コースタイム写真
高山(1,668m)
2024.11.5

■コーチのひとこと・ふたこと
■写真参加──矢野ひろこ、山咲 野の香

■山旅図鑑・目次
■コースタイム写真・目次
【計画書から】────「地理院地図」を使用しています
◆糸の会【1322】
◆高山
たかやま────1,668m
登り15p→下り5p→ほぼ平坦13p————合計33パワー
日の出0608、日の入1640————11.5栃木県で
◆東武日光線・東武日光駅から————2024.11.5(火)実施
◆集合
11.5(火)————0820東武・浅草駅・改札手前のベンチ集合
*特急券は伊藤がまとめて購入します。
*北千住駅から乗車の方は特急券を持たずに(suicaなどで)乗り込んでください
◆計画のポイント
*日光はもともと夜の早い観光地でしたが、コロナ期以降、夜間のタクシーが驚くほど脆弱になりました。主力となる日光交通と三英自動車の基本データは以前と同じみたいですが、イザというときの対応がどういうものになるか(体験された方もありますね)安心はできません。今回、帰路にかかわるかもしれない東武&JRのデータを最終便まで列記しているのは、なんらかの事情で遅くなった場合のドタバタへの備えです(かつてそれが役にたったことがあります)。
*入浴候補も私たちには市営の「やしおの湯」だけになった感じです。ピンチヒッターとして東照温泉・旅籠福田屋を加えておきました。
*小田代原を通る「低公害バス」も秋の運行は11月4日までで終わり。いよいよ冬ですね。
◆往路
*0830浅草始発(特急リバティきぬ109号)→0843北千住────1012下今市
*乗り換え……1015下今市→1023東武日光
*湯元温泉行きバス……1040 JR日光駅始発→1144竜頭の滝
◆現地行動
1200ごろ_竜頭の滝を出発────登り15パワーを2時間として
1400ごろ_高山────下り5パワーを30分として
1430ごろ_高山分岐────ほぼ平坦6パワーを30分として
1500ごろ_低公害バス道路へ────車道4パワー(約1.5km)を30分として
1530ごろ_湯川沿いの歩道へ────下り3パワーを30分とし
1600ごろ竜頭の滝バス停
◆帰路参考
*バス……竜頭の滝→東武日光駅
1609→1704、1616→1711、1701→1756、1728→1823、1808→1903、1845→1940、1943→2038(最終)
*東武特急……東武日光→浅草(下今市乗換も含む)
1724→1915、1728→1935、1744→1935、1813→2035、1841→2035、1845→2105、1910→2105、1944→2135(特急最終)
*JR日光線→日光→宇都宮【新幹線宇都宮→東京】
1719→1802【1821→1916】、1819→1902【1922→2020】、1919→2002【2023→2112】、2004→2050【2110→2200】、2104→2146【2154→2248】、2152→2232(最終)【2238→2328】、【2254→2344最終】




【行動記録から】
★最寄り駅は東武日光線・東武日光駅
・1040 JR日光駅始発・湯元温泉行きバス
1205ごろ_竜頭の滝バス停で下車(約20分遅れ。中禅寺温泉バスターミナル周辺で渋滞)
・トイレ、竜頭の滝見物、腹ごしらえ
1235ごろ_竜頭の滝を出発(標高約1,300m)
1245ごろ_高山登山口「高山へ2.4km」(標高約1,350m)
・「高山線歩道」を行く
1320-30_稜線に出て休憩「高山へ1.5km」(標高約1,460m)13℃
・糸の会が熊よけの鈴などを使わない理由、このルートで(ようやく)出会った熊の話など
1440-1505_高山山頂でエネルギー補給&雨具装着(標高=1,668m)
・曇天から雨がパラパラ状態から、すぐに本降りになる気配も
1600ごろ_「←中禅寺湖1.3km・小田代原2.0km→」の分岐「高山1.0km」(標高約1,480m)
1630ごろ_低公害バスの舗装路に出る「高山2.3km」(標高約1,410m)
1655ごろ_国道120号(金精道路)に出る(標高約1,380m)
・歩道のない国道を歩いて
1700ごろ_赤沼バス停に到着。赤沼茶屋前で荷物整理。向かいに公衆トイレ(標高=1,391m)
1730ごろ_「1824 赤沼発」のバスに乗車。東武日光駅方面へ
・1944 東武日光駅始発/下今市で乗換の最後の特急で最終グループが帰途へ
*東武日光駅からの帰途のドタバタは掲示板に載せたレポートで。

