発見写真旅・展(19)――2013.1.14 水戸駅から
発見写真旅・展(19)――2013.1.14 水戸駅から



本来は第1火曜日に設定した「水戸」が1月1日であったため、1月14日(月・成人の日)に変更しました。水戸ならちょっとすごい成人式風景が見られるのではないかととも期待していたのは事実です。
しかしこの日、天気予報はドラマチックでした。日本列島が全面的に雪景色になるということで、関東地方でも昼間から雪が降り、ひょっとすると大雪になると伝えられていました。
8時30分の特急で上野を発ち、水戸に着いたのは9時49分。雨の中を歩き出すとすぐにトップ役が「弘道館」の標識に導かれると、3.11大震災の影響からまだ抜け出ていない状況に直面。施設のスタッフが親切で、城跡を経由して駅前のホテルの人気のランチを強くすすめてくれたのです。
ランチを食べているころから雨が雪に変わり始め、千波湖の風景が広がるあたりで早くも雪景色になりました。
東京ではすでに都心でも雪が積もり始めていると知り、偕楽園をさらりと見て、電車が動いているうちに帰路につくという方針を決めました。水戸の成人式は幸か不幸か前日だったそうで、若い人の姿はどこにもありませんでした。
帰路のJR常磐線は乗った特急が土浦でストップ。上野駅のポイント故障で、結局夜10時まで動かなかったようですが、私たちはつくばエクスプレスに逃げました。

今回の写真出展メンバー(五十音順)は以下の3人です。
伊藤 幸司(5点×2)
鈴木 明美(4点)
矢野 博子(5点)


【01】から始まる本編の写真は提出された写真をシャッフルしてランダムに並べた「仮展示」の状態のままです。
ネット上での二次的な「発見写真旅」を楽しんでいただいた方から、そこにさまざまな「投票」が寄せられました。
投票締切後、それぞれの写真に撮影者のキャプション(あらかじめ提出されていました)を加えたので、写真の意図が初めて明らかにされたというものもあるかもしれません。この段階でも二次的な「発見写真旅」を楽しんでいただけるかと思います。
さらに写真サンプルを撮影者別に並べた索引ページを作りました。そのサンプル写真からも展示写真に飛ぶことができます。


撮影:矢野 博子

【14】 【11】 【07】 【13】 【01】


【14】徳川斉昭によって創立された弘道館は 先の震災で 白壁は 一部崩れ落ちていて 修復にはまだまだ時間がかかりそう。 風格のある建物で 思わず襟を正してし まう。庭には800本の梅の木。梅の咲くころに また訪れてみたい。
【11】千波湖の脇を流れる桜川から 土手へと上がってきた二羽の黒鳥は 赤いくちばしが 愛くるしかった。冷たい雪の中を歩いていて 生き物に出会うと 心が 和む。遠 くに水戸の街の建物がかすんでいる。
【07】白い雪景色の中 松の緑が 印象的だった。日本庭園に松は必須かもしれない。
【13】偕楽園といえば 梅。梅の花は 桜のような派手さこそないが そこ知れない力強さを感じる。
【01】偕楽園の中の好文亭の二階からの雪景色は いつまでも見ていたい景色だった。静寂そのもの。


撮影:鈴木 明美

【02】 【09】 【15】 【03】


【02】辺りが雪で白く変化していく中で黒鳥の嘴の赤とピンクが美しかった。
【09】偕楽園の雪景色、花びらでなく雪で白いなんておもしろい。
【15】ちょっとすてきな植木の綿帽子。
【03】雪の為か色の少ない水戸でした。でもこの山茶花は大きな枝に守られてまだ雪を被ってはいませんでした。瑞々しく濡れて美しかった。


