発見写真旅・展(64)――2015.3.17-18 北八ヶ岳(86パワー)
発見写真旅・展(64)――2015.3.17-18 北八ヶ岳(86パワー)
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第2日【57】へ
山の話=軽アイゼンの安全論
冬の北八ヶ岳は雪山の入門編として実に20回近く実施してきました。地理学的な視点で見てみると、これほど素晴らしい冬の山歩きはありません。
第一に天候が太平洋岸のものなので、冬晴れが続きます。首都圏で富士山が見えているときには、北八ヶ岳は青空の下にある……と、おおよそ考えていいのです。雪国の山ではないのです。
第二に、冬の北八ヶ岳を天狗岳の登り口・黒百合ヒュッテから蓼科山の肩に当たる・蓼科山荘までの稜線と限定すると「四本爪」と呼ばれる手のひらにのる軽アイゼンで歩けると考えていいのです。その間には冬期も営業している小屋が(要予約を含めて)高見石小屋、青苔荘、麦草ヒュッテ、縞枯山荘、北横岳ヒュッテ、大河原ヒュッテとあります。麦草ヒュッテは冬期閉鎖中の国道299号(メルヘン街道)の最高地点にあって、茅野側をメルヘン広場まで下ればタクシーを呼ぶことができますし、縞枯山荘の近くには北八ヶ岳ロープウェイ(旧名ピラタス蓼科ロープウェイ)の山頂駅があります。
第三に、標高2,400mという絶妙の高度がこのルートを特異なものにしています。標高は中山が2,496mで、縞枯山が2,403m、横岳(北横岳)が2,480m。この稜線はほとんどが樹林帯の上限(森林限界)を越えません。たとえば黒百合ヒュッテは標高約2,400mで、北アルプスの西穂山荘と並んで通年営業の山小屋としては日本で一番高いところにあるのですが、どちらも森林限界を超えていないので、冬の嵐の日でも比較的安全に登ることができるのです。その点で、八ヶ岳でも赤岳に代表される南八ヶ岳とはまったく違う山域といえます。シラビソ、オオシラビソの黒い森はマイナス10度Cの風が強く吹く日でも、登山道を安全に守ってくれます。紺碧の空の下、黒い森を彩る白い雪というぜいたくな風景が続くのです。
登山道はよほどの大雪の直後はともかくとして、トレースがなくなることはほとんどありません。八ヶ岳は雪国の山ではないからでもありますが、北八ヶ岳では山小屋の努力によって冬でも登山者が多いのです。
私たちはこの領域で、一時期はテレマークスキーで新雪の森を歩きました。スノーシューを借りてもうすこし冒険的な雪遊びもしました。しかしやはり、軽アイゼンによる縦走がこの稜線には合っていると思います。
今回はJR小海線の松原湖駅からしらびそ小屋に上がり、翌日、中山峠から中山〜丸山〜麦草峠〜茶臼山〜縞枯山〜北八ヶ岳ロープウェイと縦走し、ロープウェイ沿いの登山道を下る計画を立てました。2日目の行動量は伊藤式の計算で70ポイント。8ポイント=1時間の標準速度なら約9時間の行動です。
★糸の会山行[943] 北八ヶ岳(86パワー)────2015.3.17-18
*1日目…登り16p
*2日目…登り11p→稜線45p→下り14p
●1日目
・JR小海線・松原湖駅からタクシーで稲子湯へ
・1310……稲子湯(標高約1,500m)を出発
・1420-25……休憩(標高約1,850m)
・1510……しらびそ小屋(標高約2,040m)
●2日目
・0630……しらびそ小屋を出発
・0650-55……休憩・服を脱ぐ(標高約2,090m)
・0815-20……中山峠への急斜面下で休憩(標高約2,350m)
・0835-45……中山峠で休憩(標高約2,400m)
・190-15……休憩・服を脱ぐ(標高約2,430m)
・0945-50……展望休憩(標高約2,470m)
・1030-40……高見石小屋(標高約2,250m)
・1125-30……国道・白駒池入口(標高約2,090m)
・1200-40……麦草ヒュッテ(トイレ休憩)
・1320-25……休憩(標高約2,230m)
・1400-10……茶臼山山頂(標高2,384m)
・1545-1600……北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(トイレ休憩)
・1640……ロープウェイ山麓駅
*行動時刻は概数です
今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の5人です。
山咲野の香(54点)
稲葉 和平(66点)
小林 美子(15点)
三浦 陽子(5点)
伊藤 幸司(73点)
★このアルバム・シリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。写真は撮影時刻順に並べて本展示としました。(期間を限定せずに)みなさんの自由投稿コメントをお待ちしています。
撮影:山咲 野の香────1/11
【16】13時49分
【19】14時19分
【20】14時23分
【21】14時24分
【22】14時32分
撮影:山咲 野の香────2/11
【29】15時14分
【35】15時33分
【53】18時13分
【62】06時33分
【65】07時00分
撮影:山咲 野の香────3/11
【66】07時10分
【67】07時17分
【68】07時17分
【71】07時22分
【72】07時23分
撮影:山咲 野の香────4/11
【73】08時26分
【74】08時26分
【75】08時26分
【76】08時36分
【81】08時41分
撮影:山咲 野の香────5/11
【82】08時41分
【85】08時41分
【86】08時41分
【87】08時41分
【95】08時41分
撮影:山咲 野の香────6/11
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【97】 |
【99】 |
【101】 |
【104】 |
【112】 |
【97】09時29分
【99】09時30分
【101】09時31分
【104】09時32分
【112】09時38分
撮影:山咲 野の香────7/11
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【113】 |
【114】 |
【123】 |
【127】 |
【128】 |
【113】09時38分
【114】09時38分
【123】09時40分
【127】09時43分
【128】09時43分
撮影:山咲 野の香────8/11
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【129】 |
【130】 |
【131】 |
【139】 |
【143】 |
【129】09時43分
【130】09時43分
【131】09時43分
【139】10時31分
【143】10時32分
撮影:山咲 野の香────9/11
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【144】 |
【148】 |
【158】 |
【168】 |
【172】 |
【144】10時32分
【148】11時02分
【158】11時45分
【168】13時25分
【172】13時59分
撮影:山咲 野の香────10/11
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【173】 |
【174】 |
【176】 |
【177】 |
【182】 |
【173】14時01分
【174】14時01分
【176】14時02分
【177】14時03分
【182】14時04分
撮影:山咲 野の香────11/11
【183】14時04分
【188】14時05分
【197】14時58分
【198】14時58分
撮影:稲葉 和平────1/13
【13】12時48分
【23】14時33分
【25】15時10分
【26】15時11分
【30】15時14分
撮影:稲葉 和平────2/13
【31】15時14分
【32】15時14分
【33】15時18分
【38】15時34分
【42】15時39分
撮影:稲葉 和平────3/13
【45】15時41分
【46】15時41分
【47】15時44分
【50】17時32分
【54】18時13分
撮影:稲葉 和平────4/13
【55】18時14分
【57】05時28分
【63】06時34分
【69】07時18分
【77】08時38分
撮影:稲葉 和平────5/13
【78】08時39分
【79】08時40分
【80】08時40分
【83】08時44分
【88】08時56分
撮影:稲葉 和平────6/13
【16】08時56分
【19】09時30分
【20】09時31分
【21】09時32分
【22】09時34分
撮影:稲葉 和平────7/13
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【110】 |
【115】 |
【116】 |
【120】 |
【121】 |
【110】09時37分
【115】09時38分
【116】09時38分
【120】09時39分
【121】09時39分
撮影:稲葉 和平────8/13
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【122】 |
【124】 |
【125】 |
【133】 |
【134】 |
【122】09時39分
【124】09時40分
【125】09時40分
【133】09時43分
【134】09時43分
撮影:稲葉 和平────9/13
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【135】 |
【146】 |
【147】 |
【150】 |
【151】 |
【135】09時43分
【146】10時33分
【147】10時33分
【150】11時03分
【151】11時03分
