発見写真旅・展(43)――2014.8.23 雲ノ平・第5日=鏡平山荘→新穂高温泉(43パワー)
発見写真旅・展(43)――2014.8.23 雲ノ平・第5日=鏡平山荘→新穂高温泉(43パワー)
★糸の会山行[922]雲ノ平・第5日=鏡平山荘→新穂高温泉(43パワー)────2014.8.23
*下り24p→林道下り19p(約5.5km)
2014年夏に糸の会で実施した北アルプスでの雲ノ平横断の旅、その5日目、最終日です。前日のオプションツアーで、当初下山日に予定していた三俣山荘→双六小屋→鏡平山荘分を消化してしまっていたので、最終日も時間的には余裕だらけ。ゆっくり下って新穂高温泉では出発直前のバスに乗り、平湯温泉で入浴+昼食という軽い半日仕事になりました。
もっとも小屋の夜、ものすごい豪雨となり、風もうなって、翌日はずぶぬれで下山する覚悟をしていたのですが、朝になってみれば嘘みたいな天気で、下るに従って昨日までどうしても見えなかった穂高連峰があっけらかんと姿を現して、驚くほど低いながら、西穂高岳やその下のピラミッドピークまで確認することができたのです。
今回の写真出展メンバー(応募順)は以下の6人です。
土屋 千鶴子(6点)
鴻野 卓(1点)
三浦 陽子(3点)
稲葉 和平(4点)
山咲 野の香(5点)
伊藤 幸司(16点)
【01】から始まる本編の写真は提出された写真をシャッフルしてランダムに並べた「仮展示」の状態のままです。この状態ですべての写真を「10秒ずつ」見ていただくと、その中にかならず「動き出す写真」「語り出す写真」があるはずです。
撮影者にとっての「発見写真旅」は撮影現場と写真選びにあって、写真選びでは全ての写真を「10秒見る」という方法を強くすすめてきました。そしてこの展示を見ていただく方にも「10秒見る」ことで「発見写真旅」を体験していただけると考えています。
その後、それぞれの写真に撮影者のキャプション(あらかじめ提出されていました)を加えたので、写真の意図が明らかにされたものも多いかと思います。この段階でも再び「発見写真旅」を楽しんでいただけると思います。
さらに写真サンプルを撮影者別に並べた索引ページも作りました。それによって複数枚セットのテーマ写真の意図も明らかになります。そのサンプル写真をクリックすると展示写真に飛ぶことができます。サンプル写真に戻るにはデリートキー(delete key、削除キー)を押してみてください。
この「発見写真旅・展」では「自由投稿コメント」を募集しています。写真番号をつけてメールでお送りください。順次掲載させていただきますのでよろしくお願いいたします。
撮影:土屋 千鶴子
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【13】 |
【16】 |
【01】 |
【08】 |
【11】 |
【32】 |
【13】穂高の山々が遠くに。
【16】お花が斜面を覆っています。
【01】子孫を残すのに必死です。
【08】うまくぶら下がって。
【11】里の花。
【32】旅の終り。
撮影:鴻野 卓
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【02】 |
【02】小池新道の下り。雲がとれ穂高岳が姿を見せた。さすがに大きな山だ。
撮影:三浦 陽子
【31】前夜、雨と風、雷が。朝には止んだが、早朝は何も見えないくらいもやっていた。だんだん晴れて西穂も見えてきた。
【10】今日は下山。だんだん穂高が遠くなる。
【03】だいぶ下ってきた。西穂もはるか向こうに。
撮影:稲葉 和平
【14】夜の間、激しい雨が屋根をたたき、風もゴーゴーと音を立て、これが明日も続いたら帰れないのではないかと心配するほどだったが、夜明けとともに雨は上がり、ほっとした。あとは新穂高まで帰るだけ、みなさんのんびりと出発。
【22】シモツケソウ(バラ科)。好きな花だけど、お目にかかったのはこの場所での2株だけだった。
【07】ジャコウソウ(シソ科)。似た花はたくさんあるような気がするが、何の花か分からず、ウツギの仲間ではとの意見も出ていたが、図鑑で調べたところジャコウソウで間違いないと思う。
