箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山(近くの山) 48
年初めの安達太良山――2013.1.5



■年初めの安達太良山
日時  2013年1月5日(土)





2013年の最初の山は、安達太良になりました。年末からお正月にかけて雪模様。風が強くても、晴天の日に登りたいと思っていた。
1月5日に晴れマークが出た。克行とメグちゃんと私の3人で安達太良へ。
本宮でメグちゃんと合流し、8時過ぎに奥岳スキー場の駐車場に着く。
メグちゃんは、実家がいわき市だが今は仕事の関係で、つくば学園都市に住んでいる。なかなか、一緒に山へ出かける機会がないので、今日は楽しみだ。
登山靴に履き替え、スノーシューの準備をして、ゴンドラ乗り場へ。
ゲレンデの整備遅れとかで、ゴンドラの運行開始が遅れると、アナウンスがある。9時過ぎに山歩きの人を優先して、ゴンドラに乗せてくれた。(片道900円です)9時25分、ゴンドラを降りてスノーシューを履いて歩き始める。
山スキーを履いた男性2人組みと、ほぼ、同じペースで登る。
風もなく、青空が広がり、快適に高度を稼ぐ。
10時頃になると、昨日くろがね小屋に泊まり、山頂経由で下山してくる方達とすれ違うようになる。素晴らしい展望に皆さん、晴れやかな顔をしている。
10時45分に山頂着。メグちゃんと克行は、安達太良の乳首の上まで登りに行った。私は、山頂標識のそばで、休憩しながら二人を待った。
風が弱いと言っても、動かないでいると、体が急激に冷える。
二人が下りて来たので、下山はどうする?と聞いてみた。
風が弱いから、牛の背の稜線を歩いて、矢筈森の脇から下山したいと言う。
この天候なら、稜線を歩いても大丈夫だろうと思い、牛の背に向かう。
稜線は風で雪が飛ばされていて、岩が出ている。スノーシューでは、歩きにくい。風が弱い日だと言いながらも、稜線はかなり強く風が、抜けて行く。
スノーシューで岩の上を歩くのが初めてのメグちゃんが、遅れ始める。
メグちゃんの歩くスピードに合わせて進む。
沼の平の噴火跡が見えて来た。この風景は、東面のやさしい安達太良とは別の表情をしている。荒々しく、茫々とした風景だ。
分岐はまだか・・・と思い始めた頃に下山のルートが見えて来た。
稜線を離れると、パタッと、風が治まる。スキーで滑ると気持ちよさそうな斜面を眺めながら、11時40分頃、勢至平とくろがね小屋の分岐に着く。
小休止後、勢至平に向けて下山する。
13時10分、奥岳スキー場の駐車場に着く。
岳温泉の「ヘルシーパル安達太良」入浴料500円で、汗を流し、メグちゃんと、次は何時一緒に歩けるかな?と、思いながら帰途に着く。


★トップページに戻ります