発見写真旅・展(59)――2015.2.14 荒船山(45パワー) 発見写真旅・展(59)――2015.2.14 荒船山(45パワー)
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 夜の訪れの早い時期であるのに加え、雪の状態もわからないので、今回はジャンボタクシーを2台、高崎駅からの往復で予約しました。高崎〜下仁田の上信電鉄が片道1,110円なので、それを加えると、たとえば荒船の湯から高崎までタクシーで直行する場合にそれほどの割高感を感じないことが多いからです。今回は下山時刻の変動に対応してもらえるという意味でも帰りのタクシーまで確保しておきたかったので、往復予約という、ちょっと贅沢な準備をしました。
 ただ、地元のタクシーとはいえ、山の反対側から来てもらったので荒船不動まであがれるかどうか最後まで未知数のままでした。案の定、荒船不動の手前で1台が上がりきれず、1時間をロスしました。その代わり、下山予定路を最上部の集落まで上がってくれたので、遅れを取り返して、高崎で入浴・食事ができました。
 荒船山は上越新幹線から見ると奇岩がそびえる妙義山の左に真っ平らな甲板を見せる船形の山です。在来線の高崎線からだと高架でないので家並みの隙間に見える程度ですが、左が舳先、右が艫(とも)というタンカーのような姿が望めます。
 一般的には内山峠から艫岩(ともいわ)を目指すのだと思いますが、荒船山を実感するには最高峰の経塚山から艫岩へと長い甲板状の稜線を歩きたいと考えて、線ヶ滝から登ったり、荒船不動から登ったりしてきました。今回はその、荒船不動→経塚山→艫岩→相沢集落→荒船の湯という計画にしました。


★糸の会山行[939] 荒船山(45パワー)────2015.2.14
*登り11p→稜線5p→下り19p→車道10p

・1215……荒船不動(標高約1,040m)を通過
・1255-1305……風のない稜線の手前で休憩
・1315……星尾峠(標高約1,270m)
・1335-40……経塚山登り口で休憩(標高約1,350m)
・1340-1405……経塚山・山頂往復(標高1,423m)
・1405-10……経塚山登り口で休憩(標高約1,350m)
・1440-45……艫岩
・1520-25……休憩(標高約1,150m)
・1555-1600……休憩(標高約900m)
・1645……相沢集落(標高約550m)
*行動時刻は概数です


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の2人です。
佐藤 時子(8点)
伊藤 幸司(59点)


★このアルバム・シリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。写真は撮影時刻順に並べて本展示としました。(期間を限定せずに)みなさんの自由投稿コメントをお待ちしています。


撮影:佐藤 時子

【17】 【18】 【24】 【25】 【26】


【17】13時33分
【18】13時33分
【24】13時52分
【25】13時52分
【26】13時53分


撮影:佐藤 時子

【37】 【39】 【62】


【37】14時33分
【39】14時40分
【62】17時32分



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【01】撮影:07時38分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この日は2月14日、男性陣は何度もニコニコ顔になりました。



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【02】撮影:10時07分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
高崎線の車中からではなかなか撮れなかった荒船山が、高崎からタクシーで向かう途中でなんとかつかまえられました。



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【03】撮影:10時56分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
下仁田までくると荒船山のしっぽに当たる艫岩がどんどんそびえたってきました。



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【04】撮影:11時08分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これはもう、下仁田の集落を抜けて、内山トンネルの手前、艫岩が真正面に望めました。



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【05】撮影:11時23分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
私たちの乗った2台のジャンボタクシーの1台が、荒船不動の手前2kmほどのところで動けなくなりました。最終的にもう1台に引き上げてもらいましたが、それで約1時間の遅れ。下山時の融通幅を確保するためにタクシーを往復で確保したので、私はここではぜんぜん慌てていません。



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【06】撮影:11時40分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
林道を登っていくと、荒船山の最高峰にして、舳先にあたる経塚山(1,423m)がくっきりとその姿を見せてきました。



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【07】撮影:12時17分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これが荒船不動。先の不安もあるため、素通りしました。



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【08】撮影:12時23分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
雪道には完全にトレースがついていました。それを確認して一安心。とりあえず艫岩まではこのトレースを頼りにできると判断しました。



