発見写真旅・展(2)――2012.5.24 西沢渓谷
発見写真旅・展(2)――2012.5.24 西沢渓谷



糸の会「5p西沢渓谷」は新緑の渓谷風景を期待しての計画です。西沢渓谷のある三富村が山梨市となって、最寄り駅はJR中央線の山梨市駅になりました。バスで西沢渓谷へ。午前11時から午後3時前まで、約4時間で周遊路を一周しました。
バスは塩山のはやぶさ温泉のすぐ近く(隼上)を通ることから、下車し、レストランかざはなで食事をして午後6時半、塩山駅から帰途につきました。

今回の写真出展メンバーは以下の4人(各人5点)です。
松浦 千恵子
矢野 博子
鈴木 明美
伊藤 幸司


【01】から始まる本編の写真は提出された写真をシャッフルしてランダムに並べた「仮展示」の状態のままです。
ネット上での二次的な「発見写真旅」を楽しんでいただいた方から、そこにさまざまな「投票」が寄せられました。
投票締切後、それぞれの写真に撮影者のキャプション(あらかじめ提出されていました)を加えたので、写真の意図が初めて明らかにされたというものもあるかもしれません。この段階でも二次的な「発見写真旅」を楽しんでいただけるかと思います。
さらに写真サンプルを撮影者別に並べた索引ページを作りました。そのサンプル写真からも展示写真に飛ぶことができます。


撮影:松浦 千恵子

【05】 【12】 【19】 【20】 【01】


【05】山つつじのつぼみ。明日には咲く?
【12】渓谷のつきあたり。五段の滝
【19】昔トロッコが通った道がなだらかに続く
【20】トロッコ道に咲く、みつばつつじ
【01】はるかに鶏冠山をのぞんで


撮影:矢野 博子

【15】 【17】 【02】 【03】 【11】


【15】仲間と声をそろえて
【17】心寄せ合い しなやかに
【02】天を押し上げ 私を夏に導け (前回送ったのと 少し変わってます こちらにしてください)
【03】私は 貴方に踏み出せない
【11】森の近くに住まふ楽しみ


撮影:鈴木 明美

【18】 【10】 【04】 【08】 【14】


【18】根がこんなになっていても生きている。
【10】親は切られて先は無いけど、しっかり子孫は生きている。
【04】水の色の美しさが撮りたいと思ってシャッターを押した。
【08】今回の主役は「三つ葉つつじ」だと思いました。
【14】自然の中へ人の都合で付けられた鎖。


撮影:伊藤 幸司

【06】 【13】 【09】 【16】 【07】


【06】歩き始めたところにトチの木の巨木が何本もありました。道から下がっていく斜面から伸び上がって、目の前に葉を広げていました。
【13】西沢渓谷の周遊路は流れを上流に向かって五段滝へ、それから対岸の旧トロッコ道で戻ります。その流れは最初、こんなふうに穏やかでした。
【09】西沢渓谷の流れは緩急自在というのが見どころでしょうか。大きな滝があるわけではありませんが、こんな小さな落ち口だからこそ、小さなドラマを見ることができます。
【16】その日はおおよそ好天でしたが、日が射したり翳ったり。そのお陰で新緑の輝きをまぶしく見上げる瞬間もありました。
【07】足元を流れ下る水の動きを見ているとキリがありません。ポケットカメラの液晶画面でその瞬間を切り取ろうとしてもあまり自由にできないので、勘で3〜4枚撮ってみました。


【101】2012.5.27――矢野 博子さんからレポート「西沢渓谷 発見写真旅」

5月24日(木) 西沢渓谷へ写真旅へでかけた。 今回は 写真旅の 二回目。参加者は レギュラーの3人+コーチ。

一回目の奥多摩むかし道の作品が HPに紹介されて どの作品が 誰のものか 分かったので 何となく 一回目よりプレッシャーが かかるのは事実だった。
別に優劣をつけるわけでなく その人なりに感じたものを カメラに収めれば良いのだが 何故か歩いている間は 寡黙になった。
おしゃべりをしながらの歩きでは 大事なものを 見落としてしまいそうだからだ。4人の火花が散る。(それほどの事では ないのだけど)

今までの糸の会の山歩きは スポーツだったが この企画は 芸術?なので 歩いてて疲れるとか 大変などということは 関心がなく 何を見つけるかに心が集まった。
差し出がましい 生意気な言い方と 顰蹙を買いそうだが ” 写真家伊藤コーチ”についていくのだ。

山歩きは 歩きはじめ→ ピーク→  下山 で 終わりになるが この写真旅は 帰宅してから 撮ってきた写真をじっくりと眺め  その中から5枚を選んで 投稿して 始 めて終了 となる。
そして 皆さんに投票してもらうという楽しみもある。
従って 山歩きの軽くなったものが  この写真旅ではない。

カメラといえば ケータイの写メしか知らない私が 一体どんなことになるのだろうかと かなり不安だったが 撮り始めてみると 思いがけず良いのが撮れていたりして( 大部分は 狙い通りにいかなかったが)
楽しい。
そして 一枚の写真が 多くの事を語って来るのに気が付いたとき 私は レポートを書く気にならなかった。
一回目の写真旅では 80枚以上 今回も70枚は 撮った。デジカメならではの 枚数だ。

次回は Aさんが この企画に参加と伺い 楽しみです。
コーチ始め 皆さま お世話になりました。


 


【01】撮影:松浦 千恵子
はるかに鶏冠山をのぞんで

■投票:土屋 千鶴子
Iコーチ?

