箭内和子……山笑う・山眠る
遠くの山 07
マナイタ倉山――2009.5.28(木)



■マナイタ倉山

マナイタ倉山(新潟県下越の山)新発田市
日時   2009年5月28日(木) 晴れ時々曇り
メンバー 長尾ひとみ・和子

 長尾さんからお誘いがあり、マナイタ倉山に登りに行くことになった。自宅を6時過ぎに出発。猪苗代ICに7時集合。長尾さんの車に乗せていただき、三川ICまで磐越道を走る。49号線の高架の下をくぐって、14号線を三川温泉の前を通って赤谷方面へ、加治川ダムを目指す。マナイタ倉山登山口に8時半着。入山の準備をしていると、山菜採りらしい軽トラックが数台通過する。
 8時50分発〜沢沿い(琴沢)の登山道〜琴沢の渡渉点には鎖とはしご、U字ボルトなどが設置されている。数か所の岩のへつりがあり、最後の枝沢をわたると、急な登りになる(9時15分ごろ)
 お京平には、遭難碑があった。冬にでも登った人なのかしらね・・・などと、長尾さんと話した。広葉樹の緑が瑞々しく森林浴を楽しめる登山道で、沢から離れたり、また沢に近づいたりする。1時間歩いたので、休憩。
 標高856mの山ですが、急な登りが続く。そろそろ稜線か、最後の急な登りを登ると山頂だった。10時45分着。水分補給をして、ザックを下ろし、北峰の「天狗の庭」に向かう。
 山頂は、風を避けられるが、風の音がすごい。イワカガミ、チゴユリ、今年初めてのヒメサユリ。20mくらい下り、風を受けながら20mくらい登ると「天狗の庭」に到着。遠くに、まだまだ残雪が豊富な飯豊が見える。加治川ダムの水面もよく見える。ひるば山の登山道を眼で追う事が出来た。
 風が強いので、さっさと山頂に戻る。ゆっくりと私たち2人のランチタイム。今日は、男性の登山者、一人とすれ違っただけだった。
 11時40分、下山開始。下山の道では、男性一人と、女性2人の登山者とすれ違った。平日でも、山に来る人がいるのだね〜と、自分達のことは、棚に上げて思う。
 12時50分に車に戻る。時間があるので、加治川ダムまで行ってみる。ここは、ひるば山と焼峰山の登山口になっている。湯の平温泉までの林道は、やはり、通行止め。登山禁止となっていた。
 三川温泉の「三川館」で、汗を流す。内湯に入ってから、6階にある露天風呂に行って、眺めを楽しみながら、半身浴。ゆっくり、温泉に入って、ぬくぬくした。
 往路を猪苗代ICまで戻る。長尾さんとのお別れが名残惜しくて、猪苗代湖畔の「タローカフェ」へ。おいしいコーヒーとケーキを食べながら、山の話を続けた。
 帰りは、通勤割引の時間帯になっていたので、郡山南ICまで、高速道で帰る。高速だと、郡山まで30分だった。今日も良い山歩きでした。


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