発見写真旅・展(99)――2016.2.23 赤城・黒檜山(36パワー) 発見写真旅・展(99)――2016.2.23 赤城・黒檜山(36パワー)

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★糸の会山行 984 赤城・黒檜山(36パワー)────2016.2.23
*車道3p→登り15p→下り15p→車道3P

*今シーズンの「雪山展望シリーズ」の最後は、赤城山から上越の白い山々を見るという狙いでした。
*それに加えて、黒檜山自体の雪の斜面は登りも下りも登山初心者の雪遊びゲレンデとしては秀逸です。加えて、上から見下ろす大沼の氷の平原を帰りには歩いて横断するというご褒美もつけられます。
*とにかく、青空とパウダースノーという雪国では垂涎の的となる環境をここでは簡単に得られるほか、冬にも路線バスが運行されているというありがたい山なのです。
*かつて私の会にいた長野県出身者や北関東出身者は、スキーに縁のない青春時代を送っていたようです。戦後、スキー場にいるのは都会の若者で、土地の若者はスケートという時代だったのです。その後、全面凍結する湖がどんどん減りましたが、赤城山では生活排水の問題も少ないのでしょう。「全面結氷」が現在まで続いています。ワカサギ釣りがあるので冬も路線バスが走っています。いまや真冬の遊び場としてはものすごく贅沢なものとなりつつあるのではないかと思うのです。


2月23日
・1215……赤城ビジターセンター(標高約1,350m)を出発
・1235-45……黒檜山登山口で準備(標高約1,350m)
・1330-35……休憩(標高約1,600m)
・1420……黒檜山山頂(標高1,528m)
・1420-45……山頂先の展望台でゆっくり休憩(標高約1,800m)
・1530-35……休憩(標高約1,500m)
・1550……登山口(標高1,350m)
・1630……大沼湖面横断終了(標高1,350m)
*行動時刻は概数です


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の5人です。
佐藤 時子(1点)
小林 美子(7点)
山咲 野の香(14点)
稲葉 和平(15点)
伊藤 幸司(48点)


このalbumシリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。
(期間を限定せずに)ご覧いただいたみなさんのコメントをお待ちしています。
★メールはこちらへ ito-no-kai@nifty.com

