発見写真旅・展(62)――2015.3.6 殿ヶ谷戸庭園 発見写真旅・展(62)――2015.3.6 殿ヶ谷戸庭園

写真先頭【01】へ


 都立の「文化財9庭園」を候補として、この東武カルチュアスクールの写真講座を展開してきましたが、これがこのシリーズの最後です。
 JR中央線・国分寺駅から歩いて1分という駅前庭園ゆえ、規模も小さく、2時間の撮影時間は余りそうだと考えて、皆さんには後半の1時間はひょっとしたら大國魂神社へでも行きましょうか? などと話しておきました。
 ところが歩き始めてみると1時間はあっというまに過ぎて、2時間びっしりと園内を歩いていたのです。なぜか? 武蔵野台地の段丘崖に位置する高低差の大きな庭園ゆえに、見える風景がドラマチックに展開します。花のないこの時期でさえそうですから「紅葉亭」と名づけられた茶室のあるこの庭の秋景色はどれほどのものでしょうか。そういう想像をしながら歩き回っていたのです。
 殿ヶ谷戸という名前は曰くありげに見えますが、元々国分寺村殿ヶ谷戸という地名だったとのこと。昭和4年(1929)から三菱の岩崎家の別荘として整備されたものが、昭和40年代の開発計画に反対する住民運動をきっかけに都の庭園として保存されるようになったとのことです。


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の4人です。
稲田 郁子(4テーマ20点)
土屋 千鶴子(2テーマ25点)
伊藤 朝(4テーマ20点)
伊藤 幸司(6テーマ30点)


【01】から始まる本編の写真は提出された写真をシャッフルしてランダムに並べた「仮展示」の状態のままです。この状態ですべての写真を「10秒ずつ」見ていただくと、その中にかならず「動き出す写真」「語り出す写真」があるはずです。
撮影者にとっての「発見写真旅」は撮影現場と写真選びにあって、写真選びでは全ての写真を「10秒見る」という方法を強くすすめてきました。そしてこの展示を見ていただく方にも「10秒見る」ことで「発見写真旅」を体験していただけると考えています。
その後、それぞれの写真に撮影者のキャプション(あらかじめ提出されていました)を加えたので、写真の意図が明らかにされたものも多いかと思います。この段階でも再び「発見写真旅」を楽しんでいただけると思います。
さらに写真サンプルを撮影者別に並べた索引ページも作りました。それによって複数枚セットのテーマ写真の意図も明らかになります。そのサンプル写真をクリックすると展示写真に飛ぶことができます。サンプル写真に戻るにはデリートキー(delete key、削除キー)を押してみてください。
この「発見写真旅・展」では「自由投稿コメント」を募集しています。写真番号をつけてメールでお送りください。順次掲載させていただきますのでよろしくお願いいたします。


撮影:稲田 郁子────テーマA:日本庭園

【71】 【23】 【61】 【01】 【07】


【71】段丘の崖のへりに来ると、日本庭園が目に飛び込んできます。
【23】高低差を使って、滝がきれいにできています。
【61】反対側は、池にも段があります。
【01】私には、端正な庭園というより、楽しさが感じられました。
【07】東屋の中から撮ると鎖樋が楽しいですが、ドーナツ状の池はよく見えません。


撮影:稲田 郁子────テーマB:日本庭園の脇役

【17】 【32】 【16】 【86】 【76】


【17】やはり鯉です。滝の前で。
【32】これは鯉の稚魚か、金魚か。石灯籠まで入れようと、少々欲張りすぎたようです。
【16】鹿おどしも味がありますが、両側の穴のあいた岩がおもしろいです。
【86】東屋の鎖樋が気に入りました。アップは誰か撮ってくれたかな。
【76】脇役にしていいのか迷う、湧水。15℃あるので、指を入れても暖かく、草や苔も青々としています。


撮影:稲田 郁子────テーマC:梅

【14】 【81】 【05】 【12】 【53】


【14】3月というのに、まだ満開には程遠い梅です。
【81】この一画は、少し華やいだ雰囲気です。
【05】この枝は五分咲きですが、微妙な色ですね。
【12】これも同じ木ですが、完全に赤白混じっています。
【53】この木には“思いのまま”と名がついています。思いのままに色を変えるということでしょうか。


撮影:稲田 郁子────テーマD:うろ(樹洞)

【44】 【30】 【38】 【36】 【48】


【44】木の“うろ”が気になりました。これは枝をはらった後にできたのでしょうか。
【30】これは枝が折れた後にできたのでしょうか、大きいですね。
【38】これは大きくて、中に水が溜まっています。
【36】葉を出しているのは、別の木でしょうか。
【48】高い場所になるうろ。何かの巣になっているのでしょうか。


