発見写真旅・展(115)――2016.7.26 御前山(69パワー)<b> 発見写真旅・展(115)――2016.7.26 御前山(69パワー)


撮影者別写真索引へ
索引写真をクリックすると展示写真に飛ぶことができます。
戻るにはデリートキー(delete key、削除キー)を押してみてください。

写真先頭【01】へ
撮影者全員の展示写真が撮影時刻順に並んでいます。
写真キャプションもお読みいただけます。
ご覧いただいたみなさんからのコメントはキャプションの後に掲載させていただきます。


★糸の会山行 999 御前山(69パワー)────2016.7.26
*登り38p→下り31p

*6.28の川苔山に続いて、奥多摩で長めの登りを探しました。標高約350mから1,405mまで1,000mの登りを体験しようという計画です。
*ゆっくり登って、軽く下って、がんばらないというところに技術ポイントを設定しました。


7月26日
・0915……小沢バス停を出発(標高約350m)
・0945-50……休憩(標高約550m)
・1030-35……休憩(標高約800m)
・1130-40-45……休憩(標高約1,000m)
・1230-35……休憩(標高約1,200m)
・1300-10……御前山(標高1,405m)
・1320-40……避難小屋でトイレ休憩(標高約850m)
・1545……境橋バス停に到着(標高約400m)


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の1人です。
伊藤 幸司(61点)


このalbumシリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。
(期間を限定せずに)ご覧いただいたみなさんのコメントをお待ちしています。
★メールはこちらへ ito-no-kai@nifty.com

