発見写真旅・展(127)――2016.1115 明山(奥久慈・男体山1日目)(51パワー)<b> 発見写真旅・展(127)――2016.1115 明山(奥久慈・男体山1日目)(51パワー)


撮影者別写真索引へ
索引写真をクリックすると展示写真に飛ぶことができます。
戻るにはデリートキー(delete key、削除キー)を押してみてください。

写真先頭【00】へ
撮影者全員の展示写真が撮影時刻順に並んでいます。
写真キャプションもお読みいただけます。
ご覧いただいたみなさんからのコメントはキャプションの後に掲載させていただきます。


★糸の会山行 1012 明山(奥久慈・男体山1日目)(51パワー)────2016.11.15
*車道6p→遊歩道9p→登り8p→下り6p→車道下り22p(最後道迷い)

*奥久慈・男体山は袋田の滝へと続く魅力的な縦走路を備えています。しかし前日の「腹ごなし」行動には候補が多いというか、決定打が見つからないというか、いつもちょっと悩みます。今回は計画書に次のように書きました。
────
いろいろ探した末に、ちょっぴり「探検的?」なルートを発見しました。全国的に有名な「竜神大吊橋」から竜神峡を遡って亀ヶ淵へ。そこから標高457mの明山(みょうやま)へ。360度展望の岩山です。そこからなんと奥深い山里をいくつか抜けて湯ノ沢(かつて2件の温泉宿がありました。泊まったこともありました)から水郡線の西金駅へと抜けられるのです。竜神川から久慈川への横断です。国土地理院の地形図にルートがないために秘境的なのですが、この山並みは箱庭的ながら魅力的のようです。
────
*前日の「腹ごなし」計画でしたが、歩いてみるとこれは「明山(みょうやま)」として独立させておいたほうがいいと感じました。


11月15日
・1100……竜神大吊橋バス停を出発(標高約250m)
・1130……竜神峡トレキングコースへの出口(標高約200m)
・1155-1200……休憩(標高約200m)
・1225-35……亀ヶ淵で休憩(標高約200m)
・1240……道の確認をして、亀ヶ淵を出発(標高約200m)
・1335……三葉峠(標高約350m)
・1350-1405……明山山頂(標高457m)
・1420……三葉峠(標高約350m)
・1430-35……町道上山線への分岐で休憩(標高約350m)
・1455……大久保地区で町道へ(標高約300m)
・1515-20……展望台(標高350m)
・1530……道ノ辺集落入口で車に拾われる(標高約200m)


今回の写真出展メンバー(提出順)は以下の2人です。
稲田 郁子(8点)
伊藤 幸司(63点)


このalbumシリーズは糸の会の山行を参加者のみなさんと記録した写真集です。
(期間を限定せずに)ご覧いただいたみなさんのコメントをお待ちしています。
★メールはこちらへ ito-no-kai@nifty.com

