箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山 32
吾妻・大倉深沢――2009.8.16
■吾妻・大倉深沢
★写真は沢の河原歩きと、沢を抜けて、五色沼です。
日時……2009年8月16日(日) 晴れ
メンバー……克行・和子
一昨年から行ってみたかった、大倉深沢に出かける機会がやっと来た。谷地平の入渓点は、昨年確認済。ネットで福島登高会の和泉さんの記録を頭に入れて、準備をした。
4時55分……自宅発、岳温泉〜土湯峠〜スカイライン・浄土平へ
5時55分……兎平の駐車場着、すでに数台の車あり。各自、登山の準備をしている。早い時間のゲート通過だったので、スカイラインを無料で入れた。半そでのTシャツでは、肌寒い。
6時10分……準備をして、入山。ススキや竜胆、ウメバチソウの花が目にとまる。
7時15分……姥神様の石像、ここからオオシラビソの森を谷地平へ下る。
8時25分……谷地平小屋着、かるく食事をする。泊りの釣り人が、2人いた。昨夜の泊りは、男性4人だったそうだ。
8時40分……発
9時05分……大倉深沢に入る。一人らしい先行者の足跡がある。今回は、沢靴にならず登山靴のまま、遡行する。湯檜曽川の後なので、体の調子が悪く、克行に何度も立ち止まって、待ってもらう。滑りそうな河原歩きを続ける。水の中に日が差すと、綺麗です。崩落している斜面や倒木がたくさんあり、通過に時間がかかる。1時間に5分位の休憩をしながら、のんびり進む。
10時55分〜11時10分……コーヒーを入れて、パンを食べる。男性の遡行者2人が、あっという間に追い越して行った。
12時35分……だんだん急になってくる。休憩中の女性の先行者に出会う。ようやく核心部。4本の滝を越えて、沢も源流の様子になる。
13時30分……沢型を追いかけ、南に向かう手前から東にむかい250mくらい笹原を掻き分けると、五色沼の登山道に飛び出した。瑠璃色の五色沼を見下ろして、感激した。ここまで来れば、帰りの時間も読めるので一安心。一切経山にガスがかかってきた。
13時40分……発
14時……一切経山山頂着。噴煙が出ているので東側の登山道は通行止めになっていた。2時過ぎだというのに、まだ、登ってくる登山者がいる。
15時15分……酸ケ平小屋〜浄土平〜兎平駐車場着
岳温泉のヘルシーパルで汗を流し、帰途に就く。往復走行距離244km。
体調は悪かったけど、青空の下、笹原を抜けると、五色沼に突き上げる事ができて、なかなか、ドラマテックだった。3.5kmの流程で250m位しか登らないやさしい沢ですが、自分だけの力で遡行出来たので、良かった。難しい沢をサポートしていただいて、遡行するのも、楽しいのですが、こういう沢も一味違う満足感がある。
★トップページに戻ります