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【09】撮影:12時25分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
私は夏冬問わず、毎月決まった週に山歩きを実施するので、冬でももちろん出かけるのですが「軽アイゼン」それも「4本爪」と呼ばれる手のひらに乗るようなもの(登山用品店では危険な道具といわれます)で登れる山に限定しています。でも参加者のほとんどがしだいに6本爪になって、洗練された歩き方でなくても危険を感じないようになってきました。



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【10】撮影:12時35分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これぐらいの雪だと、道を見失う危険はさらに少なくなります。トレースが消えかかっている部分があっても大きな問題はなさそう、というホッとした気分で見ています。



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【11】撮影:13時11分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
冬の低山の美しさです。この先に、一直線に足跡がのびていたので、キツネのようでした。



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【12】撮影:13時12分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
冬の山歩きは基本的に暖かいのです。鞍部や稜線に出るまでは、意外と風がないのが普通です。そして太平洋岸では晴れの日が多いので、太陽の暖かい光がそそいでいます。日だまりハイクの至福の瞬間といえます。



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【13】撮影:13時14分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
星尾峠からいよいよ正面の経塚山に向かいます。



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【14】撮影:13時17分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
初めて見るタイプの橋が、小さな沢に架けられていました。穴をあけた鉄板がアイゼンには逆に滑りやすく、危険は感じないものの、歩きにくい橋でした。



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【15】撮影:13時17分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この写真の4人目の人がこの橋を渡りきれない状態になりました。アイゼンをはずせば、もちろんOKなのですが、その人以降の皆さんには山側の斜面を歩いてもらいことにしました。何の問題もない故に。



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【16】撮影:13時25分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
じつは経塚山へは山腹を反時計回りに1/4周ほど回り込んで、南東側から登りたかったのですが、もともとはっきりしない道であるうえ、トレースは時計回りの登りになりました。すぐに新雪に消されていましたが、下は階段。とにかくそこを登りました。



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【17】撮影:13時33分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【18】撮影:13時33分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【19】撮影:13時44分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
艫岩から経塚山へ稜線を縦走する道と、経塚山の登り口から星尾峠に下る道の分岐に着いたのが13時35分。5分休憩して空身で経塚山を往復することにしました。「登り10分」と言ったのですが、11分、下りは8分でした。



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【20】撮影:13時47分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
稜線上にしばしば登場する見上げるピークは、想像よりずっと短い時間で登ることができます。ここでは地形図の等高線で分岐点から山頂まで標高差70m。時速300m/hを標準的な速度とすれば約15分ですから、この気持ちいいスピードがわかります。



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【21】撮影:13時47分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
空はあくまで青いので、冬ならではの危険の大半が消えています。存分に楽しみたいという気分になります。いい歳をして……といわれそうですが。



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【22】撮影:13時49分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
前の写真から2分後以内。山頂までもうすぐです。



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【23】撮影:13時51分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
山頂に到着。カメラには時刻記録機能がありますから、これなどは登頂時刻を記録するための写真。



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【24】撮影:13時52分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【25】撮影:13時52分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【26】撮影:13時53分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【27】撮影:13時54分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
山頂を示す手頃な標識が見えなかったので、あとで思い出しやすいポーズでの記念写真。



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【28】撮影:13時54分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
まあ、ポイントをずらして2枚撮っておけば、それぞれが、どちらか選んでくれるでしょう。昔はA4サイズの紙にプリントして買っていただいていましたが、いまは、ほしい人にはこの写真を自分のパソコンに取り込んでもらうという方式です。



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【29】撮影:13時56分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
下山開始の時刻記録写真。



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【30】撮影:14時00分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
けっこうな急斜面で、楽しい下りになりました。事故の起きる危険のない雪の急斜面は、冬の山歩きの最高のプレゼントという気がします。そのために、いろいろな山を楽しみましたが、2月の八甲田山、3月の蔵王がベスト2。意外にいいのがピラタス蓼科スキー場の登山者用下山ルート。ここの下りの何倍も、楽しさが持続します。



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【31】撮影:14時00分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ゆるくなっても下りは下り。おまけに空身だから楽しいのです。



