
【01】撮影:11時01分=伊藤 幸司
10時55分に箱根町港バス停を出発して約5分後、この鳥居の前を通りました。「駒形神社」とあります。境内を一周りしてみたい気分が残りましたが叶わなかったので、帰って調べてみるとこの神社、駒ヶ岳と箱根神社を結ぶ線の延長線上にあって、駒ヶ岳を遥拝する神社であったらしい。このとき芦ノ湖一帯は完全に雲の中だったので、当然、それに気づくことはありませんでしたが。

【02】撮影:11時04分=伊藤 幸司
道は歩きにくい石畳になりました。これこそ国指定史跡の「箱根旧街道」。向坂地区杉並木・石畳…と解説されていました。

【03】撮影:11時04分=矢野 博子
小田原駅から バスに揺られて一時間余り。終点の箱根町で下車して神社の脇を抜けて 石畳の旧道を歩く。中々風情のある道だった。坂には 色々と名前がついていて これは向坂。

【04】撮影:11時04分=矢野 博子
昔の人が ここを往来していたかと思うと感慨深かったが 石畳は 濡れていて 滑りやすく 気が抜けなかった。軽いハイキング気分でスタートしたものの 思った以上に この旧道は手ごたえがあった。

【05】撮影:11時05分=藤原 由香里
旧箱根街道の入り口に立っていた。旅の無事の願いがかけられていたのかな?

【06】撮影:11時05分=藤原 由香里
まずは、かなり現代的な石畳み。さあ、滑りなさいと言わんばかり!?

【07】撮影:11時07分=藤原 由香里
丸くて、漬物石のような石畳み。これもよく滑る。藁の草履なら、滑らないのかな?

【08】撮影:11時24分=伊藤 幸司
国道1号線の下をくぐったり、その歩道を歩いたりして道の駅・箱根峠へと出ました。三国山への登山道はそこから始まります。

【09】撮影:11時26分=藤原 由香里
ここから外輪山に入ります。

【10】撮影:11時27分=伊藤 幸司
ごく普通の杉木立の中を登っていきます。全員初めてのルートですし、周囲は何も見えません。

【11】撮影:11時27分=藤原 由香里
今回は展望は壊滅的だったが、花は豊富だった。しかも、美人なはなが多かった。

【12】撮影:11時27分=藤原 由香里
外輪山周廻歩道入口。まずは登ります。

【13】撮影:11時29分=伊藤 幸司
花はまずヨツバヒヨドリ。かなり立派な株がありました。

【14】撮影:11時30分=伊藤 幸司
アザミですが、何アザミなのかわかりません。まずは山で見る秋咲きの普通のアザミとしてはノハラザミでしょうが、花を上向きにつけるというのが特徴のひとつとか。首を曲げて花が横向きや下向きになるのでは、箱根にはキセルアザミ(マアザミ)があるとか。でも葉っぱがちょっと違うようだし、サワアザミとも呼ばれて湿原や湿り気のあるところに分布するとか。ちょっと違うかな……ということ以上は先へ進めませんでした。

【15】撮影:11時30分=藤原 由香里
小さく、可愛い黄色い花。

【16】撮影:11時32分=伊藤 幸司
全体としては登るはずなのに、下り坂が現れました。

【17】撮影:11時32分=藤原 由香里

【18】撮影:11時38分=伊藤 幸司
昼なお暗い……という感じの芦ノ湖側斜面に下っていきます。

【19】撮影:11時41分=伊藤 幸司
道はしっかりしているので何も考えずにたどるだけ。先の展開が読めません。

【20】撮影:11時43分=藤原 由香里
綺麗なオレンジのキノコ。

【21】撮影:11時49分=伊藤 幸司
湖畔にまで下ってしまいそうな気配はすぐに終わって、稜線に登り返す雰囲気になりました。

【22】撮影:11時49分=伊藤 幸司
これはアジサイ。ヤマアジサイかガクアジサイかの区別を記憶していないまま写真を撮っています。葉っぱが違うそうです。ヤマアジサイの方には産毛がたくさん生えていて葉に艶がないとか。その反対がガクアジサイ。花の咲く時期もいくぶんヤマアジサイのほうが早いとか。でもそれは初夏の話、いまはもう9月です。