撮影:稲田 郁子




撮影:伊藤 幸司



























▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【00】撮影:10時53分=稲田 郁子
竜神大吊橋。観光用だけの橋で地元での評判は悪いという話も聞いたが、この日は観光客で一杯。バンジージャンプもできると聞いたが、場所がわからなかった。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【01】撮影:11時04分=伊藤 幸司
奥久慈男体山の前日に、これまでは水戸や大洗、五浦でのあんこう鍋、そばフェスティバル(金砂郷)、図書館運動の矢祭町、高鈴山、八溝山、水戸偕楽園などを振り分けてきましたが、今回のスタートは竜神大吊橋。ここから男体山ルートまでちょっと頑張って歩こうと考えました。なぜ竜神かというと川の名がもともと竜神川。そこに竜神ダムが作られ、1988−89年のふるさと創生1億円事業で33億円規模の歩行者専用の日本最長(当時)の吊り橋を架けたとのこと。1994年完成とのことですから、築20年以上になります。紅葉の名所にしてバンジージャンプもあるという全国区の観光名所です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【02】撮影:11時05分=伊藤 幸司
310円を払うと、この橋を通行できます。向こう側に抜けることができますが、帰りのことを考えると戻ってくる人がほとんどかと思います。紅葉の名所竜神峡の展望台としての吊橋のように思いました。バンジージャンプをやっていれば見るために時間を使ってもいいと思いましたが、1回15,000円となると、平日にやりたい人が何人いるかというところ。その気配はまったくありませんでした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【03】撮影:11時06分=稲田 郁子
橋の真ん中で広角レンズに付け替えた甲斐があって、竜の感じが少し出たかもしれない。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【04】撮影:11時08分=伊藤 幸司
吊橋のくせに、ほとんど揺れません。中国なら床を全面ガラス張りにするところなんでしょうが、小さな穴がほんのいくつか。税金の無駄遣いになったとか、ならなかったとか、という論争があったとすれば、この立派さが問題だったかと思います。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【05】撮影:11時09分=伊藤 幸司
下流側が竜神ダム。竜神峡を遡っていく林道が向こう岸に見えています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【06】撮影:11時09分=伊藤 幸司
上流側の眺めは、たしかになかなかのものといえます。この蛇行が竜の姿なのでしょうか。その向こうに見える一番高い山が今日の目標の明山(みょうやま・標高457m)です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【07】撮影:11時11分=伊藤 幸司
この紅葉、まだちょっと早かったのかもしれません。標高264mの橋から100m下のこの日の秋景色です。写真の右下すみにこれから歩くトレッキングコース(林道)が見えています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【08】撮影:11時13分=伊藤 幸司
紅葉の紅色は少ないようですが、黄色は結構な状態になっていると感じます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【09】撮影:11時16分=伊藤 幸司
橋を渡り切ったその場所に見事なカエデの紅葉がありました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【10】撮影:11時19分=伊藤 幸司
橋を渡り切ったところから、渓流沿いのトレッキングコースへと下る長い階段。標高差約100mは相当なもんです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【11】撮影:11時22分=稲田 郁子
橋を下から撮ると向こう側のダムも写っている。高度感がでているかどうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【12】撮影:11時26分=伊藤 幸司
吊橋がどんどん高くなっていきます。恐らく、多分、計画段階で提案された33億円のイメージ映像はこんなアングルだったのではないでしょうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【13】撮影:11時33分=伊藤 幸司
見上げると、たちまち世界が変わります。山では「見ると行くとでは大違い」なので、ゆっくり歩くだけでドラマチックな場面転換を楽しめます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【14】撮影:11時34分=伊藤 幸司
こういう紅葉もいいなと感じ始めています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【15】撮影:11時40分=伊藤 幸司
この道は竜神ダムから自由に入ってこられます。そのため、大吊橋から下ったところには逆流禁止のゲートが設けられていました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【16】撮影:11時52分=伊藤 幸司
竜神峡を遡っていくと紅葉の山肌がどんどん近づいてきます。その秋色に、次第に包み込まれていくような気分になります。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【17】撮影:12時05分=伊藤 幸司
