山旅図鑑…み
南沢あじさい山(2021.7.5)
フォトエッセイ・稲葉 和平

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★糸の会 no.1209(コロナとともに 44)
2021.7.5
南沢あじさい山→深沢小さな美術館→深沢山



南沢あじさい山
【撮影】09時46分=稲葉 和平
南沢山アジサイ園に行く途中の道路沿いのアジサイ、少し寂しい気がするのはシーズンが終盤のせいだけではないような気がする。

南沢あじさい山
【撮影】09時48分=稲葉 和平
アジサイは梅雨時になるとどこにでも咲いている見慣れた花だけに、有料のアジサイ園となるとついつい過大な期待を抱いてしまう。新聞やテレビでも紹介されているから、ピーク時にはきっと混雑したのだろう。

南沢あじさい山
【撮影】09時56分=稲葉 和平
アジサイはドピーカンに晴れている時より梅雨時の雨に濡れたあとのほうが風情があるように感じていたけれど、お寺の境内などとは違って広く薄暗い樹林の中では存在感が薄い。

南沢あじさい山
【撮影】09時56分=稲葉 和平
せっかく広い敷地に咲いているのに「通行止め」。

南沢あじさい山
【撮影】10時35分=稲葉 和平
この色鉛筆のような木像は深沢小さな美術館への道案内が目的とのこと、納得。

南沢あじさい山
【撮影】10時50分=稲葉 和平
おとぎ話のような色鉛筆の木像がこのように並んでいると、たしかにうきうきした気分になってくる。

南沢あじさい山
【撮影】10時51分=稲葉 和平
美術館にしては雑然としているようでもあり、しずかな森の雰囲気を醸し出しているようでもあり、ちょっと意表を突いた雰囲気。

南沢あじさい山
【撮影】10時58分=稲葉 和平
館内は狭い空間に異様に足の長いモダンな感じの女性像や観音様が林立していて、これまた意表を突かれた感じがした。

南沢あじさい山
【撮影】10時58分=稲葉 和平
彫った木像の全体の姿より、木の裂け目の美しさに思わず気をひかれる。

南沢あじさい山
【撮影】11時05分=稲葉 和平
異様な足の長さ。ニコール・キッドマンが演じる、男の目を引き付けながら吹き抜けの螺旋階段を上る足の長い女、を思い起こされる。

南沢あじさい山
【撮影】11時08分=稲葉 和平
この水族館のような水槽、実際に見た時もなんだこれは、と思ったが写真を見てもやはり思った。「なんだこれは」。ただ水槽を横から見ているだけなのに。

南沢あじさい山
【撮影】11時11分=稲葉 和平
鯉が普通に泳いでいるのが見えるだけだけど、この角度から見るのは普通ではない。

南沢あじさい山
【撮影】11時15分=稲葉 和平
この小さな手入れのされていない箱庭のようなテラスと水槽、見れば見るほど凝っている。手入れは大変だろうと思う。

南沢あじさい山
【撮影】11時54分=稲葉 和平
水槽は外からも中がのぞけるようになっていた。中には鯉と一緒にチョウザメ、これも意表を突く。

南沢あじさい山
【撮影】12時39分=稲葉 和平
ヤブレガサの花。GoogleLensは一発でヤブレガサと答えてきたが、納得がいかず家に帰ってから調べなおした。正解でした。ヤブレガサは葉が破れ傘のようにだらりと垂れ下がっているという間違ったイメージが頭に焼き付けられていた。

南沢あじさい山
【撮影】13時05分=稲葉 和平
クモキリソウ(ラン科)。実際に見たのは初めて。永田さんが見つけてくれたので何とかちゃんとした写真を撮ろうと6枚シャッターを切ったけど、細く小さな地味な花をスマホで撮るのは難しく、やっとここまで。先月、藤沢にクモキリソウの仲間のコクランを見に行く計画がつぶれていたので、ちょっと嬉しかった。

南沢あじさい山
【撮影】14時49分=稲葉 和平
黒茶屋のテラス。雨に煙る秋川渓谷の激流、なかなか風情があった。600円のあんみつもあっさりした甘さで味もなかなか良かった。秋の紅葉シーズンはさぞ賑わうことだろう。

南沢あじさい山
【撮影】14時58分=稲葉 和平
ホームページを見たら普段はゆったりした流れらしい。残念ながら青空と水しぶきを上げて流れる激流というわけにはいということか。



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