【23】撮影:11時51分=伊藤 幸司
何らかの理由で、20分ちょっと山腹に下って迂回しただけのようです。このあたりではほぼ稜線に近い明るい道を歩いています。

【24】撮影:11時54分=藤原 由香里
外輪山周廻歩道に入って間も無く、すでに雲の中。

【25】撮影:12時01分=伊藤 幸司
鬱蒼とした竹林をくぐる道は箱根の山歩きに特徴的な風景です。このタケというかササというか、恐ろしい勢いで繁茂しているものについては2007年度日本地理学会秋季学術大会での「箱根山周辺の笹原の成立要因」(http://doi.org/10.14866/ajg.2007f.0.42.0……内野尚美)というレポートがありました。
それによると多くの場所でハコネダケがササ原を構成しているけれど、標高1,000m以上ではハコネメダケとなり、ブナ林などの林床ではスズタケに代わる傾向があるとのこと。これは典型的なハコネダケでしょうかね。

【26】撮影:12時09分=伊藤 幸司
明るい稜線に出てきました。霧が晴れるかもしれないという期待は完全に裏切られましたが、秋の気分です。

【27】撮影:12時10分=伊藤 幸司
マツムシソウが出てきました。道際に、いかにも顔見せという雰囲気で。

【28】撮影:12時11分=伊藤 幸司
手前は例のアザミ……キセルアザミかもしれませんが、わかりません。背後は、葉っぱを見るとやっぱりヨツバシオガマですね。箱根だからフジバカマもあるかもしれないと思ってはみたものの。

【29】撮影:12時12分=伊藤 幸司
明るい稜線はけっこうな花の道でした。

【30】撮影:12時12分=藤原 由香里
アザミ。もう盛りは過ぎて。

【31】撮影:12時13分=伊藤 幸司
箱根町のホームページに「箱根で見られる植物」というのがあって、写真付きの力作リストになっています。そこでは「標高700m以下の低地や低山に育成している植物」にシシウドがありました。
ここはもう標高900mあたりですからミヤマシシウドだと一件落着という感じなのですが「700m以上の山地……」には残念ながらシシウドもその仲間も出ていませんでした。

【32】撮影:12時13分=伊藤 幸司
マルバダケブキがこんな立派な姿で立っていました。

【33】撮影:12時13分=藤原 由香里
ちょっと離されると、一人ぼっちになったが、何しろ一本道なので、逸れることはなかった。ここは、晴れていれば、日当たりの良い場所だからだろう、美人な花が次々と咲いていた。

【34】撮影:12時13分=藤原 由香里

【35】撮影:12時13分=藤原 由香里
花屋に並んでいるスカビオサ。野に咲いているとマツムシソウ。傷んでいるところがなく、形も綺麗。

【36】撮影:12時14分=藤原 由香里
シシウドがとにかく綺麗。白くレース状に見えるものも、花が落ちて緑になったものも。

【37】撮影:12時15分=伊藤 幸司
これは「富士山の花」だそうです。イタドリの高山種の紅花だそうです。登山道にこれほど堂々と登場してくるとはラッキーでした。ところがこれが箱根町のホームページ「箱根で見られる植物」にありません。しかたなく私のような花シロウトが頼りにする青山潤三『山の花1200』(平凡社)でオンタデあたりに目星をつけてみるとメイゲツソウと出てきました。それをネットで調べると多分間違いなくメイゲツソウ、別名ベニイタドリと知りました。富士山との距離感を感じさせる花でした。

