発見写真旅・展(153)——2017.6.20-21 安達太良山(2日目62パワーのはずが……)<b> 発見写真旅・展(153)——2017.6.20-21 安達太良山(2日目62パワーのはずが……)


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第2日
撮影者全員の展示写真が撮影時刻順に並んでいます。
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ご覧いただいたみなさんからのコメントはキャプションの後に掲載させていただきます。


★糸の会 No.1039 安達太良山(2日目62パワー)────2017.6.20-21
*登り8p→稜線28p→下り26p

*2014年に花が楽しかったのでその再現のつもりでしたが、6月21日は東北地方全域が一気に梅雨入り、関東地方も梅雨入り後ようやく本格的な雨の到来となる荒天になりました。
*雨に関しては台風を見に行く体験を何度もしているので覚悟していたのですが、安達太良山の手前、鉄山の稜線は風の名所です。とくに冬にはその風で厳冬期の山の厳しさを味わう計画を繰り返し立ててきました。那須の峰の茶屋と同じような風が吹き抜ける稜線は、通過できないとちょっとやっかいなことになります。
*鬼面山を越えて箕輪山との鞍部まで行きましたが、稜線にはかなりの風が吹いているので、引き返すことにしました。花も、今年はちょっと少ないという印象でした。でも1日目、夕食前の腹ごなし散歩に出かけた土湯峠湿原で、思わぬドラマと遭遇しました。(写真を御覧ください)
*結局、2日目は登り8p→下り2p→登り2p→下り8p(20パワー)で終了しました。


6月20日
・1400……野地温泉ホテルを出発して土湯峠湿原へ
・1450-1530……土湯峠湿原遊歩道
・1600……野地温泉ホテル
6月21日
・0740……野地温泉ホテルを出発(標高約1,200m)
・0835-40……鬼面山山頂手前で休憩(標高約1,450m)
・0845……鬼面山山頂(標高1,482m)
・0910……鞍部で引き返す(標高約1,400m)
・0925……鬼面山山頂(標高1,482m)
・0940-50……休憩(標高約1,400m)
・1020……野地温泉ホテルに到着(標高約1,200m)


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の4人です。
矢野 博子(22点)
小林 美子(12点)
三浦 陽子(2点)
伊藤 幸司(51点)


このalbumシリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。
(期間を限定せずに)ご覧いただいたみなさんのコメントをお待ちしています。
★メールはこちらへ ito-no-kai@nifty.com