撮影:稲葉 和平────10/13
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【154】 |
【156】 |
【157】 |
【162】 |
【163】 |
【154】11時23分
【156】11時31分
【157】11時35分
【162】11時59分
【163】12時00分
撮影:稲葉 和平────11/13
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【164】 |
【178】 |
【179】 |
【180】 |
【185】 |
【164】12時04分
【178】14時03分
【179】14時03分
【180】14時03分
【185】14時04分
撮影:稲葉 和平────12/13
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【186】 |
【189】 |
【190】 |
【191】 |
【192】 |
【186】14時04分
【189】14時05分
【190】14時05分
【191】14時05分
【192】14時06分
撮影:稲葉 和平────13/13
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【199】 |
【204】 |
【206】 |
【209】 |
【211】 |
【213】 |
【199】14時59分
【204】16時06分
【206】16時13分
【209】16時27分
【211】19時01分
【213】19時04分
撮影:小林 美子────1/3
【07】11時52分
【36】15時33分
【39】15時39分
【40】15時39分
【41】15時39分
撮影:小林 美子────2/3
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【43】 |
【44】 |
【98】 |
【107】 |
【161】 |
【43】15時40分
【44】15時40分
【98】09時29分
【107】09時33分
【161】11時59分
撮影:小林 美子────3/3
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【184】 |
【193】 |
【205】 |
【207】 |
【210】 |
【184】14時04分
【193】14時18分
【205】16時13分
【207】16時14分
【210】16時35分
撮影:三浦 陽子
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【37】 |
【52】 |
【90】 |
【132】 |
【140】 |
【37】15時33分
【52】18時11分
【90】08時57分
【132】09時43分
【140】10時31分
第1日
★第2日先頭【57】へ
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【01】撮影:伊藤 幸司=10時31分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
特急あずさが小淵沢駅に到着するおよそ10分前。車窓には南アルプスの峰がどんどん近づいてきました。右端が甲斐・駒ヶ岳、その左に背後から首を伸ばしている感じの仙丈ヶ岳。さらに左に鳳凰三山が続いています。
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【02】撮影:伊藤 幸司=10時34分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これが多くの登山者が目を細めて見る「かいこま」、甲斐の駒ヶ岳です。左肩にあるまるっこいピークが魔利支天で、甲斐駒に独特の表情をつくっています。
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【03】撮影:伊藤 幸司=10時37分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
線路が小高いところにあるので、このあたりの展望はなかなかのものです。
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【04】撮影:伊藤 幸司=11時21分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
小淵沢で小海線に乗り換えると、今度は八ヶ岳です。それも南から見ていますから、奥に見えるのが権現岳、左の丸っこいのが編笠山、その左に下がったところに見えるのが西岳という感じ。ここではまだ南八ヶ岳の核心部は見えていません。右側の三ッ頭から右に延びる稜線を下ると天女山から清里という感じです。
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【05】撮影:伊藤 幸司=11時23分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
小海線は小淵沢からぐるりと回り込んでUターンするようなかたちになるので、これが進行右側の窓。甲斐・駒ヶ岳が見えています。
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【06】撮影:伊藤 幸司=11時26分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
甲斐・駒ヶ岳から左に延びる鳳凰三山の向こうから、北岳が顔を出しました。
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【07】撮影:小林 美子=11時52分
■自由投稿コメント:小林 美子
小海線の車窓から
朝からとてもいい天気
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【08】撮影:伊藤 幸司=11時53分
■自由投稿コメント:
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【09】撮影:伊藤 幸司=11時53分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
野辺山の高原地帯からだと、権現だけが左端に追いやられて、八ヶ岳の中心は赤岳になります。
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【10】撮影:伊藤 幸司=12時01分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
赤岳から横岳を経て硫黄岳までがきちんと見えています。左側は権現岳。南八ヶ岳を東側から一望しています。
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【11】撮影:伊藤 幸司=12時02分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
小海線は千曲川の谷へと下っていきますが、その手前で全容を現すのが左端の男山から右端の天狗山までの楽しい稜線。信濃川上駅から歩いても登れます。
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【12】撮影:伊藤 幸司=12時38分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
12時23分に松原湖駅に着いて、ジャンボタクシーで稲子湯へと登っていきます。フロントグラスの向こうに天狗岳(東天狗)と稲子岳とがそびえ立ってきます。
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【13】撮影:稲葉 和平=12時48分
■自由投稿コメント:
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【14】撮影:伊藤 幸司=13時29分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
稲子湯からの登山道にはしっかりとしたトレースがついていました。最初何度か林道を渡りますが、しだいに登山道らしくなっていきます。
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【15】撮影:伊藤 幸司=13時44分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ここ数年、ふつうのランニングシューズ一足で1年半から2年過ごしています。雪の山では防水ソックス(米国シールスキンズ社)をはきますが、今回はポリ袋をはいて軽アイゼンをつけるというスタイルにしました。
1991〜92年に、テレビ朝日の深夜番組で毎月ミニアウトドア番組をやっていました。その中で冬の北八ヶ岳で山小屋案内をしたのですが、これがそのときに考案した雪用オーバーシューズです。カメラマン+音声さん+助手の若者3人には冬用の装備など支給できないので、ズックにジーパンという服装を冬用登山装備にするために貼るカイロを多用し、ポリ袋で足をガードしたのです。北八ヶ岳は低温なので、雪で濡れる危険も少なく、きわめて有効でした。そのとき、私ももちろん彼らと同じ条件で出演したのですが、今回、25年ぶりに、それを再体験してみたのです。
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【16】撮影:山咲 野の香=13時49分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