【38】撮影:12時15分=伊藤 幸司
足元にマツムシソウを見下ろしながら歩く気分は、秋風吹く高原の楽しさを象徴するものです。

【39】撮影:12時15分=伊藤 幸司
この道はたぶん正面に富士山を望む道。それが叶いそうな日に、もう一度来るだけの価値ある道だと思いました。

【40】撮影:12時15分=伊藤 幸司
これ、こんなにユニークな花ですし、何度も見ている花のようなのですが、名前を思い出すきっかけがどうしてもつかめません。AKBのスターたちも顔認証できるのは10人程度を出ないので、記憶の器としてはしょうがないことですが。

【41】撮影:12時15分=伊藤 幸司
これはイタドリか、たまたま赤く見えないベニイタドリ(メイゲツソウ)か。
イタドリにはスカンポという別名があるそうですが、私が子どものころ千葉に住んでいて楽しい思い出をもっているスカンポはスイバ(酢い葉)のほうで、スイバもイタドリも世界的に利用されてきた山菜、野菜だとか。

【42】撮影:12時15分=矢野 博子
この綺麗な紅白の花は セリの仲間と思われますが シシウドなのか ボウフウなのか 分かりません。この 紅白の組み合わせ、とても綺麗です。自然界の成せるワザです。この辺りは 結構色々な種類の花が 道端を飾っていて 眺望がない分 足元の花に関心が行き、今回の全行程で このあたりが 一番ワクワクした所です。

【43】撮影:12時16分=伊藤 幸司
これも箱根町の植物リストに従ってシシウドとしておきます。巨大なミヤマシシウドは山で楽しみなひとつですが、こんなふうに、一株の展開に多彩なドラマが感じられるのが好きです。

【44】撮影:12時17分=伊藤 幸司
白い花を咲かせる野菊で箱根町のリストに載っているのはシラヤマギクです。写真に添えて次のような記述がありました。「ヤマシロギク(シロヨメナ)と本種は白い野菊の代表的なものです。別名ムコナ。葉の根元が細くなっていて柄のように見えます」私の手持ち資料にはヤマシロギクとシロヨメナは別扱いとするものもありますが。
それよりミヤマコンギクにハコネギクという別名があって、一般的には紫系の花のようですが、箱根では主力が白花のようです。箱根町のリストには「箱根特産の野菊で、群がった株で生育します。ミヤマコンギクというのが正名です」とあります。ムズカシイ。

【45】撮影:12時18分=伊藤 幸司
なんだか葉が小さい感じですけれど、マルバダケブキのようですね。

【46】撮影:12時19分=伊藤 幸司
シシウドやイタドリが足元を埋める道です。

【47】撮影:12時19分=伊藤 幸司
このあたりではベニイタドリ(メイゲツソウ)が繁茂という感じで次々に現れました。

【48】撮影:12時19分=藤原 由香里

【49】撮影:12時19分=藤原 由香里

【50】撮影:12時20分=伊藤 幸司
今日の行程全体からいえば、まだほんの序盤。勢力を回復しようとして伸び始めたのは、やっぱりハコネダケでしょうか。

【51】撮影:12時20分=矢野 博子
初秋の引き立て役は やはり このススキ。青空こそ見えなかったものの しっとりしたこの雰囲気も また良しです。

【52】撮影:12時21分=伊藤 幸司
ツリフネソウが出てきました。

【53】撮影:12時22分=伊藤 幸司
ツリフネソウのクローズアップ。

【54】撮影:12時24分=伊藤 幸司
ワレモコウ。地味な花なのに意外に目立つのはなぜでしょうか。

【55】撮影:12時24分=伊藤 幸司
秋口でこんな状態ですから、夏の花が盛りの頃にはどうでしょうか。箱根外輪山の反対側は何度も歩いているのに、こちら側は私も初めて。自動車道に寄り添った道ですからどしたって敬遠です。来年は夏に忘れずに来てみたいと思いました。

【56】撮影:12時26分=伊藤 幸司
また出てきたこの花、やっぱり顔認証ができません。でもこの花がヤマラッキョウやギョウジャニンニクに似ているから親近感をもっていたということに気づきました。でも葉っぱが全然違います。

【57】撮影:12時26分=藤原 由香里
紅白のシシウド。綺麗なのだ!!