撮影:矢野 博子










撮影:小林 美子






撮影:三浦 陽子


撮影:伊藤 幸司





















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【01】撮影:12時18分=伊藤 幸司
野地温泉ホテルには13時30分福島駅西口発の無料送迎バスがあるので、福島駅周辺でランチ場所を探しながらの散歩。イタリア厨房・麦畑に入りました。
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【02】撮影:13時01分=伊藤 幸司
これは福島駅の長〜い地下通路。東口から西口へと移動中です。
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【03】撮影:13時46分=伊藤 幸司
前方に安達太良山が見えてきました。野地温泉はあの山並みの右肩を下ったあたりにあります。
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【04】撮影:13時47分=伊藤 幸司
私たちが登りたいのは左端にちょこんと尖っている安達太良山(標高1,700m)、そこから平たい稜線を右にたどると、最初のまろやかな盛り上がりが鉄山(標高1,709m)、さらに右に緩やかに伸び上がって一番高く見えるのが箕輪山(標高1,728m)、そして緩やかに下って最後に盛り上がったところが鬼面山(1,482m)とわかりました。
こちら側から見ると箕輪山が実に堂々として高く見えます、定規を当ててみると28mほどの高さの差どころではありません。私は自分の写真の水平にあまり自信がありませんからこれではまずいかなと思ってネット上で同じような画像を探して見ました。すると
福島市内荒川堤防から見る安達太良山のレイアウトという写真が出てきました。ほとんど同じように、箕輪山が安達太良山を圧倒していました。
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【05】撮影:14時35分=伊藤 幸司
野地温泉ホテルに着くと、すぐに1日目の「腹ごなし」として土湯峠湿原遊歩道へと出かけました。14時ジャストにホテルを出てしばらくは福島から吾妻山方面へ向かうバス道路を歩きます。
道路際にあったのがタニウツギ。『山の花1200』(青山潤三・平凡社)によるとアジサイ科で白一色のウツギに対してこちらはスイカズラ科。「ウツギがほぼ全国的に分布しているのと異なり、花が一様に濃いピンクのタニウツギが日本海側山地に、一つの花序に白い花と赤い花の混在するニシキウツギが太平洋側の山地にと、きれいにすみわけている(アジサイ科のエゾアジサイとヤマアジサイの関係によく似ている)」とのこと。
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【06】撮影:14時37分=矢野 博子
新幹線で福島駅に昼前に到着し 駅近くのイタ飯屋で昼飯を済ませ(店のメニューを書いてある黒板に”がんばれ 福島!”と書いてるのを見て そうだ ここは 忘れてはいけない あの福島なんだと初めて気が付いた) 向かったのは 野地温泉。宿に荷物を預け 近くの湿原を散策。これは サラサドウダンでしょうか? 福島駅前の温度計は 34.8度を表示していたが ここは 1200m。流石に 涼しく 風が気持ち良い。
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【07】撮影:14時38分=伊藤 幸司
サラサドウダンの大きな木がありました。
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【08】撮影:14時43分=矢野 博子
フキノトウの立派な花。フキノトウでこんな立派な花を見たのは初めてかもしれない。
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【09】撮影:14時44分=伊藤 幸司
バス道路から赤湯温泉に下る林道に入りました。道端にどんどん出てくるフキが、花をみごとに広げていました。
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【10】撮影:14時45分=矢野 博子
軽やかな身で なだらかな道をゆっくりと進む。緑が きれいだ。この先起きる劇的な瞬間に遭遇するとは この時は 想像すらしなかった。
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【11】撮影:14時45分=矢野 博子
この可憐なピンクの花。名前は 忘れましたが結構堂々と咲いてました。ウツギの仲間でしょうか?
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【12】撮影:14時45分=伊藤 幸司
タムシバの花は春が終わったことを露わにしていました。
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【13】撮影:14時47分=伊藤 幸司
タニウツギの赤い花。赤といってもなかなか複雑な色使いです。
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【14】撮影:14時50分=矢野 博子
地味だけど 何故か惹かれるギンリョウソウ。湿気の多い日陰にひっそりと咲いている。
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【15】撮影:14時51分=小林 美子
ギンリョウソウ。
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【16】撮影:14時51分=矢野 博子
前の方を歩いていたKさんが ”来て 来て!”と ただならぬ叫び声。”何なの? 蛇?” 蛇だったら 今から行っても間に合う訳ないけど、と疑問に思いながら駆けつけたら この決定的な瞬間。まさしく蛇くんは 捕まえた大きなカエルを飲み込もうと 力を振り絞ってのお仕事中。
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【17】撮影:14時51分=伊藤 幸司
