発見写真旅・展(94)――2015.12.22 杓子山(44パワー) 発見写真旅・展(94)――2015.12.22 杓子山(44パワー)

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撮影者全員の展示写真が撮影時刻順に並んでいます。
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ご覧いただいたみなさんからのコメントはキャプションの後に掲載させていただきます。


★糸の会山行 978 杓子山(44パワー)────2015.12.22
*登り18p→稜線11p→下り15p

*雪山展望シリーズの最初の方に、富士山を入れるのは安全パイだと思いました。軽い日帰りで、雪山と対面し、かつ寒さで冬の到来も実感できる……。杓子山は富士山のかぶりつきに位置する小さな山ですが、標高は1,598m。丹沢の最高峰・蛭ヶ岳(1,673m)と比べても遜色ない高さです。富士山に吹き始める北西からのジェット気流がこの山に影響を与えるかどうか、そういう期待も含めて、計画しました。
*冬型の気圧配置であれば、太平洋側は晴れ。富士山は紺碧の空に白く輝いているはずです。その1日の一部始終をご覧ください。


12月22日
・1024……忍野八海(標高928m)を出発
・1045-50……鳥居地トンネル上で休憩(標高約950m)
・1105……鳥居地峠(標高約1,000m)
・1125-45……展望休憩(標高約1,100m)
・1220-25……高座山山頂(標高1,304m)
・1315……林道終点=杓子山登山道(標高約1,250m)
・1400-20……杓子山山頂(標高1,598m)
・1450-55……林道途中で休憩(標高約1,300m)
・1530……不動湯到着(標高約950m)
*行動時刻は概数です


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の5人です。
矢野 博子(18点)
稲葉 和平(22点)
山咲 野の香(32点)
佐藤 時子(1点)
伊藤 幸司(27点)


このalbumシリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。
(期間を限定せずに)ご覧いただいたみなさんのコメントをお待ちしています。
★メールはこちらへ ito-no-kai@nifty.com

撮影:矢野 博子








撮影:稲葉 和平










撮影:山咲 野の香














撮影:佐藤 時子


撮影:伊藤 幸司













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【01】撮影:09時18分=矢野 博子
富士急の車窓からの朝日の当たる富士山。富士山が良く見えるこの区間は スピードを落としてくれるので大喜び。車内でシャッターを夢中で切っているのは 我ら位。地元乗客民は スマホに夢中だった。
■コメント:2016.1.20=伊藤 幸司
糸の会で山に出かけるときに、この発見写真旅を楽しんでくれる人は、じつはあまり多くないのです。もともと参加者数が少ないので、正直にいえばごく少数です。
矢野さんはその中で、限られた撮影チャンスにカメラを取り出す特別なメンバーのひとりです。往路の車窓でも写真を撮ることを考えているのですから。
じつは2万円という予算額で購入した矢野さんのカメラの望遠レンズがなかなかいい、と気づいて、私はそのシリーズの中古カメラを購入してみたのです。
ここでは矢野さんがキヤノン・パワーショットのSX710HS(2015年)、私のがSX130IS(2010年)で矢野さんのが30倍望遠、私のが12倍望遠です。広角側は35mm判換算で矢野さんのが25mm、私のが28mmと、じつは性能的に一ランクちがうのです。
写真の写り具合については同じ富士山を撮っている場面がありますから(まあ)同等といえるでしょう。でも、ひと時代前から見たら、どちらも格安かつ夢のカメラです。登山道から一歩も外れないという私たちの行動原則の中で、小さな花を撮るには、まさに理想のカメラです。
また、今回は稲葉さんが最近いろいろ考えて購入したSONY-RX100とiPhone6の撮り比べをしていますが、スマホの進化はものすごいと感じます。スマホでの撮影に問題を感じてカメラの購入(と持ち歩き負担)を考えている人には、どううつるでしょうか。
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【02】撮影:09時18分=山咲 野の香