撮影:伊藤 幸司────テーマ1 雪景色

【17】 【16】 【04】 【19】 【10】


【17】千波湖に出たころから雪が本格的になりました。白い鳥はコブハクチョウ、ユリカモメ、ミコアイサなどとホームページにありました。でもずいぶんたくさんのコクチョウがいて、人間にチヤホヤされているためか、岸辺に寄ってきたり、道際でポーズをとったりしてくれました。
【16】偕楽園に入ると人っ子ひとりいません。駅前のホテルで豪華・格安ランチを食べていたときに雨に雪がまじりはじめたころ、都心ではすでに雪が積もり始めたと妻からの電話で知りました。その情報を追いかけるように水戸も雪景色になりました。降り始めて1時間というところでしょうか。
【04】これは偕楽園「見晴らし広場」の松。見渡す限り、だ〜れもいません。好文亭のスタッフ以外、だ〜れとも会いませんでした。成人の日の水戸なので、きっとこのあたりに若者たちが群れている……と予想していたのに、成人式は昨日だったとか。女性はほとんどすべて和服だったそうです。残念ですが、昨日でよかったかも。
【19】好文亭の入口です。降り始めのこんな風景は、地元の人でもなかなか出会うことができないでしょう。ともかく、休日だというのに、千波湖でも、偕楽園でもカメラを持ってふっとんで来たカメラマンはひとりもいませんでした。雪が静かに降り積もりつつありました。
【10】好文亭の屋根です。不思議な構造の屋根に、ふわっと積もり始めた雪。狭いと思って入ったら、内部はなかなか複雑で、松本城なんかよりドラマチック。とても不思議な建物でした。


撮影:伊藤 幸司────テーマ2 好文亭

【12】 【05】 【18】 【08】 【06】


【12】雪の降る日に、障子や雨戸を開けっ放しという風景は、慣れないのでずいぶん不安な気分になりました。でも雪見の風景とは豪勢です。
【05】2階から東門の方向を見ています。庭園の先に広がっているのは見晴らし広場です。右奧に千波湖の水面も見えます。
【18】南側には、桜川の上流方向が見渡せます。徳川斉昭が自ら設計したという好文亭は広大な偕楽園の豪華な展望を独り占めしています。
【08】南側の窓から見下ろした庭。雪が庭の表情をすっかり変えてしまったのだと思います。
【06】坪庭に淡雪が降りかけられていました。


■矢野:博子
久しぶりに再開した写真旅ー 水戸編 は 荒れた一日だった。
まずは 水戸駅の観光案内所でマップなどをゲットした。
初めて訪れる水戸。
この荒天の中 屋外の撮影は中々難しいと思い 折しも今日は成人の日なので 晴れ着に身を包んだ若者を撮影しても良いかなと期待したが 生憎 成人式は 前日に行われたとの事。期待は裏切られてしまった。

みぞれまじりの雨が容赦なくたたきつけてくる。
地図を頼りに市内を歩き始める。
最初に訪れた弘道館は 3.11の震災の爪痕がまだ残っていて 修理もままならぬ状態だった。白壁が無残にも剥がれおちている。忘れかけている被災地だ。そこの土産物屋さんで 熱いお茶を出していただき 一息ついた。
荒れた天候の中でも偕楽園はどうしても訪れたいので千波湖経由で偕楽園に向かった。
みぞれが 雪に変わっていた。写真撮影の旅なので 軽装だったので 体が 冷えてきた。
しかし 雪が しんしんと降る人っ子一人いない偕楽園は 静かで きれいな庭だった。
好文亭の二階からの眺めは美しく さすが 日本三庭園の一つだけの事はあると感心した。

首都圏の雪の情報が入って来るに従い 自分たちの帰りの足が 心配になってきて帰路を急いだ。
特急に乗り込んだものの 土浦止まり。 一体いつこの電車が動き出すか見通しも立たないので 土浦で下車し つくばエクスプレスで帰る方法を選んだ。何とか 秋葉原までは着いたが 今度は 総武線が 不通。どうしようかと悩んでいたら 京成は 動いているという構内放送。迷わず京成上野に向かい 何とか帰宅できた。千葉のバスは皆チエーンをつけていた。
今回は 鰻とか アンコウ鍋 そして 水戸納豆!を残念だが口に入れられず これらは 次回のお楽しみとなった。
コーチ始め 皆様 お世話になりました。
PS 今回 写真はサイズは変えずそのまま送ってみます。
あの天気でしたので 手がかじかんでしまい 撮った写真は25枚しかありませんでした。


■展示後投票

 