驚くほどきれいなギンリョウソウがありました。このギンリョウソウについて手元の植物図鑑を何冊か見てみましたが、ウィキペディアの記述が際立って具体的でした。
特徴としては「森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生する菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的には菌類に寄生し、間接的には菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。古くは周囲の腐葉土から栄養を得ていると思われていて、そのように書いてある著作も多いが、腐葉土から有機物を得る能力はない」とのこと。さらに「地下に短い地下茎と太く絡まりあった根から成る塊があり、花が咲く以外にはその姿は地上では見られない。4-8月ごろに地下から花茎を伸ばし、最大約15cmほどまで伸びる。色素はなく全体が透けた白色だが、花が咲くと柱頭は紺色である。茎には鱗片状の葉を多数つける」と具体的です。
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【18】撮影:14時52分=小林 美子
大変な場面に
遭遇してしまいました。
ヘビに、とっては不運。カエルは命が助かったなら幸運だったけど、あのカエルどうなったかしら?
私達は普通では、見る事が出来ない場面を見て幸運だったのでしょう
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【19】撮影:14時52分=三浦 陽子
ヤマガカシがカエルを飲み込む場面に遭遇!
皆で大騒ぎして写真を撮っていたら怒って? 口をかっと開いて今にも飛びかかってきそうな勢い! 怖かったー。
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【20】撮影:14時52分=矢野 博子
まだ 彼は 離すまいと必死の努力。何とか 諦めないかと ついカエルの味方をしてしまうが・・・
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【21】撮影:14時52分=矢野 博子
どの位の時間が経ったのだろう、諦めた蛇は威嚇して(ちょっと其の時怖かった)方向転換して去って行った。やれやれ 何とか この場を しのげた蛙だが 後ろ足は ひどくやられているので この先生きていけるかはかなり疑問が 残った。蛇にとって あの蛙は 大きすぎたのだろうか? 時間をかければ 飲み込めたのだろうか。多分 最初で最後であろう決定的な瞬間に遭遇し 興奮が 暫く冷めなかった。
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【22】撮影:14時52分=伊藤 幸司
前方でみなさんが騒いでいましたが、私はまだギンリョウソウに引っかかっていました。こんなふうに純白のギンリョウソウはなかなか見られないから。
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【23】撮影:14時52分=伊藤 幸司
みなさんの騒ぎのところへ駆けつけると、蛇が大きな蛙を捕まえたところでした。さてどうするかというところ、当然蛙さんは逃げようともがいているので、蛇さんは逃さじと次の一手を考えているのでしょう。
ところで蛙さんはアズマヒキガエルですが、蛇さんは間違いなくヤマカガシ。
「ヤマカガシの見分け方は?他のヘビと写真や画像で徹底比較」というサイトでは「体色や模様についてはヤマカガシの特徴的な赤いウロコ部分が出ていれば一目瞭然で見分けることができます」として「個体差や地域差で模様が違うといっても黒の斑紋が消えることはほとんどありません。黒の斑紋が赤または地の緑色と交互に入っている場合はヤマカガシと判別することができます」というので、まさにこの蛇です。
ついでに蛙さんは「四六のガマ」のガマガエル。西日本にいるのはニホンヒキガエルで、東日本と山陰地方にいるのはアズマヒキガエルと単純に考えていていいようです。
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【24】撮影:14時53分=伊藤 幸司
緊迫した状況を報道陣が取材している感じ。これがマムシだったら危険な距離です。じつはヤマカガシも毒蛇でその毒はマムシより強烈ということです。
「マムシのすべて! ニホンマムシ(まむし)マムシの生態 ナマ情報」によると第1位:ヤマカガシ LD50=5.3 (mg/kg)、第2位:マムシ LD50=16 (mg/kg)、第3位:ハブ LD50=54 (mg/kg)で、「LD50」というのは動物実験で半数が死亡する「半数致死量」とのこと。ヤマカガシの毒は日本ではダントツ1位なのです。
それなのに1974年まで毒蛇ではないとされていたのは、毒牙が奥歯に当たる位置にあって、短い上に毒を噴出する筋肉がないため、一瞬噛まれただけではその毒が注入されないという構造だからだそうです。たぶんこの状態では蛙さんにはまだ毒が注入されていないのでしょう。
私たちが周囲で大騒ぎしていたからか、蛇さんのほうがやる気をなくしたらしく、その瞬間を待っていましたとばかり、蛙さんは逃げ出しました。私たちは蛇さんの何日分か、何週間分かのごちそうをフイにさせてしまったのです。
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【25】撮影:14時54分=小林 美子
両足と、お尻を呑み込まれているが、カエルは、手をかきながら、逃げようとしている。その力で、ヘビは引っ張られている状態
ヘビの失敗としては、
なぜ、足から呑み込んだのか?
あわてたのかな?
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【26】撮影:14時54分=小林 美子
2分位のショータイムでしたが、この後ヘビはカエルを離します。
解放されたカエルは、足を引きずりながら逃げます。
ヘビは、邪魔をした私達が相当、憎かったのでしょう私達をにらみ、とびかかってくるかの様に、威嚇して藪の中に、入っていきました。(この時は、非常に怖かった)
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【27】撮影:14時56分=伊藤 幸司