★2024.11.6【コーチ】から……「11.5高山」の最後のドタバタについて。
*今回の高山の最後は「風呂なし、メシなし」という結果になりました。結果的にはみなさん、それなりに糸の会的ドタバタを受け入れて、そのなかで各自「ベター」な選択で帰路につくという結果になったということです。「反省の気持ちがない」と言われそうですが、リーダーとしては久しぶり? に得難い体験になったので、振り返ってみます。
1)いろは坂の紅葉で心配されたバスの遅れは、20分ほどですみました。
2)高山への登りは15パワーで2時間としたところ2時間、下って低公害バスの舗装路に出るまでも11パワーで1時間と見積もっていましたが、往路のバスの遅れや出発準備、何回かの休憩などが行動時間からはみ出して、低公害バス専用の舗装路に出たときには16時30分、予定から1時間半遅れていました。そこから30分で「滝上バス停」あるいは「竜頭の滝バス停」へと下る予定でしたが、この日の日没は16時40分。あと30分は無灯火で問題なく下れるとはいえ。ギリギリの時間帯になっていました。バス便を調べると「1701竜頭の滝」に間に合わせようとすると危険がはらむけれど、次の「1728竜頭の滝」のバスならむしろ国道120号に出て、赤沼バス停(立派な公衆トイレもある)で荷物整理もゆっくりできるほうがいいとしたのです。(Wさんのアドバイスもありました)
*バスの中で、このバスの「1823東武日光」着後の予定を立てようとしたのですが、東武特急はあと2本で、(どちらも下今市乗換ですが)「1910」と「1944」しかないのです。以前なら日光ステーションホテルで一風呂浴びるところですが、今回ピンチヒッターと考えた下今市駅下車の「旅籠福田屋」も時間的に無理だという結論。
*わたしたちは15時に高山山頂を出てから3時間以上たち、帰路は特急でも1時間半ほどあります。食事だけでも、というのが残された課題になりました……が、そのような場合のために「駅まで歩いて最終特急に間に合うレストラン」の「えんや」もリストアップしてありました。「早くできるもの」という注文のできる大型レストランです。まあ、腹さえ満たされれば、最後の特急はそれなりにリラックス、じゃないかということですね。
*バスの運転手さんに「えんや」に近いバス停で降ろしてもらったまではよかったものの、なんと「定休日」!。ネット情報で「月曜定休」までチェックしてきたのに! と思いましたが、あとでそれが「文化の日の振替休日の振替定休日」だったのだと知りました。
*それからがたいへん。みんなで駅までのあいだに営業している店を片っ端から見ていくと、夜が(驚くほど)早い町なので空いている店が少ない上に、どの店もインバウンドの若い旅行者で満員状態。主力メンバーは1841始発の特急か1845始発の鈍行に飛び乗ったらしく、懲りずに食べ物屋をさがしていたメンバー3人と私が、駅前のコーヒースタンドでかろうじてキューバサンド(美味でした)を食べて最終の特急で帰途についたのです。お腹さえ満ちていればまあ最後のドタバタも……というよくある糸の会のシメ! でしたが、空腹のままお帰りになった皆さんには、「申し訳ありませんでした」!



10:00

★最寄り駅は東武日光線・東武日光駅
・1040 JR日光駅始発・湯元温泉行きバス
────1205ごろ_竜頭の滝バス停で下車(約20分遅れ。中禅寺温泉バスターミナル周辺で渋滞)



=山咲
【撮影】10時03分=山咲 野の香=9570

高山、奥日光
【撮影】10時34分=伊藤 幸司=004
奥日光へと行くバスは始発が「JR日光駅」で次が「東武日光駅」なんですね。行ってみるとインバウンド旅行者のこの列! すでに東武日光駅バス停のような状態で「鳴虫山にしましょうか?」などという声も。
いろは坂の紅葉ニュースをテレビで見たという人もいてみなさん浮足立ってきたのですが、私は逆に、いろは坂が紅葉で大渋滞なら、むしろそちらを「見てみたい」と、ひたすらに待つことに。そしたら、行き先の違う2台のバスでインバウンド旅行者のみなさんは消え去って、湯本温泉行きバスが来たときには私たちがほぼ先頭に。念のためにドライバーさんに聞いてみたら、駐車場が混み始めた状態です、とのこと。バスは東武日光駅でほぼ満席に。

高山、奥日光
【撮影】10時45分=伊藤 幸司=006
これは「東武日光駅」バス停



11:00

────・1040 JR日光駅始発・湯元温泉行きバス
────1205ごろ_竜頭の滝バス停で下車(約20分遅れ。中禅寺温泉バスターミナル周辺で渋滞)



