
【撮影】10時16分=山咲 野の香=0645
幼き日リアルに怖しゴジラ以上 真白き巨顔大船観音

【撮影】10時16分=山咲 野の香=0646
人生で最初に覚えた仏像は 海行く車窓の大船観音

【撮影】10時16分=山咲 野の香=0648
裏山を立ちて下りなん観音は 大船の民救い参らせ

【撮影】10時19分=山咲 野の香=0651
初乗車「富士見町駅」通過する クセつよ個性派湘南モノレール

【撮影】10時25分=山咲 野の香=0678
〈西鎌倉〉
無人駅降り立ちたるは我らのみ トイレ探して右往左往

【撮影】10時38分=山咲 野の香=0680
一見で何の店かはわからない しゃれた店だとわかるだけ

【撮影】10時43分=山咲 野の香=0682
〈ジェットコースターの異名あり〉
高低差路線図もあるモノレール 懸垂式では世界最長

【撮影】10時52分=山咲 野の香=0688
〈ふたり逝き〉
叔父植えて大木となりユスラウメ 庭で笑顔の母懐かしや

【撮影】10時55分=山咲 野の香=0691
鎌倉山ロータリー前かまびすし 山に上るに船頭多く

【撮影】11時05分=山咲 野の香=0695
さりげなく贅を象徴するような 「山」に住まいしサーフボーダー

【撮影】11時06分=山咲 野の香=0696
わが家には百分の一サイズあり 百均アガベ将来見たり

【撮影】11時07分=山咲 野の香=0698
〈ハウスオブポタリー〉
英国式スローライフの提案よ 「ヌン活」本場は鎌倉山か

【撮影】11時08分=山咲 野の香=0702
〈Team7〉
高質の天然素材のインテリア 自然派暮らしはお金がかかる

【撮影】11時15分=山咲 野の香=0716
〈ル•ミリュウ鎌倉山〉
七里ヶ浜望むテラスで老夫婦 ブランチさ中いかなる会話

【撮影】11時18分=山咲 野の香=0720
由緒ある山門閉じる檑亭は みのもんたに買われずよかった

【撮影】11時22分=山咲 野の香=0725
〈期待を込めて〉
知られずの小道下りしその先は 阿仏尼おわす月影ヶ谷か

【撮影】11時24分=山咲 野の香=0727
威勢よく自信ありげなツワブキよ 初冬の鎌倉飾る足元

【撮影】11時25分=山咲 野の香=0730
バリバリの現役の赤ポスト立つ 鎌倉山のいかにもかしら

【撮影】11時25分=山咲 野の香=0731
今人気ビカクシダ吊り人目ひく 目立たぬカフェも鎌倉の風

【撮影】11時28分=山咲 野の香=0733
さすがです!別荘文化と歴史的 風致の象徴集会所

【撮影】11時37分=山咲 野の香=0738
鎌倉山下りて喝采大イチョウ 黄金くす玉散り敷くはいつ

【撮影】11時41分=山咲 野の香=0742
南米産意外な出身見かけより たくましくありハコベホオズキ
小石川植物園を脱走し 南米産の旅路を想う

【撮影】12時20分=山咲 野の香=0751
〈蕎麦屋古賀〉
店内とテラス席とで十五名 十割蕎麦にありつけました

【撮影】13時00分=山咲 野の香=0756
はとバスに外国人に修学旅行 賑わい当然大仏前

【撮影】13時04分=山咲 野の香=0758
見上げればポップな大仏美男かな 青空バックユニバーサルデザイン

【撮影】13時11分=山咲 野の香=0763
十五人大所帯なり登り口 鎌倉横断後半戦

【撮影】13時13分=山咲 野の香=0765
大仏の人気コースも容赦なく クズ迫り来る斜面なり

【撮影】13時17分=山咲 野の香=0769
ハイキングコースなれどもロープあり 岩盤むき出し侮るなかれ

【撮影】13時39分=山咲 野の香=0771