土湯峠湿原遊歩道の道が本格化してきました。右手の道際にあるのはミズバショウです。いつも思うのですが、この葉っぱを山菜のように利用できれば膨大な資源になるだろうに。
でもかつて生薬として利用しようとした例はあるようです。
ウィキペディアには「ツキノワグマはミズバショウの葉や花を食用とする場合があるが、これは冬眠後などに体内の老廃物等を排出するための嘔吐剤・下剤として食べるためであり、人間は絶対に真似してはならない」とのこと。
尾瀬の東電小屋のそばのミズバショウ湿原にはしばしば熊さんがやってきて登山者との間にトラブルを起こします。食料として食い尽くすのではないかと心配だったのですが、要するに薬局に春の薬を取りに来た感じ、だったのですね。
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【28】撮影:14時57分=伊藤 幸司
ミズバショウの特徴である純白の仏炎苞はすでに朽ちて、小さな花が集まって作り上げた緑色の花序だけが残っています。小さな花が咲いている状態なら雄しべの黄色があるのでもうすこし色っぽいはずなのですが。
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【29】撮影:14時57分=伊藤 幸司
このマイヅルソウはハート型の葉がずいぶん立派です。最初は花に目を惹かれていたのですが、東北の山にも出かけるようになると葉がいろいろな表情を持っていることが面白くなりました。
今回「マイヅル」の名の根拠について調べなおしてみると
ウィキペディアに「葉の模様が家紋の舞鶴紋に似ることから、舞鶴草という名がついた」という断定的な見解がありました。そこにある写真とこの写真ではずいぶん違うのですが、念のために舞鶴紋を調べてみると「鶴紋 -最も優美で華やかな紋- 森蘭丸、杉田玄白、太宰治...」に「多くの家紋の中で最もデザインが優れた家紋はおそらく、鶴の丸紋であろう」とありました。まずはJAL、次に清酒・白鶴、日蓮宗の寺紋、それから南部藩や津軽藩ゆえの太宰治など。全国で29位の家紋だそうです。
マイズルソウが左右に翼を広げた鶴に見え、長い首を伸ばして飛ぶように感じられたら、ラッキーです。
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【30】撮影:14時58分=伊藤 幸司
こんな風に4枚の葉をすなおに広げているだけで、ほぼ間違いなくツクバネソウ。近くには葉を3枚広げたエンレイソウもあると考えます。
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【31】撮影:14時58分=伊藤 幸司
先端が緑色を帯びた白色の花を1〜2輪咲かせているのはホウチャクソウ。『山の花1200』(青山潤三・平凡社)にはちょっと魅力的な記述がありました。「屋久島ではショウジョウバカマ、マイヅルソウ、ツクバネソウ、ノギラン、ケイビランなど他のユリ科植物とともに高地帯に生え」ているとのこと。
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【32】撮影:14時59分=矢野 博子
緑濃い湿原を小一時間 散策。緩やかなアップダウンが続く。一見穏やかな林だが 先ほどのような 死闘が どこかで起きている。
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【33】撮影:15時03分=伊藤 幸司
ブナ林の道を進んでいきます。
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【34】撮影:15時03分=伊藤 幸司
ユキザサがありました。
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【35】撮影:15時04分=伊藤 幸司
これは舞鶴紋のイメージにかなり似たマイヅルソウ。
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【36】撮影:15時16分=伊藤 幸司
アカモノは花が白いので別名をシロモノというシラタマノキと混乱しますが、真っ赤なガク(萼片)が特徴的です。
その萼片が重要だということに関して
ウィキペディアに「花が終わると萼が成長し、果実を包み込み、赤色の偽果となる。この偽果は食用になり、甘みがありおいしい。名前は赤い実からアカモモ(赤桃)と呼ばれ、これが訛って付けられたといわれる」とありました。
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【37】撮影:15時19分=伊藤 幸司
森を抜けて湿原に出るような気配、楽しいですね。
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【38】撮影:15時20分=矢野 博子
暫く歩いて下った所の湿原に現れたワタスゲの群落。傾きかかった陽射しに並んだ白い帽子が きれいだった。
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【39】撮影:15時20分=矢野 博子
これも同じくワタスゲの軍団。今回は この一面のワタスゲが 一番印象に残った。
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【40】撮影:15時21分=伊藤 幸司
ここが土湯峠湿原遊歩道で最大の湿原。現地で配布される「土湯峠湿原・森林セラピーマップ」には5月上旬〜中旬ミズバショウ、6月上旬〜コバイケイソウ、6月上旬ワタスゲと書かれています。
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【41】撮影:15時21分=伊藤 幸司
ワタスゲのみごとな綿帽子群。
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【42】撮影:15時22分=小林 美子
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【43】撮影:15時22分=三浦 陽子