高山、奥日光
【撮影】11時00分=伊藤 幸司=020

=山咲
【撮影】11時14分=山咲 野の香=9574

=山咲
【撮影】11時16分=山咲 野の香=9576

高山、奥日光
【撮影】11時17分=伊藤 幸司=027

=山咲
【撮影】11時18分=山咲 野の香=9578

高山、奥日光
【撮影】11時27分=伊藤 幸司=037

=山咲
【撮影】11時39分=山咲 野の香=9588

=山咲
【撮影】11時40分=山咲 野の香=9590

=山咲
【撮影】11時40分=山咲 野の香=9591

高山、奥日光
【撮影】11時40分=伊藤 幸司=044
以前、ここは「日光レイクサイドホテル」で、奥日光計画の帰路に入浴できるありがたい場所だったのですが、いまやリッツカールトンに。オープン当初、ザック姿のまま「日帰り入浴できますか?」とエントランスまで行ったら、とても気持ちよく断られました。

高山、奥日光
【撮影】11時40分=伊藤 幸司=046

高山、奥日光
【撮影】11時42分=伊藤 幸司=048

高山、奥日光
【撮影】11時49分=伊藤 幸司=050
この日はすでに県営の華厳の滝駐車場が満杯で、それを待つ車で大渋滞しているということで、バスは裏道から「中禅寺温泉バスターミナル」へと入りました。このバスへの乗り降りはわずか数人、でしたかね。

=山咲
【撮影】11時50分=山咲 野の香=9592

〓
【撮影】11時54分=矢野 博子=59487

=山咲
【撮影】11時54分=山咲 野の香=9594

=山咲
【撮影】11時55分=山咲 野の香=9596

=山咲
【撮影】11時56分=山咲 野の香=9600

高山、奥日光
【撮影】11時56分=伊藤 幸司=054

高山、奥日光
【撮影】11時56分=伊藤 幸司=055

高山、奥日光
【撮影】11時57分=伊藤 幸司=058

=山咲
【撮影】11時58分=山咲 野の香=9615

〓
【撮影】11時58分=矢野 博子=28841

〓
【撮影】11時58分=矢野 博子=36937

〓
【撮影】11時58分=矢野 博子=48536

高山、奥日光
【撮影】11時58分=伊藤 幸司=060

高山、奥日光
【撮影】11時58分=伊藤 幸司=062



12:00

────・1040 JR日光駅始発・湯元温泉行きバス 1205ごろ_竜頭の滝バス停で下車(約20分遅れ。中禅寺温泉バスターミナル周辺で渋滞)
・トイレ、竜頭の滝見物、腹ごしらえ
1235ごろ_竜頭の滝を出発(標高約1,300m)
1245ごろ_高山登山口「高山へ2.4km」(標高約1,350m)
・「高山線歩道」を行く
────1320-30_稜線に出て休憩「高山へ1.5km」(標高約1,460m)13℃



=山咲
【撮影】12時00分=山咲 野の香=9618

高山、奥日光
【撮影】12時00分=伊藤 幸司=065

高山、奥日光
【撮影】12時04分=伊藤 幸司=070

=山咲
【撮影】12時05分=山咲 野の香=9620

高山、奥日光
【撮影】12時07分=伊藤 幸司=071

高山、奥日光
【撮影】12時07分=伊藤 幸司=072
これまでは菖蒲ヶ浜バス停で降りて、前方に竜頭の滝の賑わいを感じながら歩くほうがいいと思っていたのですが、「竜頭の滝」バス停からだと、ちょともどるかたちになり、滝の下で湯川を渡るので、茶屋の足元から見る滝、となりました。

=山咲
【撮影】12時14分=山咲 野の香=9621

高山、奥日光
【撮影】12時16分=伊藤 幸司=075

高山、奥日光
【撮影】12時16分=伊藤 幸司=077
トイレ休憩のあと茶屋のテラスに出て竜頭の滝。この茶屋は国土地理院の地図には「地獄茶屋」と出ていますが、ホームページによると「龍頭之茶屋」なんですね。この展望テラスは無料です。
ネットの「紅葉見頃状況」によると、この竜頭の滝は「例年の見頃:9月下旬〜10月中旬、今年の見頃:10月上旬〜10月下旬」とのこと。ちなみにいろは坂だと「例年10月上旬〜10月下旬、今年は10月中旬〜11月上旬」

高山、奥日光
【撮影】12時17分=伊藤 幸司=078

=山咲
【撮影】12時19分=山咲 野の香=9624

高山、奥日光
【撮影】12時19分=伊藤 幸司=081

高山、奥日光
【撮影】12時19分=伊藤 幸司=082

高山、奥日光
【撮影】12時22分=伊藤 幸司=083

高山、奥日光
【撮影】12時22分=伊藤 幸司=084

〓
【撮影】12時27分=矢野 博子=45063

高山、奥日光
【撮影】12時29分=伊藤 幸司=085
結果からいうと、竜頭の滝の上で出発準備を整えていたころが一番晴れに近かったのですね。それでも陽光が差し込むというところまでは行きませんでした。