【04】全行程も終わりに近づいたころ、やっと槍ヶ岳の頭が姿を現した。槍ヶ岳に格別の興味があるわけではないが、槍の頭が出ると「北アルプス」と言う気を起させるだけの存在感のある山だ。個人的には槍はどうでもいいのだけれど、最後になって、槍の左側に伸びている稜線、西鎌尾根を歩いてみたいという気持ちが強くなった。
撮影:山咲 野の香
【29】足下の宝石。葉上に1センチ大のクリスタル。もっとのぞけば私自身が映りこみ、全てがこの一滴に凝縮される錯覚に。
【09】こもれびの下の苔。コケの魅力は壮大な小宇宙。いつもそこに太古の森を見るようで。私がこの写真を撮っているところがフォトアルバムにありました。光も苔もイイ感じです。カメラの差? 腕の差? 悔しがる方がアホかって話ですよね。
【19】下るばかりの最終日。どれが西穂? 下界が近づき一抹の寂しさを感じながら。
【05】わさび平への途上。小槍を抱いた、らしくない槍が見送ってくれる。いささかの安堵感。
【23】秩父沢を過ぎ、林道わき。小さいながら水量豊富で、存在感のある滝。終幕間近。にわかに立ち去り難いものを感じた。
撮影:伊藤 幸司――――1/3
【15】5日目は標高約2,300mの鏡平から下って、下って、下る。樹林帯の道では、まず最初にヤグルマソウのパワフルな姿が登場、これがずっと最後まで続くことになった。
【21】これはオオバタケシマラン。赤い実をぶら下げる細い茎が、途中で90度ねじれている。
【26】サンカヨウもここでは幾分お疲れ気味という表情に見えた。
【12】サンカヨウがあればキヌガサソウも。やはり夏の終わりという表情。
【24】キヌガサソウの美しさは白というにはグリーン系というかクリーム系というか、微妙な色合いを混ぜた花びら状のガク(外花被)にある。それがシミだらけの葉色へと変化していく。真ん中の緑のボールの根元からひょろひょろと伸びている茶色の糸は色がすこし濃くなった程度だが、構造的には内花被(花びら)だという。
撮影:伊藤 幸司――――2/3
【20】この日は土曜日。昨日も登ってくる登山者が多かったけれど、今日はもっと多い。徹底的に上り優先で道を譲るのを、10分交代でトップに立つ人にゲーム感覚で楽しんでもらった。昨日鏡平まで下っていたので、時間に余裕があり、すれ違いもけっこう楽しい。
【30】ヤグルマソウがあったので期待していたら良きライバルという感じのハリブキも出現した。
【17】かたちがちょっと整っていないけれど、出てきたのはセンジュガンピ。
【28】さて、この花は何だろう。アリがいたのでとりあえず撮ったのだけれど。
【35】新穂高温泉からこの道を登ってくる人には西鎌尾根から槍ヶ岳に登る人、黒部五郎岳から太郎平小屋を経て折立に下る人が多いようだ。
撮影:伊藤 幸司――――3/3
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【34】 |
【27】 |
【06】 |
【18】 |
【25】 |
【33】 |
【34】槍ヶ岳はこれが最後か。画面左に延びているのが西鎌尾根。私たちのオプションプランでは、昨日槍ヶ岳へ抜けていたかもしれない。
【27】槍ヶ岳から右に連なる穂高連峰も今日はくっきりと見えていた。昨夜ものすごい嵐だったのが嘘のような快晴。画面左隅の一番高いところが奥穂高岳で、そこからゴンゴンゴンと下って画面右端のピークが西穂高岳、そこから下る斜面に独標への途中にあるピラミッドピークがかろうじて突起として写っている。……さようなら。
【06】ここで初めて見たような気がするウツボグサ。
【18】林道に出てから、これも今回のルートで初めて見たような気がするソバナ。
【25】これも林道脇にみたツルアジサイ……だか、イワガラミだか。
【33】標高約1,400m、ワサビ平小屋のあたりは深い樹林に覆われていた。小屋前の水場の沢水はこの森の賜という感じだった。
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【01】撮影:土屋 千鶴子
子孫を残すのに必死です。
■自由投稿コメント:(仮展示中)山咲 野の香
これは、おもしろすぎ! 合わせの着物に、かぼちゃ顔、大五郎をハデにしたようなヘアスタイル……にしか見えない。
一体ナニモノ?