富士急車窓から。見事な裾野。富士に迎え入れられた気分。
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【03】撮影:09時21分=山咲 野の香
富士山駅、ホームベンチから。唐突に! 日常の富士。
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【04】撮影:09時21分=山咲 野の香
少ない雪で複雑な山ひだが際立つ。人家と木々の背後にヌッと。張りぼて風富士。
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【05】撮影:09時22分=伊藤 幸司
富士山駅(旧・富士吉田駅)のホームは板張りだということがこの写真でわかります……が、その部分に置かれているこのイスはもちろん富士急行に乗車した人に対する心温まるサービス。
……ですが、ここはひとつ、たとえば奥多摩・浅間尾根の浅間嶺(903m)山頂から御前山を見るのぞき眼鏡のように、穴を開けた板などをそれぞれのイスの前に立てておいていただきたい。富士山の五合目以下に並んでいる雑物の存在を許してまで富士山を見せられたいとは思わないからです。むしろ三ッ峠駅あたりからここまでの車窓で富士山をもっと楽しめるように、小さな工夫などしていただきたい……とも思いました。
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【06】撮影:09時27分=矢野 博子
富士山駅6Fの展望台からの富士。何か 期待できるスタート。斜めに切り込まれている登山道が はっきりと見える。
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【07】撮影:09時30分=稲葉 和平
まずは富士山駅の屋上展望台から
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【08】撮影:09時30分=矢野 博子
6Fの展望台はかなり広く気分が良かった。遠くでカメラを構えるのは I氏。
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【09】撮影:09時30分=山咲 野の香
駅上の展望テラスから。ジグザグの登山道が痛々しい。
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【10】撮影:09時31分=稲葉 和平
この時期にしては雪が少ないのがちょっと残念
■コメント:2016.1.21=稲葉 和平
「富士山」の写真に余分な建物が入らないように若干ズームアップ。SONY-RX100で撮影。
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【11】撮影:09時31分=稲葉 和平
穏やかな天候とは言えやはり富士山の中腹から上は雪煙がはっきり、iPhone6
■コメント:2016.1.21=稲葉 和平
デジカメとスマホの写真を比較するため、iPhone6で(10)とほぼ同じようにズームアップして撮った写真。
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【12】撮影:09時31分=山咲 野の香
日本人なら子どもでも形を書ける富士。手前の街と違和感なく身の丈の富士を感じる。
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【13】撮影:09時32分=稲葉 和平
■コメント:2016.1.21=稲葉 和平
SONYのデジカメでさらにズームアップ。
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【14】撮影:09時32分=稲葉 和平
■コメント:2016.1.21=稲葉 和平
ゴメンナサイ、スマホの写真を選んだつもりだったのですが(13)と同じデジカメの写真でした。
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【15】撮影:09時32分=山咲 野の香
ウソのない距離感がしっくりくる。これは裾野というより翼のようだ。
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【16】撮影:09時32分=山咲 野の香
湖でもなく、海でもなく、樹海でもなく、町を抱く富士。もイイかな。
こっちは右往左往しながらあれこれ考えても、向こうは何も考えてないね!