最高のお日和。青空に白樺の枝が美しい。
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【17】撮影:伊藤 幸司=14時01分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
私たちは八ヶ岳の東麓から歩き出しました。向かう先に傾き始めた太陽があって、葉を落としたカラマツ林に多彩な印象を加えてくれます。
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【18】撮影:伊藤 幸司=14時09分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
山の中にも、春がどんどん進出してきています。突然冬に逆戻りしたりしながら、やはり春へと進んでいくのがわかります。雪があるぶん歩きやすく、厳しいというよりも、楽しい季節といえます。
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【19】撮影:山咲 野の香=14時19分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
行き先は逆光で一気にモノクロの世界へ。
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【20】撮影:山咲 野の香=14時23分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
こんな道が歩きたかった! 気持ちのいい勾配をひたすら。
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【21】撮影:山咲 野の香=14時24分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
行進六地蔵。6人めは枝影に化けて。
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【22】撮影:山咲 野の香=14時32分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
見上げる天いっぱいの小枝。青空の祝福が末端まで行き渡り、生命力を感じる。
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【23】撮影:稲葉 和平=14時33分
■自由投稿コメント:
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【24】撮影:伊藤 幸司=14時40分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
歩きながら、いつも足跡を観察します。踏み固められた部分がまるで舗装路のように歩きやすいのですが、ボコボコと穴のあいた部分ばかりだったら、そのトレースの信頼性が低くなるばかりでなく、歩く時間がものすごくかかるかもしれません。それよりもなお、道がその先でどうなっているのか、不安を抱えることになります。そういう意味で、これはルンルン気分の道。夏よりはるかに歩きやすい雪道です。
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【25】撮影:稲葉 和平=15時10分
■自由投稿コメント:
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【26】撮影:稲葉 和平=15時11分
■自由投稿コメント:
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【27】撮影:伊藤 幸司=15時11分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
何年前になるでしょうか、このしらびそ小屋は家族経営の民宿のような雰囲気でした。とくに働き者の女将が印象的で、食卓には一升瓶がどんと置かれたりしました。そして新館が建ったのです。
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【28】撮影:伊藤 幸司=15時11分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
本館の屋根を見ると、二階だか中二階があることがわかります。どんな部屋だったか記憶がありませんが、古いタイプの山小屋でした。
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【29】撮影:山咲 野の香=15時14分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
これは私にとって10秒ルールならぬ10分の観賞?! 感傷? に耐えた作品。
しらびそ小屋前。みどり池越しの天狗岳。飛び立とうとする天狗の後ろ姿ということだが…
幼い頃、葡萄棚越しに富士を望む生家の西の縁側。母が「暮らしの手帖」に連載されていた昔話を読み聞かせている。挿し絵が藤城清治の影絵。その影絵の世界が一気に蘇った! モノクロになったことで思いもよらぬ回想スイッチがオンに。
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【30】撮影:稲葉 和平=15時14分
■自由投稿コメント:
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【31】撮影:稲葉 和平=15時14分
■自由投稿コメント:
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【32】撮影:稲葉 和平=15時14分
■自由投稿コメント:
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【33】撮影:稲葉 和平=15時18分
■自由投稿コメント:
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【34】撮影:伊藤 幸司=15時32分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
新館の二階はまさに民宿の気分。窓を開けると天狗岳が正面にあり、目の前には凍結したみどり池があります。ひと風呂浴びてこの窓辺に立てるなら、文句なしの山の宿。ただそれはかなわない山小屋ではありますが。
さてこの写真とほとんど同時に撮影された、山咲野の香さん(35)、小林美子さん(36)、三浦陽子さん(37)、稲葉和平さん(38)の写真が続きます。伊藤と稲葉さんはキヤノンのパワーショットGシリーズという大柄なコンパクトカメラ、女性3人はスマートホンの内蔵カメラです。女性のみなさんがスマホで写真を撮っているのを見ていて、気がついたことがあります。それは撮影中にスマホのディスプレイに見えている写真がものすごく「美しい」のです。最新技術を投入して「写真を美しく見せてくれる」ディスプレイが装着されているからです。私は基本的に「1万円で買えるカメラ」をすすめるのですが、2万円で買えるカメラとの一番大きな差はディスプレイ。撮れる写真以上の差がそこにはあります。そしてスマホのディスプレイは4万円クラスの私たち男性群のカメラよりはるかに上なのです。そういう意味で、撮るのがメッチャ楽しいカメラといえます。
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【35】撮影:山咲 野の香=15時33分
■自由投稿コメント:
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【36】撮影:小林 美子=15時33分
■自由投稿コメント:小林 美子
しらびそ小屋
部屋の窓から
小屋のエントツと煙と天狗山を写したかった。
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【37】撮影:三浦 陽子=15時33分
■自由投稿コメント:
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【38】撮影:稲葉 和平=15時34分
■自由投稿コメント:
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【39】撮影:小林 美子=15時39分
■自由投稿コメント:小林 美子
しらびそ小屋
2階の私達の部屋は
暖かくのんびり
畳にハッキリ影がうつっていたのでバンザイしてみて…から 始まって…
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【40】撮影:小林 美子=15時39分
■自由投稿コメント:
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【41】撮影:小林 美子=15時39分
■自由投稿コメント:
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【42】撮影:稲葉 和平=15時39分
■自由投稿コメント:
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【43】撮影:小林 美子=15時40分
■自由投稿コメント:
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【44】撮影:小林 美子=15時40分
■自由投稿コメント:小林 美子
たくさんの影絵をOさんが
作ってくれた。
子供の頃の遊びを良く覚えていましたね!
