箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山 33
安達太良山――2010.1.3
■安達太良山
日時 2010年1月3日 曇り時々晴れ
メンバー 克行(夫)、基史(次男)、和子
天気が良くなりそうなので、基史を連れて安達太良に出かけた。基史にとっては、初めての雪山であり、初めてのスノーシュー歩きだ。ゴンドラで上がれば、基史を連れていても、山頂を踏めるだろうと思ったが、とんでもない誤算だった。
8時43分────自宅発
9時40分────奥岳スキー場の駐車場着。 準備をして、ゴンドラに乗る。@900
10時10分────ゴンドラ下車。スノーシューを装着。登山道へ3人の山スキー組と、のんびり登る。藪が出ているし、雪面が柔らかくスノーシューでも、潜ってしまう。基史は、悪戦苦闘。潜ると、立ち上がるまで大変だった。雪山の雪道歩きが、初めてなのだから、仕方ない。
10時30分頃────山頂から下山してくる人がいた。よく顔を見ると、大関さんだった。2日にくろがね小屋に泊って、手打ちそばの名人(五十嵐さん)と山都の手打ち蕎麦を宿泊者全員にご馳走したそうだ。そして、今日、山頂を踏んで下山中との事。そのうち、山都へ遊びに行きます・・・と言って別れた。
11時25分────H15oomあたり、樹林帯を抜けると風が強い。ガスってきて、展望もない。基史の歩きが遅いので、ここから下山と決める。
11時40分〜12時────風を避けられる所で、ランチタイム。カップラーメンと、おにぎりと、コーヒー。寒いので早々と下山する。
12時30分────薬師岳。下山はスキー場に向かって、ラッセルしながら、下る。雪の中の下山は、基史にとって、初体験。降りられるかな・・・少々案じながら、夫が先頭。基史を間にいれて、私がラストで下る。高度差、350mの下りだ。夏の登山道で下っても、ここは急な下りだ。何箇所かは、尻セードになったが、無事スキー場のゲレンデに降りられた。
13時35分────奥岳スキー場の駐車場着。
ヘルシーパル二本松で汗を流し、体を温めた。基史には、足の筋肉のマッサージを丁寧にするように言った。下山にゴンドラを使わなかったので、ご褒美に「ぶぶ家」で、豪華なデザートを食し、コーヒーを飲んで帰宅した。私達は、筋肉痛などなかったが、基史は体中が痛いと言っていた。その位、違いがあって当たり前、私達には10数年の山の経験があるのだから。
山は、若さや体力だけではないのです。
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