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【02】撮影:鴻野 卓
小池新道の下り。雲がとれ穂高岳が姿を見せた。さすがに大きな山だ。
■自由投稿コメント:(仮展示中)伊藤幸司
行った人にも行かない人にも差し出がましい説明をしておきたいのだけれど、左端の奥穂高岳(3,190m)からダンダンダンと下って、右端のピークが西穂高岳(2,909m)。参加者の皆さんは西穂高岳には登っているけれど「さあ、ピークだ」と思ったら、眼前にみごとな壁がそびえていて、吊り尾根だって見上げる高さだということに腹立たしささえ感じたはずだ。その現実がここにはあまりにもあからさまに写されている。
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【03】撮影:三浦 陽子
だいぶ下ってきた。西穂もはるか向こうに。
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【04】撮影:稲葉 和平
全行程も終わりに近づいたころ、やっと槍ヶ岳の頭が姿を現した。槍ヶ岳に格別の興味があるわけではないが、槍の頭が出ると「北アルプス」と言う気を起させるだけの存在感のある山だ。個人的には槍はどうでもいいのだけれど、最後になって、槍の左側に伸びている稜線、西鎌尾根を歩いてみたいという気持ちが強くなった。
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【05】撮影:山咲 野の香
わさび平への途上。小槍を抱いた、らしくない槍が見送ってくれる。いささかの安堵感。
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【06】撮影:伊藤 幸司
ここで初めて見たような気がするウツボグサ。
■自由投稿コメント:稲葉 和平
ウツボグサですよね?
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
稲葉さん、ありがとうございます。「ウツボグサ」です。老人性なんとかでありもしない名前を書いてしまった……と思って調べてみると、あるんですね、ウツボカズラという食虫植物が。一人歩きしかねない写真キャプションの方を「ウツボグサ」訂正します。ご指摘、ありがとうございます。
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【07】撮影:稲葉 和平
ジャコウソウ(シソ科)。似た花はたくさんあるような気がするが、何の花か分からず、ウツギの仲間ではとの意見も出ていたが、図鑑で調べたところジャコウソウで間違いないと思う。
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【08】撮影:土屋 千鶴子
うまくぶら下がって。
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【09】撮影:山咲 野の香
こもれびの下の苔。コケの魅力は壮大な小宇宙。いつもそこに太古の森を見るようで。
私がこの写真を撮っているところがフォトアルバムにありました。
光も苔もイイ感じです。カメラの差? 腕の差? 悔しがる方がアホかって話ですよね。
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【10】撮影:三浦 陽子
今日は下山。だんだん穂高が遠くなる。
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【11】撮影:土屋 千鶴子
里の花。
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【12】撮影:伊藤 幸司
サンカヨウがあればキヌガサソウも。やはり夏の終わりという表情。
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【13】撮影:土屋 千鶴子
穂高の山々が遠くに。
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【14】撮影:稲葉 和平
夜の間、激しい雨が屋根をたたき、風もゴーゴーと音を立て、これが明日も続いたら帰れないのではないかと心配するほどだったが、夜明けとともに雨は上がり、ほっとした。あとは新穂高まで帰るだけ、みなさんのんびりと出発。
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【15】撮影:伊藤 幸司
5日目は標高約2,300mの鏡平から下って、下って、下る。樹林帯の道では、まず最初にヤグルマソウのパワフルな姿が登場、これがずっと最後まで続くことになった。
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【16】撮影:土屋 千鶴子
お花が斜面を覆っています。
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【17】撮影:伊藤 幸司
かたちがちょっと整っていないけれど、出てきたのはセンジュガンピ。
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【18】撮影:伊藤 幸司
林道に出てから、これも今回のルートで初めて見たような気がするソバナ。