楽しい 一時をありがとう
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【45】撮影:稲葉 和平=15時41分
■自由投稿コメント:
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【46】撮影:稲葉 和平=15時41分
■自由投稿コメント:
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【47】撮影:稲葉 和平=15時44分
■自由投稿コメント:
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【48】撮影:伊藤 幸司=15時49分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
部屋に差し込む日射しの暖かさ。写真に見える感じより、私たちはもっと暖かく、もっとうれしく感じていました。実際以上に。
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【49】撮影:伊藤 幸司=17時29分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この日の日没は長野市で17時56分。太陽はすでに山の端に隠れましたが、日没時刻から1時間は無灯火で山を歩けるという可能性を私は信じています。それゆえ、この時間帯の風景には関心があります。
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【50】撮影:稲葉 和平=17時32分
■自由投稿コメント:
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【51】撮影:伊藤 幸司=17時33分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この夕飯、写真だけではどう判断されるかわかりませんが、しらびそ小屋を支えてきたのがこの食事といっていいのでしょう。民宿という感じがここにも出ています。
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【52】撮影:三浦 陽子=18時11分
■自由投稿コメント:
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【53】撮影:山咲 野の香=18時13分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
小屋二階窓から。蒼く暮れなずむ静けさ…うまく撮れなかった。
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【54】撮影:稲葉 和平=18時13分
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【55】撮影:稲葉 和平=18時14分
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【56】撮影:伊藤 幸司=18時16分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
また同じ部屋からの写真ですね。18時11分=三浦さん、18時13分=山咲さん、18時13分と14分=稲葉さん、そして私が18時16分。
第2日
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【57】撮影:稲葉 和平=05時28分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この写真を、前日の18時16分の写真「56」と見比べてみるとおもしろいです。太陽があちらにあるか、こちらにあるかの違いです。
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【58】撮影:伊藤 幸司=05時36分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
質素な朝食ですが、お椀に入っているのは自由に取り分けられるとろろです。タマゴと大根おろしが加えられてちょっとユニーク。リッチな朝食になりました。
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【59】撮影:伊藤 幸司=05時36分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この日は私たち6人と、地元のグループ5人。あちらは山岳救助にかかわる消防隊員などいわゆる専門家たちで、定年退職2人と、新聞記者から医学部学生に転進する将来の女医さんの送り出し記念登山とか。
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【60】撮影:伊藤 幸司=05時58分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この写真は、30分前の「57」と比べて見るとけっこう楽しめます。「発見写真旅」の基本として提案しているのは写真を律儀に「10秒見る」ことですが、2枚の写真をそれぞれ10秒見てみると「パッと見」では気づかなかったいろいろな発見があるかと思います。「写真を旅する」おもしろさを理解していただけるのではないかと思います。
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【61】撮影:伊藤 幸司=06時33分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この日の日の出は長野市で05時55分、日の出約40分後の太陽光が(たぶん雲を通して)やわらかく射してきました。
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【62】撮影:山咲 野の香=06時33分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
朝日に輝く天狗岳。前日の15:14と同じアングルで撮るべきだった。
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【63】撮影:稲葉 和平=06時34分
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【64】撮影:伊藤 幸司=06時59分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
朝日が射してきた気配で振り返りました。
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【65】撮影:山咲 野の香=07時00分
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【66】撮影:山咲 野の香=07時10分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
ともかく今朝も気持ちのいいスタート。好天の雪道。
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【67】撮影:山咲 野の香=07時17分
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【68】撮影:山咲 野の香=07時17分
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【69】撮影:稲葉 和平=07時18分
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【70】撮影:伊藤 幸司=07時21分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
夏の小屋泊まり登山では「日の出1時間前に出発」を計画の基本としていますが、太陽という巨大なライトが刻一刻と移動してくる時間帯は、ほんとうにドラマチックです。
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【71】撮影:山咲 野の香=07時22分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
行く手の難度やいかに?!
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【72】撮影:山咲 野の香=07時23分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
稲子岳を横目に。
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【73】撮影:山咲 野の香=08時26分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
天狗と青空に見とれて。
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【74】撮影:山咲 野の香=08時26分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
峠途中から振り返る。
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【75】撮影:山咲 野の香=08時26分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
この一週間前は10本爪アイゼンとピッケルが必要と書いてあった中山峠。ご覧の通り無事クリア。
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【76】撮影:山咲 野の香=08時36分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
登り人ゆるゆる、峠穏やか、遠き頂き凜然と、
縦走の幸多き予感。
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【77】撮影:稲葉 和平=08時38分
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【78】撮影:稲葉 和平=08時39分
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【79】撮影:稲葉 和平=08時40分
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【80】撮影:稲葉 和平=08時40分
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【81】撮影:山咲 野の香=08時41分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
天狗勇姿。
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【82】撮影:山咲 野の香=08時41分
■自由投稿コメント:
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【83】撮影:稲葉 和平=08時44分
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【84】撮影:伊藤 幸司=08時46分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
中山峠から見る天狗岳の東天狗。山頂の特徴ある突起がだんだん忘れられない風景になってきます。
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【85】撮影:山咲 野の香=08時56分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
再び峠から振り返る。
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【86】撮影:山咲 野の香=08時56分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
東天狗、西天狗、本天狗?!
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【87】撮影:山咲 野の香=08時56分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
再度、勇姿。
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【88】撮影:稲葉 和平=08時56分
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【89】撮影:稲葉 和平=08時56分
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【90】撮影:三浦 陽子=08時57分
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【91】撮影:伊藤 幸司=08時58分
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【92】撮影:伊藤 幸司=08時58分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
08時40分の「79」からこの「92」まで、天狗岳のポートレイト撮影会という感じになりました。この写真はもうちょっとで中山山頂というところです。
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【93】撮影:伊藤 幸司=09時04分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ご存じ荒船山。2月14日に右の経塚山から左の艫岩まで、雪の甲板縦走をしています。その向こうに妙義山も見えています。
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【94】撮影:伊藤 幸司=09時25分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
今日の最高峰・中山(2,496m)への最後の登りです。こういう雪の急斜面だと先頭のメンバーはどんどん元気づきます。登山の気分が横溢してくるのでしょう。私たちは10分後に最後尾の人が先頭に出るというリセット型の交代をするので、無理に歩調を合わせる必要がありません。
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【95】撮影:山咲 野の香=09時28分
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【96】撮影:伊藤 幸司=09時29分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
じつはまだ中山に到着していません。振り返ると浅間山が見えました。2月18日に登った外輪山最高峰の黒斑山も見えますし、高峰温泉からのびる高峰山の稜線も。
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【97】撮影:山咲 野の香=09時29分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
「あの山の中は?」と聞いて「考えて下さい」と怒られる。無知蒙昧なので聞いてます! 浅間連山?