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【17】撮影:09時39分=矢野 博子
少し前までは 富士吉田駅 という駅名だったけど 富士山駅と改名。立派な駅ビルになっている。富士吉田という名前に私は 馴染みがあるので この新駅名にはまだ違和感がある。
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【18】撮影:10時05分=稲葉 和平
忍野八海の池の水はやはりキレイ
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【19】撮影:10時06分=伊藤 幸司
(千葉発の特急あずさを基本にしている計画なので)うまい時間にバスがなく、かつ私たち10人に対して乗客5人乗りの車をわざわざ出してくれたので、タクシーで忍野八海まで直行しました。8つの池の中心的存在がこの湧池。いちおう、一列縦隊で8つのうち7つの池を巡ってみました。
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【20】撮影:10時06分=稲葉 和平
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【21】撮影:10時06分=山咲 野の香
忍野八海、シンボルの湧池。思ったより藻が多い? 屋根の右上は杓子山方面。
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【22】撮影:10時12分=山咲 野の香
小川の向こうにはぱらぱらと皆さんの姿。忍野八海でのマイベスト。
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【23】撮影:10時17分=稲葉 和平
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【24】撮影:10時18分=矢野 博子
山中湖には 頻繁に訪れていたが 近くにある 忍野八海には 行った事がなかった。きれいな透明な水が印象的だった。
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【25】撮影:10時18分=矢野 博子
よくカレンダーで見る忍野八海からの富士。成程 絵になりそうな風景だ。外国からのツアー客が大勢来ていた。
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【26】撮影:10時20分=伊藤 幸司
富士山で地下にしみ込んだ地下水が山麓でわき上がって富士五湖ができているわけですが、忍野八海はその極小・分散タイプ。黒く見える魚は基本的にはニジマスのようですが、ブラウントラウト、イワナ、ブルックトラウトなども見られるとか。黄色い魚は色素が欠落したアルビノのニジマスとか。飼育用淡水魚のカタログには「黄マス(ニジマスの黄化個体)」とありました。緋鯉と同様の分類かと思います。
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【27】撮影:10時20分=稲葉 和平
池の水の透明度の高さ空の青さを、鯉と水面に映る人影で表そうと狙ったのだけど、虻蜂取らずに終わりました
■コメント:2016.1.20=伊藤 幸司
私はこの写真にものすごく惹かれます。「虻蜂取らず」がなんとも楽しいと感じます。
私が提唱しているように「10秒見続ける」と、魚が泳ぎ始めます。人と空と水面の重なりの中で、向こう岸に立っているひとりひとりの素性を見極めたいというような凝視をしていたりします。岸辺を道路に上がろうとしている男性がいることも「発見」します。池の中の樹影に対して枝振りをたどっていたりもします。
こういう「虻蜂取らず」は「画面の整理」だとか「効果的なトリミング」だとかに価値をおく「写真技術」においてはマイナスでしょうが、私はこういう瞬間を(反射的に、あるいは頭を使わずに)捕らえた「写真センス」に価値を認めます。稲葉さんはどちらかといえば理知的にファインダーを覗きたいと考えているようです。出会い頭に(考えずに)シャッターを切って「虻蜂取らず」だと感じる写真を律儀に「10秒ずつ」見てください。それが写真が見せてくれる稲葉さんの実像です。それを受け入れるところから写真のおもしろさを見つけていただきたいと切望します。
それと、じつはこの写真、プロが撮ったのであれば極めて挑戦的です。トリミングできないのです。ちなみに紙を手にして、上からゆっくり画面を覆ってみてください。土手をあるいている人の頭を切ると、写真がガラッと変わります。切るとすれば水面あたりまでですね。でも映像主義の薄っぺらさが出てしまう。脇役のカット写真になってしまいます。
画面の下は「黄マス」を切ってしまうと動きがなくなって、これもサブ的なカット写真に脱落します。
左右からのトリミングは「タテ位置に」というやむを得ない要求がないかぎり、切れば切っただけマイナスと考えます。
じつは写真愛好家のみなさんは撮影時のフレーミングや仕上げ時のトリミングによって写真を「最高の状態」にしようと苦労されているようですが、編集の世界で求めるプロの写真では、通常好き勝手に切り刻むのが常識です。いいデザイナーはもちろん写真の力を失わないよう、できればアップするようデザインしますが、力のないデザイナーだと紙面サイズや写真スペースに圧迫されて単なるレイアウトになってしまいます。いずれにしても受け取った写真はトリミングを前提に使うのです。ですからこの写真を受け取った場合、基本的にはそのまま使うか、使わないかという二者択一の可能性が多いかと思います。その意味では確かに「虻蜂取らず」の写真ともいえます。
この写真がうまくはまらない場合、編集者の立場として私なら二つの方向で可能性を探ります。ひとつは上半分だけの「ふつうのカット写真」としてどこかに潜り込ませておきたい。それから撮影者の名前を覚えておいて、次のチャンスに活かしたい……と。
昔私は日本で一番規模の大きかった写真エージェントに出かけて、写真運びのアシスタントをつけてもらって、1日8時間で1週間というような写真選びの仕事を何セットもしたことがあります。毎日新聞社の大型写真集の仕事で「見繕って持ってきて」と頼むのが常道ではあったのですが、自分自身、肉体労働としての作業はとても楽しかった。そしてプロカメラマンが競い合って、同じような写真が次から次へと出てくるときにも、けっきょく数人の「プロ中のプロ」を写真セレクトのなかから確認することができました。日本の風景写真における「エージェントプロ」の競演を「仕事」というかたちで堪能させてもらいました。