【01】撮影:矢野 博子
偕楽園の中の好文亭の二階からの雪景色は いつまでも見ていたい景色だった。静寂そのもの。

■投票:伊藤幸司
水戸偕楽園の、これが極めつけのビューポイントのひとつだと思います。好文亭の窓から見晴らし広場が望めます。「ここ」というポイントを見つけたときの満足感が感じられます。

次の写真へ


 


【02】撮影:鈴木明美
辺りが雪で白く変化していく中で黒鳥の嘴の赤とピンクが美しかった。

■投票:伊藤幸司
野生のコクチョウがここまで近寄らせてくれるのは、もちろん冬の渡り鳥を受け入れている水戸市民の努力によるのでしょうが、ここまでの接近距離感というのは冬の千波湖の魅力だと思います。こんな雪の日でなしに、普段はどんなもんでしょうかね。真冬の上高地や山中湖での鳥たちとの距離感も、思い出せばこんなものだったかもしれませんが。

■投票:矢野 博子
コクチョウ……背中に乗っているみぞれが 寒さを感じる。くちばしの赤がきれい。こんな間近で見たことない。撮影者予想・鈴木さん

■投票:林智子
こんにちわ!
こくちょうさん。

次の写真へ


 


【03】撮影:鈴木明美
雪の為か色の少ない水戸でした。でもこの山茶花は
大きな枝に守られてまだ雪を被ってはいませんでした。
瑞々しく濡れて美しかった。 

次の写真へ


 


【04】撮影:伊藤 幸司
これは偕楽園「見晴らし広場」の松。見渡す限り、だ〜れもいません。好文亭のスタッフ以外、だ〜れとも会いませんでした。成人の日の水戸なので、きっとこのあたりに若者たちが群れている……と予想していたのに、成人式は昨日だったとか。女性はほとんどすべて和服だったそうです。残念ですが、昨日でよかったかも。

■投票:小林 美子
矢野さん? 手がかじかんでいるところなのに 頑張ってシャッターを押した感じ 寒そう〜

■投票:矢野 博子
周りの竹垣が 幾何学的で きれい。構図が面白い。撮影者予想・コーチ

次の写真へ


 


【05】撮影:伊藤 幸司
2階から東門の方向を見ています。庭園の先に広がっているのは見晴らし広場です。右奧に千波湖の水面も見えます。

次の写真へ


 


【06】撮影:伊藤 幸司
坪庭に淡雪が降りかけられていました。

■投票:林智子
モノクロの美ですね。 
小さな空間なのに さまざまな空想を 掻き立てられました。

次の写真へ


 


【07】撮影:矢野 博子
白い雪景色の中 松の緑が 印象的だった。日本庭園に松は必須かもしれない。

次の写真へ


 


【08】撮影:伊藤 幸司
南側の窓から見下ろした庭。雪が庭の表情をすっかり変えてしまったのだと思います。

■投票:林智子
くっきりとした 形が混ざっているさまは 結構 精力的で
力強く 陣取りでもしているかのような 面白さがあり
住む人の 心意気が感じられます。

次の写真へ


 


【09】撮影:鈴木明美
偕楽園の雪景色、花びらでなく雪で白いなんておもしろい。

■投票:小林 美子
コーチかな? この道にまっすぐ自分の足跡をつけてみたい

■投票:伊藤幸司
梅林が、刻一刻と雪景色に変わっていきました。雪の歩道についている足跡はもちろん私たちのだれかのもの。昨年はウメはサクラと一緒に咲いたといいます。蕾もまだ堅いウメが雪景色の中に沈黙していました。そういう寂しい気分が写っているように思います。

■投票:矢野 博子
しーんとした梅林。そこに続く道に残された足跡に 目が向いてしまう。じきに雪に埋もれてしまうのだろうけど。撮影者予想・鈴木さん

次の写真へ


 


【10】撮影:伊藤 幸司
好文亭の屋根です。不思議な構造の屋根に、ふわっと積もり始めた雪。狭いと思って入ったら、内部はなかなか複雑で、松本城なんかよりドラマチック。とても不思議な建物でした。