撮影:伊藤 幸司



























▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【01】撮影:09時05分=伊藤 幸司
小沢バス停で出発準備。一般的には服装を整え、準備体操をして歩き出すのでしょう。が、糸の会では遠い昔には何種類かのストレッチをしていましたが「足首回りのストレッチ」だけを各自するように、ということになり、いまではそれもおざなりになっています。
それでいいのか? という批判的な意見が飛んできそうですが「いい」と判断しています。それについての説明はここではしませんが、もしそれが新しいメンバーたちとの山歩きの場合なら、準備運動、しっかりやります。
「運動が問題」だとは思いませんが、身体を動かしてもらうことで、参加者の「人物」を見ます。とくに「要注意人物」を。
それから最後に、バランスを見るために片足立ち系のストレッチングをします。悪い人はもちろん「能力的要注意人物」としてマークする必要があります。そういう運動能力と服装・持ち物とで(いい悪いの判断は保留して)「要注意人物」を特定します。歩き始めからしばらくは目を離さずに、その日のリーダーとしての「心づもり」を固めるのです。
もっと重要なのは、ベテラン風の何人かです。レベルの低いストレッチなど提案されて「フン!」という態度をしている人(たぶん私もそうしそう)がいたら「要注意人物」です。その人自身の安全というよりも、その人が周囲の人に話すようすに、いちおう注意しておきたいと考えます。陰のリーダとなって、私が否定している「山の常識」で周囲を混乱させる危険があるからです。
ここに写っている人たちは「何回?」ではなくて「何百回?」一緒だったかという永いつきあいなので、1回、1回の出発準備に、ビリビリする必要はないのです。
何人かの人は5時、6時から何も食べていないので、すぐに口に入れたがるのですが、私は、できれば山道に入ってから食べたらどうだろう、と考えたりもします。いつものことですが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【02】撮影:09時16分=伊藤 幸司
ここは河岸段丘なのでしょうか、緩やかな斜面が広がって、集落をつくっています。でも山道の始まりはすぐ目の前。奥多摩のありふれた風景というのでしょうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【03】撮影:09時20分=伊藤 幸司
急坂をちょっと登ると集落の上に出ました。里と山との境ははっきりしています。上の方の家々になると自転車で登るのは不可能という急坂になっていたりするので、荷物運搬用のモノレール(ひょっとすると人も乗れるかも)が設置されている家も見るようになりました。中層住宅のエレベーターと同じように、山村集落にモノレールが普及していくのだろうと思います。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【04】撮影:09時20分=伊藤 幸司
集落と山との境界というところにキツネノカミソリがありました。登山道で何度か見ているのですが、この色、なんというのでしょうか。この花はすこし色あせてはいると思いますが、はっきりとした色を標榜しない半端な性格が「狐」なのかもしれません。が、春に球根から芽を出していったん茂った後、お盆頃に花を咲かせるのが通例とか。今日は7月半ば。この時期の花、これでいいのかどうか、わかりません。
それよりも、調べているうちにタヌキノカミソリというのもあると知りました。白にピンク系の筋がひかれて、上品です。見た目はタヌキよりハクビシンという感じですが、見たことありませんね。さらに九州の一部にはムジナノカミソリというのもあるとか。仲間のヒガンバナ(曼珠沙華)と比べるとネーミングにおいて待遇がずいぶん違う感じがします。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【05】撮影:09時31分=伊藤 幸司
集落の背後に広がる山に入って行きます。植林の山で、道は基本的にジグザグです。ただし別の斜面に誘導するときには、ここにあるように、緩やかで永いトラバースになります。登るときには余計な距離を歩かされるという気分にもなりますが、下りでは下降速度が500m〜600m(毎時)、あるいはそれ以上になります。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【06】撮影:09時42分=伊藤 幸司
こういう場面があると手入れがあまり進んでいないのかな、という印象になります。林業の人の問題ではなく、観光行政の領域かもしれないので、この先登山道が荒れている可能性を一応考えの中にいれます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【07】撮影:09時56分=伊藤 幸司
きれいな尾根道に出ました。しかし私にはちょっと変わった風景でした。ひとつは、こういう尾根に取り付くと、片側が自然林になることが多です。もちろん広大な植林地帯のなかの小さな尾根だということですぐに納得ではあるのですが、その左右の山が別の所有権に分かれているのでしょう。中央に残された木は境界木というふうに見えます。これがもっと幅広い空間なら防火帯といえるのでしょうが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【08】撮影:09時56分=伊藤 幸司
技術的なことはよくわかりませんが、植林でありながら、この太さのバラエティはどうでしょう。荒れた林で下克上のドラマを見せられているのとはちょっと違うように思います。意図的にこういう時間差を見せてくれているように思えてなりません。何の理由で?
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【09】撮影:09時58分=伊藤 幸司
太さの違う木が林立していますが、全体として見ると、東北のブナの美林を思い出します。そこでは細い後継樹が「望まれている」というふうに感じるからです。でもここでは、うまい切り出しができるのでしょうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【10】撮影:10時01分=伊藤 幸司
もとより自信はありませんが、ネット上の「キノコ写真一覧」で見ていくと、アカヤマタケが一番近いかな?
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【11】撮影:10時06分=伊藤 幸司
これはもちろん誰なのかわかりません。登山道の脇なので、自殺か他殺か、事故死なのかもわかりません。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【12】撮影:10時08分=伊藤 幸司