高山、奥日光
【撮影】12時30分=伊藤 幸司=086

高山、奥日光
【撮影】12時31分=伊藤 幸司=088

高山、奥日光
【撮影】12時31分=伊藤 幸司=092

高山、奥日光
【撮影】12時36分=伊藤 幸司=094

高山、奥日光
【撮影】12時37分=伊藤 幸司=095

=山咲
【撮影】12時38分=山咲 野の香=9627

=山咲
【撮影】12時39分=山咲 野の香=9629

高山、奥日光
【撮影】12時40分=伊藤 幸司=097
この流れをたどる歩道が「自然研究路」となっていて、じつはかなりのおすすめなんですね。戦場ヶ原を抜けて湯滝のところから湯ノ湖へ出て、元湯温泉。白根山の山裾まで、なかなかドラマチックで、いいルートなんです。右手に見える橋は、さっき降りたバスが登ってくる国道190号で、「滝上」バス停があります。正面に見えているのが標高1,506mの無名峰で、私たちはこれからその裾野を右側から回り込んで、ピークの向こう側で稜線に出るのです。

高山、奥日光
【撮影】12時42分=伊藤 幸司=099

高山、奥日光
【撮影】12時42分=伊藤 幸司=100
国道190号の橋の上から見た湯川。この左岸(下流側から見ているので右側)に自然研究路が延びています。今回は、予定ではそこを下ってくるつもりです。

高山、奥日光
【撮影】12時42分=伊藤 幸司=101

高山、奥日光
【撮影】12時42分=伊藤 幸司=102
高山への登山口ということになりますかね。

高山、奥日光
【撮影】12時42分=伊藤 幸司=103

高山、奥日光
【撮影】12時43分=伊藤 幸司=104

=山咲
【撮影】12時44分=山咲 野の香=9631

高山、奥日光
【撮影】12時44分=伊藤 幸司=106

高山、奥日光
【撮影】12時44分=伊藤 幸司=107

高山、奥日光
【撮影】12時44分=伊藤 幸司=109

高山、奥日光
【撮影】12時44分=伊藤 幸司=110
鹿柵をくぐります。入るのか出るのかよくわかりませんが、戦場ヶ原をシカの食害から守ろうと、2001年に設置されたこの防衛ラインから入れていただくところです。ただし、クリンソウを育てている千手ヶ浜の伊藤さんによると、シカは賢くて、1頭がすり抜けられる穴を見つけると、そこがたちまち大群の出入り口になってしまうとか。

=山咲
【撮影】12時45分=山咲 野の香=9633

高山、奥日光
【撮影】12時45分=伊藤 幸司=111

=山咲
【撮影】12時48分=山咲 野の香=9635

=山咲
【撮影】12時49分=山咲 野の香=9636

=山咲
【撮影】12時52分=山咲 野の香=9637

高山、奥日光
【撮影】12時52分=伊藤 幸司=117

=山咲
【撮影】12時53分=山咲 野の香=9639

高山、奥日光
【撮影】12時54分=伊藤 幸司=119
私が最初にこの道を歩いたのは20年前でしたが、この建物は、一度立ち寄ってみようかな、と思わせるものでした。何だったんでしょうかね。

高山、奥日光
【撮影】12時55分=伊藤 幸司=120



13:00

────1245ごろ_高山登山口「高山へ2.4km」(標高約1,350m)
・「高山線歩道」を行く
1320-30_稜線に出て休憩「高山へ1.5km」(標高約1,460m)13℃
・糸の会が熊よけの鈴などを使わない理由、このルートで(ようやく)出会った熊の話など
────1440-1505_高山山頂でエネルギー補給&雨具装着(標高=1,668m)