撮影:土屋 千鶴子────テーマA:花 1/2

【45】 【78】 【68】 【10】 【06】


【45】立ち姿がきれいです。すっと立った形は春を先駆ける初々しさを感じます。
【78】赤と白の梅がうまく重なって撮れました。
【68】アイリスの種類のようです。ずーと近づいて撮りました。今回はピントが合ったようです。
【10】何処に花があるのか探してしまいました。1本に焦点を絞れば良かったようです。
【06】梅のむこうの空は生憎くもり空。でもちょっと不思議な色で撮れていました。


撮影:土屋 千鶴子────テーマA:花 2/2

【66】 【87】 【34】 【55】


【66】若芽が印象的でした。
【87】秋には萩が装うのでしょう。今は骨組みのみのトンネル。
【34】中央の若芽がジーと暖かくなるのを待っているようです。これも焦点が甘かったようです。
【55】庭園の入り口で入園者を出迎えてくれました。


撮影:土屋 千鶴子────テーマB:殿ヶ谷戸庭園 1/3

【90】 【62】 【95】 【75】 【42】


【90】人面木(切られ与三郎)
【62】人面岩。
【95】雪よけ(いい仕事ですねーの声がかかりそう)
【75】古木。
【42】写真「75」の古木の中。


撮影:土屋 千鶴子────テーマB:殿ヶ谷戸庭園 2/3

【83】 【02】 【52】 【46】 【57】


【83】馬頭観音かな。
【02】滝。
【52】白い鯉。
【46】赤い鯉。
【57】雪よけ(丁寧に手入れされたお庭にいい仕事の雪よけ)


撮影:土屋 千鶴子────テーマB:殿ヶ谷戸庭園 3/3

【27】 【85】 【24】 【20】 【70】 【92】


【27】人面木(小便器)
【85】人面木(丸い目ひょうきんな口を連想)
【24】人面木(動物の顔のよう)
【20】優しさ(散策する人の足元を考えて筵が敷かれて)
【70】わ(真ん中のささえの木がじゃま)
【92】散歩(幼稚園児のおさんぽ。どこの庭園も平日は幼児と老年)


撮影:伊藤 朝────テーマA:ストーリー

【21】 【56】 【63】 【94】 【54】


【21】中央の枯れ葉の真ん中に、緑の小さなクモがいました。生まれたばかりなのか、成虫なのか。その体が、足の一本一本が、驚くほどに透きとおった美しいクモ。規則正しい細胞の配列によって、その繊細な体をつくり出す。なんて不思議で美しいのだろう。
【56】園内で湧き出ている湧水源。立て札の説明書きにあるように、この湧き水の水温は、年間通して15度〜18度。この日は、連日の小春日和とはうって変わって寒い一日。この湧き水が温かく感じられ、凍えたからだに、少しの元気と喜びがわいた。
【63】落ちてくる水力に吸い寄せられ、数えきれないほどの細い苔が一点に集まる。苔に触ってみる。そっと触れただけで溶けるように切れてしまった。視覚で感じる力強さとは裏腹に、この水と苔との関係は、静かで優しい。目に映るものだけが全てではないということを体で感じた。
【94】「庭園に鯉」はよく見るけれど、ここにいたのは金魚。鯉に比べれば豪華さに欠けるかもしれない。けれど、目にした瞬間に脳裏に焼き付くようなこの赤は、鯉の存在感にも決して負けてはいない。
【54】松葉が、枝にまたがって楽しそうに遊んでいる。風に身を委ねている子、体を大きく揺らす子、その様子を見ている子。まるで遊具で遊ぶ子供のようで、笑い声が聞こえてきそう。


撮影:伊藤 朝────テーマB:竹

【29】 【65】 【28】 【93】 【58】


【29】庭園の一角にある立派な竹やぶ。落ち葉に包まれた温かそうな地面から、あの柔らかい、おいしいおいしい竹の子・・だったとは到底思えない硬そうな幹を、にょきにょきにょきと伸ばしていく。
【65】竹は青々としているもの。という、私の勝手なイメージに反し、ここの竹は白い。もや〜っと霧がかっているような、なんだか昔話の世界に引き込まれそうな気分になる。
【28】もう少し視線を上げて行くと、だんだんと葉っぱの姿が見えてくる。幹の色もよりいっそう白く、葉の間を抜けてきた風は、なんだか少し良い香りがする気がした。
【93】上に行くにつれて葉が密集し、色濃くなる。空も見えなくなるほどに。こんな細い幹に、あんなにたくさんの葉を付けてもびくともしない。真っ直ぐにしっかりと伸び、しなやかに揺れる。
【58】なるほど、竹の根元ってこんなだったんだ。このみっしりと地面へ走る根が、竹に通る強くしなやかな繊維になっているのだろうか。


