発見写真旅・展(148)――2017.5.4 浅間嶺(45パワー)<b> 発見写真旅・展(148)――2017.5.4 浅間嶺(45パワー)


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撮影者全員の展示写真が撮影時刻順に並んでいます。
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ご覧いただいたみなさんからのコメントはキャプションの後に掲載させていただきます。


★糸の会 No.1033 浅間嶺(45パワー)────2017.5.4
*登り21p→下り24p

*東京都檜原村が毎年行っている「払沢(ほっさわ)の滝冬まつり」では、2月28日までに「最大氷結する最初の日」を当てる「氷結クイズ」が行われています。以前は確か「全面凍結の日」だったと思うのですが、温暖化が進んでいるためのルール変更かと思います。
*その払沢の滝から歩く浅間尾根が素晴らしいのは、私は決定的に春だと思います。新緑が素晴らしい、でも新緑にちょっと早めの時期が最高かもしれません。いずれにしてもゴールデンウィークの前後です。
*この浅間尾根は「甲州道中」(甲州街道)の枝道のひとつであったといわれ、周辺の集落を結ぶ生活道路としては第二次世界大戦まで盛んに利用されていたといいます。
*街道や生活道がなぜわざわざ山道なのかというと、橋を必要とする低地の道より安全だからです。中世には道だけでなく集落も平地を避けて山にあったと考えるのが常識的です。
*浅間尾根は歴史という眼鏡をかけて歩くと、また魅力的かもしれません。


5月4日
・0930……払沢の滝入り口バス停を出発(標高約300m)
・0945-55……払沢の滝で休憩(標高約350m)
・1020……払沢の滝駐車場を出発(標高約300m)
・1115-20……時坂峠手前で休憩(標高約600m)
・1235-1305……浅間嶺山頂(標高903m)
・1310-20……浅間嶺下トイレで休憩(標高約900m)
・1410-15……休憩(標高約900m)
・1445-55……風張峠分岐で休憩(標高約900m)
・1600……檜原温泉センター数馬の湯(標高約600m)


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の2人です。
矢野 博子(15点)
伊藤 幸司(60点)


このalbumシリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。
(期間を限定せずに)ご覧いただいたみなさんのコメントをお待ちしています。
★メールはこちらへ ito-no-kai@nifty.com

撮影:矢野 博子






撮影:伊藤 幸司























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【01】撮影:09時35分=伊藤 幸司
払沢(ほっさわ)の滝入口バス停を出たのが9時30分ですからその5分後です。郵便マークが掲げられていますが、「森のささやき」という土産店。昭和4年(1929)に建てられた旧檜原村の郵便局を移築したものだということです。ここにはちょっとした楽しみがあるのですが、それは帰路に。
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【02】撮影:09時35分=伊藤 幸司
毛並みのいい犬たちです。どう見たって主人顔です。
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【03】撮影:09時43分=伊藤 幸司
払沢の滝。4段62mの滝で「日本の滝百選」に選ばれているとか。それも東京都代表として。最下段のこの部分が23.3mとのことです。これが冬に全面凍結するのでその日を当てるという役場主催のクイズが話題になっていましたが、どうも最近は全面凍結ではなくて「最大凍結日」のようです。
檜原村のホームページによると全面氷結したのは2006年だけで、あとは80%だの45%だの、みたいです。全面結氷翌年の2007年は15%という最少記録のようです。
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【04】撮影:09時43分=矢野 博子
登山開始前に 近くにある払沢の滝を見学。木片(チップ?)を敷き詰めた道が 足に優しかった。思ったより水量が少なかった。
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【05】撮影:09時44分=伊藤 幸司
浅間尾根は秋川(あきがわ)溪谷の上流、北秋川と南秋川に囲まれた範囲を、三頭山から延びてくる尾根です。この払沢の滝となるセト沢はその浅間尾根のごくごく一部に刻まれているだけなので、流域の広さから見ても、まあ、これだけの滝があるということ自体が驚きといえるかもしれません。
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【06】撮影:09時52分=伊藤 幸司
滝壺周辺にあったヤマブキの花ですが、ずいぶんきれいに撮れました。垂れ下がった枝にいくつもの花がくっついているという、いくぶんまとまりのない雰囲気が普通だと思っていたら、ここではなんか、枝先が全身を代表しているような顔になっていたではありませんか。山吹色も、一点の非の打ちどころもないという完璧さ。初めて見るようでした。
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【07】撮影:09時59分=伊藤 幸司
ちょっとした庭園ふうに見えるかもしれません。逆光気味の陽光が景色にメリハリをつけてくれているのですが、私の写真はスナップショット(速写)ですから、あまり自信のない美意識には頼らずに、見た瞬間の反射神経的な判断で撮っています。あとで見て、ヘェ、こんな風に撮れていたのか? という逆光です。