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【44】撮影:15時23分=小林 美子
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【45】撮影:15時23分=伊藤 幸司
ワタスゲの花は茶褐色というか、雄しべの先端にある黄色いヤク(葯)がいくぶん華やかな雰囲気を醸し出す花穂を茎の頂につけます。しかしワタスゲの本領は白い綿毛を備えた種子になってから。
これなどは若作りのおばあちゃんという感じではないでしょうか。遠目に見るとそろった綿毛ですが、ひとつひとつにそれなりの表情があって、チングルマの綿毛と並び立つ「高原の花」という存在です。
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【46】撮影:15時24分=矢野 博子
散策路には ブナの林も時折現れて 幹がきれいだった。
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【47】撮影:15時24分=伊藤 幸司
白い花で、丸い葉というとまずはマルバスミレ、それからエゾノタチツボスミレ、あるいはウスバスミレというところまではネット上の写真で見当をつけたのですが、一番当たりそうなのはウスバスミレとしてみました。『山の花1200』(青山潤三・平凡社)には「葉は丸く平開するが、ふつう花時には開ききっていない」とあって、そこが引っかかりますが。
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【48】撮影:15時26分=伊藤 幸司
湿原から登っていくと、そこが終点でした。前方に電柱が見えてきました。
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【49】撮影:15時31分=伊藤 幸司
バス道路をホテルへと戻ります。これはティーンエージャーとおぼしきヤグルマソウ。花をつけているので選挙権はありそうな年代ですが、すでに自分たちの領土を広げて周囲の植物を排除しにかかっています。これから先、最後には朽ち果てつつある姿まできちんと見せてくれる「男の一生」が私は好きなのです。
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【50】撮影:15時32分=伊藤 幸司
ヤグルマソウの花。咲くと小さな白い花弁を開きますから、まだつぼみ。葉っぱだってまだやわな感じです。夏の盛りにヤグルマソウの群落を見つけたら、その近くにハリブキを探すのが私の習性になっています。なんとなく似た者同士のライバルという感じがするので。
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【51】撮影:15時35分=伊藤 幸司
これはウマノアシガタ。別名キンポウゲ。ただしかつてキンポウゲ(金鳳花)は八重咲きのものの呼び名だったらしいと説明するものもあります。私たちはむしろ山の上の方で見るミヤマキンポウゲのほうが親しい感じがしますが。
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【52】撮影:15時37分=伊藤 幸司
タニウツギの赤みの強い花がありました。
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【53】撮影:15時38分=伊藤 幸司
タニウツギの花の中には5本の雄しべとそれより長い雌しべがあって、雌しべの先端が白いボール状になっているのがわかります。
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【54】撮影:15時44分=伊藤 幸司
見上げる山の上にこんなアンテナが立っていました。……というとこれはアンテナ(増幅機能がある)ではなく、ごくシンプルな電波の鏡。増幅装置を持たずにただ単に電波を反射させるだけの
無給電中継装置(パッシブリピータ)というものとか。増幅装置を持たないにも関わらず「2基のパラボラアンテナを背中合わせに組み合わせ、片方のアンテナで受信した電波を導波管でもう片方のアンテナに伝送し放出する形式も存在する」という説明の意味は、私にはよくわかりません。
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【55】撮影:15時47分=伊藤 幸司
前方に見えるのが鬼面山。写真No.04で右端に盛り上がったところを、反対側から見ています。明日はまず、あの頂上へと向かいます。
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【56】撮影:15時49分=矢野 博子
旅館の送迎バスから降りると鼻をつく硫黄の匂いがしたが その原因は これでしょう。何か所かこの煙が上がっていた。
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【57】撮影:15時50分=矢野 博子
散策を終えて 今日泊まる野地温泉旅館近く。明日 天気が悪くなるなんて とても信じられない青い空。明日 最初に目指す山が見えている。
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【58】撮影:15時52分=矢野 博子
野地温泉ホテルの看板犬。呼びかけても 返事をしてくれなかった。お疲れなのか オバサンには興味ないのか・・
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【59】撮影:15時55分=小林 美子
太郎ちゃん、
今日はお世話になりますね
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【60】撮影:17時56分=伊藤 幸司
夕食の膳。このホテルの経営がうまく行っているらしいのは、福島からの客が、徹夜麻雀などをやりたいというときにすごく使い勝手がいい……らしいのです。
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【61】撮影:18時12分=伊藤 幸司
ともかく普通といえば普通、腹ごなしをしていなくても十分に美味しくいただける夕食でした。

