発見写真旅・展(36)――2014.6.24 高川山(36パワー) 発見写真旅・展(36)――2014.6.24 高川山(36パワー)



★糸の会山行[917]高川山(36パワー)────2014.6.24
*登り稜線23p→下り13p

高川山はこれまで初めての人たちに最初に登ってもらう山として何度も計画してきました。今回は「軽く」という形容詞はつけたものの、それでは「軽すぎる」と考えて、これまで何回かやってきた大月への長い下りを登りにとってみたのでした。 結果的には登り3時間の予定が4時間になり、しかも小さな瘤をいくつも乗り越えていく感じになって「長い下り」の距離感に、「結構な登り」を何度も加えるというハード目の味付けになりました。結果、山頂からの下りをすこし端折ったほどです。 天気予報は絶対に雨に降られるというものでしたから、何人か棄権と覚悟していたのですが、12人全員が参加。皆さんの行いがよかったせいか、雨が降り出したのは下山も終盤、舗装道路に出てからでした。そのときには雷も鳴っていたので雨具をつけたのですが、30分後、赤坂・スターランドの無料送迎バスに乗り込んだとたん、ものすごい豪雨になりました。 ともあれ、登り傾斜の長い稜線ではけっこう花に恵まれました。小林 美子さんがスマホ撮りの写真を送ってくれたので、この発見写真旅・展を実施することになりました。
今回の写真出展メンバー(応募順)は以下の2人です。
小林 美子(5点)
伊藤 幸司(5点+10点)


【01】から始まる本編の写真は提出された写真をシャッフルしてランダムに並べた「仮展示」の状態のままです。ネット上での二次的な「発見写真旅」を楽しんでいただけたかと思います。
さらに今回、写真サンプルを撮影者別に並べた索引ページを作りました。それによって複数枚セットのテーマ写真の意図も明らかになります。そのサンプル写真をクリックすると展示写真に飛ぶことができます。
この「本展示」に対しても「自由投稿コメント」を募集しています。写真番号をつけてメールでお送りください。コメントは糸の会の会員に限定されていません。どなたのものでも順次掲載させていただきますのでよろしくお願いいたします。


撮影:小林 美子────高川山

【08】 【14】 【10】 【04】 【05】


【08】よ〜く見ていると このカニなんとなく タレ目ちゃん 助けを求めているみたい・・大丈夫 写真を撮るだけだからね!
【14】道に この蛾がたくさん死んでいました。産卵がすんで一生を終えたところなのかしら?
【10】色 あざやかな ケムシ 今までに見たことのない色だ どんな蝶々になるはずだったのだろうか?
【04】ヤマボウシ ハナミズキの仲間 大きな木で上向きに花が咲くのでよく花が見えないがこの木は背が低めだったのでよく花が見えた たくさんの白い蝶々がとまっている様に見えて素晴らしかったです。
【05】イチヤクソウ(一薬草) 全草を一本まるごと乾燥させて薬用にする事から一薬草となったという 説が一般的との事 ここには5本が一緒に可愛く 咲いていた。


撮影:伊藤 幸司────オカトラノオ

【15】 【07】 【13】 【09】 【06】


【15】オカトラノオの、歳の頃なら娘十八。いままさに芸能界へデビューといった人生の大いなる飛躍の予感。原宿あたりでスカウトされるのもこんな印象によってだろうか。
【07】オカトラノオの印象は、いつもまろやかに思えていたけれど、これなどはけっこう突っ張っている感じ。咲いたときに、どんな存在感を示すのだろうか。
【13】オカトラノオの白い花にも魅力があるけれど、葉っぱも見逃せない。シロヤシオの五葉の葉の茶色い縁取りに似ているではないか。
【09】花は5弁。雄しべと雌しべがごく普通に出ていて、シンプルというか、ふつうの花に見えるけれど、ひとつひとつの花にもなかなか、どうして、純白の気品がある。ルーペで見る花より、ポケットタイプのデジタルカメラで超接近して見る花の方が、なぜかドラマチックだと感じる。
【06】これがオカトラノオの全身像。こう見ると、下半身がなんとなく重っ苦しい感じもする。花のために猛烈に栄養分を送り出しているからだろうか。


撮影:伊藤 幸司────花(1)

【18】 【05】 【20】 【19】 【03】


【18】大月中央病院のところから高射砲陣地のあったおむすび山に登り始めたところに出てきた(たぶん)タカトウダイ。明かりとりの灯明台が5個、放射状に出ているということのようだ。その構造の説明を読むと、ものすごく難しい。
【05】これはごく普通のヤマホタルブクロ。山野の花は個体差が大きいけれど、このヤマホタルブクロはこういう感じで堂々と登場することが多いので偉いと思う。
【20】これはヒメジョオン。花に見えるところの白い部分も黄色い部分もじつはたくさんの花の集合体だという。それぞれの花が種を作るので繁殖力がものすごい……ということを今回知った。
【19】ノイバラの花。野バラというのもこれだそうで、花言葉もいろいろあるようだけれど「素朴な愛」というのが似合いそう。
【03】はっきり言ってどこでどう種類を見分けたらいいのかわからないけれど「花序の側枝」といのがこんなふうに枝分かれしているにぎやかさで目見当をつけてみただけ。


撮影:伊藤 幸司────花(2)