撮影:伊藤 朝────テーマC:梅

【15】 【50】 【84】 【39】 【43】


【15】曇り空だった今日は、凍える程に寒い日で、そんな寒空が梅の花には、なんだかとってもぴったりだった。
【50】「思いのまま」・・・なんて名前だろう。咲いている花よりも、名札に目をとられる。思いのままのに咲き乱れる。名前のままに、思いのままに。植物の名前にうらやましさを感じたのは初めてだった。
【84】花とつぼみと。満開よりも、両方が見られるこのタイミングがすき。まんまると今にも弾けそうなつぼみがなんともそそります。早く咲けー! でもまだ咲かないでー!
【39】4歳くらいの私で、この枝を握りしめて、駆け足で走っていって、誰かに「はい!」ってプレゼントしたい。なんでか分からないけど、見た時にふとそう思った。
【43】曇り空の中に赤い梅。寒い空気に色を差して、すぐそこまで来た春を予感させる。わずかな色でも。わずかな花でも。


撮影:伊藤 朝────テーマD:宝石

【69】 【35】 【77】 【03】 【72】


【69】青みが映えるミステリアスな色。マットな光沢。葉っぱの周りのスカラップ。これはもう立派な装飾品。ブローチにしましょうか。それとも髪かざり?
【35】松葉を束ねるように、中央には松ぼっくり。色は決して華やかではないけれど、華やぐ季節を連想させるのはなぜだろう。ピンと張った松葉、堂々と真っ直前を向いた松ぼっくり。自信にあふれ、光っているから。宝石のように光っているのは、樹々の命。
【77】赤と緑の透き通った葉っぱ。たまらなく魅力的な色だった。こんな時はいつも、なにかもどかしい気持ちになる。それは、この洋服欲しいな。アクセサリー欲しいな。そんな気持ちにものすごく似ているから。赤と緑の透き通った宝石。
【03】宝石が散らばる。無造作に散らばる。注意して見ていると、こんな風にたくさんの色が見つかる。どこを切り取っても覗いても、混ざり合っても、決して邪魔にはならない。
【72】真似したいと思ってしまう。人々が昔から、植物をモチーフに芸術を楽しんできた理由がよく分かります。だって、刺激的だもの。色も形も。


撮影:伊藤 幸司────テーマA:ロープワーク

【51】 【79】 【13】 【04】 【22】


【51】冬枯れの季節のせいだったかと思います。通路脇のロープ柵が裸の庭園では造形のひとつを担っているように感じました。……というより、単純に、ロープが美しく見えたのです。
【79】ロープが主役を張るには、たぶんこういうふうに直線的な自己主張をしなければならないと感じます。そのときにロープを張る人間ができるだけシンプルにそれを実現してやる。そういう造園師の意識とワザが感じられます。
【13】この杭は三股ではないのですね。支柱を内側から二本の足で支えている。支柱が直立しているというところに、このスッキリ感があるようです。このロープを私は知りませんが、かなりの張力に耐える、しっかりした編みロープのようです。
【04】雪吊りといえば金沢・兼六園が有名ですが、これなどは、ひょっとして十分に対抗できる作品的雪吊りではないかと思います。第一、これほど完璧にする必要強度は東京にはないだろうと思うのです。さらに直線的なロープに対して曲線的な裾の美しさ。冬を彩る造形作品という感じがしました。
【22】写真「04」と基本的には同じですが、やはり「寄って」撮りたいと思いました。これくらい近づく(ズームアップ)すると、やはり角度も考えます。大きな直径の竹の輪を吊り上げるに当たって、地表から持ち上がる距離を変えて表情をつけるというのが主要な表現方法のようですが、これには「正面」が意識されているのでしょうか。写真を撮る場合の基本として「正面」を探してみるのですが、わかりません。好みでいいのですかね。こうしてクローズアップしてみると、ロープ末端の結び目が房飾りの大きなポイントになっていることに気づきました。


撮影:伊藤 幸司────テーマB:梅

【31】 【18】 【26】 【40】 【37】


【31】紅いつぼみから白い花が咲くウメの木。おそらく名のあるウメでしょうが、名札のたぐいには気づきませんでした。
【18】「紅千鳥」という名札のつけられたウメの木。いよいよこれから満開に向かって咲き誇るという時期でした。
【26】この木には画面右下に見えている「オモイノママ」という名札がついていました。白い八重の花がボリューム豊かに咲き始めていました。
【40】紅千鳥の花をよく見ると、なかなか手の込んだデリケートな作り込みになっています。見飽きない花という感じがします。
【37】庭園入口に設けられた、これは盆景というのでしょうか、園内のウメの開花状況がこれでわかるのかもしれません。右手前にフクジュソウも咲いています。