見上げると、明山か、その周辺の山稜か、目指すべき高みがゆっくりと迫ってきます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【18】撮影:12時12分=伊藤 幸司
これは私のポケットカメラでの望遠撮影ですが、双眼鏡で見る山肌の感じがよく出ていると思います。
以前、ツアイスの6倍のポケット双眼鏡をみなさんにおすすめしたことがありました。高価ながら購入してくれた人がいたので、私が仕事で入手したキヤノンの最初のブレ防止双眼鏡(10倍)と山で見比べてみました。するとなんと6倍のツアイスのほうに軍配が上がりました。キヤノンの双眼鏡はバリアングル・プリズムという世界初の機構を搭載して、本気で開発したものです。その開発に携わた技術者に対する取材では、キヤノンの双眼鏡は一眼レフカメラ用のレンズと同等の設計で、ツアイスと正面からぶつかり合う製品を目指したということですが、倍率が低くてもツアイスのほうが明らかに優れていました。
この写真を見ていて、そのときのことを思い出しました。山で双眼鏡を見るときに「山肌のディテールを楽しむ」という気持ちがあると、持ってきた価値があると思うのです。通常は遠くのものを詳しく見たいということ(望遠鏡的)になるのですが、オペラグラスやスポーツグラスのような使い方が、むしろ山では好ましいのではないかと思います。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【19】撮影:12時17分=稲田 郁子
亀が淵を向こうに望む。神秘的というほどではない。この前を徒渉して明山に向かった。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【20】撮影:12時18分=伊藤 幸司
まだ亀ヶ淵までのトレッキングルートを歩いています。おしゃべりしながら、のんびりと。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【21】撮影:12時21分=伊藤 幸司
ここが亀ヶ淵です。イメージよりもささやかなうえに案内図にわかりにくいところがあって、最後までこの上に本物があるのではないかと疑っていましたが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【22】撮影:12時22分=伊藤 幸司
一度戻って亀ヶ淵の全体を見直しました。撮影しているこの場所には、じつは通行止めの橋があって流れを渡っています。その先が崩落しているらしく、通行止めになっているので小さな混乱が生じたのだと思います。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【23】撮影:12時29分=伊藤 幸司
亀ヶ淵にはベンチがありました。ここから先は地形図に道の表示がないので一般には「秘境」などといわれていますが、地元ではトレッキングルートとしてそれなりの整備がなされています。ただし道標にあいまいさがあるのでネット上でも道迷いの記録があったりして要注意と考えていましたが、私たちもこの後ちょっとドタバタしました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【24】撮影:12時47分=伊藤 幸司
これは事前に亀ヶ淵の写真として撮ったものです。正面に小滝があり、左手に階段が設けられています。下流側の通行止めの橋からくる歩道が、向こう岸をたどってこの白い階段を登ったところで合流します。つまりここで流れを渡って階段を登るのが正解なのですが、それを示す案内にわかりにくい部分があったから小さな疑問が残るのです。
ここが雨のときなどには「渡渉」という感じになるので、逆方向から来る場合には「通行不能」の場合もあると注意書きされています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【25】撮影:12時50分=伊藤 幸司
最終的に確信をもって撮った「亀ヶ淵」です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【26】撮影:12時59分=伊藤 幸司
三葉峠を経て「西金・上山」方面へと行く道はこの状態。道としてははっきりしているけれど、慣れない人には不安な状態です。雪がつくと途中に、ちょっと怪しくなる場所があります。そういう意味では「冒険的」とされていたほうがいいかも。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【27】撮影:12時59分=伊藤 幸司
狭い谷の両面から紅葉が迫ってきます。ここまで来てよかったと思わせる景観です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【28】撮影:13時06分=伊藤 幸司
赤布などが少ないので、こんな道も雪がつくとわからなくなるでしょう。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【29】撮影:13時15分=伊藤 幸司
小さな谷をどんどん詰めていきます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【30】撮影:13時29分=伊藤 幸司
ウリカエデの葉っぱのように思われます。黄色い葉が蝶の群れのように飛んでいました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【31】撮影:13時29分=伊藤 幸司
ムラサキヤシオツツジでしょうか。二度咲きしていました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【32】撮影:13時30分=伊藤 幸司
三葉峠までもうすこしというあたり。とにかく、行けるところまで行くしかありません。道ははっきりしています。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【33】撮影:13時42分=伊藤 幸司