撮影:佐藤 時子


撮影:小林 美子




撮影:山咲 野の香






撮影:稲葉 和平






撮影:伊藤 幸司



















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【01】撮影:11時40分=伊藤 幸司
首都圏で冬に全面氷結する湖はほとんどなくなりました。赤城山の大沼(おおぬま、おの)は標高1,345mで、これが一般には「赤城山頂」と呼ばれています。冬にはマイナス15度Cを下回る日もあるという寒さが大沼の全面凍結を支えていて、ワカサギの氷上穴釣りが行われています。谷川岳から吹き上げてきた風がここから関東平野に吹き下ろしていくと赤城おろし、上州の空っ風になります。冬型の気圧配置だと晴れですから、サラサラの雪と寒さを体験するには最高のゲレンデです。私たちは標高1,345mの大沼から1,828mの最高峰・黒檜山(くろびさん)にまっすぐ登って、同じ道をまっすぐ下るだけで十分に楽しい……と考えての計画です。
冬のワカサギ釣りがあり、小さなスキーゲレンデもあるので、道はもちろん除雪されてバスがあります。スキー場は年々寂れているようですから、大沼にマラソン・スケーティングのリンクなど作れば初心者にも好評でしょうし、湖の真ん中でフィギアスケートをやったらどんなに気持ちいいか、終盤にその舞台候補写真がありますからお楽しみに。
ともかく、今年は雪が少ない。ふわふわの雪の急斜面を転げるように滑り下りる楽しさは味わえるだろうかとかなり心配になってきました。
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【02】撮影:11時51分=小林 美子
前橋駅 内です。京都では丹下左膳、前橋は赤城山で国定忠治・・と知っているから・・私も古い・・
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【03】撮影:12時26分=山咲 野の香
一度はしてみたいワカサギ釣り。天と地ほどに明暗が分かれる覚悟がいるらしい。
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【04】撮影:12時43分=伊藤 幸司
バスの終点が赤城公園ビジターセンター。そこで身支度を調えて、何軒かの食堂がかたまっている大洞から湖岸を進んで赤城神社の先、黒檜山の登山口に着きました。ここでアイゼンをつけました。
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【05】撮影:12時47分=稲葉 和平
今年の冬は雪が少ない。二月二十日過ぎだというのに、黒檜山登山口でさえこの通り。この日は空っ風もなく、素手でも冷たさを感じないほどの気温だった。
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【06】撮影:12時48分=伊藤 幸司
今年はかろうじて登山道に雪がかぶさっているという状態で、ワクワクする気分にはなりません。
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【07】撮影:12時54分=伊藤 幸司
登山道に雪はあるのですが、雪の斜面を登っていくという景色ではありません。通常なら道を外れて雪面を直滑降、という気分になるのですが、とても、とても。
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【08】撮影:13時01分=伊藤 幸司
足元にはだんだん、湖面が広がってきます。ゴミのような黒い点が人です。点が4つぐらい並んでいるところは、釣り人の風除けテントです。その手前に小さな黒点が2つ見えますが、私の次の写真でその正体がわかります。
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【09】撮影:13時02分=伊藤 幸司
この人は湖の中央部にテントを広げて、ワカサギを釣っていたのです。釣れたかどうかは人によって驚くほど違うのですが、ともかく今日はここまでと道具をしまって、赤城神社の駐車場に向かって一直線に歩いています。その一直線の感じから、この人は岸近くの氷の厚さに不安をもっていないかどうか、私は断続的に観察を続けました。画面左上に竹竿が見えますが、赤城神社の周辺に危険な状態があったから立てられたのでしょう。そこが今、この人にとって危険な場所なのかどうか、分かればうれしいという気持ちではありました。
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【10】撮影:13時02分=伊藤 幸司
丸く見えるのは穴釣り用のテントです。多くは湖岸の店で釣り道具一式として借りているのでしょう。氷に穴を開けて、その上にテントを置いて、必要なら火を焚いて、釣り糸を垂らしているのです。このグループが湖上の中心集団だと思われます。
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【11】撮影:13時02分=山咲 野の香
ひと登りして、眼下にはワカサギ釣りテント。きれいに撮れたかな。
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【12】撮影:13時03分=伊藤 幸司
赤城神社の先に見える湖面は不思議な表情をしています。なんだか頼りない感じなのですが、その上にも黒い小さな点々があります。
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【13】撮影:13時04分=伊藤 幸司
私のカメラの13倍望遠でここまで見えました。丸いテントは1人用だと思いますが、2〜3人で楽しめるものもあります。四角いテントはソリ付きなので、魚群探知機などを持って、ワカサギのいるところを探りながら移動していく常連のものと考えていいのでしょう。
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【14】撮影:13時04分=伊藤 幸司