第2日

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【62】撮影:04時01分=小林 美子
朝やけは、雨の前兆といい、あまりあてにはならないらしいが、
今日 はズバリ当たってしまいました。
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【63】撮影:05時20分=矢野 博子
二日目の早朝 部屋の窓から。起きてすぐの時は 下の町は 見えていたのだが これを 撮った時には 既に 全然見えない。そして ツバメが 慌ただしく 低くく飛び回っている。”ツバメが 低く飛ぶと雨が降る”という言い伝えを思い出した。
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【64】撮影:06時44分=小林 美子
朝、お母さんツバメが、私達の部屋の窓のすぐ近くの巣へ子供に食べ物を運んでいました。
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【65】撮影:06時47分=小林 美子
巣のなかでは、ツバメのヒナが、お母さんを
待ってます。
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【66】撮影:06時52分=伊藤 幸司
朝食です。
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【67】撮影:07時35分=伊藤 幸司
出発時点でこの服装は、雨もよいの天気だから。この日は関東地方で梅雨入り宣言の後、ようやく本格的な雨となりました。東北地方では梅雨明けしました……が、豪雨と強風が予想されていたからです。
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【68】撮影:07時43分=伊藤 幸司
ホテルの脇から登山道は始まりました。ブナの巨木が印象的な歩き始めになりました。
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【69】撮影:07時56分=伊藤 幸司
ベニバナイチヤクソウ。甲武信ヶ岳の登山口の一つ、毛無平の大群落はみごとですが、孤立、あるいは散在というイメージの花ではないかと思います。
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【70】撮影:07時58分=矢野 博子
7時半から行動開始。予想通りの雨。合羽を着て行動開始。間もなく現れたゴゼンタチバナ? カメラを雨に濡らしたくないので 今回は 余り花の写真は 撮れなかった。
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【71】撮影:07時59分=伊藤 幸司
ゴゼンタチバナは輪生する葉が4枚だとまだ若造で、6枚になると花を咲かせる状態になります。といっても
ウィキペディアなどの「2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見える」という意味は私には説明できません。単純な6枚の輪生ではないということのようです。そして白い4枚の花びらに見えるのは白い総苞片(つぼみを包んでいた葉)で、その中に10個以上の小さな花がかたまっています。
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【72】撮影:07時59分=矢野 博子
花は 思ったより少なかったが 歩き始めて 暫くして現れた イワカガミ。この後  強い風と雨のため カメラは 濡れないように 奥にしまったので 今回は二日目の写真は 極端に少なくなった。
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【73】撮影:08時09分=矢野 博子
雨に霞むホテル。これから先 風雨は どんどんひどくなって行った。 暫く行くと 下ってくるグループとすれ違った。この先の上の方は もっともっと風が強いですよとの情報。確かに段々厳しい風が吹いてきている。心なしか 体も冷えてきた。
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【74】撮影:08時13分=小林 美子
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【75】撮影:08時19分=伊藤 幸司
ツマトリソウは白い花弁が7枚、ピンと尖った先端部分に赤みが入るととてもチャーミングなので、それを最初は「妻取り」という人生ドラマとしていろいろ想像していたのですが、名前は「褄取草」。
褄取りとは「その色の入り方が鎧の威色目の一つである褄取りに似ているため」と難しいことになりました。別表記の「端取草」(つまとりそう)のほうがわかりやすいと思います。
