箭内和子……山笑う・山眠る
遠くの山 26
糸の会・渋温泉と志賀高原・岩菅山――2012.5.26-27



■糸の会・渋温泉と志賀高原・岩菅山
日時────2012年5月26日〜27日

糸の会の山歩きに参加。船形山の予定だったが、残雪が多く、登山口に入れないとの事で、急きょ変更、渋温泉と岩菅山になった。初めての渋温泉。外湯めぐりも楽しみだ。

26日 郡山から大宮へ。大宮から「あさま561号」に乗車。皆さんと合流。長野で初日のスケジュールをあれこれ。小布施を散策してから、渋温泉に行く事になった。小布施では、各自自由行動。私と安藤さんは、北斎館〜おぶせミュージアム中島千波館(小布施生まれの現代日本画家)と水戸岡鋭治展(JR九州の鉄道デザインや小布施町のレストランやショップの設計)を見学した。ゆっくりと小布施の町を歩く事が出来て、和風モダンで統一した町作りを実感した。4時半頃に渋温泉に着き、9件の外湯めぐり。6時夕食の時間を気にしながら、あたふたと、湯めぐりをした。

27日 路線バスを蓮池で乗り換えて、一ノ瀬登山口(岩菅山登山口)へ林道を歩く。 9時45分 登山口着。数台車が停まっている。多分、登山者の車だろう。
10時 入山。一ノ瀬スキー場からの道と合流して、しばらく歩くとアライタ沢を渡る。グリーンタフの岩盤の色が何とも言えない。H1,800m位から残雪。雪面のトラバースになる。樹木があるので、滑落しても、まあ〜大丈夫でしょう。ノッキリを12時05分頃通過。標識は雪に埋まっていた。ガラガラした岩場を一気に登り、12時50分 岩菅山山頂。横手山方面が眺められた。東の方は、あまりはっきりしない。
予定では、寺子屋峰経由で下山だったが、残雪の状況を見て、登りのルートをピストンすると、コーチから指示があった。雪に注意しながら、無事下山。一ノ瀬のバス停で40分位の待ち時間があったが、今日の山を振り返りながら時を過ごした。
待っていたバスは、長野電鉄、湯田中の駅まで直通のバスだった。皆さんは、湯田中の温泉で汗を流し、長野でお食事らしいが、私は湯田中から、まっすぐ帰途に着こうと思った。大宮で最終の東北新幹線に間に合わないと、家に帰れなくなるし、残念だけど仕方ない。湯田中から長野へ出るまで、意外と時間が掛かるのだ。なかなか、最後まで皆さんとお付き合いする機会がなくて、尻切れトンボの気がしますけど、お許し下さい。


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