そのときのプロ中のベストプロが森田敏隆さん。エージェントプロとしては当時売り上げナンバーワンとして知られていたそうですが、1984年(昭和59)ごろにデザイナーの熊谷博人さんと出会います。その頃熊谷さんは朝日新聞社や毎日新聞社の豪華写真集のデザインを多く手がけており、また山岳写真家の白籏史朗さんの作品をほとんど手がけていました。その熊谷さんが毎日新聞社の美術出版部に紹介。ちょうどB4判の大型写真集が売れなくなってきたこともあり、国立公園制定50周年という名目で廉価版の写真集「日本国立公園」(全4巻)を刊行することになったのです。それ以降の風景写真集によって毎日新聞社の美術出版はしばらく生き延びることになり、私はそのチームに加わったのです。
1点の写真が周囲をうならせることも醍醐味ですが、写真によって撮影者の存在を感じさせるという方を私は重視します。
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【28】撮影:10時20分=山咲 野の香
再び湧池。さすが湖面に映る人がくっきり。
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【29】撮影:10時22分=伊藤 幸司
結局、最初の湧池と隣りの中池のところが八海の中心。中池は人工的に掘った湧水だそうで、八海の数には加えられていないそうですが、確実に中心的存在だと思わせます。
今回は雪山展望シリーズですから、まずは忍野から白く輝く富士山を(まだ美しい時間帯のうちに)見ておきたかったという作戦。ほとんど中国人観光客のなかをザックを背負った日本人が一列縦隊で突撃していく気恥ずかしさをみなさん感じていたようですが、まあ、企画者としてはこの一枚が撮れればオッケイ! というところ。
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【30】撮影:10時22分=稲葉 和平
観光シーズンの忍野八海からの富士山!、SONY-RX100で撮影
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【31】撮影:10時22分=稲葉 和平
おなじく、iPhone6の写真、こちらの方が色鮮やかな感じ
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【32】撮影:10時22分=稲葉 和平
iPhone6でズームアップ
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【33】撮影:10時22分=山咲 野の香
中池。個人所有!
以前に来た時は雑然とした土産物屋が悪印象だったが、建物が古民家風に統一されて落ち着いていた。
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【34】撮影:10時24分=山咲 野の香
鏡池。池の水が濁っているため、逆富士がくっきりと映るという。
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【35】撮影:10時34分=稲葉 和平
杓子山に向かう農道から
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【36】撮影:10時38分=矢野 博子
いよいよ本日の主役の登場。いよいよと言っても 今日は朝から私たちを迎えていてくれた。富士を背中に どんどんと登って行く。
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【37】撮影:10時40分=矢野 博子
枯れススキの向こうに富士山。富士には 何でも合う気がする。
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【38】撮影:10時42分=稲葉 和平
■コメント:2016.1.21=稲葉 和平
このススキの位置からの写真、後ろのキャンピングカーが写らないように苦労したのですが、もう一工夫足りなかったようです。みなさん上手に撮っていますね。
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【39】撮影:10時42分=山咲 野の香
月見草ばかりが似合うわけではない。ゆれるススキも立派に富士と相対峙。富士の袂のように見える左手の雲がどう育っていくか、気になる。
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【40】撮影:10時43分=佐藤 時子
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【41】撮影:10時51分=伊藤 幸司
忍野八海から富士山を背に山に向かうのですが、鳥居地峠をくぐる新しいトンネルができていて、山中湖方面に抜けるバイパスとなっているらしく車がビュンビュン走っています。そのトンネルの両側に林道があったので舗装路の見える方を登っていったら、すぐにこの状態。体も暖まったのでここから直登という準備休憩です。
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【42】撮影:11時23分=矢野 博子
今日の脇役も申し分なかった。南アルプスの面々。
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【43】撮影:11時23分=矢野 博子
これは 北岳でしょうか? 富士が裾から頂上までしっかり見えただけでも 満足なのに更なるプレゼント。
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【44】撮影:11時23分=矢野 博子
こんな富士を真ん前に眺めながら ゆったりと休憩。今日一番の食事だったことは 間違いありません。
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【45】撮影:11時24分=矢野 博子
例年より雪が少ないらしいが 真っ白でなく こんな富士も魅力的だ。
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【46】撮影:11時24分=山咲 野の香
こんなふうに登って行きました。好きな一枚。
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【47】撮影:11時26分=山咲 野の香
ナナメってませんよね?