ここは赤城神社の岸辺です。私が見たかったシーンです。竹竿があり、注意書きの板も見えますから、ここに危険地帯があったのはまちがいありません。それが秋から冬にかけてのことなのか、今から春に向かってのことなのか、それが知りたいのです。歩いている人の様子を観察してしまいました。
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【15】撮影:13時06分=伊藤 幸司
この広がりの中で、赤城神社の右手、氷の中央に、釣り人の姿がかろうじて見えています。湖面中央の大きな集団は写真のもっと右側になります。
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【16】撮影:13時14分=伊藤 幸司
気持ちのいい急登が続きます。この急斜面が、この赤城山では雪遊びに最高なのです。安全第一でも下れますが、テレマークポジションで滑降することもできますし、尻制動もできるのです。が、かつてそれに失敗して尾てい骨を傷めた人が恨みを晴らしたいといって、今回参加していました。今日はここまで来ても風の心配をしないでいます。無風快晴という気持ちのいい日です。雪さえ通年どおりにあれば最高の日よりでしたが。
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【17】撮影:13時21分=山咲 野の香
急登が続いて。足下は冬なのに日差しは春本番で汗ばむほど。
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【18】撮影:13時28分=山咲 野の香
アンテナ山の左どなり、140キロ先の富士山が見えるはず…でした。
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【19】撮影:13時31分=伊藤 幸司
大沼を挟んで黒檜山と対峙しているのが地蔵岳(1,674m)。全国に約1,000か所設定されて、一辺が約40kmの三角測量網を形づくる一等三角点が置かれているので、赤城山の中心的なピークといえます。山すそに見える白い部分がスキー場。
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【20】撮影:13時32分=伊藤 幸司
透き通った青氷の下にけっこう不穏な模様が見えています。雪が少ないということと、湖面の氷が、全面凍結とはいえ、盤石の状態かどうか、この不穏な模様がじっさいにどのようなものなのか、想像をふくらませざるを得ないのです。
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【21】撮影:13時32分=小林 美子
見下ろすと大沼が見える。手前が赤城神社。
写真では見えないが、ワカサギ釣りの人達がいたけど釣れるかな?
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【22】撮影:13時33分=稲葉 和平
平日のこともあって赤城大沼のワカサギ釣りもちょっと寂しい。凍結した沼のぬめっとした表面が不気味だ。
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【23】撮影:13時33分=稲葉 和平
日差しが強く、少し歩くと汗ばむほどの温かさだった。
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【24】撮影:13時33分=稲葉 和平
この写真からも気分の良さはお分かりいただけるのではないかしら。
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【25】撮影:13時34分=伊藤 幸司
登山ルートのところどころに展望地点があるので、振り返りつつ登る楽しさを味わえます。
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【26】撮影:13時39分=伊藤 幸司
ここでは大沼の南半分が見えています。赤城神社の先に見える氷の「不穏な表情」がやはり気になります。
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【27】撮影:13時40分=伊藤 幸司
標高1,650mあたりから斜面は勾配を高めていきます。私のシミュレーションマップでは地形図上の登山ルートに直径100mの円を標高50mごとに描いているのですが、その円が「接している」より「ちょっと重なっている」となります。100m先で50m上がる勾配だと0.5で26度。それよりちょと急なので、日本の山の斜面の基本的な勾配である「30度」がここにあります。ふつうは都会の軟弱な登山者に嫌われまいとして登山道はジグザグに切ってあって、目安で20度までゆるめた勾配にしてあります。富士山の5合目以上がそのお手本ですから、この道は30度の斜面を直登しているという意味で富士山より急な登りです。
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【28】撮影:13時57分=伊藤 幸司
じつは今回、「4本爪」の軽アイゼンをつけていたのは私とこのKさんだけでした。他の人は「6本爪」と呼ばれる軽アイゼンをつけています。登山用品店で店員さんに相談すると「4本爪は危険です」といわれて本格的なアイゼンから前爪だけをはぶいたような「6本爪」を強烈に推薦されます。
だから「自分で買うときにはアドバイスを受けないで……」と注意します。でもいつのまにか私の山では6本爪をつけて「4本爪はしまってあります」というベテランさんが多くなり「4本爪」は圧倒的な少数派になっています。
じつは、私は「4本爪」で行けないところには行きません。行けなったら引き返します。北八ヶ岳は冬に「運動靴でも歩ける山」なのですが、4本爪で厳しいのは将軍平から蓼科山への斜面としらびそ小屋から中山峠への最後の斜面、天狗岳の斜面あたりかと思います。……でこの黒檜山では、そのぎりぎり限界内の雪の斜面を体験できるのです。