高山、奥日光
【撮影】13時01分=伊藤 幸司=123

高山、奥日光
【撮影】13時05分=伊藤 幸司=124

高山、奥日光
【撮影】13時06分=伊藤 幸司=125

高山、奥日光
【撮影】13時09分=伊藤 幸司=127

=山咲
【撮影】13時10分=山咲 野の香=9640

=山咲
【撮影】13時10分=山咲 野の香=9641

=山咲
【撮影】13時11分=山咲 野の香=9644

=山咲
【撮影】13時11分=山咲 野の香=9645

高山、奥日光
【撮影】13時11分=伊藤 幸司=129

高山、奥日光
【撮影】13時12分=伊藤 幸司=130

=山咲
【撮影】13時13分=山咲 野の香=9647

=山咲
【撮影】13時15分=山咲 野の香=9648

=山咲
【撮影】13時15分=山咲 野の香=9649

=山咲
【撮影】13時17分=山咲 野の香=9651

=山咲
【撮影】13時17分=山咲 野の香=9653

高山、奥日光
【撮影】13時19分=伊藤 幸司=134
ここが竜頭の滝方面から見上げた1,506m峰の「向こう側」。高山山頂へと向かう稜線の道がここから始まります。稜線に出ると向こう側、中禅寺湖の上空を吹き抜けてくるらしい風で、気温は13度に下がりました。
山頂に向かうにあたってたっぷりめの休憩をとっておきたいと、いつもの、リーダーの長話で、糸の会では熊鈴を嫌う理由や、この道筋で1回だけ、登山道の前方にクマさんの姿を見たことなど。この高山を2004年以来10回以上計画してきた理由のひとつに、中禅寺湖周辺をうろついている熊さんならみなさんと遭遇するチャンスが大きいと考えていたから……というような話もしました。

=山咲
【撮影】13時20分=山咲 野の香=9654

=山咲
【撮影】13時23分=山咲 野の香=9657

=山咲
【撮影】13時36分=山咲 野の香=9663

=山咲
【撮影】13時38分=山咲 野の香=9664

高山、奥日光
【撮影】13時38分=伊藤 幸司=137

=山咲
【撮影】13時39分=山咲 野の香=9665

高山、奥日光
【撮影】13時40分=伊藤 幸司=138

高山、奥日光
【撮影】13時41分=伊藤 幸司=139

=山咲
【撮影】13時43分=山咲 野の香=9667

=山咲
【撮影】13時43分=山咲 野の香=9668

=山咲
【撮影】13時44分=山咲 野の香=9669

=山咲
【撮影】13時44分=山咲 野の香=9670

=山咲
【撮影】13時44分=山咲 野の香=9671

=山咲
【撮影】13時44分=山咲 野の香=9672

=山咲
【撮影】13時44分=山咲 野の香=9674

=山咲
【撮影】13時45分=山咲 野の香=9675

=山咲
【撮影】13時45分=山咲 野の香=9676

〓
【撮影】13時45分=矢野 博子=58529

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【撮影】13時46分=矢野 博子=25531

高山、奥日光
【撮影】13時46分=伊藤 幸司=140

=山咲
【撮影】13時47分=山咲 野の香=9678

=山咲
【撮影】13時47分=山咲 野の香=9679

=山咲
【撮影】13時47分=山咲 野の香=9680

=山咲
【撮影】13時48分=山咲 野の香=9681

高山、奥日光
【撮影】13時47分=伊藤 幸司=142

高山、奥日光
【撮影】13時48分=伊藤 幸司=143

高山、奥日光
【撮影】13時48分=伊藤 幸司=144
この日、一瞬でもいいから陽が差してくれたら、記憶に残る秋の山になったのです……が……ね。
私の写真は基本的にすべてオート撮影、ノートリミングのまま提出しています。私の目の印象とカメラ君の印象とは違う場面もあるのですが、その差異は大きくはありません、というより私のレベルでは「完全に任せる!」というレベルです。そのオリジナル画像をいいモニターで見ると、そちらの品質の差のほうが段違いに大きい。そういう意味ではスマホのディスプレイが驚くほど高画質になっていると考えていいように思います。

=山咲
【撮影】13時49分=山咲 野の香=9683

=山咲
【撮影】13時50分=山咲 野の香=9684

〓
【撮影】13時51分=矢野 博子=43858

高山、奥日光
【撮影】13時51分=伊藤 幸司=147

高山、奥日光
【撮影】13時53分=伊藤 幸司=149

高山、奥日光
【撮影】13時55分=伊藤 幸司=151

=山咲
【撮影】13時58分=山咲 野の香=9686

=山咲
【撮影】13時58分=山咲 野の香=9687

=山咲
【撮影】13時58分=山咲 野の香=9688

=山咲
【撮影】13時58分=山咲 野の香=9689

高山、奥日光
【撮影】13時59分=伊藤 幸司=154



14:00

────1320-30_稜線に出て休憩「高山へ1.5km」(標高約1,460m)13℃
・糸の会が熊よけの鈴などを使わない理由、このルートで(ようやく)出会った熊の話など
1440-1505_高山山頂でエネルギー補給&雨具装着(標高=1,668m)