【58】撮影:12時27分=藤原 由香里
美人さん。

【59】撮影:12時28分=伊藤 幸司
わかりません。これも。初対面のような気がします。

【60】撮影:12時28分=伊藤 幸司
ホタルブクロ、かヤマホタルブクロ。箱根町の植物リストにはどちらも出てこない上に、ガクの部分の形状がよくわからないので判別し難いのですが、ガクの緑色が三角に尖って反り返っている雰囲気なのでホタルブクロとしておくのが無難かと思います。
ホタルブクロは外輪山の反対側、明神ヶ岳〜明星ヶ岳の稜線ではかなり頻繁に登場します。

【61】撮影:12時29分=矢野 博子
目立つ花は クルマユリ。遠くに咲いていても すぐに 見つかります。一本でも その存在感は 大きいです。

【62】撮影:12時29分=藤原 由香里
キンコウカみたい。ピンクのグラデーションと黄色かが絶妙です。

【63】撮影:12時30分=伊藤 幸司
コオニユリも咲いていました。葉が輪生でないのでコオニユリとしたけれど、対生にも見えない感じがあるので不安。

【64】撮影:12時30分=藤原 由香里
ふわふわのストールをまとい、レッグウォーマーをはいている。マツムシソウに夢中です。

【65】撮影:12時30分=藤原 由香里
ホタルブクロ。裏地が点々模様でオシャレですね。

【66】撮影:12時31分=伊藤 幸司
正面に富士山が……と想像しつつ進みます。

【67】撮影:12時31分=藤原 由香里

【68】撮影:12時32分=伊藤 幸司
ワレモコウが主役になりました。秋です。

【69】撮影:12時32分=矢野 博子
今回 マツムシソウに 沢山出会えました。青みがかったもの 紫が強いものと ビミョウに色合いが違っていて 夫々綺麗。高度と色合いが関係していると お花博士のKさんに教えて頂きました。 ハチくんは お仕事に夢中で かなりの長い時間 傍でパチパチと写真を撮ってもお構いなし。

【70】撮影:12時33分=伊藤 幸司
これ、出てくるたびに繰り返し撮っています。このキャプションを書くためにもまた調べてみましたが、やっぱりわかりません。

【71】撮影:12時33分=伊藤 幸司
マツムシソウにとりついているのはハナアブの仲間。首周りから背中にかけてふわふわのマフラーみたいなものをつけているのでわかるかもしれないと「ハナアブ」の画像をひととおり見てみました。確信はもてませんが、ムナキハナアブ(ムナキモモフトハナアブ)ではないかと思いました。

【72】撮影:12時33分=矢野 博子
あとから現れた 美人さんのマツムシソウ。完璧かも。

【73】撮影:12時33分=藤原 由香里
まっすぐに、重力に逆らって伸びるのだ!!

【74】撮影:12時35分=伊藤 幸司
明るい草原の道から、竹薮の道へと変わりました。

【75】撮影:12時35分=藤原 由香里
ね、美人さんでしょう。

【76】撮影:12時57分=伊藤 幸司
竹藪のこういう登山道が箱根の山を歩く気分を高めてくれます。

【77】撮影:13時00分=伊藤 幸司
アズマヒキガエル。東日本のヒキガエルで、ガマガエル。じっとして動かないのでたちまち撮影会状態になりますが、目の後ろあたりに毒を持って自衛できるので慌てて逃げたりしないのだそうです。
以前、丹沢だの奥多摩だので、林道上にたまたまできた水溜りに溢れんばかりのオタマジャクシが泳いでいたことがありました。また荻窪に住んでいたときにも庭にいて水のない生活をしているようでしたが、産卵の瞬間のみ水辺を探せばいいというような人生のようです。太陽に照らされるとたちまち干上がりそうな水溜りでも、オタマジャクシはすぐに陸棲になれるので、タイミングとしては危うく見えてもそれほど愚かな行為ではないようです。