写真を見ていただきたいのは雪面と靴底の接地面です。ピッタリと接しています。ところが(平地を歩くときの癖が残っていて)後ろ足で蹴る気持ちがすこしでもあるとかかとが上がって土踏まずの所にあるアイゼンの歯が浮き気味になります。だから「危険」なのです。
しかし、ここで体験してもらいたいのは靴底を斜面にフラットにつけるには「フラットに置く」のではダメで、「かかとで歩く」という意識がないといけないということなのです。頭がフラットと考えただけでは靴底がフラットになっていないというズレを、4本爪では体験できるのです。雪のないところでの力のロスを防ぐ歩き方を身につけていただく重要な機会になります。そういう歩き方の修正無しでも(私にいわせれば相応にですが)「安全に登れる道具」として6本爪は売られています。
つまり私は、雪の急斜面で登りの足さばきを厳密にチェックできるチャンスを提供しようと考えて、掌に載る4本爪をすすめているのです。しかもそれをロープで縛ると柔らかなスニーカーでもフィットします。「下りはつま先で」という厳密な体験もできますし、さらに急な斜面では「テレマークポジション」にもチャレンジできます。
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【29】撮影:14時01分=山咲 野の香
急登で足元には力が入るが、上々の天気で気持ちよく。
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【30】撮影:14時02分=伊藤 幸司
歩き方はこれでいいと思います。……が、人によってはストックに雪用リングがついていないし、買ったときの小型のカップもついていないのが気になるかと思いますが、この雪ではつけません。深い雪の時にはもちろんつけてみたけれど、やはりこのルートではつけないほうがいいと判断しています。ストックさばきのバリエーションのひとつとして。……長くなるのでここでは解説しませんが。
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【31】撮影:14時02分=山咲 野の香
青空に霧氷の枝が映える。風もなく最高の日和。
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【32】撮影:14時06分=伊藤 幸司
青空に雲が飛ぶと、やっぱり、なぜか、心がはずみます。今日一日、というよりあと数時間の山歩きですから、今がよければすべてよし、です。
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【33】撮影:14時06分=伊藤 幸司
山頂に近づいたら霧氷が出てきました。今日は午前中から日射しを浴びているでしょうからだいぶ落ちたのかもしれません。枯木に花の、咲き残りという感じでしょうか。
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【34】撮影:14時07分=伊藤 幸司
おそらく昨夜、冷たい霧がゆっくりとこのあたりを吹き抜けていったのでしょう。
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【35】撮影:14時23分=伊藤 幸司
山稜へ向かう稜線です。道の状態を見るとさすがにたくさんの人が登っています。今日も、この稜線に出たところで、ガイドさんに連れられた雰囲気の女性グループとすれ違いました。
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【36】撮影:14時23分=山咲 野の香
山頂を過ぎ展望台へ。
足取りも軽く。
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【37】撮影:14時25分=稲葉 和平
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【38】撮影:14時25分=山咲 野の香
あまりの陽気に霧氷も半分くらい。
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【39】撮影:14時26分=山咲 野の香
雲の間の雪山は谷川岳とか。
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【40】撮影:14時28分=佐藤 時子
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【41】撮影:14時35分=伊藤 幸司
山頂をとりあえず素通りして、展望台でランチです。風がないので景色のいいところでゆっくりできます。向こうに谷川岳があるのですが、雪雲におおわれてはっきりしません。あちらは雪国ですから、こちらが晴れているときには雪が降っていておかしくないのです。
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【42】撮影:14時36分=伊藤 幸司
山頂稜線の霧氷は谷川岳など上越の山々を越えてきた過冷却の霧が流れたことを記録していました。登る途中で見たのは逆方向にのびていましたから、そこでは風がまわりこんでいたのかとも思います。
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【43】撮影:14時36分=伊藤 幸司
霧氷は風上に延びていきます。その最初の部分、裸の枝にぶつかって、その衝撃で瞬間的に氷になったところが透明感のある氷になっています。太陽に照らされると、全体がゆるんでくるのでしょうか、枝先のひとかたまりの氷片がドサンと落ちます。
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【44】撮影:14時37分=伊藤 幸司
いま私たちが便利だと思っている比較的安価で高倍率のデジタルカメラは、接写と望遠の両方で肉眼の能力を遙かに超える観察を可能にしてくれます。
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【45】撮影:14時40分=稲葉 和平
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【46】撮影:14時46分=伊藤 幸司