高山、奥日光
【撮影】14時06分=伊藤 幸司=155

高山、奥日光
【撮影】14時10分=伊藤 幸司=156

高山、奥日光
【撮影】14時10分=伊藤 幸司=157

高山、奥日光
【撮影】14時11分=伊藤 幸司=158

=山咲
【撮影】14時12分=山咲 野の香=9690

高山、奥日光
【撮影】14時14分=伊藤 幸司=160

高山、奥日光
【撮影】14時15分=伊藤 幸司=161

=山咲
【撮影】14時16分=山咲 野の香=9691

高山、奥日光
【撮影】14時16分=伊藤 幸司=162

高山、奥日光
【撮影】14時16分=伊藤 幸司=163

高山、奥日光
【撮影】14時17分=伊藤 幸司=164

高山、奥日光
【撮影】14時17分=伊藤 幸司=165

高山、奥日光
【撮影】14時19分=伊藤 幸司=167

=山咲
【撮影】14時21分=山咲 野の香=9692

高山、奥日光
【撮影】14時22分=伊藤 幸司=169

高山、奥日光
【撮影】14時23分=伊藤 幸司=172

高山、奥日光
【撮影】14時23分=伊藤 幸司=173
山頂までもうすこしという広い斜面です。樹林がまばらになっていて、振り返ると男体山(標高=2,486m)がお隣さん、という感じで見えるところなんですが……。

=山咲
【撮影】14時24分=山咲 野の香=9694

=山咲
【撮影】14時24分=山咲 野の香=9695

=山咲
【撮影】14時26分=山咲 野の香=9696

=山咲
【撮影】14時26分=山咲 野の香=9697

=山咲
【撮影】14時26分=山咲 野の香=9698

高山、奥日光
【撮影】14時26分=伊藤 幸司=176

=山咲
【撮影】14時27分=山咲 野の香=9699

高山、奥日光
【撮影】14時27分=伊藤 幸司=177

高山、奥日光
【撮影】14時28分=伊藤 幸司=178

〓
【撮影】14時30分=矢野 博子=40406

=山咲
【撮影】14時31分=山咲 野の香=9701

=山咲
【撮影】14時34分=山咲 野の香=9703

=山咲
【撮影】14時35分=山咲 野の香=9704

=山咲
【撮影】14時36分=山咲 野の香=9706

=山咲
【撮影】14時37分=山咲 野の香=9709

=山咲
【撮影】14時37分=山咲 野の香=9710

高山、奥日光
【撮影】14時38分=伊藤 幸司=182

高山、奥日光
【撮影】14時38分=伊藤 幸司=183

高山、奥日光
【撮影】14時38分=伊藤 幸司=184

高山、奥日光
【撮影】14時44分=伊藤 幸司=185
山頂に着いたときにパラパラと雨の気配。夕方には本降りの雨になるという予報に、このあたりでは周囲にガス(山霧)が立ち込めて、空が明るさを失ったかな、という以外に雲の動きはわからない。気温が10℃を割って8℃になっているので、指先が凍えて作業しにくくなる感じが始まっていて、ここでは秋の山から冬の山へと移行しているという感じ。10℃のとき、指先が凍えるという感じはしないけれど、風に吹かれると「手がかじかむ」という領域に入り込んでいるとわかる、その段階になっていたのです。
ここから下りになるので、保温のことも考えて、みなさんには雨具の下を、ここではいてもらうことにしたのです。
=山咲
【撮影】14時57分=山咲 野の香=9713



15:00

────1440-1505_高山山頂でエネルギー補給&雨具装着(標高=1,668m)
・曇天から雨がパラパラ状態から、すぐに本降りになる気配も
────1600ごろ_「←中禅寺湖1.3km・小田代原2.0km→」の分岐「高山1.0km」(標高約1,480m)



