山旅図鑑…し
戸倉・城山(2020.12.15)
フォトエッセイ・稲葉 和平
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★糸の会 no.1202
2020.12.15(火)
戸倉・城山(434m)
【撮影】09時18分=稲葉 和平
街道沿いの古い「うどん・そば」のお店、頑張ってきたのだろうけど、このコロナの波を乗り越えることができるのだろうか?
【撮影】09時20分=稲葉 和平
真っ赤なイロハモミジが残っていた。我が家の周辺では散り落ちた葉が真っ黒になっているのに、ちょっと意外。
↑コメント1:岡田 恭子(2021.7.30)──
突然ですが、戸倉城山の写真を見ていて、
最初の9:20の写真、真っ赤な紅葉についてです。
イロハモミジではなく、ノムラモミジです。
ノムラモミジは江戸時代から庭木として扱われてきた品種で、昔は「武蔵野」の名前で愛されていました。
ムクロジ科カエデ属オオモミジ系に分類される赤系モミジ、だそうです。
春先の新芽も、赤色です。
個人の庭によく植えられています。
【撮影】09時26分=稲葉 和平
泳いでいる魚は「アユ」とのこと。ここまで歩いてくる途中で絵に色のついたデザインのマンホールがあったので気になっていたが、これは色がついていない。何種類かのパターンのデザインがあるらしいが、なかなかいい。汚水もきれいにみえる?
【撮影】09時32分=稲葉 和平
先日、奥武蔵の皇鈴山を歩いていたら、道の真ん中の目の高さに瑞々しいゆずの実が、採ってくれと言わんばかりに一つぶら下がっていた。捥ぎたてのゆずの香りのなんと新鮮だったことか。
【撮影】09時43分=稲葉 和平
予想していなかった立派な山門。十日ほど前にはモミジとイチョウの紅葉、黄葉に囲まれてさぞ見事だったに違いない。
【撮影】09時44分=稲葉 和平
遠くから見た限りは鐘突き棒は固定されていないようで珍しく鐘が突けるかと思ったが、「鐘をつかないで下さい」と札がかかっていた。鎖で固定されているのと違って、素直に納得。余計なことだが、鐘突き棒のことを何と呼ぶのか調べたら、釣り鐘をつく棒は「橦木」、和尚の横に置いた鐘を鳴らす T 字型の棒は「撞木」と呼び、音は同じ「しゅもく」でも字が違うとのこと。
【撮影】10時00分=稲葉 和平
色がほとんど消えたイチョウの落ち葉。風に飛ばされることもなく、最後まで枝にしがみついていた葉が命尽きてパラパラと静かに枯れ落ちた、という感じだ。黄金色に敷き詰められたイチョウの落ち葉もいいが、これもまた風情がある。
【撮影】10時00分=稲葉 和平
かなりの古木のようだが、コブがあまり目立たないのはなぜだろう。
【撮影】10時10分=稲葉 和平
小さいけれど、十分意味のある道標だった。このコース、区域によって道標が不足していたり、過剰だったり、どうもアンバランスに感じた。
【撮影】10時32分=稲葉 和平
金剛の滝。小さな滝だが滝壺の水が思いもよらぬほど澄んでいて、気持ちがいい。でも、金剛の滝という名前はどこから来たのかしら?
【撮影】10時40分=稲葉 和平
サルオガセ。近くで見ると結構美しい。一見寄生植物のようだが空気中の水分と炭酸ガスの光合成だけで成長し、他からは一切栄養を取らない、仙人のような植物らしい。
【撮影】11時00分=稲葉 和平
ミツバかな。葉を揉んで匂いを嗅いでみないとわからない。
【撮影】11時14分=稲葉 和平
フユイチゴの群落。実は小さいけれど結構甘い。
【撮影】11時15分=稲葉 和平
ナンテン。赤い実は小さいけれど、緑の中に浮かぶようで、目立つ。
【撮影】11時30分=稲葉 和平
青空にまばらに浮かぶ広葉樹の黄葉。数年前に歩いた桧枝岐のブナ原生林の紅葉を思い出した。
【撮影】11時31分=稲葉 和平
失敗!。コースの途中にこのようなコースマップが数か所あったのに、ちゃんと見ていなかった。広徳寺に「タラヨウ」への矢印があったが何のことやらわからず無視してしまった。タラヨウは葉に字が書けるので別名「ハガキノキ」、葉書の語源との説もあるようだから、見ておけばよかった。ちゃんとマップを見ていれば広徳寺の都天然記念物の「タラヨウの大木」「カヤの大木」を見逃さずに済んだ。
【撮影】11時36分=稲葉 和平
どこにでもあるアメリカセンダングサとはちょっと違う印象を受けたのでGoogleLensに聞いたらコセンダングサ、たぶん当たりだろう。
【撮影】11時52分=稲葉 和平
最近は「〇〇ドライブイン」という名前を聞かなくなっていたけど、本格的な改修工事をしているからこれからも営業を続けるのだろう。そういえば、子供のころ、親父がヒルマンという乗用車を手に入れ、初めてドライブに行ったのが秋川渓谷だった。
【撮影】11時56分=稲葉 和平
民家カフェ?。この家の主が単なる趣味で開いたに違いなさそうだが、ちょっと中を覗いてみたい気がした。鎌倉の道路沿いの住宅がどんどんコジャレたカフェに変身しているけど、それとはちょっと違うみたい。もっとも、秩父の皆野では民家が庭を手入れして、小さなフラワーガーデンとして町の観光に寄与しているらしいから、流行なのかもしれない。
【撮影】12時03分=稲葉 和平
奇数羽状複葉の大きな葉、里山を歩いているとよく見かける葉のような気がするが、何の木だかわからない。
【撮影】12時35分=稲葉 和平
りっぱな道標があると、なんとなく安心する。
【撮影】12時54分=稲葉 和平
途中で車を止めて道を聞いた運転手の言っていた、城山への登り口にある目印の神社の鳥居。目印としては地味で殺風景だったが、ナンテンの赤い実が落ち着いたやわらかい雰囲気をもたらせていた。
【撮影】13時11分=稲葉 和平
コアジサイ。夕暮れの樹林帯に広がるコアジサイの黄葉は美しい。
【撮影】13時25分=稲葉 和平
標高差200メートルほどの急登、それでも標高434mでスカイツリーよりはるかに低いにも関わらず、足元はほぼ垂直に切れ落ちていて、確かに「登った感」があった。
【撮影】13時27分=稲葉 和平
この眺めを見れば山城としての申し分のない地理的条件を満たしていることがよく理解できる。
【撮影】13時33分=稲葉 和平
武蔵五日市の駅からも、近くにある、東京電力の巨大な基幹変電所の一つ、「新多摩変電所」に向けて立ち並ぶ高圧線の鉄塔が目についたが、近づいてみるとその大きさがよくわかる。
【撮影】13時50分=稲葉 和平
戸倉城山から瀬音の湯までの激しいアップダウンの繰り返しは、一度歩けば十分だ。
【撮影】14時21分=稲葉 和平
展望もなく、面白みのないアップダウンの連続のなかにもわずかながらも紅葉が残っていたのが幸いだった。
【撮影】15時36分=稲葉 和平
インターナショナルオレンジ(黄赤)。この赤白の鉄塔の赤色は国際的に定められたインターナショナルオレンジという色で、東京タワーの赤白の色も同じらしい。航空法で地上60メートル以上の高層物は赤または白の航空障害灯を設置するか、中間障害標識として定められた赤白の塗装をすることが義務付けられているとのこと(近接した鉄塔は例外的に免除)。
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