【11】 【12】 【16】 【17】 【02】


【11】中盤でイチヤクソウがポツポツと出現し、これなどはその中で最大級の群落。葉も花もバランス的には太い茎先について、1本の茎につく花の数は3〜10個、5枚の白い花弁の花が、ここではめずらしく美しいものに見えた。奥秩父の甲武信ヶ岳の登山口となっている毛木平にはものすごい数のベニバナイチヤクソウが群生しているが、花の風情はこちらのほうが清楚で美形。
【12】突如現れたヤマボウシ。ヤマボウシは1本あれば周囲に次々と出てくると思っていたけれど、ここではこの場所以外では気づかなかった。白い蝶が舞うかのように、旬な花が出迎えてくれた。
【16】これはなんという木かわかりません。ヤマボウシの花にみんなが歓声をあげていたら、この花もあったという感じ。これから高川山への最後の登りにかかるという終盤。
【17】シモツケの花はところどころにあったけれど、孤立した感じで華やかさに欠けていた。その中で、これは花の一生を同時に語っているような、ドラマチックなものだった。
【02】コアジサイは山頂と、その周辺にあって、花が青みを帯びるにはまだちょっと早いかという感じだった。小さくてたいした魅力も感じない花だが、そこに微少なブルーの点が混じりあってくると表情が一変する。




【01】撮影:小林 美子
イチヤクソウ(一薬草)
全草を一本まるごと乾燥させて薬用にする事から一薬草となったという 説が一般的との事
ここには5本が一緒に可愛く 咲いていた。

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【02】撮影:伊藤幸司
コアジサイは山頂と、その周辺にあって、花が青みを帯びるにはまだちょっと早いかという感じだった。小さくてたいした魅力も感じない花だが、そこに微少なブルーの点が混じりあってくると表情が一変する。

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【03】撮影:伊藤幸司
はっきり言ってどこでどう種類を見分けたらいいのかわからないけれど「花序の側枝」といのがこんなふうに枝分かれしているにぎやかさで目見当をつけてみただけ。

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【04】撮影:小林 美子
ヤマボウシ
ハナミズキの仲間
大きな木で上向きに花が咲くのでよく花が見えないがこの木は背が低めだったのでよく花が見えた たくさんの白い蝶々がとまっている様に見えて素晴らしかったです。

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【05】撮影:伊藤幸司
これはごく普通のヤマホタルブクロ。山野の花は個体差が大きいけれど、このヤマホタルブクロはこういう感じで堂々と登場することが多いので偉いと思う。

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【06】撮影:伊藤幸司
これがオカトラノオの全身像。こう見ると、下半身がなんとなく重っ苦しい感じもする。花のために猛烈に栄養分を送り出しているからだろうか。

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【07】撮影:伊藤幸司
オカトラノオの印象は、いつもまろやかに思えていたけれど、これなどはけっこう突っ張っている感じ。咲いたときに、どんな存在感を示すのだろうか。

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【08】撮影:小林 美子
よ〜く見ていると このカニなんとなく タレ目ちゃん 助けを求めているみたい・・
大丈夫 写真を撮るだけだからね!

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【09】撮影:伊藤幸司
花は5弁。雄しべと雌しべがごく普通に出ていて、シンプルというか、ふつうの花に見えるけれど、ひとつひとつの花にもなかなか、どうして、純白の気品がある。ルーペで見る花より、ポケットタイプのデジタルカメラで超接近して見る花の方が、なぜかドラマチックだと感じる。

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【10】撮影:小林 美子
色 あざやかな ケムシ
今までに見たことのない色だ どんな蝶々になるはずだったのだろうか?

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【11】撮影:伊藤幸司
中盤でイチヤクソウがポツポツと出現し、これなどはその中で最大級の群落。葉も花もバランス的には太い茎先について、1本の茎につく花の数は3〜10個、5枚の白い花弁の花が、ここではめずらしく美しいものに見えた。奥秩父の甲武信ヶ岳の登山口となっている毛木平にはものすごい数のベニバナイチヤクソウが群生しているが、花の風情はこちらのほうが清楚で美形。

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【12】撮影:伊藤幸司
突如現れたヤマボウシ。ヤマボウシは1本あれば周囲に次々と出てくると思っていたけれど、ここではこの場所以外では気づかなかった。白い蝶が舞うかのように、旬な花が出迎えてくれた。

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【13】撮影:伊藤幸司
オカトラノオの白い花にも魅力があるけれど、葉っぱも見逃せない。シロヤシオの五葉の葉の茶色い縁取りに似ているではないか。

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【14】撮影:小林 美子
道に この蛾がたくさん死んでいました。
産卵がすんで一生を終えたところなのかしら?

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【15】撮影:伊藤幸司
オカトラノオの、歳の頃なら娘十八。いままさに芸能界へデビューといった人生の大いなる飛躍の予感。原宿あたりでスカウトされるのもこんな印象によってだろうか。

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【16】撮影:伊藤幸司
これはなんという木かわかりません。ヤマボウシの花にみんなが歓声をあげていたら、この花もあったという感じ。これから高川山への最後の登りにかかるという終盤。

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【17】撮影:伊藤幸司
シモツケの花はところどころにあったけれど、孤立した感じで華やかさに欠けていた。その中で、これは花の一生を同時に語っているような、ドラマチックなものだった。

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【18】撮影:伊藤幸司
大月中央病院のところから高射砲陣地のあったおむすび山に登り始めたところに出てきた(たぶん)タカトウダイ。明かりとりの灯明台が5個、放射状に出ているということのようだ。その構造の説明を読むと、ものすごく難しい。

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【19】撮影:伊藤幸司
ノイバラの花。野バラというのもこれだそうで、花言葉もいろいろあるようだけれど「素朴な愛」というのが似合いそう。

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【20】撮影:伊藤幸司
これはヒメジョオン。花に見えるところの白い部分も黄色い部分もじつはたくさんの花の集合体だという。それぞれの花が種を作るので繁殖力がものすごい……ということを今回知った。

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