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【98】撮影:小林 美子=09時29分
■自由投稿コメント:小林 美子
写真を見ていたら
アラ! 顔になっている!
誰かのいたずらで…
思わず 微笑んでしまった。
でも こんな遊びをする人
好きだなぁ〜
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【99】撮影:山咲 野の香=09時30分
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【100】撮影:稲葉 和平=09時30分
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【101】撮影:山咲 野の香=09時31分
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【102】撮影:稲葉 和平=09時31分
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【103】撮影:伊藤 幸司=09時32分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
スノーモンスターとはいえないけれど、このように見せられると「ゴジラ」などと思ってくれる人がいるかもしれないという淡い期待で撮りました。恥ずかしながら。
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【104】撮影:山咲 野の香=09時32分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
傑作! 誰かもっとアップで撮ってますよね。
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【105】撮影:稲葉 和平=09時32分
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【106】撮影:伊藤 幸司=09時33分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
中山山頂に鎮座していた雪だるまはちょっと前にすれ違った3人組の仕業にちがいないと直感。黒百合ヒュッテから散歩に来たという身軽な感じが、北八ヶ岳らしい軽さを発散させていました。
初めての雪の山をこういう気分で味わえる人は、ラッキーだと思います。危険な「冬山登山」ではないのです。じつは一度、ここで「10分休憩」をしたことがあります。マイナス10度Cの強風の中で「遭難」への序曲を感じました。しかし登山道を歩き始めると、たちまちその凶暴な風は遮られて、寒さはむしろ心地よいものに変わりました。
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【107】撮影:小林 美子=09時33分
■自由投稿コメント:小林 美子
これも 可愛い 誰かの
いたずら…
小さな雪だるま
手が かわいい
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【108】撮影:稲葉 和平=09時34分
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【109】撮影:伊藤 幸司=09時36分
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【110】撮影:稲葉 和平=09時37分
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【111】撮影:伊藤 幸司=09時38分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
写真「106」で「登山道を歩き始めると、たちまちその凶暴な風は遮られて」と書きましたが、つまりこういうぐあいです。黒い森とそれにまとわりついた雪とが、強烈な北風を防いでくれる。それが、たとえば、これなのです。
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【112】撮影:山咲 野の香=09時38分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
正面中央は御岳山。思い出深い美しの山。鎮魂の思いを込めて。
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【113】撮影:山咲 野の香=09時38分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
北アルプス
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【114】撮影:山咲 野の香=09時38分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
北アルプス
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【115】撮影:稲葉 和平=09時38分
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【116】撮影:稲葉 和平=09時38分
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【117】撮影:伊藤 幸司=09時39分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
この日、槍ヶ岳は右半分が白く塗られて、肉眼では見えにくい状態でした。双眼鏡で確認しましたが、いつもなら黒々とそびえているはずなのに……。見えているのは穂高連峰から槍までの稜線と、その手前の常念岳。中央の大きなくぼみが大キレットで、左に上がると北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳(手前に前穂高岳、奥に西穂高岳)と連なり、右に上がるとだらだらと登って一番高いところにじつは槍の穂がかろうじて写っています。
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【118】撮影:伊藤 幸司=09時39分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これは御嶽山。左端が剣ヶ峰で、小さいながら水蒸気らしき白い噴煙が上がっていました。
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【119】撮影:伊藤 幸司=09時39分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これは中央アルプス。右端の高いピークが木曽の駒ヶ岳で、その左に宝剣岳、そこから下る千畳敷カールがよく見えます。稜線を左手にたどると岩稜のアップダウンを繰り返しながら木曽殿越という鞍部から登り返して、画面左端の枯れ木に重なっているのが空木岳となります。
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【120】撮影:稲葉 和平=09時39分
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【121】撮影:稲葉 和平=09時39分
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【122】撮影:稲葉 和平=09時39分
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【123】撮影:山咲 野の香=09時40分
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【124】撮影:稲葉 和平=09時40分
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【125】撮影:稲葉 和平=09時40分
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【126】撮影:伊藤 幸司=09時41分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
振り返り気味に見ると、南アルプスは北岳が頭を出していました。日本第二位の高峰にして、白根三山と呼ばれる雪多き峰です。
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【127】撮影:山咲 野の香=09時43分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
北アルプス
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【128】撮影:山咲 野の香=09時43分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
御嶽山。雪の大地と雲にはさまれ遠く噴煙をあげる御岳山。
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【129】撮影:山咲 野の香=09時43分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
北アルプス
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【130】撮影:山咲 野の香=09時43分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
北アルプス
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【131】撮影:山咲 野の香=09時43分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
噴煙の御岳山遠望。手前の雪岩との対比。比較的マシに撮れた。
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【132】撮影:三浦 陽子=09時43分
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【133】撮影:稲葉 和平=09時43分
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【134】撮影:稲葉 和平=09時43分
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【135】撮影:稲葉 和平=09時43分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
09時39分の写真「117」からこの「135」(09時43分)までは中山山頂から北西に向かった道がほぼ直角に、北東へと曲がる地点でいっせいに撮影されたものです。はずかしながら、トップに掲げた行動概要の「0945-50……展望休憩(標高約2,470m)」がまさにそれなのですが、カメラの内蔵時計によれば「0939-43」が正しいということになりそうです。訂正しませんが、ごめんなさい。
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【136】撮影:伊藤 幸司=09時54分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
道はまた樹林の中へと潜り込みます。
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【137】撮影:伊藤 幸司=10時20分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
恐らく雪の重みが原因でしょうが、人生をちょっと誤ったこんな木が、時々見られます。どんなときに、どんなふうにして、こんなになってしまうのでしょうか。
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【138】撮影:伊藤 幸司=10時31分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
高見石小屋の脇から高見石に登ると、白駒池を見下ろせます。縦走路はここから丸山経由で麦草峠に下るのですが、トレースがないという山小屋情報によって、いったん白駒池に下ることにしました。
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【139】撮影:山咲 野の香=10時31分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
白駒池と左奥の山は? 鹿島槍方面?
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【140】撮影:三浦 陽子=10時31分
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【141】撮影:伊藤 幸司=10時32分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
高見石から、これからたどる茶臼山と縞枯山を眺めています。わかりにくいですけれど、3つめの山が大岳のようです。
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【142】撮影:伊藤 幸司=10時32分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
写真「138」とほとんど同じ写真を選んでしまいましたが、上方の荒船山がよく見える写真です。
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【143】撮影:山咲 野の香=10時32分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
高見石小屋とOさん。向こうの山塊は?