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【32】撮影:14時12分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ザックを置いておいた分岐から艫岩に向かって荒船山の甲板部を進みます。



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【33】撮影:14時16分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
船の甲板部にあたる稜線とはいえ、平ったいところあれば、いかにも尾根という盛り上がりもあります。



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【34】撮影:14時18分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ここを歩くだけならなんということもない平らな雪面ですが、船の甲板だと思うと特別な場所だという気持ちになります。そのため先頭を「100歩交代」にして、全員が、この道を自分で歩いた気分になるよう、とりあえず味わっておいてもらうことにしました。



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【35】撮影:14時31分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
私たちが歩くと、こんな堂々たるトレースが残ります。



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【36】撮影:14時32分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
甲板部を歩き始めて20分。大きさがだんだん感じられるようになってきました。



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【37】撮影:14時33分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【38】撮影:14時34分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
甲板上に小さな谷が現れました。この道も終盤です。



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【39】撮影:14時40分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【40】撮影:14時40分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
艫岩の展望台に立ちました。正面に見えている白い山は浅間山。



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【41】撮影:14時40分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
白い浅間山の下にちょこんと尖っているのが、たしか八風山(1,315m)。左に歩くとまろやかな盛り上がりが物見山(1,375m)、その麓の白い広がりは内山牧場で、右側には神津牧場が隠されています。神津牧場からこの足元の荒船の湯までは車の通る道ですが、歩くとそれなりに味があります。



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【42】撮影:14時40分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
足元に何本もの道が延びています。ちょうどこの人物の胸から背中にかけて内山トンネルがあって、この艫岩に登ってくる道があります。私たちはさらに左に回り込んだところから荒船不動に上がったのでした。



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【43】撮影:14時41分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
艫岩の下を抜けた道は国道254号線の信州街道(別名姫街道)と地図にありますが、内山トンネルを抜けて群馬県から長野県に出ると富岡街道(別名コスモス街道)となるようです。



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【44】撮影:14時41分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
正面に浅間山があるので、この展望台は特等席という感じがします。右に目を動かすと榛名山や赤城山が見えてきます。



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【45】撮影:14時41分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
2009年9月に「クレヨンしんちゃん」の原作者・臼井儀人が転落死したのがこの艫岩。カメラの最後の写真は崖下をのぞき込むようなアングルになっていたそうです。2014年8月にはフリーカメラマンが同様の転落事故を起こして死亡しているそうです。人によって断崖での踏み出し位置に大きな違いがあるので、見ていてちょっとハラハラすることがあります。



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【46】撮影:14時45分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
とりあえず記念写真を1枚。



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【47】撮影:14時45分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
記念写真を背景に露出を合わせて撮ったらみなさんの顔はこんなぐあいになりました。



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【48】撮影:14時48分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
艫岩からほんのちょっと戻って、相沢登山口への道を下り始めました。



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【49】撮影:14時50分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
すぐにかなりの急斜面。道は階段状になっているらしく頑丈な手すりが完備されていました。



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【50】撮影:14時53分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この感じは金時山の北斜面の下りと似ています。一気に下っていきます。



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【51】撮影:14時56分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
その手すりが終わったところにほんの数歩、通常のジグザグ道に素直につながらないところがあって、そこでするりと滑り出した人がいました。ドキンとした状況です。滑りながら加速するような絶望的な状況ですし、ゆるく見えても木にぶつかって止まるとなると大ケガもありえます。この種の滑落はそれほど危険でない場所でこれまでも何回か起きていますが、今回も写真のこの位置で止まり、なんとか事なきを得ました。ラッキーとアンラッキーの境目は神のみぞ知る……といつも思います。



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【52】撮影:14時56分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
こういう事故の写真は撮れることがありません。安全を確認するまでは写真どころではないからです。このときは周囲の様子がよく見えたので、自力で安全圏に戻るまで、みんなで楽しく観戦させていただきました。



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【53】撮影:14時57分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ほんのちょっと滑ったところで止まったのですが、踏まれていない新雪の斜面を登り直すとなると驚くほどエネルギーを消耗します。



