箭内和子……山笑う・山眠る
福島県の山(近くの山) 58
安達太良――2014.2.15-16
■安達太良山(1,700m)
山頂より和尚山
鉄山を振り返る
箕輪山
伊藤コーチ・糸の会の皆様へ
こんにちわ
2月15日~16日にかけて降った雪は、郡山では、30年ぶりくらいの積雪でした。
18日~19日に「糸の会」で安達太良山行・・・どうしたのかなあ~、案じていましたが
皆さま、それなりに楽しまれたようで、良かったですね。
私は、その1週間後、山仲間3人と私の4人で、安達太良山に登って来ました。
25日・・・歩き始めの奥岳では、まあまあの天候だったが、1時間も歩くと風が強くなり、
小雪が舞い始め、ホワイトアウトになる。トレースは、どんどん、消えていく。
くろがね小屋まで、赤旗を見逃してはいないので、間違いないと思いながらも、
不安がぬぐえない歩きになった。
くろがね小屋のシルエットがうっすら見えた時は、ホッとした。
小屋入口の温度計は、マイナス5度。
ゆっくり、昼食を食べて、そのまま小屋に停滞する。温泉に浸かり、まったり、まったり。
大雪の影響で、導水管に不具合発生。水が出ないと言われて、雪から水作りをする。
小屋のスタッフ2人は、導水管の掘り出しと、修理にお出かけ。でも、水は出なかった。
この日の宿泊者は、私達4人と、小学3年の女の子をつれたファミリーと
八王子からのご夫婦、計9人。
夕食後、小屋番の伊藤さんが、ドリップコーヒーを入れてくれた。
程よい酸味とすっきりとした味わいのコーヒーだった。
26日・・・朝から青空。降水確率0%。山頂を踏んでから、下山に決定。
7時45分 小屋発。峰の辻に着く頃、雲が流れてホワイトアウトになったが、
10分もすると、青空が広がって来た。赤旗の間隔は、私のスノーシューの歩きで22歩だった。
9時20分 安達太良山頂着。乳首に登る。風が穏やか、磐梯山の頭が雲の上に飛び出していた。
9時45分 下山開始。一旦、峰の辻に戻り、勢至平を目指す。
しばらく下って、振り向くと、矢筈森、鉄山、箕輪山が良く見えた。
日帰りの登山者、15人位とスライドした。やはり、人気の山だ。
この天候だったら、充分日帰りで楽しめる。
12時15分 奥岳着。青空の下、山頂に登れて、ラッキーとしか言いようがない。
お空のご機嫌が良い時に山に登れれば、最高だ。
それが、なかなか難しい。 帰宅後、福島にPM2.5の注意情報が出ていた事を知る。
これから、残雪時の山で雪を溶かして水を作るのは、要注意だなと、思った。
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