箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山 21
5月の南会津(3)御前が岳・愛宕山――2008.5.18



■5月の南会津(3)御前が岳・愛宕山

山行報告
山名:御前が岳・愛宕山
日時:2008年5月18日(日)晴れ
メンバー:中保さん・和子

 7時30分・中保宅発。羽鳥〜下郷〜舟鼻峠〜大芦〜畑小屋集落へ。車から見える緑に歓声をあげながら、走る。
 9時35分・P着。98km。新潟ナンバーと福島ナンバーの車が各1台停まっている。やはり、同じ様な思いで、登りに来ている人がいるのだなあ〜と思う。
 9時50分・発。山の神コースから、御前コースに回ろうと思っていたが、山の神コースは、通行禁止になっていた。小さい沢を渡り、登山道は農家の軒先を通って続いている。急な登り〜ゆるやかになる〜岩場の登り〜ゆるやか〜山頂です。
 11時10分・山頂は雪が残っていた。新潟からの2人連れの方とは、山頂手前ですれ違い。福島からの5人グループは、岩場の所で追いつき、先に登らせていただいた。南東側に細くて、くねくねしたブナの林。この林があるので、舟鼻山が見えません。ランチタイムとする。
 11時30分・下山
 12時20分・P着
 昭和村、畑小屋の集落は、まだ、八重桜が咲いている。農家の庭先にチューリップが、花びらを一杯に広げている。もう一つ、小さい山に登りたい・・・と中保さんに言う。
 次の山へ向かう。
 12時30分・愛宕山登山口の標識のそばの空き地に車を停める。大山祇神社の石段を登り、広場の右側の登山道に入る。急な一本調子の登山道をぐんぐん登る。大芦の集落が見える。
 12時55分・山頂、ここにもお社がある。大芦の集落と、大仏山などを眺めながら、おしゃべり。転ばないように下山して、弥五島の湯で汗を流し、帰途につく。

 裸木〜萌黄色の新緑、若葉青葉の緑を楽しみ、尾根では林を渡る風の匂いを感じた。田植えの終わった田んぼ、かえるの鳴き声、本当に気持ちの良い1日を過ごすことが出来た。中保さんも、今年は山を歩けそうなので、心強い。

――2008.7.13 記


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