【78】撮影:13時00分=伊藤 幸司
なんという木かわかりませんが、樹林帯を抜けました。

【79】撮影:13時01分=藤原 由香里
楽しい山歩き。という感じです。

【80】撮影:13時14分=伊藤 幸司
歩きだして2時間近くになりますが、地図上ではほとんど進んでいない感じ。じつは中央火口丘の神山〜駒ヶ岳のいつもの計画が、ほんの一部だけ大涌谷の噴火による通行禁止区域に含まれて実施できないことから、あわてて芦ノ湖西岸の芦ノ湖スカイラインに沿った遊歩道に計画変更しました。
ですからいつもなら地形図(25,000分1地形図)で伊藤流のパワー計算をするところ、地形図を買う暇がないまま計画書を作りました。補足情報として利用している昭文社の「山と高原地図」に頼ったのですが、どうにも感覚が合いません。
ここでようやく芦ノ湖スカイラインと接して、こんな道をずっと歩かされるのではないかと想像していた風景になりました。この道はほとんど最初から自動車道路の脇にあったのに、平日で濃霧に包まれていたためか、車の音は時々しか聞いていません。休日とは違う雰囲気だったかもしれませんが、よくできたハイキングコースのように思いました。
山と高原地図のコースタイムでは1時間40分(プラス休憩時間)の山伏峠まではまだのようです。でも行けるだけ行ければいいという気分になっていました。

【81】撮影:13時25分=伊藤 幸司
芦ノ湖スカイラインと出会ったら、すぐその先に山伏峠があり、営業していないレストハウスがあり、この「パノラマ絶景」の看板がありました。もちろん行くだけは行ってみました。

【82】撮影:13時25分=矢野 博子
この先は 絶景のパノラマビューの予定。登っては見たものの 視界ゼロ。スタート時の天候は 此処へ来ても 未だ変わらず。ここからのパノラマビューは 次回のお楽しみとなった。