撮影:伊藤 幸司────テーマC:湧き水

【11】 【08】 【09】 【80】 【73】


【11】鹿脅し(ししおどし)がありましたが、これはそこに水を落とす石盆へと給水している竹の導管。庭園のあちこちから小さな湧水が流れ出ているのですが、これは紅葉亭のわきにありました。
【08】滝が連続するこの流れは紅葉亭の足元から湧き出して、次郎弁天の池へと落ちています。この日、この水は湧き口のところでほんのり暖かい感じがしました。水温15度Cかどうかはわかりませんが、地下水がここで湧き出しているのはまちがいないと感じました。
【09】ここは庭園内では大河です。湧水群という場所から湧き出た水が集まって、水面にさざ波を立てて流れています。もうすこし下ると海という感じの次郎弁天の池となります。湧水量は1分間に37リットルと説明されています。
【80】次郎弁天の岸辺に雪吊りをほどこしたマツの木がありました。この日は風がなかったので水面は穏やかでしたが、私が岸辺に立った(ためかどうか明らかではありませんが)、大きな鯉がゆっくりと近づいてきました。波紋はその鯉が立てたものです。
【73】池には鯉がすいぶんたくさんいて、もちろんエサを求めて泳いでいるという感じではありましたが、あまりガツガツした感じはありませんでした。この発見写真旅のシリーズでは小石川後楽園や清澄庭園など、鯉のエサを売っているところがやはり激しい生存競争というふうに見えました。


撮影:伊藤 幸司────テーマD:孟宗竹

【41】 【67】 【33】 【25】 【82】


【41】庭園は武蔵野台地のハケ(崖線)にあってあちこちから地下水が湧き出る斜面にひろがっています。その一番低いあたりにかなりボリュームのある竹林があるのですが、それがモウソウチク(孟宗竹)の林。モウソウチクは放置すると広葉樹林まで駆逐してどんどん生存域を拡大していくといいますからこれなどもそういう生命力を感じさせる光景かもしれません。
【67】竹は地下茎で広がっていきますから、タケノコは竹の賜物という側面もありますが、同時に外部への侵略の尖兵でもあるようです。竹林を竹藪にせずに維持するのは、じつはなかなか大変な作業をともなうようです。
【33】竹は、幹に当たる部分はある太さに達するとそれ以上肥大せずに上へ上へと伸び、同時に枝をどんどん伸ばしていくのだといいます。モウソウチクは江戸時代に薩摩藩が中国から持ち込んだことによって広がったということです。国内では最大の竹として生息域を拡大しているというのです。
【25】モウソウチクと対抗できる日本の竹はマダケ(真竹)ですが、その違いは節のところでわかるのだそうです。モウソウチクのこの節を「ひとえ」と見ると、マダケの節は「ふたえ」なのだそうです。
【82】モウソウチクの旺盛な膨張主義を押さえるには積極的に伐っていかなければいけないのだそうです。ネットで調べてみると、「木更津の奥座敷、古民家と自然」というホームページ(でしょうか)にこんなきじゅつがありました。「本当に枯らすためには、根から70cm位残して切ったほうが良いという事をN井さんから教えてもらいました。根元で切ると根は横に伸びて行くので、ある程度残して切ると竹はまだ生きているような気がして根が広がらないのだそうです。」


撮影:伊藤 幸司────テーマE:道

【19】 【89】 【59】 【88】 【91】


【19】庭園入口から導かれてここに来ました。道標によると左「花木・野草園」、右「萩のトンネル・藤棚」とあります。この道をほんの数分前に幼稚園児の一団が通って行きましたが、子どもたちの目にはこの分岐はどんなふうに見えたのでしょうか。
【89】分岐を右にいくと、これが萩のトンネル。この時期には面影はまったくありません……が、この竹細工、たぶん並みのトンネルとはひと味違うのだろうな、と思わせるに十分です。
【59】要所要所にはこのような筵(むしろ)が敷かれていました。よく見るときちんとつくられた長尺のむしろを二本のロープでスマートに固定しています。関東ローム層で起こりやすい霜柱に対して、断熱材として藁を敷き詰めるのが伝統的な方法だといわれますから、これだけの予算と手間をかけるのは、たぶん、それだと思います。
【88】斜面に広がる庭園ゆえに、階段があちこちにあります。それがどこもていねいにつくられているのです。古くてありがたい感じのする日本庭園と比べるとなんとなく新しい雰囲気があります。この庭園は岩崎財閥のものでしたが、最終的には周辺住民の保存運動によって都の庭園として残されたといいますから、案外新しい手入れによってここにこうしてある……という雰囲気を感じます。勝手な印象にすぎませんが。
【91】撮影:伊藤 幸司
次郎弁天の池を見下ろしています。雪吊りの松もあります。そしてむしろの敷かれた道。冬枯れの季節でも歩くのが楽しい道になっています。