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【48】撮影:11時26分=山咲 野の香
富士山右すそ奥には南アルプス群がくっきり。
すばらしい!
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【49】撮影:11時27分=伊藤 幸司
忍野から見えるカヤ草の山は、もちろん茅葺き屋根を支えてきた共同体の茅場だったに違いないでしょう。富士山にギリギリまで接近して、いつでも富士山と向き合える特別なルートです。ちなみに向こうに見えるカヤ野は東富士演習場。昔、糸の会に防衛施設庁の職員だった人がいましたが、最初の軍事訓練を士官待遇で受けたとき、あの演習場で「富士山はどっち?」と尋ねて、下士官に大笑いされたとか。
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【50】撮影:11時27分=稲葉 和平
自分としてはこれがベストショット、杓子山の登山道で
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【51】撮影:11時27分=山咲 野の香
そして南アルプスを撮る人も。
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【52】撮影:11時28分=稲葉 和平
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【53】撮影:11時28分=稲葉 和平
山腹の道がくっきり浮かび上がっている
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【54】撮影:11時28分=稲葉 和平
■コメント:2016.1.21=稲葉 和平
(50)の写真に較べて若干ズームアップ。理由はフレームの真中に富士山を収めるように撮ろうとすると手前の地面の重量感が大きくなり過ぎるのでそれを避けるためだったのですが、結果は今一でした。
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【55】撮影:11時28分=稲葉 和平
■コメント:2016.1.21=稲葉 和平
これはiPhone6で撮った、(50)とほぼ同じ位置からの写真。画面下の建物が写らないようにiPhoneを少し上に向ければ、たぶん(50)と同じ写真になったはず。
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【56】撮影:11時28分=山咲 野の香
美しき富士、思い思いに。
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【57】撮影:11時29分=山咲 野の香
傑作を期待します。
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【58】撮影:11時31分=伊藤 幸司
見晴らしが良くて、風のない日だまりなら、冬の山歩きの最高の休憩条件です。でも実際には、冬の日だまりハイクで休憩地点を探しているときには「富士山が見える」ということを第一要件とします。風があるかないかはその次になると思います。ここはそういう意味ではかぶりつきの富士山展望休憩ですから、ぜいたくです。
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【59】撮影:11時42分=伊藤 幸司
御年80歳のSさんはもう、富士山を見ていません。右手に何があるのか? 当然、この青空なら南アルプスの白い山並みがあってもおかしくないのです。
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【60】撮影:11時52分=伊藤 幸司
高座山(1,304m)への最後の登り……という感じですが、じつはまだまだ。計画書に載せているシミュレーションマップでは標高1,050mの赤丸(直径100m)と1,100mの赤丸がほぼ接していますから勾配は50/100=0.5、およそ25度の登りです。スキー場なら上級の斜面でしょうね。
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【61】撮影:11時59分=山咲 野の香
ススキの穂は開いていない。富士だけがナナメ? 私のせい?