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【144】撮影:山咲 野の香=10時32分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
高見石から行かなかった丸山方面を見る。
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【145】撮影:伊藤 幸司=10時33分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
高見石から中央アルプスを見ています。右に一番高く見えるのが木曽・駒ヶ岳。画面左に見える深い亀裂が木曽殿越で、登り返したところが空木岳となります。
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【146】撮影:稲葉 和平=10時33分
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【147】撮影:稲葉 和平=10時33分
■自由投稿コメント:
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【148】撮影:山咲 野の香=11時02分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
白駒池氷上を行く女子ふたり。カッコイイ!
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【149】撮影:伊藤 幸司=11時03分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
凍結した白駒池に出ました。先頭の2人をカッコよく撮ってあげたいという お・も・い・や・り。
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【150】撮影:稲葉 和平=11時03分
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【151】撮影:稲葉 和平=11時03分
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【152】撮影:伊藤 幸司=11時06分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
静かです。歩いているときにはあまり意識しませんが、冬の北八ヶ岳の最上の贈り物は静寂かもしれません。
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【153】撮影:伊藤 幸司=11時18分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これが北八ヶ岳の冬の森。とくに白駒池周辺はオオシラビソ(アオモリトドマツ)やトウヒの巨木が並ぶ深い森になっています。
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【154】撮影:稲葉 和平=11時23分
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【155】撮影:伊藤 幸司=11時24分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
森の中をゆったりと歩いていきます。じつはこの道、高見石小屋と青苔荘の荷揚げルートになっていて、スノーモビルやキャタピラー台車がつくってくれた堂々たる雪の舗装路です。
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【156】撮影:稲葉 和平=11時31分
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【157】撮影:稲葉 和平=11時35分
■自由投稿コメント:
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【158】撮影:山咲 野の香=11時45分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
誰が見ても森の怪鳥! 興奮!
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【159】撮影:伊藤 幸司=11時46分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
みんなが騒いでいたので撮ってみましたが、こういうものは見つけたところで、無意識にシャッターを切るのが基本だと思います。こねくりまわすとどんどん懐疑的になってしまいます。
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【160】撮影:伊藤 幸司=11時57分
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【161】撮影:小林 美子=11時59分
■自由投稿コメント:小林 美子
麦草峠
ここでは 絶対食べられると思っていた
さぁ 何を食べようかぁ〜
入り口で
こんな事になっていました
残念!
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【162】撮影:稲葉 和平=11時59分
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【163】撮影:稲葉 和平=12時00分
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【164】撮影:稲葉 和平=12時04分
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【165】撮影:伊藤 幸司=12時20分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
麦草ヒュッテの入口には雪のベンチがつくられていて、その背後にはかまくらが掘られていました。掘ったらかまくらではないとしたら、雪洞ですが。
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【166】撮影:伊藤 幸司=12時22分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
雪洞は寒い夜に、ローソク1本の暖房で酒盛りなどしたら、忘れられない一夜になります。ガスバーナーで鍋などすれば天国です。
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【167】撮影:伊藤 幸司=13時25分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
春になって、樹林に降り積もった雪が最後の最後、ドンと落ちてきます。これなどは登山道の真上にあって、落ちるとだれかに当たりそうな危険物。いたずら心もあって処理しようとしましたが、いまはまだビクともしませんでした。
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【168】撮影:山咲 野の香=13時25分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
傑作を撮りたくて念力を送るも不発。頭上の雪塊動かず。ほら、後ろの彼女もシャッターチャンスを狙ってるのに。
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【169】撮影:伊藤 幸司=13時51分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
茶臼山への登りは、急斜面の一気登りで、逆ルートの場合には絶好のボブスレーコースといえます。登りながら振り返ると、麦草ヒュッテが見えてきました。かつて、この白い雪面はテレマークスキーのメッカと呼ばれるゲレンデでした。
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【170】撮影:伊藤 幸司=13時51分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
前の写真に続いてレンズを上に向けると、天狗岳の奥に、なだらかな硫黄岳がちょこっと見えます。写真中央のおむすび山は赤岳。右に並び立っているのが阿弥陀岳です。
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【171】撮影:伊藤 幸司=13時55分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
急登が終わると、茶臼山の山頂はもう間近。オオシラビソ(アオモリトドマツ)は日本の亜高山帯では代表的な樹種とか。北八ヶ岳はそのオオシラビソが登山道をず〜っと覆ってくれています。
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【172】撮影:山咲 野の香=13時59分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
ソフトクリーム状。モンスターまがいの林間を行きます。
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【173】撮影:山咲 野の香=14時01分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
穂高遠望。
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【174】撮影:山咲 野の香=14時01分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
手前の山並みの雪模様も美しい。