撮影:伊藤 幸司────テーマF:眺め

【47】 【49】 【74】 【64】 【60】


【47】じつはこの場所、この庭園の特異点です。高台にあるのが紅葉亭。その右側に登っていく道があり、脇に水路が見えます。滝が連続する形で下ってくる水路です。建物の左側、人が立っている道の脇には鹿おどしのある小さな水路が落ちています。そして写真手前、こちら側から下っているのが次郎弁天の池へと下る本流です。その合流地点にYの字型のカエデが1本立っています。 【49】紅葉亭と名づけられているからにはこの光景の主役はカエデ類なのでしょう。カエデ類は新緑もきれいなので、もう少し後ならこの光景も大きく変化していると思われます。しかし、晩秋に、この庭は輝くのだと思います。
【74】紅葉亭からの眺めをもう一度、きちんと撮影してみました。この位置からだと次郎弁天の池の水面もちゃんと見えますし、常緑のマツとカエデの紅葉とのバランスも考えられているらしいと感じます。
【64】どうなっているのかというと、紅葉亭のベランダ部分から座敷の方を見ています。座敷のガラス戸に背後の風景が写っていました。
【60】これは庭園内のもうひとつの建物。この庭園は三菱の主要社員で後に貴族院議員となる江口定條が造園師・仙石荘太郎に依頼してつくった庭園・ずいぎ園で、そこに大正時代に流行した和洋折衷型の別荘を建てたといいます。その窓から芝生の庭を眺めています。なおこの別荘は昭和4年に岩崎家の別荘となりました。