里山の登山道の典型的な風景です。人工林と自然林との境界をたどって、独特の緩い傾斜で登っていきます。山仕事をする人たちは30度以上の斜面をダイレクトに登ったり下ったりしているのでしょうが、その仕事場に外来の登山者を招き入れる道は標準的な登山道勾配である約20度を大幅に割り込む緩やかな道になっています。誰がどんな気持ちで造ってくれたのでしょうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【13】撮影:10時19分=伊藤 幸司
だいぶ登ったところに突然畑が現れました、標高600mあたりかと思います。地図で見ると山間の一番奥の湯久保集落から斜面を軽く登ったあたりのようです。標高600mというのはたぶん、農村としてはそのままでは立ちゆかない気候条件になるので、集落があれば林業主体の古い村だったと考えます。……ただ、第二次大戦後、500万人以上といわれる引き揚げ者が全国に「開拓地」を拓きました。首都圏の山でも、標高600mあたりにはその痕跡がいろいろ残っています。この畑などもそういう目で見るとドンピシャの元開拓地的存在です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【14】撮影:10時25分=伊藤 幸司
テングダケの雰囲気ですが、同じようなキノコがいろいろあるんですね。ここには若いキノコも写っているのですぐに確定できるかと思ったら……やはりシロウトには高い壁です。似たようなキノコが、この段階でもたくさんあります。軽々しくいえばキウロコテングタケかもしれません。ひっくり返して見ればわかるかもしれませんが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【15】撮影:10時26分=伊藤 幸司
ピントが外れているのでよくわからないけれど、「柄がねじれている」というふうに見えます。キイボカサタケではないかと思われます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【16】撮影:10時27分=伊藤 幸司
シロオニタケという感じがします。近い仲間がいろいろあるようなので、深入りはしたくないという感じですが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【17】撮影:10時32分=伊藤 幸司
稜線に大きな岩が出てきました。ようやく御前山の本体にたどり着いたという感じになりました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【18】撮影:10時41分=伊藤 幸司
尾根が自然林になったと思ったのに、また人工林です。奥多摩は広大な林業地帯だと痛感させられます。もっとも奥多摩山地では自然林の多くは過去に薪炭林として利用され、その後放置された天然性二次林だそうですから、山域の全てが林業の対象だったと考えていいようです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【19】撮影:10時44分=伊藤 幸司
奥多摩の人工林は東京都が山林所有者と協定を結んで、荒廃しているスギ・ヒノキの人工林については都が費用を負担して、25年間に2回間伐を行っているそうです。この道筋に森林組合の施行状況が立派な看板で示されていましたが、そのような間伐作業だったのでしょう。その森林の保有形態は、私有林59%、都有林38%、町有林3%となっており、人工林率は約50%で、樹種構成はスギ64%、ヒノキ25%とか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【20】撮影:10時51分=伊藤 幸司
この写真だけではわかりませんが、ネットで見てみると、キリンタケ、コガネテングダケ、テングダケ、テングダケダマシなどという名前が上がってきました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【21】撮影:10時55分=伊藤 幸司
この色のキノコを探していると、コムラサキシメジ、ヤブレベニタケといった候補があがってきました。しかし探索はやめます。下からの盗撮みたいな写真がないと、けっきょく決着がつかないような気がします。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【22】撮影:11時14分=伊藤 幸司
タマゴダケがありました。これに白いイボが散りばめられていたら猛毒のベニテングダケですが、タマゴダケはヨーロッパで好まれるおいしいキノコとか。身が崩れやすいとかで市場に出ないそうですが、焼くと「うまみがある」とか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【23】撮影:11時15分=伊藤 幸司
なぜこれがタマゴダケと名づけられているかというと、根元にわずかに見える白い皮が全体を覆っていて、まるで鶏卵。ときにはみごとなボイルドエッグなのです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【24】撮影:11時16分=伊藤 幸司
白いキノコで似たものがないかといろいろ探していたらホンシメジ……だったらいいなということになりました。開く前のものがあったらもっとはっきりするのですが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【25】撮影:11時35分=伊藤 幸司
歩き出して約2時間後の休憩です。登山口から標高差約700mを登って標高約1,000mの地点です。私の地図には「1130-40-45」と書かれています。
とにかくここで「10分休憩」と決めたのです。糸の会では基本的に昼食休憩はありません。「5分休憩」で水分をとり(最近はそれより細かく「水のみ休憩」を挟むのがみなさんの通例になっています)「10分休憩」でなにか一口(菓子パン1個とかおにぎり1個)食べることにしています。エネルギー補給ですが、ここでの休憩は今日の登りでは重要なものになると感じて、おしゃべりも含めた「5分延長」としたのです。標高差はあと400mほど。登りの山場は過ぎていますから、気分をリフレッシュするほうがいい。花も展望もない登りでしたから。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【26】撮影:11時56分=伊藤 幸司
まだまだ人工林の山です。このあたりでは人工林が比較的「きれい」なのが救いです。黙々と登るしかありません。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【27】撮影:12時02分=伊藤 幸司