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【54】撮影:15時20分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
もうひとり、手すりの最後のところで下りに時間のかかった人がいました。片足できちんと立てるバランスが怪しくなると、とたんに無駄なエネルギーを要求されることになり、少しの不安感が、大きな危険を招き寄せるようになります。ダブルストックを有効に使うことで糸の会のみなさんは下りの技術レベルがかなり高いのですが、ストックに頼らずに歩くことも心がけて、自力でのバランス維持を心がけるようにしていただきたいと思います。とくに重心をかけた足の重心位置を動かさずに次の一歩を出せるように、重心移動のコントロールまで意識して下っていただきたい。そういう歩き方を体感するために、じつは「4本爪」の軽アイゼンが有効なのです。



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【55】撮影:15時31分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
樹林帯に入ると、トレースがあるかないかで難易度がまったく違ってきます。なかったら、日没時刻を勘案しながら、別の道を探ることを第一に考えます。冬の山歩きの一番危険な状態です。でもここにはかなりしっかりしたトレースがあったので、トップ体験をいつものように10分交代にしてルートファインディングの体験をみなさんにしていただきました。



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【56】撮影:15時44分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
雪が消えると、トレースに関する不安はなくなります。積雪期の山から無雪期の山に抜け出たのと同じだからです。しかしアイゼンをどこで外すかについては悩みます。雪の吹きだまりは地形によって登場する可能性がまだあります。それと最後はおおかた谷筋の林道に出るのでしょうが、舗装路だとそこがツルツルに、危険な状態になっているケースがよくあります。(じつはこのときも最後は凍った道でした)



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【57】撮影:15時51分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
巨大な岩屋根の下にある中の宮。下仁田町のホームページには「中の宮の下付近で迷いやすくなっています」とありましたが、雪がなければほとんど問題ないと感じました。



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【58】撮影:16時00分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
こういう道が、焦っているときには大きな間違いを引き起こしやすいのです。暗くなったら、すすめなくなるような道といってもいいかと思います。



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【59】撮影:16時00分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
前の写真と同じ大木が写真中央部に写っていますが、右端に直線的にのびている木に、道しるべの赤テープが巻かれています。これでこの道の安全管理のレベルを判断することができます。明るくて、気持ちに余裕があれば、はずさずに歩けるルートといっていいと思います。



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【60】撮影:16時02分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ここから登山口まではまだ45分ほど残っていました。メリハリのないトラバース道をどこまでも歩いていくという気分がずいぶん長く続きました。私は登山道が終わるまでは、気持ちを焦らせないためにその後の時間計算をしないようにしていますが、こういう道ではやはり疲れます。標高情報もあまりあてにならず、「暗くなる前に着ければいいや」という程度のアバウトな時間管理と、タクシーが今どのあたりにいるのだろうかなど、やはりいろいろ考え始めてしまいます。



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【61】撮影:17時31分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
タクシーとは16時45分に相沢集落の最上部で合流。トイレ休憩のためにも「道の駅しもにた」に急ぎました。



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【62】撮影:17時32分=佐藤 時子
■自由投稿コメント:



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【63】撮影:17時32分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
道の駅では店はおおかた閉店時刻になっていましたが、正面の物産売店で野菜類など買うことができました。



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【64】撮影:19時14分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
上信電鉄の南高崎駅近くにある高崎温泉「さくらの湯」は以前「不動かくれの湯」でしたが廃業。オーナーが変わって再建されました。高崎駅まで歩くこともできる距離なので、入浴後の行動がそれぞれの都合で決められます。500円で無休なのでありがたい存在です。



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【65】撮影:19時56分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
高崎駅周辺では以前利用していた食事の店がいろいろ不都合な状態になっていきます。ビアホールの銀座ライオンがなくなって、斜め朝鮮飯店高崎駅西口店は今回も満席。しかたなく駅ビルの食堂街に上がったら、華龍飯店を発見したのです。大盛りながら安くて、十分においしい店……ということで山帰りの定番になりそうな店でした。



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【66】撮影:20時03分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
量は年齢不相応でしたが、それ以外はまったく文句ありませんでした。



【67】撮影:20時03分=伊藤 幸司
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
賑やかな夕食が確保できました。全員参加ではなかったけれど。


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