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【08】撮影:10時08分=伊藤 幸司
古い郵便局を移築したという土産店「森のささやき」(店は開いていませんでした)に戻りました。10分交代のリーダー制ゆえみなさんどんどん先へと行ってしまいましたが、店前に無料の望遠鏡が設置されていて、覗くとこの、天狗の滝が見えるのです。大岳山から下る馬頭刈尾根の、つづら岩から下がったあたりにこの滝はあって、落差38m。比較的簡単に行ける
ハイキング・コースにもなっているようです。これは私のカメラで超望遠撮影しています。
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【09】撮影:10時25分=伊藤 幸司
シャガの花が盛りでした。
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【10】撮影:10時30分=伊藤 幸司
払沢の滝入口から時坂峠へと登る自動車道は正面の家の向こう側にありますが、登山道は集落の内側を縫うように延びていきます。
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【11】撮影:10時45分=伊藤 幸司
ハルリンドウかフデリンドウか、わからずに撮って、撮った写真でもわかりません。根本をきちんと見ておいて、根元の葉(根出葉)が広い卵型ならフデリンドウ、細い葉ならハルリンドウと区別できるようですが。
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【12】撮影:10時46分=伊藤 幸司
シロバナノヘビイチゴだと思いますが、花びらの成長過程が写っているためか、初めて見る花のようにも思われます。
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【13】撮影:10時49分=伊藤 幸司
綿毛を飛ばして丸坊主になっていくタンポポ。
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【14】撮影:10時50分=伊藤 幸司
この斜面は季節によって雰囲気を変えるので、このルートの見どころのひとつです。
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【15】撮影:10時50分=伊藤 幸司
今や茅葺きの屋根を葺き替えるとなると1,000万円を超えるのだそうです。20〜30年ごとに。糸の会の会員の方で実家の茅葺きをどうしようか悩んでいると話していた人がいました。この家もそういう茅葺きのメンテナンスから逃れるためにガルバリウム鋼板で覆ったのだろうと推察します。
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【16】撮影:10時53分=伊藤 幸司
時坂峠へと通じる自動車道路を横切って登山道を登り続けます。
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【17】撮影:10時55分=伊藤 幸司
何の葉かわかりません。なんとなく、変わった葉だと思いました。
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【18】撮影:10時57分=伊藤 幸司
よく見かけるシダです。クサソテツなら新芽が山菜のコゴミなのですが。
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【19】撮影:10時59分=伊藤 幸司
タケシマランだと思います。森のなかで、ひとりで堂々と舞台に立っているような、ちょっと力んだ雰囲気でした。
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【20】撮影:11時05分=伊藤 幸司
ムラサキケマンですが、これも堂々たる一人舞台。しかも下部に自分自身の老いた花まで見せています。拡大してみるとなにか病気のような感じもします。それにしても、元気な部分の白と紫の組み合わせは初めて見るような美しさでした。
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【21】撮影:11時05分=矢野 博子
ヤマブキ。よく見るヤマブキより一つ一つの花が大きい感じがしたが 違う種類なのだろうか。
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【22】撮影:11時08分=矢野 博子
パッと開けた新緑の世界。木々が目覚める季節、清々しい。
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【23】撮影:11時11分=伊藤 幸司
何を撮っているかというと向かいの斜面です。2011年の4月26日にこの場所に立ったときにはちょうどこの斜面で伐採作業が行われていました。だから皆伐作業から6年後の姿ということになります。
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【24】撮影:11時11分=伊藤 幸司
奥多摩ではいつもどこかでこんなふうな伐採作業が行われています。ひとつの斜面を一気に伐採して、そこに一斉に植林します。向かいの斜面の縁取りをしているのは自然林、奥多摩の登山道は、人工林と自然林の境目をたどって延びていることが多いと思います。