展望台でののんびりとした昼食休憩を終えて、山頂に戻ります。
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【47】撮影:14時50分=稲葉 和平
何をしていたのかは知りません。
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【48】撮影:14時51分=伊藤 幸司
展望台から戻って山頂です。道標には「2分」とありますが、展望台を出たところの写真が14時46分でしたから5分後の写真です。
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【49】撮影:14時57分=伊藤 幸司
いよいよ急斜面の下りにかかります。下りでは湖に向かって……というドラマチックな風景が展開するはずです。
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【50】撮影:14時59分=伊藤 幸司
快適な雪道です。雪がついているのでものすごく歩きやすい。歩きやすくて、教育効果は少ない急斜面になっています。
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【51】撮影:15時06分=伊藤 幸司
こういうところに雪がたっぷりついていると楽しいのに、と、まだうらめしい気分が残っています。
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【52】撮影:15時07分=伊藤 幸司
まあ、絵に描いたような美しい風景です。湖面と赤城神社が見えています。
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【53】撮影:15時11分=稲葉 和平
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【54】撮影:15時19分=伊藤 幸司
歩きながらこんな風景があちらから目に飛び込んでくるのです。
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【55】撮影:15時19分=伊藤 幸司
道際に「アンテナ山の左どなりに富士山・140km」という標識がありました。みんなで何度も見たけれど、富士山は見えませんでした。
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【56】撮影:15時35分=稲葉 和平
下山途中の休憩時に誰かが「虹!」と騒ぎだした。広い空のどこに虹があるのか必死に探して、やっと見つけた。
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【57】撮影:15時36分=小林 美子
虹 発見!
でも この虹 円がさかさま。
一部分しか見えなかったけど 色はかなりはっきりとみえました。
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【58】撮影:15時36分=山咲 野の香
寂しい枯枝に天の恵み、小さな虹のかんざし。
今までの人生、いくつの虹を気づかず通りこしてしまったろう。
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【59】撮影:15時38分=伊藤 幸司
富士山の代わりに、虹が出ました。
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【60】撮影:15時38分=稲葉 和平
弧は小さいけれど、なかなか美しい虹だった。
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【61】撮影:15時39分=伊藤 幸司
アップにして虹がどう写るかというチェックです。2万円台のカメラを3年落ちで7,000円で買ったので文句はいえませんが、カメラのモニター画面では撮れた写真のこまかなチェックができません。そこでいろいろ撮っておくと、結果的にはカメラ任せが一番いいということに。
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【62】撮影:15時40分=伊藤 幸司
こちらが虹の、悪銭苦闘の結果です。
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【63】撮影:15時40分=伊藤 幸司
このどんどん下っていくという気分が最高です。
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【64】撮影:15時41分=伊藤 幸司
道は湖に向かって派生する細い尾根の1本をたどっています。
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【65】撮影:15時42分=伊藤 幸司
湖面の北半分が見えそうだったのでとりあえず撮っておきました。湖面の一番明るいところに釣り集団がまだいます。これは空の明るさにレンズを向けてシャッター半押し状態でフレーミングを下げたアンダー気味の写真です。
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【66】撮影:15時43分=伊藤 幸司
これも意図的なアンダー写真。登りの時と比べると釣り人はずいぶん少なくなっているようです。
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【67】撮影:15時52分=稲葉 和平
登山口まで下りてバス停までは大沼の周りの車道をてくてく歩くか大沼の氷の上を真っ直ぐに進むか。ほとんどの人はコーチの指示に素直に従って、不安を感じつつも直進コースを選んだ。
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【68】撮影:15時53分=伊藤 幸司
登山口から一気に湖岸へ下りました。