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【62】撮影:12時02分=山咲 野の香
また思い出す。「人は山と蟻の中間だ」
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【63】撮影:12時03分=伊藤 幸司
冬の富士山を見に行く旅では、一番きれいな富士山は、じつは往路の車窓から。その日が冬晴れの1日でも昼になるとこんなふうに少々デレッとした感じになってきます。そういう意味で、三ッ峠山の山頂部にある2つの山小屋は夜明けの富士山を期待する写真愛好家のメッカになっているのです。
……で、話はちょっと変わりますが、いまでは富士山写真家としては大御所の大山行男さんが小田原の実家で土建業を手伝いながら富士山の写真を撮っていたころ、三ツ峠山のアマチュア写真家たちにまったく認められない存在でした。
そのころ彼は写真エージェントでありながら画商のような動きを模索していた安村浩さん(故人)と出会います。安村さんが富士山をテーマとする写真展に出かけると、そこに場違いな感じの若者がいて、外の車に写真を置いてあるとつぶやいたのだそうです。
「見てみるとそれが、すごい」ということになって「いま全部整理中です」と熱っぽく語っていたのを覚えています。写真の中に晴れた日の富士山はほとんどなくて、雨の日や夜中の富士山ばかり。土建の仕事のないときに、車を飛ばして富士山と向かい合っている、という安村さんの話を、たまたま朝日新聞社で写真の本を編集していた部屋で、編集長と聞いたのでした。1983年のことだったと思います。
そして翌年、その編集チームのひとりがファナックという会社から仕事を受けたのです。忍野村に本社・工場を移転するので、外国からの賓客に贈る豪華写真集を作るというもの。贈答品ですから1冊が1万円でも2万円でもいいわけです。安村さんに相談して、準備をしていた大山さんの処女出版(『富士山』グラフィック社・1984.12)をこちらのデザイナー(三村淳さん)に切り替えて、あちらのデザイナー(浅沼剛さん)とでその贈答本『富士山』(1984.11)を作ったのです。空撮以外はすべて大山さんの写真で。デザイナー・三村淳さんとのその後の関係は写真家・大山行男にとってものすごく重要だったと思います。
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【64】撮影:12時06分=矢野 博子
高座山を目指して 背中に富士を感じながら 冬の草原を登る。結構な 勾配で ストック無しでは 私はとても登れなかったが 先を行くS氏は 最後までストックなし、お見事。
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【65】撮影:12時10分=伊藤 幸司
鳥居地峠から高座山への登りには小さな急登が3か所あります。これはその最上部の登り。2万5000分の1地形図の1,250m等高線と1,304mの山頂に直径4mm(現実の100m)の円を置いてみると2つの円は若干重なっています。つまり「距離100mで高度差50m以上」ということから一目で約30度の勾配とわかります。30度から40度の勾配が、日本の山の斜面の基本的な勾配と考えて良く、整備された登山道なら通常ジグザグを切って20度前後の勾配にしています。富士山の5合目から山頂まではまさに「30度の斜面に20度の登山道」のお手本です。こういう気持ちのいい急登は、東北の山で、山仕事のプロが育ててきた登山道でないとなかなか出会えません。
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【66】撮影:12時10分=山咲 野の香
下では袂のように見えた雲が、富士が蒸気をはいたふうになった。この雲で均整がとれたかな。
■コメント:2016.1.20=伊藤 幸司
山咲さんは今回、写真が「ナナメってる」かどうか、大いに悩んでいます。
じつは私自身はレベル(水平)合わせに自信がありません。一眼レフのファインダーに方眼スクリーンを入れて水平が狂わないように心がけたりしていましたが、考えれば考えるほど狂うという現実がありました。水平線や垂直線がない風景を撮るときには、意識的に傾けないと水平がとれない……ということはわかっています。一定の条件が整うと、1度から2度の狂いが、どうしても出てしまうのです。
毎日新聞社の名カメラマンといわれた友人の平島彰彦さんは仕事で風景を撮るときには必ず三脚を立て、カメラに水準器を取り付けていました。
富士山は、そういう意味ではものすごく難しい対象です。きちんとした水平で撮って、富士山が傾いたように見えるのを容認するか、見る人の期待に合わせて富士山を均整のとれた姿にして、水平のゆがみを隠すことを考えるのか。撮影者の人格が問われる場面かと思います。
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【67】撮影:12時17分=山咲 野の香
ぐんぐん登って。雲にも時間経過が。時と関わらないのは富士だけ。
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【68】撮影:12時26分=伊藤 幸司
高座山の山頂にも風はありませんでした。なんともまあ気持ちいい休憩です。
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【69】撮影:12時38分=山咲 野の香
樹間から北岳発見!