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【25】撮影:11時23分=矢野 博子
山が一斉に動き始めたようだった。新緑と言ってもビミョウに色が違い なんとも言えない味わいがあった。
【コメント=2018.1.8=伊藤 幸司】
時坂峠の茶屋の前庭が御前山の展望台になっています。右手奥に見える稜線は大岳山から鋸山を経て奥多摩駅へと下る鋸尾根です。
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【26】撮影:11時25分=伊藤 幸司
時坂峠の茶屋の先で林道は終わるのですが、奥多摩の森の美しさがありました。左手後方には東京タワーが見えるという展望ポイントの表示もあります。
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【27】撮影:11時25分=矢野 博子
緑の山の所どころには 山桜の淡いピンクがあり それがまたお互いを際立たせていた。
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【28】撮影:11時33分=伊藤 幸司
クリンソウがあるのは「そば処みちこ」の入口。この日はゴールデンウィークなので営業していたけれど、客が多くて1時間待ち状態とか。登ってきた道すじの車道で、車がここまで上がってこられるのです。平日だとほぼ間違いなく休業です。
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【29】撮影:11時33分=矢野 博子
山道の途中には 峠の茶店があった。ヤマモモだろうか 紅と白の花が玄関を飾っていた。結構 繁盛していて 待ち時間一時間と言う店の人の話だったので ここは残念ながら パス。
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【30】撮影:11時35分=矢野 博子
ニリンソウの群生が 時々見られた。今回は 花に詳しいOさんの後ろを歩いていたので ”これは 何々”と教えて頂き お陰で 随分と楽しめた。
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【31】撮影:11時42分=伊藤 幸司
標高約600mのあたりです。なぜここで写真を撮っているかというと、このあたりにニリンソウのけっこう大きな群落があったのです。それが消えてしまったらしいのです。この先にはもうないはず、という記録で撮っておきました。
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【32】撮影:12時02分=伊藤 幸司
この葉っぱはスミレです。でもこれは葉の元側に窪みがあるので細長いハート型、かつ極めつけの長三角形。ナガバノスミレサイシンです。狭義のスミレ属スミレだったら卵型を細くした披針形になります。
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【33】撮影:12時02分=伊藤 幸司
さあ、こうなるとナガバノスミレサイシンとは葉っぱがちょっと違うように思えます。スミレサイシンといいたいところですが、それは日本海側山地のスミレとのこと。シコクスミレなら本州の太平洋岸にあって、三ッ峠山あたりでも見られるようですから、可能性あり……かも、という宿題です、忘れなければ。
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【34】撮影:12時03分=矢野 博子
これは ヒトリシズカの仲間だろうか。
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【35】撮影:12時07分=伊藤 幸司
ヤマブキは山の中にもありますが、どちらかといえば里とつながっている林道法面などに多いように思われます。ここは登山道ですが、かつて林道だったこともありそうに感じるトラバース道、でした。
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【36】撮影:12時10分=矢野 博子
新緑の洪水。光で透けて見える葉っぱ。うーん、きれい。
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【37】撮影:12時12分=伊藤 幸司
伸びやかな自然林のなかをくぐり抜けていくという雰囲気です。
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【38】撮影:12時29分=伊藤 幸司
頂上目前という最後の登り。前方に華やかな雰囲気が漂っていました。
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【39】撮影:12時33分=伊藤 幸司
山頂部に何本か、サクラが咲いていました。お向かいの御前山の背後にあるのは鷹ノ巣山、その左奥にあるのは雲取山あたりの奥秩父稜線のようです。
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【40】撮影:12時33分=矢野 博子
浅間嶺の展望台からは ご覧の様な富士の嶺。少し前までは 雲に覆われていたそうだから とても良いタイミングでここに到達したことになる。やはり 見えると 嬉しい。