こういう破綻があるとけっこう気持ちが切り替わります。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【28】撮影:12時06分=伊藤 幸司
植えられた木は太さで年齢がわかるはずだと思って見ています。じつは自分でわかるわけではないのですが、そう値踏みしてしまっています。ところがこういう木があると、とたんに想像の桁が跳ね上がります。100年からのマイナスか、プラスか、みたいに。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【29】撮影:12時09分=伊藤 幸司
こういう林をなんと表現したらいいのかわかりませんが、かなりしっかりと太陽光が降り注ぐらしく、健全な下草が広がっています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【30】撮影:12時11分=伊藤 幸司
下草の中にはこれもありました。花がなくても一発でわかるカメバヒキオコシ。花は私などにはシソ科の花という以上には見えませんから、この亀の尻尾で判断できるこの草しか確信をもてないのです。でも「ヒキオコシ」というのは弘法大師伝説のひとつで山に倒れていた行者にこの青汁を含ませて助けたとのこと。生薬にいろいろ使われているのがヒキオコシの仲間で、病人を「引き起こす薬草」という意味とか。「引き起こす」という意味が私にはピンとこないところがありますが、別名の「延命草」には消化不良、腹痛などに対する効用があり、さらには抗がん作用まであるそうです。そういう目で見ると、この尻尾、元気に振られているように見えてきます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【31】撮影:12時19分=伊藤 幸司
このあたりからちょっと林は薄汚くなりました。やはり枝打ちをしているかしていないかで、印象がガラリと変わるようです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【32】撮影:12時44分=伊藤 幸司
なんとなく、単純な登り道が終わった気分。山頂への最後の詰めに入ったと感じます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【33】撮影:12時45分=伊藤 幸司
人工林から抜け出ると花がありました。ヤマホタルブクロです。花は濃い紅紫系で、ときに白色、ガク片はやや幅広の三角形で、ホタルブクロだと花は白色で、ときに赤紫、ガク片は細くとがっているという点が大きく違うとか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【34】撮影:12時45分=伊藤 幸司
花弁状のガク片である装飾花が白の場合、ヤマアジサイとガクウツギの区別がつきませんでした。でも知ってしまえば簡単で、装飾花が4枚ならヤマアジサイ、3枚ならガクウツギ。ヤマアジサイなら白のほかにさまざまな色の競演となります。さてこれは装飾花が4枚なのか、3枚なのか……ですが、ヤマアジサイです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【35】撮影:13時07分=伊藤 幸司
紅葉樹を見上げています。こういう気分がず〜っとありませんでした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【36】撮影:13時09分=伊藤 幸司
これが山頂。標高差約1,050mを約4時間で登りました。休憩も含めてですが、時速約250m(高度)ということになりました。糸の会流のパワー計算では38パワー。毎時8パワーとして約5時間と見積もっていましたから登りでおつりがもらえたのは立派でした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【37】撮影:13時44分=伊藤 幸司
軽い雨でしたが、その中を登ってきたので、避難小屋でゆっくりしました。それも中へ入らずに、ベンチでいいという程度。トイレがあったのでゆっくりと休みました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【38】撮影:14時01分=伊藤 幸司
今日のメインは「標高差1,000mの登り」でしたから、下りは軽くしました。夏の赤石岳、笠ヶ岳への参加を考えている人に自分の力を感じてもらおうという企画。いわゆる「強化」というより「馴化」でしょうか。無理をする必要はないのです。自分の頭が自分の身体を信じていれば、頭が想定していることよりもひとまわり大きなことぐらいは身体がちゃんとやってくれます。
このあたりは春に登ってくるとカタクリの出現に気分が高まるところです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【39】撮影:14時01分=伊藤 幸司
ヒキガエル科ヒキガエル属のアズマヒキガエルです。西日本のニホンヒキガエルと東日本のアズマヒキガエルが領土を二分しています。ヒキガエルもガマガエルも同じで、四六のガマもただのガマガエルとか。ときどき登山道の水たまりに、驚くほど大量の卵だったり、オタマジャクシだったりがうごめいているのを見て、干上がったらどうするの? と親の不注意を叱りたい気持ちになるのですが、水が必要なのはその時だけとか。都会の庭にも住み着いていますが、同様に登山道の脇にもいます。どんな日常生活を送っているのかはまだ調べていませんが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【40】撮影:14時04分=伊藤 幸司
へんな白いキノコ。面倒くさいので、調べません。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【41】撮影:14時12分=伊藤 幸司
ちょっと変わった花が咲いていました。いつも失敗しているので、この、特徴のある葉っぱを撮っておきました。結果的に「はさみ型」という葉っぱだと知りました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【42】撮影:14時12分=伊藤 幸司
この花の名前を知りたいと、ネット上でいろいろやってみました。図鑑もペラペラとめくってみましたが、アタリがありません。
しかし見たことはあるのです。三頭山の三頭大滝の落ち口でずいぶん長い時間ゆったりと休憩したことがあるのですが、そこにこの花がたくさん咲いていました。たしかそのとき、名前がわかってうれしかったということまで覚えています。