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【01】撮影:稲田 郁子
私には、端正な庭園というより、楽しさが感じられました。
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【02】撮影:土屋 千鶴子
滝。
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【03】撮影:伊藤 朝
宝石が散らばる。
無造作に散らばる。
注意して見ていると、こんな風にたくさんの色が見つかる。
どこを切り取っても覗いても、混ざり合っても、決して邪魔にはならない。
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【04】撮影:伊藤 幸司
雪吊りといえば金沢・兼六園が有名ですが、これなどは、ひょっとして十分に対抗できる作品的雪吊りではないかと思います。第一、これほど完璧にする必要強度は東京にはないだろうと思うのです。さらに直線的なロープに対して曲線的な裾の美しさ。冬を彩る造形作品という感じがしました。
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【05】撮影:稲田 郁子
この枝は五分咲きですが、微妙な色ですね。
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【06】撮影:土屋 千鶴子
梅のむこうの空は生憎くもり空。でもちょっと不思議な色で撮れていました。
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【07】撮影:稲田 郁子
東屋の中から撮ると鎖樋が楽しいですが、ドーナツ状の池はよく見えません。
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【08】撮影:伊藤 幸司
滝が連続するこの流れは紅葉亭の足元から湧き出して、次郎弁天の池へと落ちています。この日、この水は湧き口のところでほんのり暖かい感じがしました。水温15度Cかどうかはわかりませんが、地下水がここで湧き出しているのはまちがいないと感じました。
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【09】撮影:伊藤 幸司
ここは庭園内では大河です。湧水群という場所から湧き出た水が集まって、水面にさざ波を立てて流れています。もうすこし下ると海という感じの次郎弁天の池となります。湧水量は1分間に37リットルと説明されています。
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【10】撮影:土屋 千鶴子
何処に花があるのか探してしまいました。1本に焦点を絞れば良かったようです。
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【11】撮影:伊藤 幸司
鹿脅し(ししおどし)がありましたが、これはそこに水を落とす石盆へと給水している竹の導管。庭園のあちこちから小さな湧水が流れ出ているのですが、これは紅葉亭のわきにありました。
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【12】撮影:稲田 郁子
これも同じ木ですが、完全に赤白混じっています。
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【13】撮影:伊藤 幸司
この杭は三股ではないのですね。支柱を内側から二本の足で支えている。支柱が直立しているというところに、このスッキリ感があるようです。このロープを私は知りませんが、かなりの張力に耐える、しっかりした編みロープのようです。
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【14】撮影:稲田 郁子
3月というのに、まだ満開には程遠い梅です。
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【15】撮影:伊藤 朝
曇り空だった今日は、
凍える程に寒い日で、
そんな寒空が梅の花には、
なんだかとってもぴったりだった。
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【16】撮影:稲田 郁子
鹿おどしも味がありますが、両側の穴のあいた岩がおもしろいです。
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【17】撮影:稲田 郁子
やはり鯉です。滝の前で。
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【18】撮影:伊藤 幸司
「紅千鳥」という名札のつけられたウメの木。いよいよこれから満開に向かって咲き誇るという時期でした。
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【19】撮影:伊藤 幸司
庭園入口から導かれてここに来ました。道標によると左「花木・野草園」、右「萩のトンネル・藤棚」とあります。この道をほんの数分前に幼稚園児の一団が通って行きましたが、子どもたちの目にはこの分岐はどんなふうに見えたのでしょうか。
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【20】撮影:撮影:土屋 千鶴子
優しさ(散策する人の足元を考えて筵が敷かれて)
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【21】撮影:伊藤 朝
中央の枯れ葉の真ん中に、緑の小さなクモがいました。
生まれたばかりなのか、成虫なのか。
その体が、足の一本一本が、驚くほどに透きとおった美しいクモ。
規則正しい細胞の配列によって、その繊細な体をつくり出す。
なんて不思議で美しいのだろう。
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【22】撮影:伊藤 幸司
写真「04」と基本的には同じですが、やはり「寄って」撮りたいと思いました。これくらい近づく(ズームアップ)すると、やはり角度も考えます。大きな直径の竹の輪を吊り上げるに当たって、地表から持ち上がる距離を変えて表情をつけるというのが主要な表現方法のようですが、これには「正面」が意識されているのでしょうか。写真を撮る場合の基本として「正面」を探してみるのですが、わかりません。好みでいいのですかね。こうしてクローズアップしてみると、ロープ末端の結び目が房飾りの大きなポイントになっていることに気づきました。
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【23】撮影:稲田 郁子
高低差を使って、滝がきれいにできています。
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【24】撮影:土屋 千鶴子
人面木(動物の顔のよう)
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【25】撮影:伊藤 幸司
モウソウチクと対抗できる日本の竹はマダケ(真竹)ですが、その違いは節のところでわかるのだそうです。モウソウチクのこの節を「ひとえ」と見ると、マダケの節は「ふたえ」なのだそうです。
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【26】撮影:伊藤 幸司
この木には画面右下に見えている「オモイノママ」という名札がついていました。白い八重の花がボリューム豊かに咲き始めていました。
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【27】撮影:土屋 千鶴子
人面木(小便器)
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【28】撮影:伊藤 朝
もう少し視線を上げて行くと、だんだんと葉っぱの姿が見えてくる。
幹の色もよりいっそう白く、
葉の間を抜けてきた風は、なんだか少し良い香りがする気がした。
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【29】撮影:伊藤 朝
庭園の一角にある立派な竹やぶ。
落ち葉に包まれた温かそうな地面から、あの柔らかい、おいしいおいしい竹の子・・だったとは到底思えない硬そうな幹を、にょきにょきにょきと伸ばしていく。
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【30】撮影:稲田 郁子
これは枝が折れた後にできたのでしょうか、大きいですね。
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【31】撮影:伊藤 幸司
紅いつぼみから白い花が咲くウメの木。おそらく名のあるウメでしょうが、名札のたぐいには気づきませんでした。
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【32】撮影:稲田 郁子
これは鯉の稚魚か、金魚か。石灯籠まで入れようと、少々欲張りすぎたようです。
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【33】撮影:伊藤 幸司