高山、奥日光
【撮影】15時03分=伊藤 幸司=187

高山、奥日光
【撮影】15時03分=伊藤 幸司=188

高山、奥日光
【撮影】15時04分=伊藤 幸司=190

高山、奥日光
【撮影】15時05分=伊藤 幸司=191

高山、奥日光
【撮影】15時05分=伊藤 幸司=194

高山、奥日光
【撮影】15時09分=伊藤 幸司=196

高山、奥日光
【撮影】15時10分=伊藤 幸司=200

高山、奥日光
【撮影】15時14分=伊藤 幸司=206

高山、奥日光
【撮影】15時24分=伊藤 幸司=208

高山、奥日光
【撮影】15時27分=伊藤 幸司=209

高山、奥日光
【撮影】15時33分=伊藤 幸司=211

高山、奥日光
【撮影】15時39分=伊藤 幸司=214

=山咲
【撮影】15時40分=山咲 野の香=9714

高山、奥日光
【撮影】15時40分=伊藤 幸司=216

高山、奥日光
【撮影】15時40分=伊藤 幸司=218

=山咲
【撮影】15時41分=山咲 野の香=9716

高山、奥日光
【撮影】15時44分=伊藤 幸司=219

高山、奥日光
【撮影】15時45分=伊藤 幸司=220

高山、奥日光
【撮影】15時46分=伊藤 幸司=221

高山、奥日光
【撮影】15時47分=伊藤 幸司=222

高山、奥日光
【撮影】15時48分=伊藤 幸司=225

高山、奥日光
【撮影】15時50分=伊藤 幸司=227

高山、奥日光
【撮影】15時50分=伊藤 幸司=230

高山、奥日光
【撮影】15時52分=伊藤 幸司=234

高山、奥日光
【撮影】15時56分=伊藤 幸司=237



16:00

1600ごろ_「←中禅寺湖1.3km・小田代原2.0km→」の分岐「高山1.0km」(標高約1,480m)
1630ごろ_低公害バスの舗装路に出る「高山2.3km」(標高約1,410m)
1655ごろ_国道120号(金精道路)に出る(標高約1,380m)
・歩道のない国道を歩いて
────1700ごろ_赤沼バス停に到着。赤沼茶屋前で荷物整理。向かいに公衆トイレ(標高=1,391m)



高山、奥日光
【撮影】16時00分=伊藤 幸司=238
中禅寺湖と小田代原を結ぶ道に、高山から下った道がぶつかった、という地点です。中禅寺湖まで1.3km、小田代原まで2.0kmというのは、私がいう「標準的登山道」の登りなら時速1kmという目安ですし、平坦な稜線の登山道なら時速2km、高低差の少ないハイキングルートなら時速3〜4kmと見積もれるので、行動時間の見積もりは、道標の距離表示だけでは、簡単ではありません。

高山、奥日光
【撮影】16時00分=伊藤 幸司=240

=山咲
【撮影】16時04分=山咲 野の香=9718

=山咲
【撮影】16時04分=山咲 野の香=9720

高山、奥日光
【撮影】16時04分=伊藤 幸司=242

高山、奥日光
【撮影】16時05分=伊藤 幸司=244

高山、奥日光
【撮影】16時05分=伊藤 幸司=245

高山、奥日光
【撮影】16時07分=伊藤 幸司=247

高山、奥日光
【撮影】16時11分=伊藤 幸司=250

高山、奥日光
【撮影】16時19分=伊藤 幸司=253

高山、奥日光
【撮影】16時20分=伊藤 幸司=254

=山咲
【撮影】16時21分=山咲 野の香=9721

高山、奥日光
【撮影】16時21分=伊藤 幸司=255

高山、奥日光
【撮影】16時21分=伊藤 幸司=256

高山、奥日光
【撮影】16時22分=伊藤 幸司=257

高山、奥日光
【撮影】16時22分=伊藤 幸司=258

高山、奥日光
【撮影】16時29分=伊藤 幸司=259

高山、奥日光
【撮影】16時30分=伊藤 幸司=260
昨日まで、この道を低公害バスが走っていたのです。時間は16時30分なのでここで私は下山ルートの最終判断をさせてもらいました。
この日の栃木県での日没時刻は16時40分ですから、これが日没10分前の写真になります。計画では15時30分にここに着いて、湯川のところから「自然研究路」を下って1時間後の16時00分に「竜頭の滝」バス停としておきました。高山登山口の「滝上」バス停ならその手前ですから、この時期の、この状況では、久しぶりに「日没後30分までは無灯火で歩ける」という糸の会の、この時期のイベントにピッタリ合う状況になったのです。
私自身の気持ちが元気なら、もちろん「シメタ!」とばかりに日没後の夕闇歩きをするところなんですが、後期高齢者のみなさんがそういう「ムリ系のお遊び」に気持ちよく付き合ってくださるかどうか。
川沿いの歩道で、誰かが転んでもしたら、それこそやっかいなことになりはしないか。私も来年は「傘寿」ですから「年寄のなんとか」という失敗事例になりはしないか、という弱気も、もちろん生じていました。
そこで、バス便のきちんとした確認をしたかったのです。するとこの後のバスは竜頭の滝バス停で17時01分、17時28分、18時08分なんですね。最終は19時43分ですから予備時間は残っているとして、ここでは、できるだけ「早く、安全に」帰途につくべき状況だろうな、ということを確認したのです。Wさんは少し前から「赤沼」「赤沼」と呟いていましたが、みなさんが案内図を見ている後ろで、「赤沼」に出ます! と決めたのです。

