山は、ロープウェイ観光地になる以前から修験道や山岳信仰の気配が強い場所で、あの山頂一帯には、富士山信仰、地蔵信仰、先祖供養。山岳修験、が混ざった独特の空気があります。そのため、この形式も単なる「彫刻配置」ではなく、小地蔵を多数集めて“供養の山”を作るという、日本的な「積み上げ信仰」の感覚に近いと思われます、とのこと。
 たぶん、ネット上に固有名がなかったので、AI氏がかなり苦労していろいろ推理してくれたのですが、Googleマップで山頂部を歩き回ってみたら「百体地蔵尊」とありました。
★写真21点