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【76】撮影:08時21分=伊藤 幸司
この松の木(だと思います)が特徴的でした。安達太良山は冬の気圧配置の時、強い風が日本海側から太平洋側へと吹き抜ける場所なので、この木が体験した壮絶な風をいくらかでも想像できれば、と思いました。
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【77】撮影:08時23分=伊藤 幸司
雨がだんだん激しくなってきました。あえてマイヅルソウだからというのではなく、もう花の写真も撮りにくくなってくる、という気分でした。
私は雨の日は基本的にカサをさしています。レインウェアを着ていますが、カメラのレンズを濡らしくないのです。カメラが濡れるのはそれほど気にしないのですが、レンズが濡れるとそれをきちんと拭うのは厄介です。テレビのカメラマンは撮影しながら布でレンズを拭くだけでオッケイという感じなのは報道番組でも時々見られますからご存知だと思いますが、スチルカメラの場合には乾いた布で、しかも油汚れもとれるレンズ拭きでないと後悔が残ります。
レンズを濡らさないように出来るだけ努力するのが基本的な姿勢なので、まずはカメラを外に出している時間を限りなく短くするために胸元にカメラバッグを抱えています。カサをさしながら1枚撮ってすぐにしまうのであれば、ほとんど濡らさずにすみます。でもカメラを出す回数はどうしても少なくなります。
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【78】撮影:08時41分=伊藤 幸司
鬼面山の山頂近くから下に野地温泉ホテル(手前側)と新野地温泉相模屋旅館が見えました。
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【79】撮影:10時14分=矢野 博子
撤退を決めて もうそろそろ 終了というあたりに現れたブナ。撤退が決まり 安堵した。
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【80】撮影:10時18分=伊藤 幸司
08時45分に鬼面山に登り、箕輪山との鞍部まで下りましたが、風雨がどんどん強くなるという気配。09時10分に同じ道を引き返すことにして、もうすぐホテルというところまで戻りました。
箕輪山を越えて鉄山に向かうと風に相当悩まされると判断しました。冬もですが、夏でも強風が吹き抜ける名所なので、くろがね小屋からまっすぐ鉄山に登れた時代にはその強風に震えたことがありました。
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【81】撮影:10時20分=伊藤 幸司
野地温泉ホテルの裏庭のようなブナ林です。
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【82】撮影:10時21分=伊藤 幸司
行きには目につかなかったマイヅルソウの群落が、ホテルのすぐ近く、こんなかたちでありました。
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【83】撮影:10時41分=伊藤 幸司
野地温泉ホテルにはいろいろな湯があります。時間がたっぷりあったので、次から次へと入りました。
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【84】撮影:14時20分=伊藤 幸司
雨の福島で、福島県立美術館で「ミューズ まなざしの先の女性たち」という企画展をやっているポスターを見つけました。国立西洋美術館の所蔵作品ということでしたが、時間つぶしに女性たちが行きたいというのでローカル線でのミニツアー。1984年開館のなかなか魅力的な建物でした。
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【85】撮影:15時12分=小林 美子
59年に建てたもので
広くてきれいで立派な建物です。
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【86】撮影:帰宅後=矢野 博子
悪天候に阻まれ 下山を余儀なくされましたが 初めて訪れた福島で このまま帰路につくのも勿体無く思い 福島駅の観光案内で 紹介してもらった県立美術館のパンフレットです。駅からローカル線で 3駅。小さな山の麓にたたずむ美術館で しばし 静寂に浸ることが出来ました。ロダン、モネ、ルノアール等々 東京の西洋美術館の所蔵品を鑑賞し なんとも贅沢なひと時。
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【87】撮影:帰宅後=矢野 博子
”まなざしの先の女性たち”という今回のテーマ。糸の会の私たちの事でしょう。

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