竹は、幹に当たる部分はある太さに達するとそれ以上肥大せずに上へ上へと伸び、同時に枝をどんどん伸ばしていくのだといいます。モウソウチクは江戸時代に薩摩藩が中国から持ち込んだことによって広がったということです。国内では最大の竹として生息域を拡大しているというのです。
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【34】撮影:土屋 千鶴子
中央の若芽がジーと暖かくなるのを待っているようです。これも焦点が甘かったようです。
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【35】撮影:伊藤 朝
松葉を束ねるように、中央には松ぼっくり。
色は決して華やかではないけれど、華やぐ季節を連想させるのはなぜだろう。
ピンと張った松葉、堂々と真っ直前を向いた松ぼっくり。
自信にあふれ、光っているから。
宝石のように光っているのは、樹々の命。
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【36】撮影:稲田 郁子
葉を出しているのは、別の木でしょうか。
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【37】撮影:伊藤 幸司
庭園入口に設けられた、これは盆景というのでしょうか、園内のウメの開花状況がこれでわかるのかもしれません。右手前にフクジュソウも咲いています。
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【38】撮影:稲田 郁子
これは大きくて、中に水が溜まっています。
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【39】撮影:伊藤 朝
4歳くらいの私で、
この枝を握りしめて、
駆け足で走っていって、
誰かに「はい!」ってプレゼントしたい。
なんでか分からないけど、見た時にふとそう思った。
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【40】撮影:伊藤 幸司
紅千鳥の花をよく見ると、なかなか手の込んだデリケートな作り込みになっています。見飽きない花という感じがします。
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【41】撮影:伊藤 幸司
庭園は武蔵野台地のハケ(崖線)にあってあちこちから地下水が湧き出る斜面にひろがっています。その一番低いあたりにかなりボリュームのある竹林があるのですが、それがモウソウチク(孟宗竹)の林。モウソウチクは放置すると広葉樹林まで駆逐してどんどん生存域を拡大していくといいますからこれなどもそういう生命力を感じさせる光景かもしれません。
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【42】撮影:土屋 千鶴子
写真「75」の古木の中。
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【43】撮影:伊藤 朝
曇り空の中に赤い梅。
寒い空気に色を差して、すぐそこまで来た春を予感させる。
わずかな色でも。
わずかな花でも。
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【44】撮影:稲田 郁子
木の“うろ”が気になりました。これは枝をはらった後にできたのでしょうか。
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【45】撮影:土屋 千鶴子
立ち姿がきれいです。すっと立った形は春を先駆ける初々しさを感じます。
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【46】撮影:土屋 千鶴子
赤い鯉。
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【47】撮影:伊藤 幸司
じつはこの場所、この庭園の特異点です。高台にあるのが紅葉亭。その右側に登っていく道があり、脇に水路が見えます。滝が連続する形で下ってくる水路です。建物の左側、人が立っている道の脇には鹿おどしのある小さな水路が落ちています。そして写真手前、こちら側から下っているのが次郎弁天の池へと下る本流です。その合流地点にYの字型のカエデが1本立っています。
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【48】撮影:稲田 郁子
高い場所になるうろ。何かの巣になっているのでしょうか。
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【49】撮影:伊藤 幸司
紅葉亭と名づけられているからにはこの光景の主役はカエデ類なのでしょう。カエデ類は新緑もきれいなので、もう少し後ならこの光景も大きく変化していると思われます。しかし、晩秋に、この庭は輝くのだと思います。
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【50】撮影:伊藤 朝
「思いのまま」・・・なんて名前だろう。
咲いている花よりも、名札に目をとられる。
思いのままに咲き乱れる。
名前のままに、思いのままに。
植物の名前にうらやましさを感じたのは初めてだった。
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【51】撮影:伊藤 幸司
冬枯れの季節のせいだったかと思います。通路脇のロープ柵が裸の庭園では造形のひとつを担っているように感じました。……というより、単純に、ロープが美しく見えたのです。
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【52】撮影:土屋 千鶴子
白い鯉。
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【53】撮影:稲田 郁子
この木には“思いのまま”と名がついています。思いのままに色を変えるということでしょうか。
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【54】撮影:伊藤 朝
松葉が、枝にまたがって楽しそうに遊んでいる。
風に身を委ねている子、体を大きく揺らす子、その様子を見ている子。
まるで遊具で遊ぶ子供のようで、笑い声が聞こえてきそう。
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【55】撮影:土屋 千鶴子
庭園の入り口で入園者を出迎えてくれました。
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【56】撮影:伊藤 朝
園内で湧き出ている湧水源。
立て札の説明書きにあるように、この湧き水の水温は、年間通して15度〜18度。
この日は、連日の小春日和とはうって変わって寒い一日。
この湧き水が温かく感じられ、凍えたからだに、少しの元気と喜びがわいた。
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【57】撮影:土屋 千鶴子
雪よけ(丁寧に手入れされたお庭にいい仕事の雪よけ)
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【58】撮影:伊藤 朝
なるほど、竹の根元ってこんなだったんだ。
このみっしりと地面へ走る根が、竹に通る強くしなやかな繊維になっているのだろうか。
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【59】撮影:伊藤 幸司
要所要所にはこのような筵(むしろ)が敷かれていました。よく見るときちんとつくられた長尺のむしろを二本のロープでスマートに固定しています。関東ローム層で起こりやすい霜柱に対して、断熱材として藁を敷き詰めるのが伝統的な方法だといわれますから、これだけの予算と手間をかけるのは、たぶん、それだと思います。
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【60】撮影:伊藤 幸司
これは庭園内のもうひとつの建物。この庭園は三菱の主要社員で後に貴族院議員となる江口定條が造園師・仙石荘太郎に依頼してつくった庭園・ずいぎ園で、そこに大正時代に流行した和洋折衷型の別荘を建てたといいます。その窓から芝生の庭を眺めています。なおこの別荘は昭和4年に岩崎家の別荘となりました。
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【61】撮影:稲田 郁子
反対側は、池にも段があります。
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【62】撮影:土屋 千鶴子
人面岩。
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【63】撮影:伊藤 朝
落ちてくる水力に吸い寄せられ、数えきれないほどの細い苔が一点に集まる。
苔に触ってみる。
そっと触れただけで溶けるように切れてしまった。
視覚で感じる力強さとは裏腹に、この水と苔との関係は、静かで優しい。
目に映るものだけが全てではないということを体で感じた。
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【64】撮影:伊藤 幸司