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【02】撮影:矢野 博子
天を押し上げ 私を夏に導け

■投票:土屋 千鶴子
Yさん?

■投票:伊藤 幸司
山歩きのリーダーとして歩きながら常に探しているのは休憩場所の心地よさです。「ここで休憩してよかった」という気持ちがその日の山歩きを豊かなものにしてくれます。そういう目で見つけた場所という感じがします。

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【03】撮影:矢野 博子
私は 貴方に踏み出せない

■投票:土屋 千鶴子
消費税増税が生活にわびしさを呼ばなければ良いのだけれど
Sさん?

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【04】撮影:鈴木 明美
水の色の美しさが撮りたいと思ってシャッターを押した。

■投票:土屋 千鶴子
Iコーチ?

■投票:松浦 千恵子
矢野さん?

■投票:伊藤 幸司
この日は全員、歩きながら流れを見つめていたはずです。ところが流れは千変万化。もとよりとらえどころがありません。流れを正面から撮ってみても、それでなんだ、という感じがしたりしてしまいます。流れの動きを感じさせるには、止まっている風景と対比させなくてはいけません。流れの写真を撮るときにはシャッタースピードが最初に問題になったりするようですが、その前に流れをフレームのなかでどんなふうにとらえたらいいのかが、遙かに大きな課題です。つまり流れが面白く見えていたその瞬間を記録するためにシャッターを切ってみて、ほんとうはどう撮りたかったかをきちんと考えてみるところから「私の西沢渓谷」が見えてくるのではないかと思います。この感じ、歩いていたときの光景がそのままうまく記録されていると思います。

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【05】撮影:松浦 千恵子
山つつじのつぼみ。明日には咲く?

■投票:土屋 千鶴子
Mさん?

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【06】撮影:伊藤 幸司
歩き始めたところにトチの木の巨木が何本もありました。道から下がっていく斜面から伸び上がって、目の前に葉を広げていました。

■投票:矢野 博子
溢れんばかりの 陽光が なんとも 眩しく きれい・・・ 伊藤コーチ?

■投票:土屋 千鶴子
Sさん?

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【07】撮影:伊藤 幸司
足元を流れ下る水の動きを見ているとキリがありません。ポケットカメラの液晶画面でその瞬間を切り取ろうとしてもあまり自由にできないので、勘で3〜4枚撮ってみました。

■投票:矢野 博子
吸い込まれそうな急流 思わず 身をのりだしてしまう・・・ 鈴木さん?

■投票:土屋 千鶴子
Yさん?

■投票:鈴木 明美
矢野さん?  激しさが好き

■投票:松浦 千恵子
コーチ殿?

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【08】撮影:鈴木 明美
今回の主役は「三つ葉つつじ」だと思いました

■投票:土屋 千鶴子
Sさん?

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【09】撮影:伊藤 幸司
西沢渓谷の流れは緩急自在というのが見どころでしょうか。大きな滝があるわけではありませんが、こんな小さな落ち口だからこそ、小さなドラマを見ることができます。

■投票:土屋 千鶴子
Iコーチ?

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【10】撮影:鈴木 明美
親は切られて先は無いけど、しっかり子孫は生きている。

■投票:土屋 千鶴子
Sさん?

■投票:伊藤 幸司
人間がこんなふうに体をバッサリ切られたら、ショックで死んでしまいます。昆虫などはショックがないので片足もがれても、胴体を半分にされてもしばらくは動いていたりします。この木は人間の仕打ちに反抗精神を燃え上がらせて分身を緊急発射させたように見えます。どんな未来を描いているのかは知りませんが。

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【11】撮影:矢野 博子
森の近くに住まふ楽しみ

■投票:土屋 千鶴子
渓谷の中で営む店主の人柄が見える素朴なリース、ドアーを開けねば!コーヒーを飲まねば!
Mさん?

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【12】撮影:松浦 千恵子
渓谷のつきあたり。五段の滝

■投票:土屋 千鶴子
水の力の偉大さにただただ敬服
Iコーチ?

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【13】撮影:伊藤 幸司
西沢渓谷の周遊路は流れを上流に向かって五段滝へ、それから対岸の旧トロッコ道で戻ります。その流れは最初、こんなふうに穏やかでした。

■投票:土屋 千鶴子
Mさん?

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【14】撮影:鈴木 明美
自然の中へ人の都合で付けられた鎖

■投票:土屋 千鶴子
Sさん?

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【15】撮影:矢野 博子
仲間と声をそろえて

■投票:土屋 千鶴子
Yさん

■投票:鈴木 明美
コーチ?   楽しそうに咲こうとしている姿に感動

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【16】撮影:伊藤 幸司
その日はおおよそ好天でしたが、日が射したり翳ったり。そのお陰で新緑の輝きをまぶしく見上げる瞬間もありました。

■投票:土屋 千鶴子
Iコーチ?

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【17】撮影:矢野 博子
心寄せ合い しなやかに

■投票:土屋 千鶴子
Mさん?

■投票:松浦 千恵子
鈴木さん?

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【18】撮影:鈴木 明美
根がこんなになっていても生きている。

■投票:土屋 千鶴子
Yさん?

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【19】撮影:松浦 千恵子
昔トロッコが通った道がなだらかに続く

■投票:土屋 千鶴子
Mさん?

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【20】撮影:松浦 千恵子
トロッコ道に咲く、みつばつつじ

■投票:矢野 博子
若々しい芽と その中に 品よくおさまるミツバツツジの調和が やさしい・・・ 松浦さん?

■投票:土屋 千鶴子
Yさん?

■投票:鈴木 明美
松浦さん?  見ていて落ち着く


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