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【41】撮影:12時35分=伊藤 幸司
山頂から富士山が堂々と見えていました。隣の尾根は三頭山から陣馬山へと延びている笹尾根、その向こうに電波塔の建っている三ッ峠山が見えています。
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【42】撮影:12時45分=伊藤 幸司
山並みの左端に見えている美しい三つコブは丹沢山の三峰尾根です。ですから登りつめたところが丹沢山。そこから右に稜線をたどると丹沢最高峰の蛭ヶ岳。そこから西丹沢になるのですが、大きな山が大室山。奥多摩から丹沢三峰尾根が見えるとバンザーイという感じです。
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【43】撮影:12時45分=伊藤 幸司
気持ちのいい山頂。無風だと時間がゆったりと流れていきます。
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【44】撮影:12時46分=伊藤 幸司
奥に見える稜線は小さなギザギザが並んでいるところが飛龍山、だと思います。右端の三条ダルミで大きく下った後、雲取山に登っていくのですがそれは見えません。右手前にあるのは鷹ノ巣山から七ッ石山に至る石尾根のようです。
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【45】撮影:12時52分=伊藤 幸司
山頂部のこのサクラは枝垂れ。盛りをちょっとすぎたかな?
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【46】撮影:12時57分=伊藤 幸司
山頂での記念写真。
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【47】撮影:13時07分=伊藤 幸司
山頂から、トイレのある広場への下り道。
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【48】撮影:13時09分=伊藤 幸司
トイレの脇にあったヤマブキ。
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【49】撮影:13時12分=伊藤 幸司
ヤマブキの花はよく見るとシンプルながらなかなかゴウジャスだと思いませんか?
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【50】撮影:13時13分=伊藤 幸司
広場の下にあった八重桜の大きな木。望遠でここまで引っ張れるようになって、山の写真の楽しみを拡大してくれました。
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【51】撮影:13時13分=伊藤 幸司
ピンクの八重桜の向こうに、白い花がありました。これも八重桜のようです。
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【52】撮影:13時14分=矢野 博子
展望台を過ぎて 暫く行くと 八重桜の向こうには 白い桜。もしかしたら 薄いピンクかもしれないが ソメイヨシノだろうか。この山は 色々な桜が楽しめるという事で有名とか。
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【53】撮影:13時16分=伊藤 幸司
白い八重桜、名前はもちろんわかりません。紅白の八重桜を、いつか、だれかがここに植えたという感じなのですが。
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【54】撮影:13時19分=伊藤 幸司
庭木みたいに手入れされたスギの植林とヤマブキ。なんかちょっと普通の山の風景じゃない感じ。
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【55】撮影:13時34分=伊藤 幸司
山の神様がいくつかありました。この浅間尾根は登山道と考えていますが、もともとは古くから拓かれていた街道で江戸時代にも甲州裏街道とされていたとのことです。なぜ山道が街道だったのかというと平地に降りると川を渡るのが難しかったから。山を挟んだ両側の村の行き来も頻繁だったようです。その一部が現在も「峠」として残されています。
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【56】撮影:13時34分=伊藤 幸司
スミレ類は大きく有茎種と無茎種に分かれるようです。これは無茎種、地下茎から花や葉が直接出ています。シコクスミレでいいのでしょうか。
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【57】撮影:13時38分=矢野 博子
下りにかかってしばらくすると 右手の視界がぱーっと開け 奥多摩の山々を一望することが出来た。
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【58】撮影:13時40分=伊藤 幸司
山並みの中にただよう空気感を味わいながらゆっくりと歩く道として、浅間尾根は魅力的です。100年前も200年前も、この場所では、たぶん同じような空気が流れていたのだろうと想像します。