どうなっているのかというと、紅葉亭のベランダ部分から座敷の方を見ています。座敷のガラス戸に背後の風景が写っていました。
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【65】撮影:伊藤 朝
竹は青々としているもの。という、私の勝手なイメージに反し、ここの竹は白い。
もや〜っと霧がかっているような、なんだか昔話の世界に引き込まれそうな気分になる。
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【66】撮影:土屋 千鶴子
若芽が印象的でした。
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【67】撮影:伊藤 幸司
竹は地下茎で広がっていきますから、タケノコは竹の賜物という側面もありますが、同時に外部への侵略の尖兵でもあるようです。竹林を竹藪にせずに維持するのは、じつはなかなか大変な作業をともなうようです。
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【68】撮影:土屋 千鶴子
アイリスの種類のようです。ずーと近づいて撮りました。今回はピントが合ったようです。
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【69】撮影:伊藤 朝
青みが映えるミステリアスな色。
マットな光沢。
葉っぱの周りのスカラップ。
これはもう立派な装飾品。
ブローチにしましょうか。
それとも髪かざり?
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【70】撮影:土屋 千鶴子
わ(真ん中のささえの木がじゃま)
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【71】撮影:稲田 郁子
段丘の崖のへりに来ると、日本庭園が目に飛び込んできます。
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【72】撮影:伊藤 朝
真似したいと思ってしまう。
人々が昔から、植物をモチーフに芸術を楽しんできた理由がよく分かります。
だって、刺激的だもの。
色も形も。
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【73】撮影:伊藤 幸司
池には鯉がすいぶんたくさんいて、もちろんエサを求めて泳いでいるという感じではありましたが、あまりガツガツした感じはありませんでした。この発見写真旅のシリーズでは小石川後楽園や清澄庭園など、鯉のエサを売っているところがやはり激しい生存競争というふうに見えました。
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【74】撮影:伊藤 幸司
紅葉亭からの眺めをもう一度、きちんと撮影してみました。この位置からだと次郎弁天の池の水面もちゃんと見えますし、常緑のマツとカエデの紅葉とのバランスも考えられているらしいと感じます。
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【75】撮影:土屋 千鶴子
古木。
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【76】撮影:稲田 郁子
脇役にしていいのか迷う、湧水。15℃あるので、指を入れても暖かく、草や苔も青々としています。
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【77】撮影:伊藤 朝
赤と緑の透き通った葉っぱ。
たまらなく魅力的な色だった。
こんな時はいつも、なにかもどかしい気持ちになる。
それは、この洋服欲しいな。アクセサリー欲しいな。そんな気持ちにものすごく似ているから。
赤と緑の透き通った宝石。
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【78】撮影:土屋 千鶴子
赤と白の梅がうまく重なって撮れました。
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【79】撮影:伊藤 幸司
ロープが主役を張るには、たぶんこういうふうに直線的な自己主張をしなければならないと感じます。そのときにロープを張る人間ができるだけシンプルにそれを実現してやる。そういう造園師の意識とワザが感じられます。
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【80】撮影:伊藤 幸司
次郎弁天の岸辺に雪吊りをほどこしたマツの木がありました。この日は風がなかったので水面は穏やかでしたが、私が岸辺に立った(ためかどうか明らかではありませんが)、大きな鯉がゆっくりと近づいてきました。波紋はその鯉が立てたものです。
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【81】撮影:稲田 郁子
この一画は、少し華やいだ雰囲気です。
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【82】撮影:伊藤 幸司
モウソウチクの旺盛な膨張主義を押さえるには積極的に伐っていかなければいけないのだそうです。ネットで調べてみると、「木更津の奥座敷、古民家と自然」というホームページ(でしょうか)にこんなきじゅつがありました。「本当に枯らすためには、根から70cm位残して切ったほうが良いという事をN井さんから教えてもらいました。根元で切ると根は横に伸びて行くので、ある程度残して切ると竹はまだ生きているような気がして根が広がらないのだそうです。」
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【83】撮影:土屋 千鶴子
馬頭観音かな。
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【84】撮影:伊藤 朝
花とつぼみと。
満開よりも、両方が見られるこのタイミングがすき。
まんまると今にも弾けそうなつぼみがなんともそそります。
早く咲けー! でもまだ咲かないでー!
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【85】撮影:土屋 千鶴子
人面木(丸い目ひょうきんな口を連想)
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【86】撮影:稲田 郁子
東屋の鎖樋が気に入りました。アップは誰か撮ってくれたかな。
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【87】撮影:土屋 千鶴子
秋には萩が装うのでしょう。今は骨組みのみのトンネル。
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【88】撮影:伊藤 幸司
斜面に広がる庭園ゆえに、階段があちこちにあります。それがどこもていねいにつくられているのです。古くてありがたい感じのする日本庭園と比べるとなんとなく新しい雰囲気があります。この庭園は岩崎財閥のものでしたが、最終的には周辺住民の保存運動によって都の庭園として残されたといいますから、案外新しい手入れによってここにこうしてある……という雰囲気を感じます。勝手な印象にすぎませんが。
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【89】撮影:伊藤 幸司
分岐を右にいくと、これが萩のトンネル。この時期には面影はまったくありません……が、この竹細工、たぶん並みのトンネルとはひと味違うのだろうな、と思わせるに十分です。
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【90】撮影:土屋 千鶴子
人面木(切られ与三郎)
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【91】撮影:伊藤 幸司
次郎弁天の池を見下ろしています。雪吊りの松もあります。そしてむしろの敷かれた道。冬枯れの季節でも歩くのが楽しい道になっています。
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【92】撮影:土屋 千鶴子
散歩(幼稚園児のおさんぽ。どこの庭園も平日は幼児と老年)
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【93】撮影:伊藤 朝
上に行くにつれて葉が密集し、色濃くなる。
空も見えなくなるほどに。
こんな細い幹に、あんなにたくさんの葉を付けてもびくともしない。
真っ直ぐにしっかりと伸び、しなやかに揺れる。
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【94】撮影:伊藤 朝
「庭園に鯉」はよく見るけれど、ここにいたのは金魚。
鯉に比べれば豪華さに欠けるかもしれない。
けれど、目にした瞬間に脳裏に焼き付くようなこの赤は、鯉の存在感にも決して負けてはいない。
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【95】撮影:土屋 千鶴子
雪よけ(いい仕事ですねーの声がかかりそう)
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