すれ違う若者達に驚かれ 平均年齢カラフル仕様

【撮影】13時44分=山咲 野の香=0773
ついパチリ優しき瞳ラブラドール 師走なりとも帽子かぶって

【撮影】13時52分=山咲 野の香=0777
眼下には剣投ぜし古戦場 稲村ヶ崎かいま見ゆ

【撮影】13時54分=山咲 野の香=0780
紅葉をしばし忘れん源氏山 色気はつらつサザンカ媚びる

【撮影】14時00分=山咲 野の香=0793
ヤマモミジ影の主役は黒き枝 のびゆく肢体「青天を衝け」

【撮影】14時04分=山咲 野の香=0798
行き先を阻むが如くサザンカの 勢いありてしばし佇む

【撮影】14時06分=山咲 野の香=0803
紅葉のピーク迎えし源氏山 入りて足取り早るらん

【撮影】14時07分=山咲 野の香=0807
頼朝を横目で見つつ居座るが 紅葉先とコーチの提言

【撮影】14時18分=山咲 野の香=0837
撮る影の思惑知らず写る人 構える姿真剣勝負

【撮影】14時20分=山咲 野の香=0846
青空に黄金いちょう赤もみじ 秋の重なり色味明快

【撮影】14時20分=山咲 野の香=0849
目前に藤城清治の世界あり 光あまねき小人来らん

【撮影】14時21分=山咲 野の香=0857
花びらの広がり上品つばき咲く 凛と佇みもみじ従え

【撮影】14時22分=山咲 野の香=0863
紅葉の扇広げて天覆う 寝そべり仰ぐ贅沢がしたい

【撮影】14時23分=山咲 野の香=0867
見上げれば万華鏡なる紅葉は 天地わからず人知およばず

【撮影】14時24分=山咲 野の香=0873
紅葉に花を添えなんツワブキは 足元輝く主役となる

【撮影】14時24分=山咲 野の香=0876
冬来たる白いサザンカ清々し 蕾たくさん盛りこれから

【撮影】14時25分=山咲 野の香=0879
紅のふち白いサザンカ珍しき 散るは間近も一輪艶やか

【撮影】14時31分=山咲 野の香=0885
大ちゃんと来た時なかった頼朝像 今は洋(よう)ちゃんちらつくばかり

【撮影】14時37分=山咲 野の香=0891
落ち葉掃き心平らか作務の行 「像はこちら」と明るき声す

【撮影】14時44分=山咲 野の香=0898
〈日野俊基卿〉
葛原岡鳥居はイチョウに飾られて 処せられし人鎮めし神社

【撮影】14時58分=山咲 野の香=0903
源氏山後にし下る谷戸の道 いかに住まうか気になる古家

【撮影】15時00分=山咲 野の香=0905
〈たからの庭〉
古民家で自然志向の活動す 北鎌倉の谷戸の底から

【撮影】15時01分=山咲 野の香=0909
北鎌倉谷戸に住まいし粋人を 訪ひたしや灯る火頼り

【撮影】15時03分=山咲 野の香=0913
〈三世仏坐像〉
雲華殿(どんげでん)薄明かりのみひと気なく 寂しからずや穴場のみ仏
雲華殿(どんげでん)その名の由来ありがたし 三千年に一度の開花

【撮影】15時05分=山咲 野の香=0916
夕暮れの静寂迫るが似合う寺 浄智寺山門甘露の井

【撮影】15時09分=山咲 野の香=0919
市街地も掘ればまだまだ出てくるか さすが鎌倉お宝楽しみ

【撮影】15時16分=山咲 野の香=0927
円覚寺ゴールの山門賑わいて 西日に映えん紅葉ピーク

【撮影】15時19分=山咲 野の香=0942
山門と対峙するよな女あり 何をか問わん旅の終わりに

【撮影】15時22分=山咲 野の香=0946
頭部のみ九百年余を長らえて 仏誘なう座して瞑せよ

【撮影】15時27分=山咲 野の香=0949
登山寿命延ばす方策タイム知る 陣馬高尾の参加推奨