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【59】撮影:13時55分=伊藤 幸司
この時期の浅間尾根のもうひとつの狙いはカタクリです。カタクリはこの尾根道の何か所にも出るのですが、今回はここだけに、この状態。花が落ちて1週間ぐらいでしょうか。
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【60】撮影:13時56分=伊藤 幸司
マムシグサかその仲間だと思います。
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【61】撮影:13時58分=伊藤 幸司
シロバナのエンレイソウです。ミヤマエンレイソウが正式名称とされていますが、別名がシロバナエンレイソウ。日本海側で見るシロバナのエンレイソウはオオバナノエンレイソウという名前です。
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【62】撮影:13時58分=矢野 博子
エンレイソウの仲間でしょうか。
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【63】撮影:13時59分=伊藤 幸司
ミヤマエンレイソウは白花が基本ですが、ピンクが絡んでくるものもあります。
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【64】撮影:14時08分=伊藤 幸司
イカリソウも出てきました。純白というのがなかなか印象的でした。
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【65】撮影:14時09分=伊藤 幸司
いつの時代から植林が行われてきたのか知りませんが、奥武蔵の山が西川林業といって隅田川に木材を流す建築用材を供給したのと比べると、薪炭林の供給が多かったのではないかと想像します。全国的に広がるこういう今の森林は第二次大戦後の国土緑化運動によるものですが。
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【66】撮影:14時38分=矢野 博子
5月の光が 輝いている。今回の写真の中で 一番気に入っている一枚。
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【67】撮影:14時42分=伊藤 幸司
ミツバツツジが出てきました。ここは標高908mの風張峠のちょっと手前、標高903mの浅間嶺山頂より(ほんのわずかですが)高い場所に向かっています。
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【68】撮影:14時43分=伊藤 幸司
この石仏が最初にこの道を歩いた1996年からあったかどうか定かではありません。そのとき、こんなやすらかな顔の仏さんを見逃していたとしたら、ちょっとダメでしたね。
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【69】撮影:14時44分=伊藤 幸司
この一帯は、1996年3月に最初に来たときには左側の斜面がちょうど皆伐されたところでした。それから20年経って、なんとか緑で覆われたのですが、ちょっと何か、広葉樹を混ぜるような微妙な細工を加えられてきたような気配も見えます。東京都の水源林であり、花粉対策も加えられた杉林なのかもしれません。各地で森林整備に対して積極的な行政の補助があるように感じます。数年後には国が森林保護に対する特別税を徴収すると発表しました。
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【70】撮影:15時12分=伊藤 幸司
風張峠で縦走路から離れて浅間尾根登山口バス停へと下ります。
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【71】撮影:15時19分=伊藤 幸司
数馬下と呼ばれる山村集落に入っていくと、そこがまさに春爛漫。山里の楽しい道になりました。
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【72】撮影:15時19分=矢野 博子
下りも終盤にかかると 里山に近づいてきて カラフルな木々が道を飾っていた。緑の風と新緑の山に囲まれた一日だった。
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【73】撮影:15時20分=伊藤 幸司
ひとつの斜面にたった数軒の家しかないのに、家々をたどる道が「村」を感じさせてくれるのです。
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【74】撮影:17時00分=伊藤 幸司
数馬の湯で入浴し、バスに乗ると貸切状態でした。
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【75】撮影:18時53分=伊藤 幸司
この日は武蔵五日市駅のバス停ひとつ手前、寿庵忠左衛門という蕎麦店で食事となりました。

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