箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山(近くの山) 54
大塚山(H1322m)――2013.4.6



■大塚山(H1322m)





飯豊山系  喜多方熱塩加納 黒岩集落
日時  2013年4月6日(土)曇り
メンバー  大関さん、克行、和子(スノーシューと坪足)
      須藤さん(テレマークスキー)

春の嵐(低気圧)が、日本列島を日本海にそって、北上中。荒天が予測される為、不要不急の外出は、自粛して下さい・・・と、報道されていた。
6日にすれば、天候が崩れる前に登れるだろうと判断して、7日の山の予定を急きょ、6日に変更した。

5時50分  自宅発〜磐梯熱海IC〜河東IC〜R121〜夢の森
7時10分  集合場所の温泉施設「夢の森」駐車場に着く(走行距離 約80km)
7時25分  須藤車と克行車にて、黒岩集落に向かう 
7時55分  集落のどん詰まりに車を停めて、山の準備をして入山

6日も、荒天の予報が出てたが黒岩集落から御川に沿うように作られている林道を辿り、大塚山に直接繋がる尾根に乗って山頂を目指す。坪足での林道歩きは、ズボズボと足が雪面に潜ってしまい歩きにくいので、スノーシューを装着。林道には大きな雪崩の後が3か所あり、足の置き場に注意しながら歩く。登りの斜度が緩いと思われる林道の最終地点近くまで、林道を辿る。長い林道歩きで、飽きて来る。暑いので、長袖のTシャツ1枚になる。
9時55分〜10時10分 休憩
いよいよ、山頂に向けてブナの林の登りになった。右手に太くて大きな「ほうの木」があった。風が出て来て、雲が下りて来る。ブナの林を登るが、右の尾根の斜面は、植林されたカラマツ林だ。ここまで、人の手が入っていたのだろうか?大関さんと克行に遅れ始めた。どうも、体調が良くない。1時間くらい登ったら、右足が攣りそうになって来て、速度を緩めながら登る。
下から声がする。須藤さんは、山頂まで登らずにこのあたりから適当に滑って、下山すると言ってきた。一人になるから、気をつけて滑って、下山してね。
11時40分 山頂着
山頂は、かなりの強風。南風なので、寒さはあまり感じない。あいにく飯豊は雲に隠れていたけど、それなりの展望を楽しむ。でも、Tシャツ1枚では、寒くなり、早々と、風を避けられそうな場所に移動する。
11時50分〜13時
すっぽりと雪の雪面が削れた谷のような所でランチタイム。テント場としても、最高の所だった。動かないと寒くなるので、下着を着て、ジャケットを着込む。雪洞談義をしながら、おにぎりと菓子パンを食べる。温かいお茶とコーヒーを飲むと、体が温まるのが、良くわかる。
13時〜13時45分  
登りに使った尾根の1本西側の尾根を下る。順調に下ったが、林道まで高度差80m位からは急な下りになるので、スノーシューをザックに括りつけて、坪足で林道に下りた。須藤さんのスキーの下りのトレースを発見。無事に下りている事が確認出来て、一安心。
15時15分
フキノトウを採りながら、車に戻る。無事下山して、先に帰ります・・・と、須藤さんからのメモがあった。雨降りにもならず、天気も何とかもったので、ラッキーな1日だった。山にいる幸せを目一杯感じた山歩きだった。

「夢の森」に戻り、良く温まる塩味の温泉で、汗を流す。(@300)
次の山の話をしてから、それぞれの帰途についた。


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