山旅図鑑…た
高宕山(2020.2.6)
フォトエッセイ・矢野 博子

■山旅図鑑・目次 へ   ■コースタイム写真・目次

糸の会(no.1176)
2020.2.6
高宕山



高宕山、三島神社→高宕山、三島神社
【撮影】10時42分=矢野 博子
JR久留里駅から マイクロバスに乗り換えて この三島神社脇で下車。結構立派な鳥居が私たちを迎えてくれた。
予報では 天気は晴れ、北風強しとなっている。どおりで 体感温度は やや 寒かった。耳覆いのあるニット帽を深くかぶった。

高宕山、三島神社→高宕山、三島神社
【撮影】10時42分=矢野 博子
鳥居の脇には 御覧のようなオバサンが笑顔で畑を見守っていた。辺りを和ませる。何か ホッとする。

高宕山、三島神社→高宕山、三島神社
【撮影】10時50分=矢野 博子
進んでいくと 右手に 朱塗りの鳥居が現れた。今回は この中を進んでお参りする時間は 取れないので 前を素通りした。

高宕山、三島神社→高宕山、怒田沢
【撮影】11時10分=矢野 博子
早速 現れたのは 通行止めの標識。車は通れないけど 人間は通れるでしょうとそのまま進んだ。
先月 この辺りを歩いた友人から 台風の惨状について 聞かされていたので ある程度は覚悟はしていたが 果たして この先 どんなになっているやら 単独だったら 引返すところだが 何せ 筋がね入りの糸の会の面々、何のためらいもなく 進んだ。

高宕山、三島神社→高宕山、怒田沢林道、高宕林道、怒田沢トンネ
【撮影】11時16分=矢野 博子
原始的なトンネルがいくつか現れた。掘った跡が 生々しいが どの位前に出来たものだろう。

高宕山、三島神社→高宕山、怒田沢林道、高宕林道、怒田沢トンネ
【撮影】11時25分=矢野 博子
トンネルの手前で休憩して 衣服の調整など 行った。ここ高宕山は 猿の生息地で 私は 確認できなかったが 先頭を歩いていた数人は 右手の崖の上の方に 数匹の猿を発見。”スイマセン、お邪魔します” という感じだった。猿って 人間 襲うのかしら?

高宕山、三島神社→高宕山、高宕林道、高宕大滝
【撮影】11時47分=矢野 博子
山道らしくなっていくと 現れたのは 沢。水量は少ない。

高宕山、三島神社→高宕山、高宕林道、高宕大滝
【撮影】11時49分=矢野 博子
大滝という名前にしては 小さいけど 艶やかな面が光っていた。ふーん、こんな所に滝がと感心する。

高宕山、高宕大滝→高宕山
【撮影】12時02分=矢野 博子
根こそぎやられた 木々。この先 何回もこの様な惨状に出くわすことになった。

高宕山、高宕大滝→高宕山
【撮影】12時16分=矢野 博子
道は まだまだ 回復してなかったが この様にロープが 必要と思われるところには張ってあった。一人づつ慎重に渡っていく。

高宕山、高宕大滝→高宕山、蛙石
【撮影】12時25分=矢野 博子
これは 途中に現れた どうみてもカエルに見える岩。前から見ても 振り返ってみても カエルだった。

高宕山、山頂下分岐→高宕山
【撮影】12時46分=矢野 博子
山頂近くなると この様なはしごが いくつか現れた。これは 新しいので 多分昨年の台風以後にかけられたものでしょう。

高宕山、山頂
【撮影】12時53分=矢野 博子
今年は 暖冬といわれているが 山頂の釜にたまった水は 凍っていた。今年は まだ一度も霜柱も氷も見てないので 自分たちが考えている以上に 温暖化は進んでいるようで 不安になる。

高宕山、山頂
【撮影】12時54分=矢野 博子
かなり ピンボケの写真になってしまったが 東京湾の向こうには 霊峰富士。360度の展望が山頂からは望めた。遠くに マザー牧場の観覧車も確認できた。

高宕山、山頂
【撮影】12時56分=矢野 博子
山頂には この小さな祠。風の強い山頂からは そそくさと離れた。この後 小さな事件勃発。
下山開始しようとしたら S氏の姿が見えない。呼べど答えず。後で分かった事だが こちらからの呼びかけは聞こえていたので 彼もそれに返事をしていたのだが こちらには 彼の声は 聞こえてこなかった。逆風のせいだったらしい。自然の怖さをあらためて感じた。

高宕山、高宕山→奥畑バス停、山頂直下、ツバキ
【撮影】13時16分=矢野 博子
この日は 花らしい花にはお目にかからず 無彩色な一日だっただけに この可憐な椿の赤に出会うとシアワセに暖かくなります。

高宕山、ふれあいの道分岐(八良塚コース終点)→奥畑バス停、倒木
【撮影】15時12分=矢野 博子
こんな大きな木も根こそぎです。

高宕山、千葉行き高速バス、富士山
【撮影】17時36分=矢野 博子
帰路に乗ったバスからの夕闇に富士山のシルエット。手前は 工場の煙突ですが、 ぼやけていて何がなんだか分かりませんね。



★ページ 先頭に戻ります
Copyright 2020 Koji Ito & ito-no-kai All rights reserved.