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【175】撮影:伊藤 幸司=14時02分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これは茶臼山の展望台から。南八ヶ岳の展望が開けます。写真「170」より標高が高くなったので天狗岳と硫黄岳の関係がわかりやすくなりました。赤岳から阿弥陀岳への稜線もかろうじて見えていて、右端には権現岳も姿を現しました。
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【176】撮影:山咲 野の香=14時02分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
遠く八ヶ岳。
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【177】撮影:山咲 野の香=14時03分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
中央右、御嶽山。
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【178】撮影:稲葉 和平=14時03分
■自由投稿コメント:
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【179】撮影:稲葉 和平=14時03分
■自由投稿コメント:
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【180】撮影:稲葉 和平=14時03分
■自由投稿コメント:
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【181】撮影:伊藤 幸司=14時04分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ここはだいたい風の強いところで、真冬なら周囲の樹木には霧氷によるエビのしっぽが立派に育っているはずです。そういう意味ではかなり緩んだ雪景色。画面右端に南アルプスが見えています。
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【182】撮影:山咲 野の香=14時04分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
濃淡重なりあう山並みの向こうに御嶽山。合掌
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【183】撮影:山咲 野の香=14時04分
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【184】撮影:小林 美子=14時04分
■自由投稿コメント:小林 美子
ここは
茶臼山展望台
最高の展望でした。
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【185】撮影:稲葉 和平=14時04分
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【186】撮影:稲葉 和平=14時04分
■自由投稿コメント:
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【187】撮影:伊藤 幸司=14時05分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
左が赤岳、右が阿弥陀岳。一眼レフカメラを使っていたときにはここで100〜300mmのズームレンズを出すところですが、望遠レバーをひょいと押すだけで、この程度の超望遠写真が撮れてしまいます。ポケットタイプのカメラもあなどれない時代になりました。
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【188】撮影:山咲 野の香=14時05分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
14:01とほぼ同じ穂高
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【189】撮影:稲葉 和平=14時05分
■自由投稿コメント:
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【190】撮影:稲葉 和平=14時05分
■自由投稿コメント:
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【191】撮影:稲葉 和平=14時05分
■自由投稿コメント:
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【192】撮影:稲葉 和平=14時06分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
茶臼岳天望台から八ヶ岳
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【193】撮影:小林 美子=14時18分
■自由投稿コメント:小林 美子
縞枯山
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【194】撮影:伊藤 幸司=14時41分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
右の斜面は茶臼山。山頂から一度下って、縞枯山へと登り返してきました。ふたたび南八ヶ岳が展望できます。
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【195】撮影:伊藤 幸司=14時57分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
縞枯山の縞模様をつくるのがこの縞枯れ現象。シラビソやオオシラビソの森に限って起こることから特有の天然更新、つまり規則的な世代交代といわれています。縞枯れ部分は毎年1〜2mというスピードで斜面を上昇しているともいわれます。森林のこういう状態を安心して見ていていいのか、ちょっと戸惑います。
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【196】撮影:伊藤 幸司=14時58分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
まるで植林したように縞枯れ部分には新しい木が育っているようです。
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【197】撮影:山咲 野の香=14時58分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
縞枯山から八ヶ岳
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【198】撮影:山咲 野の香=14時58分
■自由投稿コメント:山咲 野の香
縞枯山から穂高連峰遠望
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【199】撮影:稲葉 和平=14時59分
■自由投稿コメント:
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【200】撮影:伊藤 幸司=15時00分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
縞枯山の山頂付近から浅間山を見ると、足元にパラボラアンテナが見えました。調べてみるとJAXAの臼田宇宙空間観測所。直径64mのパラボラアンテナで宇宙探査機との交信を担当しているようです。
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【201】撮影:伊藤 幸司=15時01分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
じつはこれ、縞枯山の山頂を通り越してホンの1分ほど行き過ぎてしまったところ。山頂の標識が雪に埋もれてしまったか、はずれてしまったかで、わかりにくい状態になっていました。同じように登山道をオーバーランしてしまった人がいると、往復の2本の踏み跡が重なるので。それに導かれてまたオーバーランが起こるという状態でした。
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【202】撮影:伊藤 幸司=15時08分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
縞枯山の山頂からの下りはけっこうな急斜面です。今回のメンバーには岩山、雪山、海外の山と登山のエキスパートがいたので、このあたりから下で6本爪のアイゼンでの堅実な歩き方が指導されましたが、私は4本爪の軽アイゼンでテレマークポジション。ストックなしでも快適な雪の状態でした。積雪期、無積雪期、登り、下りいずれにしても自分の歩き方をチェックする絶好の急斜面です。
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【203】撮影:伊藤 幸司=15時28分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
雨池峠から縞枯山荘の前に出て、ロープウェイ駅へと向かいました。
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【204】撮影:稲葉 和平=16時09分
■自由投稿コメント:
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【205】撮影:小林 美子=16時13分
■自由投稿コメント:小林 美子
さぁ
ゲレンデを大滑降
ロープウェイの最終も過ぎた。スキー客はもういないだろう…と思っていたけど
5人程 滑ってきた
私達もびっくりしたけど
スキーの人達はもっとびっくりしただろう。
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【206】撮影:稲葉 和平=16時13分
