箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山 25
黒森山――2009.3.1(日)



■黒森山

黒森山(山都町)
日時   2009年3月1日(日)晴れ
メンバー 大森・三輪・広瀬夫妻・とし子・克行・和子の7名

 飯豊の川入の登山口付近の黒森山に出かける。飯豊の展望が楽しみだ。
 7時に郡山大東銀行・新さくら通り支店の駐車場を出発。9時・山都町にある日帰り温泉「いいでの湯」を過ぎて、1本橋を渡る。道路が大きくカーブして道幅が広くなっている所に車を寄せて駐車する。
 9時20分・スノーシューを履いて、山の斜面に取りつく。2本の林道をトラバースしながら、ゆっくり、登る。登り始めの標高320m、黒森山は、標高917m。約600mの登りだ。
 登り始めから、雪原の中。それぞれ歩きやすそうな所を選びながら、進む。標高722mポイントから黒森山へ向かう稜線に乗ると、急な登りになる。
 200m近くを一気に登る。山頂まで2時間10分。11時30分に山頂着。
 飯豊の姿が広がっていた。大日岳〜飯豊本山の姿が確認出来る。川入りの集落も、よく見える。冬の間は、この集落は、無人になる。春になって、集落に人が戻るまでは、ひっそりと閉ざされている。
 飯豊を眺めながら、ゆっくり、ランチタイム。飯豊は登れば、登って良かったと思わせてくれる山だが、飯豊の姿が見えると、それが、また、話の種になる山でもある。
 静かな山頂で展望を楽しみ、下山はアッと言う間。13時30分に、車に戻った。
 「いいでの湯」で汗を流し、山都町の「蕎むら」でお蕎麦を食べて帰途についた。
 天候に恵まれ、方向が確認出来れば、楽しいスノーシュー歩きだが、この程度の山でもホワイトアウトになれば、難しい山になってしまう。
 雪の山歩きは、天気次第だな・・・とあらためて思う。
――2009.5.2 記


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