箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山 19
5月の南会津(1)尾白山――2008.5.10



■5月の南会津(1)尾白山

山行報告
山名:尾白山
日時:2008年5月10日(土)くもり
メンバー:太田さん・和子

 7時、安積町の太田さんの会社のP発
 下郷のセブンイレブンで、トイレ休憩後、旧伊南村、宮沢の登山口へ向かう。
 お社の所を右折、道なりに進み、二股にわかれる林道の右側を上がる。
 9時15分、準備をして、入山。ならの木の斜面。伐採後の登山道。木の切り口が、スッパリしていて、転ぶと、この切り口で怪我をしそうです。気温が低く、薄いフリースを着ていたが、30分も歩くと暑くなった。
 10時40分、H1110mあたり。急な登りを登りきって、稜線に上がる。大博多山が見える。動かないでいると、体が冷えてくる。
 ブナの林と、残雪。タムシバ・イワウチワ・カタクリ・シャクナゲ・ミツバツツジ・マンサク。後は、こしあぶら・・・。
 稜線に出てから、短い急な登りが、2ケ所あり。あとは、残雪の上をダラダラ登り。
 12時、尾白山・山頂着。ここに来る途中に雨量観測所の建物あり。今は使用されていない。南の斜面に急なスラブが、数箇所見える。
 12時45分、発。こしあぶらを採りながら、下山する。太田さんは、まるでいたずら小僧のように木に登って、こしあぶらの葉をつまんでいます。落ちないでね・・・。
 残雪の中にブナの新緑が、浮かび上がり、美しい。イワウチワの濃いピンクの群落を見ながら、タムシバの隊列に沈み込むように歩く。
 登りとは、違った目線で、山歩きを楽しむ。
 本当にこの辺の会津の山は、いいなあ〜と思う。特に雪解け直後の緑は、萌黄色から若草色へ、多彩な緑が、輝きます。曇り空だったけど、充分にその色合いの違いを見せてくれました。
 14時45分、駐車場着。「きらら」で、汗を流し、帰途につく。
 お疲れ様でした。ありがとうございます。
 大博多山に似た雰囲気の山ですが、登りは、かなり、きついです。

――2008.7.13 記


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