箭内和子……山笑う・山眠る
遠くの山 27
利尻岳――2012.6.29-7.1



■利尻岳
日時  2012年6月29日(金)〜7月1日(日)
メンバー  某社の利尻岳ツアーに参加(参加者19名)

6月29日
7時半 克行に郡山駅まで送ってもらい、新幹線で東京駅へ。浜松町からモノレールで、羽田空港へ。集合時間より少し早めに着いたので、観覧ゲートに行き、JALとANA数機の離陸を見ながら、時を過ごす。集合場所へ戻り、搭乗券を受け取り、搭乗手続き。ザックを預けて身軽になる。早めに昼食をとった。羽田空港 12時05分発 ANA573便 定時発。
稚内に向かって左側の窓際、翼の後方のシートだった。8割程度の混み具合。隣のシートは、空席だった。雲が適当に切れて、視界がきく。
まず、富士山が確認できた。飛行経路の地図を見ながら、次々に確認する。
山形朝日、日本海の海岸線、鳥海山、男鹿半島、岩木山、津軽半島、下北半島
函館、支笏湖、羊蹄山、たぶん暑寒別、稚内へ。
今まで何回か飛行機に乗っているが、これほど、沢山の山を確認出来た飛行は、初めてだった。これだけでも、○だった。稚内から、フェリーにて、利尻島へ。フェリーから利尻岳が良く見えた。18時前に宿に着いた。
6月30日
4時20分 宿を出発。4時46分 きれいに整備された北麓野営場を後にする。良すぎるくらいの天候。エゾマツ、トドマツの樹林帯〜ダケカンバの樹林帯へ、順調に高度を稼ぐ。6合目と7合目の間にある携帯トイレブースを使用した。携帯トイレの使用は、思っていたより快適だった。
8時40分 長官山に着く。礼文島やうっすらとサハリンが見える。利尻岳もやっと姿を現した。ここからは、山頂を目指しての登りになる。9合目からは、ザレた火山岩の道になり、足場が悪い。うまくバランスを取らないと、転びそう。
11時05分 山頂着。まわりが全て海岸線で、利尻島が島だという事が良く分かる。ボタンキンバイの花畑。チシマフウロと岩ツツジが綺麗だった。リシリヒナゲシも、3株咲いていて、嬉しかった。休憩の回数を多めにとり、16時40分 無事下山。標高差1500mの登りと下りを約12時間かけて歩いた。天候によっては、(主に風の強さ)登れないかもしれないと思っていたが、初めてのチャレンジで登る事が出来て、ラッキーだった。
7月1日
姫沼を散策してから、稚内へ向かうフェリーに乗る。稚内市内を観光。14時40分発 ANA574便にて、帰途に着く。19時30分 郡山駅着。基史が迎えに来てくれた。
北海道の百名山、2013年中に登りきれるか・・・・・家族や私の健康状態にかかっているけど・・・・なんとか、目標達成したいと思う。


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