首都高速大橋ジャンクション・5年間の実験記録――2004春〜2008冬
2009年1月、目黒区大橋ジャンクションの建設中にその現場に設置したプランターの中で屋上の緑について行った試行錯誤の結果を16項目にまとめたものです。
先日の2010年3月29日に目黒区大橋ジャンクションが山手トンネルから3号渋谷線へ、3号渋谷線から山手トンネルへの2 つの車線を螺旋状に2周させるループが華々しく開通しました。その目黒区大橋ジャンクションの建設現場の足下にあった仮事務所前やジャンクションの壁面脇の駐車場などに、11個の大型のマップ式プランターを設置していずれ出来上がる屋上の緑に思いを馳せて過ごした約5年間の記録です。地下工事から次第に地上に伸び上がっていくジャンクションの建設の過程を見ながらの事でした。当時はまだ民営化されていないころの首都高速道路公団の方から屋上では土が飛ばないようにしたい、そしてできるだけメンテナンスフリーにしたという希望がある事をうかがい、それに応える提案や実験をやってゆきましょうということで、私なりに取り組んだものです。
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