箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山 31
見通川――2009.7.25-26



■福島登高会の合宿に参加
2009年7月25日〜26日
見通川(帝釈山系)の遡行

 24日の夜集合で、25日・26日と見通川(帝釈山系)の遡行でした。
 全体の計画としては、見通川の枝沢を全部つぶしてしまう計画のようでした。
プラン1  枝沢・・・一の沢を遡行して、二の沢を下降。 
プラン2  二の沢を遡行して、三の沢を下降
プラン3  見通川右俣を遡行して、倉の沢を下降。
 やぶ沢ですが「一つの川の枝沢を全部遡行する」こういう企画も面白いと思いました。
 私は、25日の朝、現地で合流の予定でしたが、母の体調が悪く、母に点滴を受けてもらって、25日の3時過ぎから、泊場予定の小豆温泉せせらぎオートキャンプ場に向かいました。
 8名参加の予定でしたが、体調不良などのため2名不参加で、私を入れて6名でした。
 前に登高会の食事は、ボンカレーだよ・・・と聞いていました。
 それを思い出しました。豚肉とたまねぎと豆腐のスープをつくって、あとは、レトルトのごはんを温めて、漬物で食して、お休みなさい・・・でした。
 私は様子が分からないので、缶ビールと、つまみに枝豆とピーマンのお浸しと、焼きたらこなどを持って行きました。
 私は、早々と眠りたくなかったので、お酒飲みのOさんと、Sさんと、10時くらいまで雑談をしていました。お酒飲み用には、別テントを設営したのです。
 ある山岳会では、お酒と食事の時間が、ぐだぐだ、延々と続くのに今回は、あまりのあっけなさに驚きました。まったく、山岳会と言っても、色々なのですね。
 26日は、沢の遡行を早めに切り上げて、御池から大杉岳のピストン、まだ、時間があったので、ヒウチ裏林道の姫田代まで上がりました。裏林道の湿原は、ワタスゲと、キンコウカと、アザミと、コバギボウシと、クルマユリと、ニッコウキスゲが、揺れていました。
 御池ロッジで汗を流し、桧枝岐でお蕎麦を食べてから、帰宅しました。近いうちに、会津駒ケ岳のハクサンコザクラを眺めにいきたいなあ〜と、思いながら駒ケ岳の登山口を過ぎました。
 南郷では、以前から気になっていた北欧料理のお店「ダーラナ」に回って、コーヒーと焼きたてのパンをいただく。コーヒーを淹れている間に、ゲストルームを見せていただく。会津地方の「曲屋」風古民家を北欧風のインテリアで飾ってあります。個性的なペンション&レストランです。
 そのうち、泊りにきたいですね。一人で、往復300kmの運転にも、慣れました。
 雨降りの予報でしたが、天候もまあまあでした。


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