【83】撮影:13時26分=藤原 由香里
芦ノ湖スカイライン横のレストランレイクビューも、寂れた感じですが…【写真113参照】

【84】撮影:13時26分=藤原 由香里
眺めが良いから設置されているであろう双眼鏡も、寂れて見えますが…【写真114、115参照】

【85】撮影:13時38分=藤原 由香里
こんな雲の中でも、皆さんと一緒だと、平気です。

【86】撮影:13時41分=伊藤 幸司
嬉しいことに、道はすぐに稜線から芦ノ湖側の斜面に下って、樹林の中をたどることになりました。

【87】撮影:13時45分=伊藤 幸司
これまでとはまた違った深い森です。

【88】撮影:13時48分=伊藤 幸司
ここでは道は稜線の左側斜面になっていますが、地図を見るとこのあたりから先では車の道のほうが大きく迂回しています。

【89】撮影:14時36分=伊藤 幸司
鬱蒼とした樹林の道です。

【90】撮影:14時44分=伊藤 幸司
これはブナの古木でしょうか。標高1,102mの三国山にかかっています。山と高原地図には「ブナ林」という表示があります。

【91】撮影:15時03分=伊藤 幸司
三国山での休憩。今日初めての、のんびりした休憩になりました。

【92】撮影:15時04分=藤原 由香里
三国山山頂なのだ。

【93】撮影:15時07分=伊藤 幸司
三国山山頂での記念撮影。

【94】撮影:15時10分=藤原 由香里
なんとなく、捕獲された感じの桜田さんと、捕獲してにんまりと言う感じの伊藤コーチ。そして、撮影して嬉しい私でした。

【95】撮影:15時40分=伊藤 幸司
三国山から下り始めると植林の森になりました。

【96】撮影:15時54分=伊藤 幸司
道の様子はずいぶん変わって、湖尻峠へと下っていきます。

【97】撮影:15時58分=伊藤 幸司
ここが湖尻峠。再び車道と出合いましたが、ここまでが芦ノ湖スカイライン、ここから先は箱根スカイラインになって、芦ノ湖の湖尻水門へと下る道との三叉路になっていました。
私たちも……というあいまいな合意によって、道路を横断して向こうの高みに登るのはやめて、今日はまだ一度も見ていない芦ノ湖へと下ることにしたのです。

【98】撮影:16時01分=藤原 由香里
ここはスカイラインの分岐点です。芦ノ湖スカイラインと箱根スカイラインの繋ぎ目です。そんな所にひょっこり出てくるのですねぇ。そして、また、山の中に入って行くのでした。山歩き中の小人みたいです。

【99】撮影:16時17分=矢野 博子
湖尻峠より先 計画書の通りに行くのは 無理となり(この時点で 既に 一時間遅れていた)湖尻峠より湖岸に出ることになり 下山開始。そして眼前に現れた芦ノ湖。この湖岸に下るまでの道は 段差の大きな石畳の階段。気が抜けなかった。海賊船が ゆっくりと湖面を滑っていた。

【100】撮影:16時18分=伊藤 幸司
下っていくとたちまち湖面が見えてきました。稜線部分を覆っていた雲の下に出たということがわかりました。

【101】撮影:16時26分=矢野 博子
湖岸に沿った道の脇に現れた ホトトギスでしょうか? 綺麗にひっそり咲いてました。

【102】撮影:16時31分=矢野 博子
これも 湖岸沿いの道に現れた白い花。白さが どんよりした天気の中 冴えて居ました。

【103】撮影:16時33分=伊藤 幸司
こう見ると、けっこう立派な海賊船です。(どこがどう海賊なのか根拠はありませんが)

【104】撮影:16時35分=伊藤 幸司
湖岸にハコネギク(ミヤマコンギク)がありました。……が、マーガレットかも。

【105】撮影:16時37分=伊藤 幸司
白いユリの花がありましたが、なんだか園芸種のような気配。わかりません。

【106】撮影:16時38分=藤原 由香里
芦ノ湖畔にでてきた。遊覧船と海賊船。

【107】撮影:16時39分=伊藤 幸司
これが湖尻水門。仙石原を抜けて早川となって箱根湯本へと下っていきます。

【108】撮影:16時44分=藤原 由香里
湖尻水門。その奥の山は雲に隠れている。あの中にいたのですねぇ。

【109】撮影:17時07分=伊藤 幸司
桃源台バス停のところまで出ると、小田原駅行きのバスがちょうど来ました。車窓から見る仙石原のススキは、これから色づいていくという気配でした。

【110】撮影:17時07分=矢野 博子
湖岸のバス停から 小田原駅に戻ります。仙石原のススキですが 揺れているバスからの撮影ですので ボケてます。銀波 というには まだ 少し早い時期でしたが あの広い野原を歩いてみたい気分になったのは 私だけではありませんでした。

【111】撮影:17時09分=藤原 由香里
仙石原ですか!?

【112】撮影:17時10分=藤原 由香里
緑と茶色の混合です。

【113】撮影:9月10日=藤原 由香里
【3日後】晴れていれば、賑わいのある観光地です。とろろそば、美味でした。【写真83参照】

【114】撮影:9月10日=藤原 由香里
【3日後】真っ白だった展望は、こんな感じ。見えてしまえば、なるほど、芦ノ湖と箱根湯元が見えるのでした。
晴れ、曇り、雨、人それぞれ好みはありますので、悪しからず。【写真84参照】

【115】撮影:9月10日=藤原 由香里
【3日後】晴れていれば、こんな感じにイキイキとしています。【写真84参照】