しかしネットで「三頭山の花」を見ても出てきません。「白い花」でも見つからない。諦めていたのですが、最後の最後、その時持参した計画書にこの花の名前がメモされているかもしれないと思って引き出してみたのです。あの日の休憩は水遊びつきでしたから覚えています。2002年7月23日の東武カルチュアスクール(超入門山歩き)でした。その中のひとり、Kさんがここにも参加しています。この花見つけたでしょうか。……で、しわくちゃになった計画書の片隅に「ギンバイソウ」とありました。念のためネットで「三頭山のギンバイソウ」としてみましたが、この花に触れている記述はほとんどないのですね。
ちなみに三頭山と御前山は「奥多摩三山」としてはお隣さんです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【43】撮影:14時15分=伊藤 幸司
これは有名なカツラの木。有名かどうかはわかりませんが、珍しくちゃんとした立て札があって「日本各地の日当たりのよい谷間」に生えると解説されています。かならずしも名木ではないようですが、このルートを歩いた人には記憶されている有名木ではあるはずです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【44】撮影:14時15分=伊藤 幸司
すごい個性的な道、といえます。「ここは道幅いっぱいのジグザグ」と設計図かなにかで指示されてミニユンボ(小型のショベルカー)なんかで規則的に造った道、というふうに感じました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【45】撮影:14時30分=伊藤 幸司
遊園地の道みたいに感じます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【46】撮影:14時35分=伊藤 幸司
じつはカツラの木のあたりまで林道があって、そちらからも下れるのですが、道選びの権限のある「トップ」が登山道を選びました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【47】撮影:14時45分=伊藤 幸司
栃寄の大滝の展望広場の一角にあるあずまや。雨宿りがあってありがたいという気分だったので、ここで10分休憩としました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【48】撮影:14時54分=伊藤 幸司
栃寄沢へと下るつもりが、通行止めになっていました。ここに拠点をおいて伐採作業をしているので、頭上の危険から登山道を閉鎖したようです。やむなく、私たちはあまり歩きたくない林道を下ります。
あとでネットで見ると、今年度(2016年4月〜17年3月)森林伐採のため日曜日以外登山道通行止め、とありました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【49】撮影:14時55分=伊藤 幸司
下りの最後、林道に出るといつもこんな気分です。それが1時間以内ならみなさん、まあ我慢していただけるのですが、それを越したら「下りが長かった」などとやんわりとお叱りを受けます。だらだらと歩くと足を痛めます。きちんと歩くにはそれなりの緊張感が必要です。林道歩き、それも下りはなかなかのくせ者というべきです。今回はやむなく林道歩きが長くなったので、しょうがない……わけですが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【50】撮影:15時01分=伊藤 幸司
さすが舗装された林道沿いですから、手入れの行き届いた人工林になっています。でもこの大小不揃い感。奥多摩で見るのはたいてい皆伐です。太い木だけを抜き切りするようなところもあるのでしょうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【51】撮影:15時10分=伊藤 幸司
道端にヤマアジサイの群落がありました。これは白。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【52】撮影:15時11分=伊藤 幸司
ヤマアジサイ。これはピンク系の総絞りという雰囲気。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【53】撮影:15時12分=伊藤 幸司
紫が一番オーソドックスなのでしょうか。これもヤマアジサイ。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【54】撮影:15時14分=伊藤 幸司
これは栃寄集落にある「栃寄森の家」。「奥多摩都民の森」の活動拠点とか。定員30名の宿泊施設となっているそうなので、都の施設ならけっこういいかも。トイレを借りたことはあるかもしれないけれど、いつも横目で見てきました。向かいのそば屋「とちより亭」は営業時間中にここを通ったことがないうちに閉じてしまったようです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【55】撮影:15時47分=伊藤 幸司
橋の上にバス停のある境橋から下流を見ています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【56】撮影:15時57分=伊藤 幸司
境橋から上流を見ています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【57】撮影:16時00分=伊藤 幸司
境橋から下の流れを見ています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【58】撮影:16時01分=伊藤 幸司
境橋から上流側。さっきまで見えていた風景が、濃い霧に覆い隠されてしまいました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【59】撮影:16時01分=伊藤 幸司
境橋から上流側。霧が薄くなったので、その瞬間うれしくて、シャッターを切っています。とくに何を撮りたいというのではありませんが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【60】撮影:16時39分=伊藤 幸司
橋の上から見上げると鳥がいました。翼のところに白い模様が見えるような気がしますが、定かではありません。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【61】撮影:18時47分=伊藤 幸司
奥多摩駅からもえぎの湯に行く機会がほとんどなくなりました。青梅線の奥多摩〜青梅の列車本数が少ないので、どうしても青梅まで出ておきたいということで、昔は銭湯の「青梅温泉」、その後はかんぽの宿青梅あたりに通っていましたが、最近は河辺(かべ)温泉・梅の湯ばかりです。駅前ということと、食事がいいということ、立川方面への電車が「待っていれば来る」状態で、東京行きもあるからです。

★先頭ページに戻ります

★ホームページのトビラに戻ります