■投票:林智子
形の美しさ
モノトーンの美しさ。
大好きです。
これは 本当に 大好きな一枚です。

次の写真へ


 


【11】撮影:矢野 博子
千波湖の脇を流れる桜川から 土手へと上がってきた二羽の黒鳥は 赤いくちばしが 愛くるしかった。冷たい雪の中を歩いていて 生き物に出会うと 心が 和む。遠 くに水戸の街の建物がかすんでいる。

■投票:小林 美子
鈴木さん? 2回・3回見ているうちに 傘さして自転車に乗っている人がだんだん大きく見えて近づいてきた!
黒鳥より人影が気になる〜

次の写真へ


 


【12】撮影:伊藤 幸司
雪の降る日に、障子や雨戸を開けっ放しという風景は、慣れないのでずいぶん不安な気分になりました。でも雪見の風景とは豪勢です。

■投票:小林 美子
コーチでは? こちらの手前の部屋では 三人で温かいお茶をいただいているのが想像されるのよね〜

■投票:林智子
柔らかな 赤色と 白と黒。
このかすかな光の中に 凛とした侍姿の ワタシノマサトクンに
座っていていただきたい。
私は? もちろん ふすまの陰から じっと切なく見つめつづけるわけです!

次の写真へ


 


【13】撮影:矢野 博子
偕楽園といえば 梅。梅の花は 桜のような派手さこそないが そこ知れない力強さを感じる。

次の写真へ


 


【14】撮影:矢野 博子
徳川斉昭によって創立された弘道館は 先の震災で 白壁は 一部崩れ落ちていて 修復にはまだまだ時間がかかりそう。 風格のある建物で 思わず襟を正してし まう。庭には800本の梅の木。
梅の咲くころに また訪れてみたい。

■投票:伊藤幸司
3.11の大震災からもうすぐ2年になるというのに、水戸の重要な史跡のひとつ弘道館の破損状態がそのまま保存されてきたようです。県の予算で修繕できる部分と、国の予算を待たなければならないところとがはっきり分かれているのだそうです。修復工事が始まると見学できなくなるそうで、現在は破損状態のままの外観見学だけなので無料でした。いろんな意味で痛々しい気持ちがよみがえってきます。

次の写真へ


 


【15】撮影:鈴木明美
ちょっとすてきな植木の綿帽子。

■投票:伊藤幸司
これはツツジでしたかね。水戸の花咲か爺さんの軽い仕事のひとつという感じがしました。

次の写真へ


 


【16】撮影:伊藤 幸司
偕楽園に入ると人っ子ひとりいません。駅前のホテルで豪華・格安ランチを食べていたときに雨に雪がまじりはじめました。ちょうどそのころ、都心ではすでに雪が積もり始めたと妻からの電話で知りました。その情報を追いかけるように水戸も雪景色になりました。降り始めて1時間というところでしょうか。

次の写真へ


 


【17】撮影:伊藤 幸司
千波湖に出たころから雪が本格的になりました。白い鳥はコブハクチョウ、ユリカモメ、ミコアイサなどとホームページにありました。でもずいぶんたくさんのコクチョウがいて、人間にチヤホヤされているためか、岸辺に寄ってきたり、道際でポーズをとったりしてくれました。

■投票:矢野 博子
横なぐりのみぞれの雰囲気がよく出ている。うーん 寒かった。撮影者予想・コーチ

次の写真へ


 


【18】撮影:伊藤 幸司
南側には、桜川の上流方向が見渡せます。徳川斉昭が自ら設計したという好文亭は広大な偕楽園の豪華な展望を独り占めしています。

■投票:林智子
18番も 凄く好きです!
ただただ 好き!という ことしか云えませんが 好きだなーと
思います。
理屈も何もなし いいなあ。好きだなあ。ドキドキ。

次の写真へ


 


【19】撮影:伊藤 幸司
好文亭の入口です。降り始めのこんな風景は、地元の人でもなかなか出会うことができないでしょう。ともかく、休日だというのに、千波湖でも、偕楽園でもカメラを持ってふっとんで来たカメラマンはひとりもいませんでした。雪が静かに降り積もりつつありました。


★先頭ページに戻ります

★ホームページのトビラに戻ります