■自由投稿コメント:
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【207】撮影:小林 美子=16時14分
■自由投稿コメント:小林 美子
この人に
注意されちゃった
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【208】撮影:伊藤 幸司=16時25分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
ここの写真を私は1枚しか出していませんが、基本的に登山者はスキーゲレンデに出てはいけないことになっているのです。私たちは16時00分の最終ゴンドラに乗らずに登山道を下ろうとしたのですが、導入部には標識があるものの、その先がわからなくなっていました。もちろん以前下ったことがあり、ものすごく快適なのでロープウェイには乗りたくないと思うほどなのですが、その入り口がわからなくなっていました。もちろんトレースもないわけで、うかつに下り始めると時間の浪費が夕闇を招きかねません。
最終ゴンドラも下ったということで、おそるおそるゲレンデを下り始めたのです。するとゲレンデの最終確認をしながら下って来たレスキュー隊員の人が下って来て、できれば登山道がゲレンデを横断しているところから登山道に入るようにと注意されたのです。この写真でゲレンデが左に急カーブするところが登山道の横断地点です。
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【209】撮影:稲葉 和平=16時27分
■自由投稿コメント:
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【210】撮影:小林 美子=16時35分
■自由投稿コメント:小林 美子
まぁ
無事に到着
ロープウェイ乗り場が
見えてきました。
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【211】撮影:稲葉 和平=19時01分
■自由投稿コメント:
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【212】撮影:伊藤 幸司=19時03分
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
望岳の湯で入浴後、茅野駅そばのそば屋・更級で特急時間待ちの夕食としました。
今回は6人なのでジャンボタクシーがほしかったのですが、アルピコタクシーの茅野営業所にありました。ロープウェイ山麓駅から望岳の湯に運んでもらい、1時間後に茅野駅までというスケジュールが組めたのです。ジャンボタクシーは運転手の勤務が夕方までという場合が多く、下山時に利用したいときにはいくらか戦略的に考えてみる必要があったりします。
【213】撮影:稲葉 和平=19時04分
■自由投稿コメント:
山の話=軽アイゼンの安全論
しらびそ小屋に泊まると、やっかいな状況が発生していました。中山峠への最後の登りが大雪で軽アイゼンでは登れない……というのです。
そこは以前、深い雪で悪銭苦闘したことがあります。南北八ヶ岳の縦走路の中山峠に北側から登る最後の最後、ほんのひと登りのところが急斜面なのです。
宿にはほかに、地元佐久側のグループがいましたが、彼らは山岳救助隊のメンバーも含むベテラン中のベテラン。「軽アイゼンでは登れないかもね」という意見でした。
冬の北八ヶ岳は特別な技術と装備を持たなくても、白い雪と黒い森、それに抜けるような青い空、加えて凍える冬の風を体験できる特別な山域です。私はここでテレマークスキーやスノーシューで新雪の森にさ迷い込む楽しさを何度となく企画してきました。
たとえばテレマークスキーでは、中高年になってから山歩きを始めた人たちの多くはこれまでの人生でスキーを体験したことのない人たちだということに気づきました。スポーツマン・タイプではない人が多いということにも由来しますが、生まれ育った土地によってはスキーは遠い世界の遊びでした。たとえば昭和20年代に長野県で生まれた人たちの多くはスケートはやってもスキーはやっていないというのが通例だったようです。スキーは都会からやってくる若者の遊びだったというのです。
しかしやはり、冬の北八ヶ岳では「軽アイゼンでの縦走」が王道だと、私は思うようになりました。その軽アイゼンは手のひらにのる「4本爪」などとも呼ばれる軽アイゼンです。
ところが登山用品店にいって「軽アイゼンをください」というと「4本爪は危険です」といわれます。行き先を「北八ヶ岳です」というと、たちまち正義の味方というような確信で「6本爪にしなさい」と強力に指導されるのです。そういうわけですから私の周囲の10年選手、20年選手はとうの昔に「6本爪」になっていて、私に渋い顔をさせているのです。わたしは昔から「6本爪は危険だからやめなさい」と言い続けてきたからです。
軽アイゼンでは登れないかも、と聞いて、私はもちろん、悩みました。明日は戻って、転戦しなければならないかもしれません。本沢温泉まで行ってみるという程度の策しかありませんでしたが。
実際のところ、この日は、行ってみると雪の斜面に完全な雪の階段ができていました。滑落の心配もなく、夏よりもよほど簡単に登ることができました。
つまり、先に歩いた登山者によって道が拓かれるので、よほどの大雪の直後でない限り新雪をラッセルして前進するというようなことは縦走路では考えにくいのです。もしトレースがなければ「無条件に引き返す」という大原則を掲げておけば時間の計算も無雪期と同じ、歩きやすさは無雪期以上というふうに考えておいていいのです。
ただ、北八ヶ岳は夏沢峠以北と考えるのが常識ですが、冬の北八ヶ岳は、私は天狗岳の北の中山峠から蓼科山の北の将軍平までと考えています。
以前、将軍平から蓼科山に登ったことがありましたが、その斜面は手のひらサイズの軽アイゼンで登れはするものの、下りはものすごく難易度が高くなります。危うい感じの人に張り付いて下ろしましたが、最後のところでとうとう滑りました。上からだとケガをする危険がありました。
そのとき私たちに追いついた女性グループはアイゼンをはきましたが。前爪のついた10本爪、12本爪の本格的なアイゼンでした。翻って、今回しらびそ小屋で同宿だった佐久のみなさんも10本爪、12本爪のアイゼンでした。
私の手元には糸の会のメンバーで若い頃北アルプスのあちこちで冬山登山した女性の古いアイゼンがあります。カジタの鍛造アイゼンですが、驚くほど爪の長い6本爪です。その時代に冬山登山をしていたという男性の話を聞いたことがありましたが、北アルプスの稜線からの下りはほとんどグリセードで一気に滑り降りたといいます。
しかし今、きちんとした冬山装備としてのアイゼンは10本爪、12本爪の、つま先に前爪を伸ばしたアイゼンです。そういうアイゼンを使うにはアイゼンと完全に合体できる登山靴も必要になります。そしてもちろんアイゼンは基本的にはピッケルとセットです。本格派のアイゼンは雪や氷の急斜面を登る能力を大幅にアップしてくれますが、下りの安全を担うピッケルを持たないと、かえって危険を招き寄せる結果になります。
じつは私が「6本爪は危険」というときに浮かぶイメージは夏の雪渓です。たとえば鳥海山の雪渓ではかなりの急斜面をトラバースする場面があります。「6本爪」は「4本爪」より安全度は高いのですが、その大きな理由は歩き方が少々乱暴でもつま先側やかかと側で爪が浮きにくいというところにあります。
ちなみに「4本爪」が危険というのは靴底を雪面にフラットに置かないと土踏まずにある爪が浮くのです。だから歩き方をていねいにしないと危険なのです。
さてここで「6本爪が危険」というのと、「4本爪が危険」というのは違う次元での話だとお分かりいただけると思います。前爪のある本格的なアイゼンをつけたいところでは「6本爪が危険」で、6本爪なら通過できるところでも「4本爪だと危険」という意味になります。
なあんだ、グレードの問題じゃないかと思う人もいるでしょう。でもちょっと違うのです。カルチャーセンターの入門編の冬山訓練に加わったことがありますが、一番重要なのは歩き方です。みなさんにはけっこうな金額の冬山装備を購入していただいていますから、それなりの山にお連れするという前提で進めます。そのために、アイゼンをつけたときの登り・下りとトラバースの歩き方はきちんとしなければなりません。難しいのは下りに対応するピッケルの使い方です。滑落停止というやつですが、これはなかなかうまくいきません。というのは危険な急斜面でやるためには失敗をカバーする仕掛けを整えなければならないので、失敗しにくい斜面でかたちだけを体験するということになりがちです。ピッケルをほんとうに使えるように感じるまでの訓練はなかなかできにくいのです。でも冬山装備としてのアイゼン+ピッケルを使うにはそれだけの前提が必要になります。
では私の「4本爪」はどうか。北八ヶ岳の縦走路から天狗岳と蓼科山をはずしていますし、たとえば今回の中山峠のように他人任せのところでは自力突破を最初から考えていません。つまり「4本爪」の安全範囲を(ある意味)プロフェッショナルな判断基準で、かなり真剣に決めているのです。
そういうところでは6本爪は安全なのです。4本爪の人が靴底をフラットに雪面に置くていねいな歩き方を強いられているときに、いつもと同じふつうの歩き方でな〜んの問題もない歩き方をしていられるからです。
じつは、4本爪のアイゼンでそれなりの急斜面を登り降りしてもらうと、その人の歩き方がよくわかります。今回縞枯山の山頂からの急な下りで糸の会のベテラン会員が6本爪+ダブルストックで大騒ぎしていたとき、私は4本爪だけでストックを使わずに、テレマークポジションで気持ちよく下りました。急斜面では重心のコントロールが非常に重要だという大原則がそこでも明らかになりました。
6本爪を安全な道具だと思っている人の多くは、素人考えで使っていると感じます。私は雪のついた山では「4本爪」で歩ける範囲を超えたら、本格的なアイゼン+ピッケルにすべきだと考えます。急斜面の雪渓でトラバースする必要に迫られたら、4本爪で歩けるステップを切るのが私の役目だと考えています。
つまり、雪の山で、雪崩と滑落の危険がない領域に限定して、4本爪の軽アイゼンとダブルストックで歩くと考えるとき、冬期も山小屋がたくさん利用できる北八ヶ岳はパラダイスなのです。
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