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【19】撮影:山咲 野の香
下るばかりの最終日。どれが西穂? 下界が近づき一抹の寂しさを感じながら。
■自由投稿コメント:(仮展示中)伊藤幸司
下山の気分。山と別れる気分。このまま下っていくと突然下界の生暖かい空気にまとわりつかれるという想像……。
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【20】撮影:伊藤 幸司
この日は土曜日。昨日も登ってくる登山者が多かったけれど、今日はもっと多い。徹底的に上り優先で道を譲るのを、10分交代でトップに立つ人にゲーム感覚で楽しんでもらった。昨日鏡平まで下っていたので、時間に余裕があり、すれ違いもけっこう楽しい。
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【21】撮影:伊藤 幸司
これはオオバタケシマラン。赤い実をぶら下げる細い茎が、途中で90度ねじれている。
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【22】撮影:稲葉 和平
シモツケソウ(バラ科)。好きな花だけど、お目にかかったのはこの場所での2株だけだった。
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【23】撮影:山咲 野の香
秩父沢を過ぎ、林道わき。小さいながら水量豊富で、存在感のある滝。
終幕間近。にわかに立ち去り難いものを感じた。
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【24】撮影:伊藤 幸司
キヌガサソウの美しさは白というにはグリーン系というかクリーム系というか、微妙な色合いを混ぜた花びら状のガク(外花被)にある。それがシミだらけの葉色へと変化していく。真ん中の緑のボールの根元からひょろひょろと伸びている茶色の糸は色がすこし濃くなった程度だが、構造的には内花被(花びら)だという。
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【25】撮影:伊藤 幸司
これも林道脇にみたツルアジサイ……だか、イワガラミだか。
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【26】撮影:伊藤 幸司
サンカヨウもここでは幾分お疲れ気味という表情に見えた。
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【27】撮影:伊藤 幸司
槍ヶ岳から右に連なる穂高連峰も今日はくっきりと見えていた。昨夜ものすごい嵐だったのが嘘のような快晴。画面左隅の一番高いところが奥穂高岳で、そこからゴンゴンゴンと下って画面右端のピークが西穂高岳、そこから下る斜面に独標への途中にあるピラミッドピークがかろうじて突起として写っている。……さようなら。
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【28】撮影:伊藤 幸司
さて、この花は何だろう。アリがいたのでとりあえず撮ったのだけれど。
■自由投稿コメント:伊藤 幸司
これは【07】の写真と同じ花です。したがってミソガワソウと近隣のジャコウソウということになります。
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【29】撮影:山咲 野の香
足下の宝石。葉上に1センチ大のクリスタル。もっとのぞけば私自身が映りこみ、全てが
この一滴に凝縮される錯覚に。
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【30】撮影:伊藤 幸司
ヤグルマソウがあったので期待していたら良きライバルという感じのハリブキも出現した。
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【31】撮影:三浦 陽子
前夜、雨と風、雷が。朝には止んだが、早朝は何も見えないくらいもやっていた。
だんだん晴れて西穂も見えてきた。
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【32】撮影:土屋 千鶴子
旅の終り。
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【33】撮影:伊藤 幸司
標高約1,400m、ワサビ平小屋のあたりは深い樹林に覆われていた。小屋前の水場の沢水はこの森の賜という感じだった。
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【34】撮影:伊藤 幸司
槍ヶ岳はこれが最後か。画面左に延びているのが西鎌尾根。私たちのオプションプランでは、昨日槍ヶ岳へ抜けていたかもしれない。
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【35】撮影:伊藤 幸司
新穂高温泉からこの道を登ってくる人には西鎌尾根から槍ヶ岳に登る人、黒部五郎岳から太郎平小屋を経て折立に下る人が多いようだ。
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