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【69】撮影:15時53分=小林 美子
熊笹の中を大沼に向かっております。
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【70】撮影:15時56分=小林 美子
大沼。歩き始めに、かたまって歩かないで。少し離れて歩く様にと注意があった。
一人落ちても、助けを呼べるから・・
それを聞いたら一層怖くなってしまう。
コーチのおどしにまんまとのってしまったのでした。
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【71】撮影:15時56分=稲葉 和平
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【72】撮影:15時56分=稲葉 和平
氷が割れないようになるべく広がって歩くように、というコーチの指示を皆さんどう受け止めたのでしょう。冗談に違いないと自分に言い聞かせつつ、足元の氷に緩みがないかどうか、浅いところなら割れても大丈夫と、氷を蹴飛ばしたりつついたりしてみて安全を確かめ、自分で納得しながら、足を一歩一歩進めた、というところでしょうか。
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【73】撮影:15時56分=稲葉 和平
私自身はといえば、誰かが落ちたらすぐに岸に戻れるように、一番後ろから行こうと姑息な戦略を選択しつつ、単位氷面積当たりの重量は自分が一番重そうだから先行グループは参考にならないか、などと無駄な計算しながら周囲を見渡して安全そうなところに歩を進めているうちに、いつのまにかにっちもさっちもいかないところまで進んでしまっていた、というところか・・・。右から左へ、スノーモービル? が走っているのを見てほっとしたのは、皆さん同じでしょう。
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【74】撮影:15時56分=山咲 野の香
コーチの言いつけを皆さん守って、等間隔。
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【75】撮影:15時58分=伊藤 幸司
念のため、と、教育的配慮で、各人離れて歩いてもらいました。じつは湖岸から湖面に乗ったとき、いろいろ確かめてみたのですが「全面氷結」とされていた状態を自分なりに確認しました。でもやはり、湖面の氷のあやしい模様は、まだ疑いを残しています。
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【76】撮影:15時59分=伊藤 幸司
振り返ると黒檜山が見えています。左手に下ってくる尾根をたどって往復したことになります。「あそこからここを見ていた」ということです。
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【77】撮影:15時59分=山咲 野の香
ほら、ちゃんと他人行儀に、ビミョーな距離感。
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【78】撮影:16時00分=伊藤 幸司
スノーモビルの走行跡がありました。それが表層の氷の下に閉じ込められている感じです。一度表面が溶けて、再氷結したという感じです。大丈夫と思ってはいても、大きな氷がゆるゆると沈み込むんじゃないかと思わせる顔つきです。
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【79】撮影:16時03分=伊藤 幸司
氷の厚さと安全性は、じつは単純に決められないと考えます。ここでは穴釣りのところで氷厚が20cm近くありましたから人が乗っても全く問題ないといえますが、それでも湖岸に近い部分で氷の状態が変化している可能性もありますし、氷と水面との間に隙間があるかどうかでも条件は違ってきます。以前今回同様湖岸から氷に乗った場所で氷の状態が不安定だという標識があったことを体験していますから、湖面に立てられている竹竿の存在に注目していたわけです。結局、ここでは青木旅館と青木別館が積極的に営業しているので、釣り人たちの安全を守るための処置がある可能性が高いので、できるだけ早くそれを見つけることが重要だと考えていました。
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【80】撮影:16時06分=稲葉 和平
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【81】撮影:16時07分=小林 美子
氷の上に夕陽が光ってた
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【82】撮影:16時09分=伊藤 幸司
釣り人たちの行動圏に入って、不安はほとんど払拭されました。昔ユーコン河で冬にスケートで長距離を滑る人がいると聞いたことがあります。この状態の氷を楽しむスケーターが押し寄せるようになるといいと思います。どうですか、気宇壮大なスケーティング。カップルで。
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【83】撮影:16時11分=山咲 野の香
氷上ではなく洋上を歩くがごとくに見える。3人は半信ではく半疑の距離感。
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【84】撮影:16時11分=山咲 野の香
振り返って黒檜山。
ワカサギ釣りの穴跡を見る限り、氷の厚さは15〜20センチ位に見えた。薄くない? 大丈夫だったけど、知らぬが仏ってことない?
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【85】撮影:16時35分=小林 美子
近くの 店内の、水槽のなかにはワカサギがおよいでいた。
その前でワカサギの天ぷらとフライを食べました。

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