三葉峠の道標があり、そこから登りにかかっています。竜神峡の左岸(流れから見て左側)稜線が初めて見えてきました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【34】撮影:13時49分=稲田 郁子
明山山頂では360度近い眺望があった。紅葉の向こうに見えるのは左から日光連山、高原山か。右端は奥久慈男体山
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【35】撮影:13時51分=稲田 郁子
同じく明山山頂から先程の竜神大吊橋。3時間歩いただけのことはあったか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【36】撮影:13時52分=伊藤 幸司
これが明山山頂。360度の展望があるというので裸の岩峰と思っていたら、木がありました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【37】撮影:13時53分=伊藤 幸司
まず見えたのは竜神大吊橋。橋の上で揺らしてみたけれど、ビクともしませんでした。車だって(一方通行なら)通れそうな橋でしたね。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【38】撮影:13時53分=伊藤 幸司
大吊橋を渡って斜面を登ると「竜神ふるさと村」。テントサイトやコテージのある宿泊施設のようです。もちろん車で裏側から上がれるようです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【39】撮影:13時54分=伊藤 幸司
明日登る予定の男体山が見えました。山頂のテレビ中継アンテナが目印です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【40】撮影:13時54分=伊藤 幸司
足元の森は秋色の絨毯のようでした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【41】撮影:13時55分=伊藤 幸司
I さんが男体山方面を狙っていました。奥に見える黒い三角ピークです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【42】撮影:14時11分=伊藤 幸司
明山の山頂直下は急斜面です。ネットで見ると「50度」なんて書いている人もあったので岩場だと思っていたら、この程度。大騒ぎするほどのものではありませんでした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【43】撮影:14時19分=伊藤 幸司
登山道の左手に人工林が出てきました。竜神川も久慈川流域ではありますが、竜神峡が自然林に包まれていたのに対して、奥久慈の久慈川本流側の斜面はかなり上まで集落があることから、林業地帯になっていると想像できます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【44】撮影:14時20分=伊藤 幸司
道は右側が竜神川流域の自然林、左が奥久慈・久慈川本流側の人工林。湯沢源流の篭岩や篭岩山へと伸びる稜線に続いていく道のようです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【45】撮影:14時22分=伊藤 幸司
コガネムシの画像をいろいろ見てみるとセンチコガネのようです。動物のフンや死骸に群がる一般的な黒いコガネムシと考えていいようです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【46】撮影:14時25分=伊藤 幸司
稜線の道は緩やかになりつつも、気持ちよくぐんぐん下っていきます。心楽しい下りになりました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【47】撮影:14時31分=伊藤 幸司
これがこの日最後の紅葉になるかも、という気持ちで周囲の光景を楽しんでいます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【48】撮影:14時44分=伊藤 幸司
この岩のところを登山道がわざわざ通っています。男体山周辺の急峻な岩稜は海底火山に砂礫が堆積した後隆起した「男体山火山角礫岩類」だそうです。ここに見える礫も海底にいた時代にのめり込んで以後安住しているのでしょうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【49】撮影:14時50分=伊藤 幸司
この岩の面が、かつては海底にあって水平ないしは緩やかな斜面だったのではないかと想像されます。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【50】撮影:14時56分=伊藤 幸司
大久保と呼ばれる地区で車道に出ました。JR水郡線の西金駅まで下る予定でしたから、案内標識にあった徒歩道(ハイキングルート)を下るべきだったのでしょうが、私の意向で舗装路を下ることにしたのです。それがこの日のその後のドラマチックな展開の発端となりました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【51】撮影:15時12分=伊藤 幸司
舗装路を下ったり登ったりしてイライラし始めた頃、展望台がありました。これはそこからの足元の光景。私たちはまだ山の中にいるという感じがしました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【52】撮影:15時13分=伊藤 幸司
これは那須連峰だったでしょうか。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【53】撮影:15時14分=伊藤 幸司