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【70】撮影:12時45分=伊藤 幸司
高座山から杓子山へは岩っぽい稜線をたどって、不動湯から上がってくる林道の終点(ハンググライダーのカタパルトがあります)のところへ行きます。ここに見える鉄塔は地形図にある送電線のものでそこが標高約1,300mになります。下ったり登ったりの小さな起伏が続きます。
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【71】撮影:12時53分=伊藤 幸司
岩っぽさはこの程度。雨の日でも危険ということはありません。
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【72】撮影:13時30分=稲葉 和平
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【73】撮影:13時48分=矢野 博子
富士に注ぐ陽射しも角度が変わってきた。少し 雲も出てきたが まだまだ全容を見せている。
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【74】撮影:13時54分=山咲 野の香
見事な南アルプスの高峰群。
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【75】撮影:12時55分=伊藤 幸司
杓子山(1,598m)の山頂です。仲間がまだ全員登り切っていないのに、とるものもとりあえずに撮るというほどの展望が待っています。
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【76】撮影:13時55分=山咲 野の香
雪の斜面がテラテラと。銭湯のペンキで描かれたよう。
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【77】撮影:13時55分=山咲 野の香
雲は崩れて。陽は全てに平等に降り注ぐ。
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【78】撮影:13時56分=山咲 野の香
この鐘のおかげで更に強印象となった山頂。
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【79】撮影:13時57分=伊藤 幸司
富士吉田の町を見下ろしています。画面中央部に右から下ってくる尾根が、三ッ峠山から天上山(カチカチ山)へとのびています。画面右端に見えない三ッ峠山から奥の稜線を左にたどると、画面右隅の突起が黒岳。ずっと左、西湖の水面のところで足和田山と向かい合っている盛り上がりが十二ヶ岳、その奥の平べったい三角が節刀ヶ岳になります。御坂山地の山々です。……そしてその向こうに、南アルプスが見えています。右端に甲斐・駒ヶ岳、左に鳳凰三山、その左に白さ際立つ白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)しばらく間を置いて荒川三山と赤石岳、と続きます。
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【80】撮影:13時59分=伊藤 幸司
私の12倍望遠でも甲斐・駒ヶ岳の左肩に摩利支天が見えますし、鳳凰三山では右の地蔵岳がオベリスクの突起で確認でき、中央の一番高い頂が観音岳、その左に薬師岳と、確認できます。
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【81】撮影:14時05分=矢野 博子
杓子山山頂にある 天空の鐘。まさしく ここは天空。気分爽快。
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【82】撮影:14時12分=稲葉 和平
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【83】撮影:14時13分=山咲 野の香
山頂からの南アルプス。本栖湖も。赤石、聖、光。今夏は何処?
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【84】撮影:14時16分=伊藤 幸司
山頂はまるでイノシシのヌタ場のような山頂でした。
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【85】撮影:14時18分=伊藤 幸司
富士山をバックにしてなおかつ逆光の顔を出せるようにするには、それなりの道具を用意するか、最新かつ、いくぶん高価なカメラを買うかすれば可能なのですが、ふつうのカメラだとこんな感じ……でした。
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【86】撮影:14時21分=伊藤 幸司
逆光写真は、見せたいところを見せようとすると苦しいことが多いのですが、失敗を恐れずに積極的にシャッターを切っておくと、ドラマチックな瞬間を(カメラが勝手に)記録しておいてくれることが多いと感じます。これは杓子山の山頂から下り始めるところ。登ってきたときには下りが厄介かな? と感じられた急斜面なのでいくぶん恐る恐るという気分で下りにかかるところなのですが、先頭部分の人たちは(画面には入っていませんが)もう完全にウキウキとする楽しい下りに入っています。参加されたみなさんは、不安な旅立ちの気持ちをこの写真から思い起こすはずだと思います……が、いかが?