高山、奥日光
【撮影】16時33分=伊藤 幸司=261

高山、奥日光
【撮影】16時50分=伊藤 幸司=263

高山、奥日光
【撮影】16時50分=伊藤 幸司=265
これが湯川。橋を渡った左岸に「自然研究路」があって「滝上」バス停に出られるのですが、まあ、そっちにいかないことにして良かったかな、と思いました。雨はひどくならないものの「無灯火で下りましょう」といえる状況ではなくなっていいましたから。

高山、奥日光
【撮影】16時57分=伊藤 幸司=266
日没後17分の写真ですね。低公害バスルートは、ここで終わって国道190号にぶつかりました。

高山、奥日光
【撮影】16時58分=伊藤 幸司=267
これが国道です。10月19日の「箱根・駒ヶ岳」のときのバス道路(あちらは県道でしたけれど)と同様、歩く人間のことなど考えていない道でした。おまけに車のヘッドライトで周囲は「まっくら」と感じてしまう「夜の道」でした。(デジタルカメラはすごいですね、感覚よりずっと正直に撮ってくれていましたね)



17:00
18:00
19:00

1700ごろ_赤沼バス停に到着。赤沼茶屋前で荷物整理。向かいに公衆トイレ(標高=1,391m)
1730ごろ_「1824 赤沼発」のバスに乗車。東武日光駅方面へ
・1944 東武日光駅始発/下今市で乗換の最後の特急で最終グループが帰途へ
*東武日光駅からの帰途のドタバタは掲示板に載せたレポートで(このページの【行動記録から】にあります。



高山、奥日光
【撮影】17時08分=伊藤 幸司=269
赤沼茶屋はもちろん閉まっていました。飲み物の自動販売機があっただけですが、この光も「無料サービス」となっていました。人が近づくと点灯して、バスを待つあいだの荷物の整理に「ものすごく、ありがたい」サービスでした。バス停のところで確認すると、次のバスは17時24分、竜頭の滝バス停の4分手前だとわかりました。

高山、奥日光
【撮影】17時08分=伊藤 幸司=271
赤沼茶屋の向かいにはこの建物。この公衆トイレが、最終的に赤沼バス停に向かわせた理由のひとつでもありました。登山者用というよりドライブ観光客用なんでしょうね、入口をはいったところに広め空間があって、冬にバスを待つときには、それがほんとうにありがたい。このときも、雨が本降りだったら、全員逃げ込んだところです。

高山、奥日光
【撮影】17時29分=伊藤 幸司=273
17時24分のバスが5分遅れでやってきました。じつはこの前のバスが、ずいぶん遅れてやってきて、こんな感じで乗れそうだったたのですが、人数確認したところ1名がまだトイレにいるということで、パスしたという「残念シーン」になりましたが、そのバスも、このバスも、乗客は数人という状態でした。

高山、奥日光
【撮影】18時24分=伊藤 幸司=275
バスの前面に「JR・東武日光駅」と出ていますが、東武日光駅まで徒歩8分のところで下車したときの写真です。このあとのドタバタについてはこのページトップの【行動記録から】のところでお読みいただけます。

高山、奥日光
【撮影】18時24分=伊藤 幸司=277
とりあえず帰路を急ぎたい人が4人いて、7人がバスを降りてレストラン「えんや」に、と向かったところ、なんと定休日(振替休日となった月曜日の振替定休日)だったのですね。バスの中から電話1本かけておけばよかったのに。……で駅手前徒歩8分間の左右の店を見ていったのですが、18時台ですでに閉まっているか、19時に閉めようとしているか、インバウンド観光客で満席かで、7人が入れる店がないままに東武日光駅に着いちゃった、んですね(私はまだ、裏道を歩き回っていましたが)。駅についてみると、帰路を急いだ4人と、それに追いついた3人が消えていて、3人がトイレの前で「みなさん帰ってしまったみたい」とのこと。以前は駅前に特急の終電までは食べられる店があったのに消えていました。
まあ、計画書に書いたように、JRの日光駅から宇都宮に出て新幹線で東京に帰る最終は日光発21時52分ですから、こんな深夜の気分でなければ夜遊び型の何人かで「宇都宮に出る」という選択肢もあったのですが、JRで、しかも新幹線となると交通費が倍になりますからね。

高山、奥日光
【撮影】19時07分=伊藤 幸司=278
取り残された感のある私たちは、駅前のコーヒースタンドで最終の特急を待ちました。インバウンド旅行者のたまりみたいになっている小さな店の奥に空きスペースがありました。腹にたまりそうな「キューバサンド」が大当たりで、すっかり元気になりました。19時閉店のところ、なんだか「まだまだ閉められない」状態とかで、ラッキーでした。4人分だからキューバサンドが間に合ったし。

高山、奥日光
【撮影】19時22分=伊藤 幸司=279

高山、奥日光
【撮影】19時24分=伊藤 幸司=280



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