おそらくあの道へと下っていくのだと想像していました。そうはいかない状況になるのですが。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【54】撮影:15時16分=稲田 郁子
麓の休場展望台より。低山の稜線がなんとなく気に入ったが、もう暗くなってきた。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【55】撮影:15時17分=伊藤 幸司
この後の波乱を予想してか「使用前」の写真をとっておきました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【56】撮影:15時23分=伊藤 幸司
ノコンギクかヨメナか。いずれにしても今日初めて見る花らしい花でした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【57】撮影:15時24分=伊藤 幸司
イロハモミジでしょうか。見栄えのいい庭木として植えたもののように思いました。……というのは同じ色合いのカエデがこの道ノ辺集落のあちこちにあったからです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【58】撮影:15時27分=伊藤 幸司
山里の道をひたすら下って行きました。が、行き先選択の権利がある先頭集団のみなさんがJR西金駅方面との分岐を右に行かずに左を選んだのです。小型の水道施設があって、右の道は枝道に見えました。小さな道標があって地名が書いてありましたがそれがどこなのかわからないローカルな表記でしたから、後ろから行った私も確たる判断ができませんでした。最悪の場合時計を見ながらタクシーを呼ぶ覚悟になっていたので、地名がはっきりする集落に出ておくのが得策ということで、成り行きで下っていく左の道を良しとしました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【59】撮影:15時27分=伊藤 幸司
とにかくわかりやすい道を下ると決めると、そこからこの日最大の紅葉風景が出てきたのです。華やかな紅葉風景の、これが除幕でした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【60】撮影:15時28分=伊藤 幸司
燃える赤、という巨木が数本、崖っぷちに植えられていました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【61】撮影:15時29分=伊藤 幸司
どう見たって巨木です。まだ集落そのものは登場しませんが、それなりに豊かな山里がこの先にあるという予感です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【62】撮影:15時31分=稲田 郁子
ここは道を間違わなければ行かなかった場所。私には珍しく、この奥に別荘があったらいいなあなどと、想像した。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【63】撮影:15時33分=伊藤 幸司
この先を右にカーブすると、きっとなにか人の営みが見えてくる……と思わせる光景でした。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【64】撮影:15時35分=伊藤 幸司
建物は見えませんでしたが、京都ならこの奥にちょっとした寺社や草庵があるという雰囲気。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【65】撮影:15時36分=伊藤 幸司
イロハモミジかオオモミジ、ヤマモミジのどれかはわかりませんが、今年の紅葉のピークという顔つきです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【66】撮影:15時36分=伊藤 幸司
さあ、どうだ、という感じで、個性の違うモミジ類を選んで並べたような風景です。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【67】撮影:15時37分=伊藤 幸司
私の写真はすべてノートリミング・無修正ですから、カメラがそのときの色に忠実かといわれるといくぶん困るのですが、実際に強烈な赤でした。ちょっと、これ見よがしの、いやらしい感じもしました。紅葉の極という色合いであったのは確かです。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【68】撮影:15時39分=伊藤 幸司
ようやく集落に入っていきました。どこかで地名を確かめ、タクシーを呼べる準備をしておく……と考えていました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【69】撮影:15時57分=伊藤 幸司
でも、そこがどこか、地名として言える状態になる前に、わたしたちは全員軽トラックの荷台にいたのです。じつは展望台にいたときに通常とは違う道を下ってきた私たちに興味を持った地元の夫婦がいたのです。軽トラックで畑仕事から帰るところという雰囲気でした。「どこへ行くの?」と聞かれたりしていました。それから10分後、私たちはどこかよくわからない集落の入り口でその車に拾われたのです。当然道路交通法違反ですから明らかにできませんが、この状態で30分ほどかかってなんとJR西金駅まで一気に運ばれたのでした。道行く人のほとんどない地域でしたが、道路工事の現場ではたくさんのおじさんたちに、好奇の目を向けられました。
▼次の写真へ   
▼次の写真へ    ▲先頭ページへ

【70】撮影:18時37分=伊藤 幸司
JR水郡線のディーゼルカーで、袋田駅へ。ホテル河鹿園は町おこしのひとつとして再建された温泉ホテルで、豪華でもなんでもありませんし、人手もぎりぎりまで切り詰めています。でも宿泊客として我慢できる範囲なのは、手抜きというより、限度ギリギリの省力システムと(私には)理解できる範囲だからです。贅沢ではないけれど、心おだやかな夕食を楽しみました。

★先頭ページに戻ります

★ホームページのトビラに戻ります