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【87】撮影:14時22分=伊藤 幸司
このときの10人の平均年齢は69.4歳。70歳代がなんと5人、最高齢は80歳です。ですから登りは普通のシニア登山のグループなのですが、下りは相当の健脚です。
北アルプスの岩稜でもダブルストックを正しく使えば安全性が飛躍するということをすでに20年やってきています。一番後ろの人は最高齢の80歳。ストックは持っていますが、使う使わないを自分で判断しています。じつは私も、アホなケガを続けて2回やってから、バランスの衰えを回復したいと、ダブルストックは持っているけれど使わないことが多くなっています。
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【88】撮影:14時29分=伊藤 幸司
下り斜面で、登りでは気づかなかった山中湖が見えてきました。石割山から下ってくる尾根の向こう側が山中湖村。手前が忍野村。平成の大合併で行き残った「村」はたいてい金持ちなのですが、山中湖村は日本有数の別荘地帯。スポーツ民宿もあれば、プロのミュージシャンが仕事で使うスタジオもいろいろあるようです。村営の日帰り入浴施設・紅富士の湯で駐車場を見ると高級外車が並んでいたりします。手前の忍野村はいまや世界的なロボット工作機メーカー・ファナックの城下町。この高さからだと見えにくいのですが、富士山の五合目ぐらいから見ると黄色い屋上の大きな工場が何棟も並んでいます。
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【89】撮影:14時52分=山咲 野の香
楽ちん、林道の帰路。終日この青空に感謝。
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【90】撮影:14時53分=伊藤 幸司
杓子山から不動湯へと下る林道は冬枯れの日だまりでした。
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【91】撮影:15時05分=伊藤 幸司
首都圏の日帰りの山では冬に印象的なススキの姿を見ることが多いのですが、それはたいてい下山時です。冬の日射しは低いので、斜光線というよりも逆光に近い場所がよくあります。このススキもまさにそういう光の具合で浮かび上がってきました。
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【92】撮影:15時08分=伊藤 幸司
富士山を背にして登り、富士山に向かって下る。日だまりハイクのお手本というような山でした。
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【93】撮影:16時36分=矢野 博子
今日は冬至。きっと今頃高尾山では ダイヤモンド富士に皆が 大騒ぎしているに違いないと思いを馳せる。私は 高尾山からのダイヤモンド富士に ここ数年チャレンジしているが 見えた試しがない。
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【94】撮影:17時13分=矢野 博子
陽が沈み シルエットになった富士。一日中 私たちを喜ばせてくれて 感謝。
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【95】撮影:17時14分=稲葉 和平
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【96】撮影:17時16分=山咲 野の香
朝と同じ、ベンチホームから。富士には何軒の夕餉の灯りが見えているのか。
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【97】撮影:18時29分=伊藤 幸司
吉田うどんは近年有名になってきましたが、富士山麓の山の帰りにうまく食べられた例がありません。この日もすすめられた店がじつは昼までの営業だったとわかり、断念。そこで大月に急行、千葉行きの特急あずさに乗る人たちのために濱野屋に行きました。以前は料亭らしい構えで時間をいえば人数に関わりなく何とかしてくれたのですが、駅前再開発で移転したら、規模が小さくなったらしく、天皇誕生日前日のこの日などは予約でほぼいっぱいとか。居酒屋メニューならなんとかしますがということで、ちょっと貧弱に見える食事になりました。でもさすがに濱野屋という感じで、ゆったり列車を待つことができました。
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【98】撮影:18時50分=矢野 博子
大月駅前の富士。ちょっと顔出した満月が これまた一興。
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【99】撮影:18時53分=伊藤 幸司
駅前にあった富士山と満月。富士急行の電車の装飾をご存じの方なら「いい!」という範囲内だと思います。
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【100】撮影:18時53分=山咲 野の香
大月駅前。満月まで従えた富士山ルミナリエに見送られて。

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